虹色の上海〜南京路
 
南京路
 
 
Nanjing Lu
 

 
南京東路
 


   
上海の銀座
租界時代から上海を代表する繁華街だった南京路。デパートあり、老舗あり、外資系のメガストアありと、ショッピングは百花繚乱。とりわけ夜はネオンの海となり、銀座のような華やかさです。東側の1kmあまりは歩行者天国になっていて、いつも大勢の人々で賑わっています。
   

 
人民公園
 


  南京路の南隣、租界時代の競馬場跡地である人民公園は、地下鉄一号線と二号線が交差する上海の「へそ」。緑豊かな空間に市政府や博物館が点在し、市民の憩いの場となっています。  

       
 
人民広場
摩天楼に囲まれた広場に立っていると、ぽっかりと開いた穴に落ち込んだような錯覚にとらわれます。雨の日は霧に煙るビルが一層幻想的に浮かび上がります。
 
上海城市規画展示館
公園の南にある上海博物館ほど有名ではありませんが、こちらも一見の価値あり。トップハットをいただいた外観からして、只者ではないことが感じられます。
 
2020年のジオラマ
で、その展示の目玉がこれ。4Fフロア全体を使い、2020年の上海を再現(?)、浦東の再開発がほんの序の口に過ぎないことがわかります。驚嘆。
 

 
街角の風景から
 


       
 
福州路
南京路の南を並行する福州路は、かつて四馬路と呼ばれ、阿片窟や娼館が建ち並んでいたところ。街路樹も美しい落ち着いた通りにそんな過去があったなんて。
 
看板娘
路地に入ると昔ながらの商店も健在です。写真に撮られることが恥ずかしいのか、お姉さんたちは盛んに照れていました。素の上海を垣間見たひとときでした。
 
宝くじ
大勢集まって何をしているのかと思いきや、宝くじの当選番号が壁新聞に張り出されていました。庶民のささやかな楽しみは万国共通のようです。
 

   
上海馬戯場
上海といえば雑技。南京路の上海商城が有名ですが、こちらは馬戯、すなわちサーカスのメッカです。犬や猿からトラやライオンまで動物たちの楽しい芸が見られます。ハイライトはオートバイの曲乗り。直径5mほどの金網球(写真左後方)の中を6台が疾走し、これぞ曲芸の面目躍如。堪能しました。
   


 
外灘浦東南京路/豫園虹口淮海路蘇州周壮
 

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