ライフリスト

今までに見たことがある日本の野鳥をリストにして、写真の目次にしてあります。写真自体にリンクしている場合と、写真を何枚か載せたページにリンクしている場合があります。もちろん、写真が無い鳥種もあります ^^;

ライフリスト(198種  2009.03.21 現在)

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類など コメント
アビ目 アビ科
アビ 2003.11狭山湖に現れる(初見)。かなり白っぽく見えた。
カイツブリ目 カイツブリ科
カイツブリ 「きゅるるるるる」と体に似合わず力強い鳴声を、水辺に響き渡らせる。写真は 2005.02 栃木県真岡市にて。
ハジロカイツブリ 2003.02 本家奥多摩支部の探鳥会、昭和記念公園が初見。赤い目がステキ。
アカエリカイツブリ 2006.03 狭山湖で初見。非繁殖羽はハジロカイツブリとよく似た色合いだが、体格もクチバシの長さも全く違う。非繁殖羽のカンムリカイツブリとはクチバシの色で見分けが可能だが、初見の時まではそんなとこを考えながら見たことなんてなかった。まだまだこれから、だねぇ。
カンムリカイツブリ 2003.03 二ヶ領上河原堰堤付近の多摩川で初見。狭山湖の冬といったら、こいつだ。たまに鳴くが、なかなか声を覚えられない。^^;
ミズナギドリ目 ミズナギドリ科 ミズナギドリ類 オオミズナギドリ 2001.05 佐渡から新潟に渡るフェリーで師匠に教えてもらい、初見。見分けはまだ出来ない。
写真は 2005.05 三宅島からの帰りの船上で。群を全て精査すれば、他の鳥もいたんだろーなー。
ペリカン目 ウ科
カワウ 糞害と漁業被害で現代の問題児。彼らが恐ろしい勢いで生活域を広げていける原因は、どこにあるのだろう。
写真は 2005.02 青梅の多摩川にて、逃げられた。
ウミウ カワウとの識別は、初心者には難しい。多摩地区で見るのは間違いなくカワウだが、海で見るのがウミウとは限らない。飛んでいる時に翼の位置がより後方に見えるというが……。
ヒメウ 2004.01 おとぼけ野鳥の会館山・東京・所沢・奥多摩の四支部合同鳥見にて初見。写真もその時の。
グンカンドリ科
コグンカンドリ 2004.05.08 狭山湖に飛来した際に初見。写真もその時。デジスコを手で操作しながら、手でシャッターを切ったため、ぼけぼけ。コグンカンかどうかは、世論に任せます。^^;
コウノトリ目 サギ科 ゴイサギ亜科 ゴイサギ 昼も夜も行動するが、昼は樹上で休んでいることもあり、あまり出くわさない。2001.05 佐渡で初見だと思う。
アオサギ亜科 アマサギ 亜麻色ならば誰にでも解るだろうが、真っ白だとチュウサギとの識別に、まだ自信がない。写真は 2005.05 三宅島にて。
ダイサギ サギって大きいナリして、どうしてあんなに臆病なんでしょう。婚姻色の目元は本当にきれい。アップでデジスコしてみたいものです。
写真は 2005.03 羽村市の多摩川にて。既に婚姻色に染まりつつある個体。
チュウサギ アマサギとの識別が難しい。クチバシが短いとか、全長がどうとか、色々聞くのだが、難しいのだ。課題だ。写真は 2005.05 三宅島にて。
コサギ 初心者にはありがたいことに、この子だけは足指で識別ができる。一度首から上を拾ったことがあるが、ものすごく軽くて驚いた。写真は 2004.12 館山にて。
クロサギ 2004.01 おとぼけ野鳥の会館山・東京・所沢・奥多摩の四支部合同鳥見にて初見。写真は 2004.12 館山にて。
アオサギ 見知らぬオジサンに「ツルがいるんだ」と言われたことがある。図鑑に「ツルと間違えるおそれがある」と書かれているのを読んだことがあるが、本当にいるとは。
写真は 2004.10 新潟県六日町で。
トキ科
クロツラヘラサギ 写真は 2003.08 川越にて(初見)。ユーモラスな動き、また逢う機会があるといいな。
カモ目 カモ科 ガン類 マガン 鳥見を始めてもながらく縁のなかったガン類。師匠の案内で、2007.02 に、ようやくマガンに遭遇。写真はその時の群れの飛翔。
ハクチョウ類 オオハクチョウ 水原の瓢湖で見たはずだが、きちんとした記憶なし。北に行けば逢えるのだが……。
コハクチョウ 関東近辺でもなんとか逢える。各地で餌付けされている。写真は 2002.12 埼玉県川本町にて。
淡水ガモ類 オシドリ 奥多摩方面では夏でも逢える。洞から顔を出すシーンを見てみたい。写真は2004.11 東京都西多摩郡奥多摩町で。
マガモ 今でもアオクビとの識別で困惑することがある。もっとじっくり観察すれば、ひと目で判るようになるだろうか。
カルガモ 誰でも知ってるように、都会でも繁殖する留鳥。雌雄で外観に大差がないのも、カモの仲間では珍しい。写真は 2006.04 八王子市の大栗川で。
コガモ 小さいカモだからコガモ。安易だなぁ。どこかのテレビ番組で、コガモと字幕が付いていたのは、紛うことなくカイツブリであった。……しっかりしてくれ。
写真は 04.12 あかしょうさんのフィールドで。
ヨシガモ 2003.12 本家奥多摩支部の渡良瀬遊水地探鳥会で初見。“ナポレオンハット”で人気も高い。写真は 2004.02 栃木県真岡市にて。
オカヨシガモ 地味な色合いだが、良く見ると実にいい色をしている。2002.01 日光の湯の湖で初見。ペアの写真は 2006.01 智光山公園で。
