ハジロカイツブリ Podiceps nigricollis Eared Grebe

カイツブリはどこにでもいる鳥だが、他のカイツブリの仲間はそうでもない。ハジロカイツブリとカイツブリとでは大きさにも大差がなく、初心者にとっては見落としがちな存在だ。写真で見れば明らかに違う色なのに、水面をちょろちょろと泳いでいる逆光気味の姿では、意外なほど目立たない存在となってしまう。

初めてハジロカイツブリに出会ったのは、東京は立川市にある昭和記念公園。探鳥会でベテランのリーダが「あそこにいるのがハジロカイツブリです」と池の中央を指してくれるまで、その存在に全く気づかなかった。初心者とはその程度のものだ。

ハジロカイツブリ
2003/11/27 埼玉県所沢市
Nikon Fieldscope EDIII + 30xWideMC + Nikon E995

写真は富士鷹なすびさんと狭山湖で鳥見をした際に撮ったもの。冬の狭山湖はカンムリカイツブリの天下で、カイツブリは少なく、ハジロカイツブリはもっと少ない。大きな貯水池だけに、なかなか良く撮れる場所まで近づいてはくれないが、来るまで待ってみる鳥見スタイルも、嫌いではない。

まだ彼の繁殖羽スタイルにはお目にかかっていない。いつかはこのページに、そっちの写真もアップしてみたいと思っているのだが、いつになることやら。


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