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●全体の大まかな流れ
住まいづくりは、先ずは情報収集、そして気に入った設計事務所に連絡を取りざっくばらんな話し、相談から始まるかと思います。そして下記の段階を経て住まいの完成となります。
1. 企画・構想段階:住まいの相談からプレゼンを重ねながら、施主の皆さんと建築士の価値観の共有を計りつつプランやデザイン、資金計画等の全体のイメージがほぼ出来上がるまでの段階です。この段階中、相互の信頼が見えてきたところで設計監理契約となります。この段階が住まいづくりで一番大事と考えていますのでじっくりと時間を取ります。
2. 基本設計段階:構想段階のイメージを、さらに施主の皆さんのご要望を確認しつつ、間取りから各種仕様を検討し、確認申請レベルの縮尺1/100程度の基本設計図書を作成する段階です。そして、確認申請となり住宅のアウトライン=原形が決まります。
3. 実施設計段階:仕上げの素材や内部空間仕様、収納等、設備機器等の細かい仕様を決めながら、施工者に設計意図を伝える縮尺1/50程度の実施設計図書を作成する段階です。
*1〜3.までの段階が”設計業務”となります。
4. 施工監理段階:施工者選定から、現場が設計図書通りに施工されているかどうか確認・チェックし、住まいを完成させます。施主の皆さんとは素材や設備機器等の色や仕様等の最終確認をしていただきながら完成引渡となります。
*4.段階が”監理業務”となります。
5. 維持管理・メンテナンス段階:事務所として原則、1ヶ月、6ヶ月、1年の定期検査を行います。建物の不具合に関しては適宜にフォローし施工者に指示します。
*注文住宅の場合の工期は、”設計業務”で6ヶ月程度、”監理業務”で6ヶ月程度です。
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