ヒドリガモ 笛のような強い声が可愛い。実家の近所の溜池にやって来る。カルガモ・マガモの次に覚えたカモだ。写真は 2005.02 その溜池で。
アメリカヒドリ 写真は 2004.02 栃木県真岡市にて(初見)。ヒドリガモと一緒にエサをもらっていた。
オナガガモ もっとも餌付けされやすいカモではないだろうか。集団で陸に上がり、人の足元まで押し寄せる姿は、可愛くもあるが、考えさせられる場面でもある。写真は 2002.12 埼玉県川本町にて。
ハシビロガモ 面白い顔。群でクルクル渦を描いて採餌するのも面白い。2002.10 栃木県真岡市で初見。
海ガモ類 ホシハジロ キンクロと並んで、普通に見られる潜水採餌ガモ。赤い目がなかなかステキ。写真は2002.12埼玉県川本町にて
キンクロハジロ チョンマゲと黄色い目。なんだか憎めない奴。写真は 2006.03 河口湖で。でもやっぱりこの手の配色の鳥は露出が難しくて、黒がつぶれてる (-_-;)
スズガモ 奥多摩方面ではなかなか逢えない。海に行けばいっぱい浮いてるのに。2003.11 おとぼけ所沢支部との合同鳥見で初見。写真は 2006.03 河口湖で。若い個体のようだ。
ホオジロガモ 奥多摩方面にはあまりいない。遠目に見ると、オスはずいぶん白っぽい体に見える。2002.12 埼玉県川本町の荒川で初見。
ペアの写真は2005.01 埼玉県川本町の荒川で。
アイサ類 ミコアイサ 2002.01 日光の湯の湖で初見。写真は 2004.02 栃木県真岡市にて。
ウミアイサ カワアイサと違って、なかなか逢う機会は無い。2007.02 冬の柏崎で初見。
カワアイサ なかなか格好のいい形をしていると思う。結構でかいぞ。2002.01 日光の湯の湖で初見。
タカ目 タカ科
ミサゴ 海鳥のイメージもあるが、奥多摩湖でも見かけることがある。初見は 2001.05 佐渡にて。写真は 2004.12 館山にて、獲物を探すミサゴ。
ハチクマ 秋の渡りの時期には、サシバとともに上空を舞う。翼が広く、首がやや長く見える。でも、まだまだ自信を持って識別ができるわけじゃないのだ。
トビ 写真は2004.01おとぼけ野鳥の会館山・東京・所沢・奥多摩の四支部合同鳥見にて
オジロワシ 意外と首が長く、尾が短い。悠然と飛ぶ後姿の尾の白さが壮観だった。2007.02 新潟で初見。見とれるばかりでカメラを出す気もせず。
オオタカ これぞタカですよ。何度見ても格好いい。ドキドキする。成鳥がカラスのモビングを簡単にかわしたりすると、もう感激だ。写真は 2003.12 立川市にて
ツミ ツミの営巣地にはオナガの集団営巣あり。ピッキオの本にもある通り、この写真(2004.07 狭山市)の場所にもオナガの声が響いていた。
ハイタカ 何度か見ているが、どれも飛翔中に教えてもらうような場面。まだ一人では識別できないのだ。
2005.02 のこの写真では、Finger と呼ばれる翼先端の風切が6本なので、ツミではなくハイタカだと判った。
ノスリ 奥多摩方面ではトビの次に普通に見られるタカだ。写真は 2004.02 渡良瀬遊水地にて
サシバ タカの渡りの主役。近場での繁殖も聞いているので、きちんと探せば普通にいるんだろうなぁ。2002.10 飯能市の天覧山で一気に八十羽ほど、初見。写真は2004.06 新潟県にて。
クマタカ 2004.04 山梨県丹波山村で初見。稜線を三羽で舞う。親子か。もっとそばで、できれば冠羽が立っている姿、又は、ディスプレイフライトを見てみたい。
ハイイロチュウヒ 2003.12 本家奥多摩支部の渡良瀬遊水地探鳥会で初見。オスの格好良さももちろんだが、メスの翼下面のタカ斑も美しい。
写真は 2005.01 渡良瀬遊水地にて。塒入りではこの程度が限度か。
チュウヒ 2003.12 本家奥多摩支部の渡良瀬遊水地探鳥会で初見。初見の割には数が多い。塒入りの時間になると、ビックリするくらいの数になる。写真は 2005.03 渡良瀬遊水地にて。
ハヤブサ科
ハヤブサ ハヤブサの前ではもう、ミーハーなのだ。純粋に格好いい。2002.01 宇都宮が初見。写真は 2006.03 の、おとぼけ野鳥の会東京支部長とのハヤブサ探検隊にて。
ハヤブサ探検隊に関しては、ブログのこのあたりとかこっちの方とか、更に2005年の探検隊などをご覧下さい。
コチョウゲンボウ 2005.03 渡良瀬遊水地で、東京支部あんでぃさんとの合同鳥見で初見。チョウゲンボウの“ヒラヒラ”とは違い、低く速く飛んでいった。背中・翼上面の青灰色が見えれば、チョウゲンボウと見間違えることはなさそう。是非ともまた見たい。
チョウゲンボウ 写真は 2003.11 所沢支部との合同鳥見、狭山湖にて。5mの至近距離からのデジスコ。可愛いでしょ。
キジ目 キジ科
コジュケイ どうしてこいつが日本の野鳥に認定されているのかはおいといて、「ちょっとこーい」という鳴声は、小学生の頃に親父に教えてもらった記憶とつながっている。子供から見た親子の記憶って、親からは意外な場面なんでしょうね。
キジ 言わずと知れた、日本の国鳥だ。従って、キジ撃ちと言えば日本の国技、か?個人的にはキジ撃ちの開放感、好きです。
ツル目 ツル科
タンチョウ もういつだったか正確に思い出せないが、鳥に興味も何もなかった学生の頃、釧路湿原でバーダーに超望遠レンズを覗かせてもらったのが、タンチョウのヒナだった。
