ノビタキ

孤独を愛する旅鳥

ノビタキ♂非繁殖羽@多摩川
2004/10/24 東京都青梅市 多摩川
Nikon D70 + Ai AF Zoom Nikkor VR ED 80-400 F4.5-5.6D

繁殖地ではいざ知らず、関東の低地ではノビタキは旅鳥。同じ小型ツグミの冬鳥、ジョウビタキやルリビタキと同じ様に、個体ごとに縄張りをしっかりと主張する姿が印象に残る。彼らの共通点は、遠くまでは逃げずに、すぐに目立つ場所にとまってくれること。だから、孤独を愛しているように見えてしまう。ま、個人的な思い込みなんですが。

このページの下部に書いたように、自分にとってノビタキはデジタル一眼で撮った最初の鳥。2004年に初めて見たのに、気づいてみれば身近なところにもやって来る。河原の茂みなどに陣取って、あまり逃げないものの、簡単には近づけない。単独で、絵になるポーズが多い。とまぁ、追いかけてみたくなる要素が多い相手なのだ。きっとこれからも毎年、彼らの季節が待ち遠しくなるに違いない。

絵になる後姿

ノビタキ♂非繁殖羽@魚野川
2004/10/11 新潟県南魚沼郡六日町 魚野川
Nikon D70 +
 Ai AF Zoom Nikkor VR ED 80-400 F4.5-5.6D

ノビタキというと、潅木や草にとまるにが普通だと、勝手にイメージを作っていたが、この写真のように梢にとまる事も少なくはないようだ。群れる鳥ではないので、梢で風に吹かれる姿はなかなか様になる。

ファーストショット

関東の低地では旅鳥。初心者にとっては、意識して探さない限り、簡単に出逢える鳥ではない。

初めて逢ったのが初夏の戦場ヶ原。奥日光では繁殖もしているようだ。もちろん、ノビタキに限らず奥日光には見るべきものが多い。宇都宮に実家という拠点を持つ者としては、奥日光は有り難い、素晴らしいポイントだ。

ノビタキ♂繁殖羽@霧ケ峰高原
2004/07/24 長野県 霧ケ峰
Nikon D70 + Ai AF Zoom Nikkor VR ED 80-400 F4.5-5.6D

この霧ケ峰でのショットは、自分にとってちょっとした記念の一枚だ。D70の野鳥デビューショットなのだ。本当に、初めて野鳥に向けてシャッターを切った最初の一枚である。最初にノビタキ♂繁殖羽が撮れるなんて、ちょっとしたラッキーかも。


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