茫漠のヨルダン〜死海
 
Dead Sea
 
 
死海
 

  ペトラと並ぶヨルダン観光のもうひとつのハイライト。どんな人でも浮いてしまうという、この不思議な感覚を言葉で表現するのはとても難しく、実際に体験してみないとわかりません。  

 
デッド・シー・スパ・ホテル
 


   
ビーチリゾート
湖岸には何軒かのリゾートホテルが建ち並び、外国人観光客大歓迎。さすがリゾートホテルだけあってプールも用意してあります。死海の岸辺に塩を洗い流すためのシャワーがありますが、その後さらにプールに入るのも賢いかも。塩分でベトついた体を真水につけるので一層さっぱりします。
   

     
南国気分
ネボ山から一気に標高を下ること1000mあまり。景色が砂漠から緑あふれる大地へと一変します。このあたりは南国の樹々が敷地を埋め尽くし、まるで楽園そのもの。ハワイかタヒチかって感じです。ただし高温多湿で陽射しも強烈なのでからだにはこたえます。ホテルの庭でナツメヤシが実をつけているのを見つけました。街道沿いの畑ではバナナの栽培もしているのを見かけました。豊かな自然の恵みを実感するひとときです。ああ、こんなところに住んでみたい。幸せとは何だろうとついつい考えてしまいます。
     

 
死海
 


       
 
泥パック
泥パックも試してみたくなりますよね。こういう時って、だいたいみんなカメラを向けられると「イエーイ」ってしちゃうのはなぜなんでしょう。陽気なフランス人の皆さんでした。
 
波止場
簡易桟橋のようなものが見えますが、船でも着くんでしょうか。人間が浮くくらいだから、船ならなおさら浮いちゃって仕方ないんじゃないのかな。
 
波打ち際
まずは小手調べに波打ち際でパチャパチャ。飛沫が粘膜に付くとヒリヒリと沁みるので、こんなときでも油断せずゴーグルで目を保護しておいた方がいいですよ。
 

   
お約束のポーズ
この時のためにわざわざ日本から新聞を持ってきたんです。でも両手両足を一度に挙げるのは結構バランスが難しい。回転しちゃうんですよね、油断してると。くるりと回って顔が水面に付いたりしたらもう大変。慌ててタオルで拭き取らないと痛いのなんのって、そりゃもう。
   

   
バンザイ
いろいろと試行錯誤の結果、ようやく安定するポーズを発見しました。四肢が伸びていて見るからにバランスが良いですね。でも、この姿勢を続けるのはけっこう大変。腕や脚をピンと伸ばすのって意外に力が要るのです。それさえクリアすれば、後は波に身を任せるだけ。どこに運ばれていくのやら。
   

   
どこまでも…
流されていくのが楽しくて、ついつい沖に出てしまいます。行きはよいよい帰りは怖い。気がつくと岸辺ははるか彼方に。戻るのは時間がかかります。というか、戻れないんじゃないかと不安になってきます。まあ、そうは言っても、集合時間に遅れることはあっても溺れることはないでしょうから。
 


 
茫漠のヨルダン
 

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