カナダヅル 2004.01 犀川にて初見。写真もその時。来年も来るのだろうか。
クイナ科
バン いるはずなんだけど、意外と逢えない。でも、簡単に見えないような葦原が多くなれば、野鳥にとっては幸せなことですね。
オオバン 珍しくもないけど、いると少し嬉しい鳥のひとつ。クイナの仲間って、足指を見るとビックリしますよね。
チドリ目 チドリ科
コチドリ チドリは当分課題なのです。自信を持って識別できるようになるのは、いつのことやら。
イカルチドリ 近所の多摩川にも、年中いるチドリ。ただ、季節によってはコチドリと区別が難しいんです。誰か決定打を教えてください。
シロチドリ 胸の模様まで見えれば、判るんだけど……。
ムナグロ 自分の行動範囲は内陸。だから田んぼにいてもムナグロだろうと思う。でも、海に近かったらダイゼンと区別できないッス。写真は 2005.04 千葉県で飛翔するムナグロの群れ。
ダイゼン 2006.05 谷津干潟で初見。たくさん居たのと、他の鳥に気をとられていて、撮るのを忘れた ^^;
ケリ 出逢う機会に恵まれない。地域的な問題か、それとも見逃してる?
2005.05 愛知県豊田市で初見。
タゲリ みゅーみゅーふわふわ、可愛い奴。2003.12 東京支部・所沢支部・シゲさんとの鳥見で初見。荒川。
シギ科
キョウジョシギ 2005.08 千葉県で初見。写真もその時。きれいですな。でも京男なんだけど……。
トウネン 2005.08 千葉県で初見。写真もその時。キョウジョ・キアシと一緒。比べるととても小さくて可愛い。
ウズラシギ 2008.05 利根川下流で初見。数種のシギに混じっていたが、チュウシャクシギと同じくらいのサイズで、頭頂部の茶褐色が印象的だった。すぐに飛ばれて、それっきり。
ハマシギ 2006.05 谷津干潟で初見。たくさん居たのが、あまり近くまで寄って来てくれない。今度逢う時には、撮ってみようか。やや下向きなクチバシと、黒いお腹で判り易い。
サルハマシギ 2006.05 谷津干潟で初見。写真はその時の証拠写真。とても撮れる距離ではなかったが、今度いつ逢えるか分からなさそうな鳥らしいから……。らしいって、アンタ。
オバシギ 2006.05 谷津干潟で初見。一羽だけ居たんですが、教えてもらって見ただけです、ハイ。次にまた逢っても、判るかどうか……。
タカブシギ 2003.08 川越で初見。模様がじっくり見えれば、識別できそう。
メリケンキアシシギ 初めてキアシシギを見た。と思って写真を公開したら、メリケンキアシシギだった……。しょせん、その程度の実力なのである。 2005.05 三宅島にて初見。写真もその時に。
キアシシギ メリケンから遅れること3ヶ月。 2005.08 千葉県にて初見。写真もその時。一匹狼っぽかったメリケンと違い、群れていますな。
イソシギ 川に普通にいる。ただ、苦手意識はまだ残っている。2003.09 なすびさんと初めて鳥見した時に、教えてもらった。写真は 2005.08 多摩川の宿河原堰で。
ソリハシシギ 2006.05 谷津干潟で初見。確かに反ってました。(ぉぃ
オオソリハシシギ 2006.05 谷津干潟で初見。確かに大きくて反ってました。(ぉぃ
長いクチバシどころか、頭まで水中に沈めて、盛んに採餌していた。
チュウシャクシギ 正直、判りません。だいたい、大中小なんていうのが名前に付くって事は、大きさ以外に特徴が無いってことでしょ。とか逆ギレしてみる。 2005.08 千葉県にて初見。
タシギ タシギかオオジシギかなんて、私には判りませんっ。至近距離で並んでいれば判りますけど。2005.04 千葉県で初見。至近距離でオオジシギと並んでいる写真は、バンディングの現場で。左側がタシギです。
オオジシギ 2003.08 川越で初見。だが、周りのベテランの間でも、タシギと意見が割れていた。時期的にオオジシギと判断しただけ。写真は2004.07 戦場ヶ原の沼で水浴びをしているペアの一方。
セイタカシギ科
セイタカシギ 2005.08 千葉県にて初見。フラッグがたくさん付いた写真は、2006.05 に谷津干潟で。それにしても、背が高い(まんまかよ)。
ヒレアシシギ科
アカエリヒレアシシギ 2003.09 狭山湖に現れる。遠くの湖面をすいすいと泳ぎ回っていた。
カモメ科 カモメ類 ユリカモメ 東京都の鳥。餌付けにも馴れて、人が投げるエサを空中でうまいことキャッチする。むかーーーし(在原業平の頃)はミヤコドリと呼ばれていたらしい。
セグロカモメ 2003.01 多摩川河口部で初見。未だにいい角度で飛んでくれないと、オオセグロと識別できない。
オオセグロカモメ 2003.12 本家奥多摩支部の渡良瀬探鳥会で初見。む、難しい。
シロカモメ 白いから簡単に見分けられるかというと、やっぱりフィールドではそんな簡単なものではないのだ。2007.02 柏崎で初見。
ウミネコ 鳥に興味ない頃から見ていたはずだが、興味を持ってからはきちんと見ていない。写真は 2005.08 千葉県の三番瀬。
アジサシ類 コアジサシ 2004.05.08 狭山湖で初見。3羽ほど飛んでいたのだが、同時にコグンカンが飛んでいたため、まともに見る暇がなかった。繁殖地はいくつかあるので、いつかはじっくり見たいものだ。
ハト目 ハト科
