東京から仙台にやってきた椎名(濱田岳)。青葉学院大学の1回生だ。「ひよこ」を持って(何故にひよこ?九州のお菓子ちゃうん?)左隣の部屋に引越しの挨拶をしたら、愛想のない浅黒いヤローだった。「風に吹かれて」を口ずさんで♪ダンボールを片付けていると、後ろから「ディラン?」と問う声がする。右隣の住人「河崎」だった。河崎が教えてくれた事には、椎名んちの隣はブータン人の留学生・ドルジだそうだ(あーそれで口数が少なかったのか)。ドルジの日本語の勉強のために本屋を襲撃して「広辞苑」を奪うという河崎。金払って買えば?という椎名に、河崎は「ぬれねずみになっている猫」のたとえ話を始める。よーするに買った辞書と奪った辞書は別物というのだ。 ???? 。そしてモデルガン片手に本屋の裏口に立っている椎名が居た。「風に吹かれて」を一回歌う毎に裏口のドアを蹴るのだ。
感想
評判、かんばしいこの作品。中盤まで今どこに居るのか、どこに行こうとしているのか、さっぱりわからん(**)。 会話もかみあっているようないないような。どうしてそんなに評価がいいん? なんで? と頭くるくるしていましたが・・・・
やられました・・・・原作読んでない方がいいと思う。
ベタベタで、映像的に見るべきところはあるん?と思う所もなきにしもあらずではあるが、物語がよくできている。音楽もいい、そして演者がそれらをより高め(瑛太がせつない)、映像よりも脚本寄りのウチのハートを掴む。 傑作だと思う。
「ブータン人は、生まれ変わりを信じている。だから死を恐れない」