カラスバト 首が長い独特のシルエット。鳴声はアオバトに似た感じだが、もっと単純に、「おー」と言う感じ。声量は少なめ。遠くで鳴いているように聞こえる。 2005.05 三宅島で初見。写真もその時。
シラコバト 2003.12 渡良瀬遊水地近くで初見。
キジバト 写真は 2004.02 巾着田で水浴びをするキジバト。
アオバト 飛んでいるのを「あれがアオバト」と教えてもらったのが 2002.06 に雑誌Birder主催で行われた都民の森の探鳥会の時。その時以来、声しか聞けない。
カッコウ目 カッコウ科
ジュウイチ 2004.06新潟県で初見。ムクドリにモビングされて、必死に逃げていた。
カッコウ 宇都宮の母校では、夏になると高校の敷地内で毎朝鳴いていた。興味がなかったもので……。
ツツドリ 声は良く聞くが、視認したのは2003.05御岳が最初。
ホトトギス 2001.05 青梅市内で初見。鳴きながら飛ぶ姿を見ることが多い。
フクロウ目 フクロウ科
トラフズク 2003.02 立川市で初見
コミミズク 昼でも活動してくれる、ありがたいミミズク。初見は本家奥多摩支部の探鳥会、2003.12 渡良瀬で。
オオコノハズク 意外と多いとか言われているけど、自分にとっちゃあ珍鳥だ。写真は2004.11所沢市で初見の際。
アオバズク 自分にとって夏鳥の代表。写真は巣立ち雛。2003.07福生市。
フクロウ 初見は確か、学生の頃、田沢湖の湖畔で。深夜ドライブ中にライトの中にいきなり巨大な白いものが見えて、興奮した。青梅でも鳴声は珍しくないが、姿はまだ見かけていない。
アマツバメ目 アマツバメ科
ハリオアマツバメ 2004.06新潟県で初見。すごい勢いで飛び回っていた。アマツバメより寸胴に見える。
ヒメアマツバメ 初見は2003.01だが、気づけばけっこういるもんだ。他のツバメやアマツバメがいない冬場の方が目立つので、見つけやすいかも。
アマツバメ 2002.08 日光で初見。“鎌”は格好がいいですね。
写真は 2004.09 青梅の多摩川なんだけど、この鳥ってシルエットしか撮れそうにない (-_-;)
ブッポウソウ目 カワセミ科
ヤマセミ カワセミを見て鳥が気になりだした自分に、決定的な衝撃を与えたのが、ヤマセミ。というわけで、特別な鳥です。
アカショウビン 耳に残る「キョロロロロロ」の声。憧れの赤い鳥。初見は2004.06新潟県で。写真もこの時。
カワセミ 自分が鳥見に傾倒するきっかけになった第一の使者が、このカワセミ。同じ経験を持つバーダーも、相当多いことだろう。
ブッポウソウ科
ブッポウソウ 2004.05.22 あきる野市にて初見。写真もその時。長い翼でしなやかに羽ばたく。意外と大きく見えます。
キツツキ目 キツツキ科
アオゲラ 最近アカゲラよりも出逢う機会がずっと少ないと感じる。気のせいだといいが。頑張れ、日本固有種。
写真は 2005.01 狭山市にて。もっと明るい写真が撮りてぇ。
アカゲラ もっともキツツキらしいキツツキだろうか。意外と多い、よね。
写真は 2004.10 新潟県六日町にて。
オオアカゲラ その名の通りアカゲラより大きいのだが、大きさで見分けるのは困難。背中が見えるなら白斑が、お腹が見えるなら縞模様がポイント。2004.05 奥日光で初見。写真は2007.05 戸隠で。
コゲラ 街中から山中まで、守備範囲は広い。ギーギー鳴いているが、春には時々さえずりのような声を出す。と思う……。(ょゎ
写真は 2003.11 那須で。
スズメ目 ヒバリ科
ヒバリ 昔はどこにでもいた気がするヒバリ。最近はかなり数を減らしているようだ。
ツバメ科
ショウドウツバメ 関東では、渡りの季節くらいにしか見られない。2002.09 新潟県六日町で初見。
ツバメ やっぱり夏鳥の代表。軒下に巣を掛けられれば、カラスに狙われることも少ないはず。立派な軒のない最近の建築物が、ツバメを減らしているのだろうか。
イワツバメ 青梅線河辺駅の上空には、いつもすごい数のイワツバメが舞っています。どこに営巣しているのか知らないけど、場所を貸している人たちの寛大な態度を期待したいです。
セキレイ科
キセキレイ ハクセキレイ・セグロセキレイに比べると、上流域に分布している。渓流に似合う鳥は、こいつとミソサザイだと思う。
ハクセキレイ 海岸部から内陸に、徐々に分布を広げてきた感があるハクセキレイ。集団での塒入りを街中で見ることもある。写真は 2004.12 館山にて。
セグロセキレイ 日本固有種。ハクセキレイに生息域を脅かされているような……。頑張れ、ニッポン。(国粋主義者か、俺は)
写真は 2004.09 青梅市にて。
ビンズイ 森林性のセキレイ、ビンズイ。目の後方に白斑が見られれば、タヒバリとは見分けられる。写真は 2003.11 那須にて(初見)。
タヒバリ ビンズイによく似ているが、こちらは開けた河川敷などに棲む。河原では完全な保護色なので、水際で歩くか、飛ぶかしないと見つけ難い。
写真は 2005.01 羽村市にて。
ヒヨドリ科
ヒヨドリ 都会から山の上まで、日本の鳥でも最高クラスの環境適応力をみせるヒヨドリ。気の強さや声の大きさで嫌われがちな彼らだが、その姿は写真映えのする美しさだと思う。
写真は 2005.01 羽村市にて。
サンショウクイ科
サンショウクイ 2003.05 新潟県で初見なのだが、はるか上空を飛んで行くのを見上げただけ。早くきちんと見る機会を得たいもんだ。
モズ科
アカモズ 背中が赤みの強い茶色で、お腹が白いモズ。フィールドで見るこのコントラストは、なかなか鮮やかだ。
2005.07 に富士山周辺で初見。写真もその時。
モズ 大辞林で“猛禽”をひくと「肉食で性質の荒々しい鳥」だそうな。ならば“猛禽”という言葉は、少なくともトビよりはモズに相応しい。バッタやカエルだけではなく、スズメやアトリ科などの小鳥をハヤニエにすることもあるという。絶対に猛禽なのである。写真は 2004.12 立川市にて。
レンジャク科
キレンジャク 関東近辺ではヒレンジャクよりも数が少ないとされるキレンジャク。ヒレンジャクよりも5年遅れて、 2009.03 に初見。場所はこれまた巾着田。風切の白やお腹がわりと均一な色である事がヒレンジャクとの違い。もちろん、尾羽の先端の色は言うまでもない。
ヒレンジャク なかなか逢えなかったヒレンジャクにようやく逢えたのが 2004.02 巾着田だ。レンジャクは年によって来る場所も数もまちまちで、待っている者をヤキモキさせてくれる。
カワガラス科
カワガラス 上流部の鳥。川面を低く飛び去るところは、まるでカワセミの仲間のようだ。
写真は 2004.05 日光湯滝にて。
ミソサザイ科
ミソサザイ 小さな体でよく響く声。渓流に似合う鳥、ナンバーワン。
イワヒバリ科
イワヒバリ 2002.05 那須の茶臼岳で合コン中のグループを見たのが初見。なかなか逢えない鳥だ。
カヤクグリ 2001.04 御岳山で見たのが初見。その後なかなか逢えなかったが、写真は 2006.07 に富士山で。
ヒタキ科 ツグミ亜科 コマドリ 上高地にでも行かなきゃ見られない鳥だと思っていたが、守備範囲の檜原村で 2004.04.29 に初見。威勢の良いいななきとオレンジ色の美しい姿。たまりません。写真は 2005.05 奥日光にて。暗くてブレるよぉ。
オガワコマドリ ちょっと不思議なくらい変わったデザインの、コマドリの仲間。かなりの珍鳥ですよね。チャンスがあるなら、見てみたい、という鳥だったが、関東に来てくれたので逢いに行った。2006.03 に神奈川県で初見。写真もそのときに。
コルリ 青梅でも、御岳山などで良く声が聞こえるのだが、なかなか姿を見つけられなかった。2004.05 奥日光で初見。写真もその時。もっと青いコルリが撮りたい。
ルリビタキ 冬鳥とか言われるけど、ウチの辺りでは漂鳥か留鳥なのだ。おかげで写真を精力的に狙う気にならず、女の子しかなかったりする(ちょっと反省)。写真は 2004.01 八丁湖。
ジョウビタキ 割とどこでも逢えるし、逃げないし、美しいし、見ていて飽きない鳥のひとつだ。写真は 2003.10 奥多摩湖。
ノビタキ 一般に関東では旅鳥。しかし、戦場ヶ原では繁殖しているのだ。2004.07 戦場ヶ原で初見。
イソヒヨドリ 名前のとおり、海の鳥だと思って諦めていたら、実はダムにもいるのだ。ちゃんと図鑑を読め>自分。2003.09 奥多摩湖で初見。写真は 2006.03 神奈川県で。
トラツグミ 都会と違ってウチの辺りでは留鳥なのだが、長いこと声だけで逢うことが出来なかった。写真は 2004.03 井頭公園で初見の際に。
クロツグミ 美しい声を聞く機会は少なくはないが、なぜか姿には縁がない。写真は 2004.06 新潟県で初見の時。もう少ししっかり撮りたいなぁ。
アカハラ 2002.01 宇都宮が初見。シロハラと違い、なかなか逢えない。
アカコッコ 三宅島のマスコット、アカコッコ。数は少なくないのだが、どうやら嫌われたらしい。まともに観察させてもらえなかった。 2005.05 もちろん三宅島で初見。写真の女の子もその時。うーん、アカハラと区別できない。無念。
シロハラ 2002.02 真岡の井頭公園が初見。この公園にはシロハラが非常に多い。しかしご覧の通り、あまりいい写真は撮れないのだ。写真は 2004.03 井頭公園にて。
マミチャジナイ 2007.10 戸隠で初見。ここ以外では見たことが無いのに、ここでは時期さえ合えば、うじゃうじゃ。渡り鳥って不思議なもんですね。しかし、うじゃうじゃにもかかわらず、まともな写真は無し。
ツグミ 強い声で鳴き、歩き回っては立ち止まり、胸を張ってこちらを睨みつける。なかなか骨がありそうな奴だ。写真は 2003.11 真岡の井頭公園で。
ウグイス亜科 ヤブサメ 初めて声を聞いてから3年。ようやく姿を見ることが出来たのが、2006.04 檜原村。長かったよ。でも、おかげで図鑑を見ておく時間はたっぷりあったから、ひと目で確信できたね。尾羽が短くて、すばしっこく動き回っていた。写真に撮るには、さらに3年以上かかりそうかな ^^;
ウグイス さえずり・地鳴きともに聞き取り易く、一年中いる。なのになかなか姿を見せない。写真は 2005.02 真岡市井頭公園で。
「ウグイスってウグイス色してないよねぇ」と言う声がよく聞かれるが、それはその人が「ウグイス色」をきちんと認識していないためです。JISが規定している“ウグイス色”は、かなりウグイスの色に近いようです。この辺りで確かめてみて下さい。
オオセッカ 2008.05 利根川下流で初見。かなり厳しい証拠写も、その時に。葦原で元気よくさえずる。ただ、周りでオオヨシキリだのヒバリだのセッカだのがうるさくて(失礼な)、もう少しピンで聴きたかった ^^;
オオヨシキリ 初見は 2003.05 新潟県六日町にて。ある程度の広さの葦原があれば見られる鳥。水辺と解説されているが、たとえばワタクシの身の回りでは、立川広域防災基地周辺の開発予定地のように、水の無いススキの原っぱでも繁殖している。
メボソムシクイ 2001年に富士山で見たのだが、当時まだ自信が無くてリストに載せるのを保留しておいた。2006.07にようやく確認。写真もその時のだが、1/8秒で無理矢理だ。いずれまた逢うでしょう。
エゾムシクイ 高音で「ツィー、ツィー、ツィー」と、三音目が低くなるさえずりを、何セットか繰り返す。そのさえずりに入る直前に、「ヒッ」という前奏が入るようだ。姿だけでは見分けが難しい。2004.05 奥日光で初見。たくさんいた。
センダイムシクイ こいつも鳴声の判り易さに反して、姿を探すのに難儀する。
イイジマムシクイ 見た目ではセンダイムシクイとの区別は困難。鳴声が聞ければ、判別は容易。 2005.05 三宅島にて初見。写真もその時なんだけど、いくらなんでも暗かったなぁ。いつか、もういちど逢いたい。
キクイタダキ カラの混群に混じることもあるというが、なかなかお目にかかる機会が少ない。このピンぼけ写真は 2004.09 富士山五合目で。ちょこまかと動かれて撮り損なうのも、また楽しい。
セッカ 声は聞けるが、姿を探すのが難しいのは、ウグイスの仲間の特徴のようだ。初見は 2003.08 真岡市の鬼怒川で。写真は2008.05 利根川下流域で。
ヒタキ亜科 キビタキ 美しい声と姿。夏鳥の代表格。まだなかなか逢えないのだ。初見は 2002.07 清里、哀愁の後姿の写真は2004.05奥日光で。
ムギマキ 2007.10 戸隠にて初見。探しに出向かなければ逢えない鳥。それが何ゆえに『フィールドガイド 日本の野鳥』の表紙を、キビタキ・オオルリと共に飾っているのか、その由来をご存知の方がいらっしゃれば、是非お教えいただきたいです。
オオルリ キビタキと並んで夏鳥の代表格。ただし、見つけやすさは十倍以上に感じる。写真を撮ろうとするとなかなかあの“青”が出ない。黒く写って、ツバメみたいになってしまうのだ。^^;
写真は2004.06 新潟県で。
エゾビタキ ゴミ捨て場のハエを獲るために街中の電線やアンテナでも見かけるというのだが、そんなシーン見たこと無いぞ。旅鳥じゃなくて留鳥になってくれれば、町の美化につながるかも。
写真は2004.09 青梅市で初見の際。
コサメビタキ 木のてっぺんにとまり、周りにやってくる虫をフライングキャッチする姿を見たのが 2003.10、山梨県丹波山村。この時が初見だったのだが、慣れてくればきっともっといるんだろうなぁ。写真は 2004.10 新潟県南魚沼郡の魚野川で。
カササギヒタキ亜科 サンコウチョウ 長い尾羽、コバルトブルーのアイリングとクチバシ、良く通る独特の声。どこをとっても特別な鳥だ。日本に似合わないと思ってしまうほど。2001.05 青梅市で初見。
エナガ科
エナガ 長い尾羽がなければ、おそらく日本最小の鳥のひとつ。丸い体で自在な角度にぶら下がる。カラの混群の重要人物の一人だ。写真は 2004.09 青梅市で。もう少しまともに撮りてぇなぁ。
シジュウカラ科
コガラ ナベかぶりの異名の通り、ベレー帽を被ったような姿。初見はおそらく 2001.04 御岳。写真は 2004.01 軽井沢。
ヒガラ カラ類の中でもとびきり小さく、冠羽が寝癖のようで可愛い。主に針葉樹林にいるので、雑木林だけの山では、混群に入っていることは少ない。2001.04 御岳で初見。写真は 2005.03 小河内ダムにて。
ヤマガラ おみくじを引く鳥としても有名な、人懐っこい鳥。「にーにー」と甘ったれた声がすると、ついつい木々を見上げてしまう。初見は 2001.04 小峰公園。写真は 2004.01 軽井沢。
シジュウカラ カラ類の代表格。都会から山中まで、高い適応力を見せる。庭があったら呼んでみたい鳥の第一号だ。しかしウチはマンション……(ょゎ
ゴジュウカラ科
ゴジュウカラ こいつに逢えるとちょっと嬉しい。意外と太っちょで、それでいて尖っている。
アオゲラなどのキツツキの古巣を利用する。キツツキは毎年新居だそーだ。(羨)
写真は 2005.04 都民の森で。
キバシリ科
キバシリ 2005.08 奥日光で初見。2羽が仲良く競うように、太い樹木の幹を登っていた。遠過ぎてよく見えず、もちろん写真も撮れなかった。
メジロ科
メジロ こいつも都会から山中まで、守備範囲が広い。冬にはカラの混群に入る。写真は 2005.02 宇都宮の実家の庭にて。
ちなみにメジロの色はウグイス色ではありません。あれは萌黄(もえぎ)又は若草色が近いようです。ここ参照
ホオジロ科
ホオジロ 鳥見を始めて最初の頃、スズメに良く似たこの鳥を尾羽の外側の白い部分で見分けられるようになった時、とても嬉しかった。写真は 2003.05 東京都檜原村。
コジュリン 2006.12 千葉県の利根川で初見。写真は2008.05 同じく利根川で、すっかり夏羽のオスだが、頭の黒い部分に白髪があり、完全とは言えないようだ。
ホオアカ 文字通り、頬を染めたオカメインコチックなホオジロの仲間。2004.07 ようやく逢えた戦場ヶ原には、たくさんいた。写真もその時。
カシラダカ 最初のうちはホオジロのメスあたりと、見分けがつかなかった。胸と脇の縦縞がポイント。この仲間は冠羽が立つが、時にはまったく寝かせることもあるので、識別のポイントには成り難い。
写真は 2003.11 宇都宮市の鬼怒川で。
ミヤマホオジロ 媚斑と喉の黄色さがとてもキュート。2003.11 埼玉県名栗村で初見。写真は 2005.02 青梅市で。
ノジコ アオジに似ているが、地域的に棲み分けしているような感じで、関東では見ない。2003.05 新潟県北魚沼郡で初見。
アオジ 普通の藪があれば、割とどこにでもいる鳥なのだが、なかなか姿を見せないことが多い。お願いだから出てきておくれ。ほんの十秒でいいんだ(哀願)。
クロジ 数が多くはなく、薄暗いところに隠れ、地味な色をして、ホントに見つけ難いぞ。玄人は鳴き声でアオジなどと区別できるというが、俺には全然無理。でも奥多摩方面でも見られることが解っているし、もっとよく知りたい鳥の代表選手だ。写真は2004.11 奥多摩町で初見の時に。もっとまともな写真が欲しい。
オオジュリン 冬羽のオオジュリンは、地味な姿で藪に入り、見分けるのは楽ではない。クチバシの微妙な曲がり方に特徴があるというが……。2003.12 渡良瀬遊水地で初見。写真は 2005.02 群馬県板倉町で。
アトリ科
アトリ 何千もの大きな群で飛ぶこともあるというアトリだが、まだ数百の群しかお目にかかったことがない。2001.04 御岳で初見。
カワラヒワ 「きりりりりころろろろ」という特徴的な声と、飛ぶと目立つ翼の黄色い部分で、初心者にも見分けやすい鳥だ。青空をバックに翼の黄色を見せながら彼らが頭上を通り過ぎると、なぜかホッとする。写真は 2005.01 羽村市にて。
マヒワ かなり大きな群でにぎやかに鳴き交わす。かと思えば、食事が始まると一切声を出さない。食事中の彼らは、見落としがちだ。2002.11 秩父市で初見。写真は 2005.01 青梅市で。逆光で厳しい。
オオマシコ 一般に冬の赤い鳥と言ったら、こいつを指すと思っていい。雪の中で餌付けして大勢がカメラを構える。一種独特な緊張感が漂う世界で、個人的にあれは鳥見じゃないと思う。それでもやっぱり見たい、赤い鳥。初見は 2003.03 清里。写真は 2004.02 軽井沢で。
ベニマシコ 河原でセイタカアワダチソウの穂にぶら下がってお食事する姿を良く見る。穂は彼らの体重で揺れるので、デジスコは難しい。2002.01 宇都宮市の鬼怒川で初見。写真は 2006.02のカワセミ王国のオフ会、渡良瀬遊水地で。
ウソ 太いクチバシと丸みを帯びた体のせいか、大きく見えるのだが、意外と小さい鳥だ。2002.11 埼玉県名栗村で初見。写真は 2004.01 名栗村で。写真は 2005.02 青梅市で、亜種アカウソ。
イカル なんというか、のどかな声で鳴くのだが、時々アオゲラの声と間違えたりする。いくつかの鳴き方を駆使しているようだ。2001.05 御岳で初見。写真は 2004.01 奥多摩町で、魂を抜かれまいと隠れるイカル。
シメ 大きなクチバシを持つのはイカルと同じなのに、人気薄なのは色合いのせいか。いや、やはり目つきの悪さのせいだろう。写真は 2003.12 巾着田で。
ハタオリドリ科
ニュウナイスズメ 頬や喉の黒斑がないのはスズメの若も同じだが、上面の茶色の鮮やかさが違う。2003.05 福島県檜枝岐村で初見。マヒワと一緒に、仲良く採餌していた。写真は2004.07 湯の湖湖畔で。
スズメ 誰が何と言おうと、日本の野鳥の代表格。写真は 2004.11 町田市にて。
ムクドリ科
コムクドリ 2004.09 新潟県南魚沼郡で初見。まだ見ただけ。
ムクドリ 「きゅりりりりり」と鳴いて可愛らしくもあるのだが、でっかい群の塒入りはものすごい。そばを歩くと、「ぴちゃ、ぴちゃ」と間断なく音がする。言うまでもなく、爆撃音だ。写真は 2005.03 羽村市の多摩川にて。
カラス科
カケス 「じぇーい」と解りやすい声でなく。だが鳴き真似も巧いらしい。奥多摩方面の針葉樹林に行くと、いやというほどいる。山のカラスだ。写真は 2005.08 奥日光にて。もっとカケスらしい写真が撮りたいのだが……。
オナガ ひじょーに美しい外見をしているのだが、その声のためか嫌われがちな鳥だ。尾羽を拾いたいと思っているのは、私だけではないはず。
ホシガラス カケスと同じくらいの大きさ。皆に好かれているのは、決して声や姿のためではなく、高山でひっそりと過ごしているためではないだろうか。人間って、節操のない珍しい物好きだ。写真は 2004.09 富士山にて初見の際。
コクマルガラス 2003.12 の(本家)奥多摩支部の探鳥会で見たというのが支部の公式記録になっているが、かなりグレーゾーン。写真は 2005.02 群馬県板倉町にて、ミヤマガラスの群に混じって飛翔する淡色型。
ミヤマガラス 2003.12 の(本家)奥多摩支部の探鳥会で初見。ただし、「今のがミヤマガラスだった」と聞いただけ。写真は 2005.02 群馬県板倉町にて。
ハシボソガラス ブトよりも農耕地などの開けた場所を好む。胡桃をクルマに轢かせたりしたのは、こちら。
ハシブトガラス ボソよりも、森林を好む。そのくせ、都会まで適応する。集団連携プレイでゴミをあさったりするのが得意技。ゴミは減らして、きちんと管理しましょう。写真は 2004.12 立川市にて。いやー、なかなか撮らせてもらえません。

 
 

声だけで視認していない鳥たち

類など コメント
ヨタカ目 ヨタカ科
ヨタカ キョキョキョキョキョキョキョキョ。見る機会がいつ来るものか……。
スズメ目 ヒタキ科 ウグイス亜科 コヨシキリ オオヨシキリよりも少し控えめで高音。一瞬で聞き分けられるようになるには、あと数年かかりそうだ。

  分類には諸説ありますが、ここでは主に、HIRA...'S BIRDING PAGEの日本産鳥類辞典などを参考にしています。
 
 
 

野鳥と認められていない鳥たち

コメント
カモ目 カモ科 バリケン あれはどう見ても家禽でしょ。
コブハクチョウ 池の客寄せパンダ。ごく稀に野鳥のコブハクチョウが飛来することもあるようだが、万一そんなシーンにめぐりあっても、端からそんな可能性を考慮することはないだろう。
ハト目 ハト科 ドバト たとえ移入種だろうと、神社や公園の風景とは、もはや切り離せません。
インコ目 インコ科 ワカケホンセイインコ ホンセイインコの亜種。長い尾羽をなびかせて飛ぶシルエットには、一瞬ドキッとする。
スズメ目 チメドリ科 ガビチョウ ぐんぐんと縄張りを広げている新興勢力。いい声だが、大声。逃がしたくなった飼い主の気持ちも、ちょっとは解るが……。分類、よく解らない。
カオグロガビチョウ あきる野市の秋留台公園で何度か見ている。ずんぐりした憎めない奴。
ソウシチョウ 藪の中を団体で移動。すごくきれい。可愛い。さすが、カゴヌケ。 2003.10 山梨県塩山市で初見。写真は 2005.01 埼玉県狭山市で。

 
 

この表を見ると、自分がまだ鳥見を始めたばかりであることに気づきます。ずいぶん時間を割いてきたようにも思うけど、まだまだビギナー。慌てずじっくりハマリ続けたいと思っています。

間違いなど、お気づきの点がありましたら、掲示板などでお知らせいただけると有難いです。

将来はこの表を目次として、それぞれの鳥のページを独立させて書きたいと思っていますが、いつになることやら。A^-^;


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