荒尾で走ってから1週間後、お休みがもらえ北海道の協和牧場に放牧されました。
昨年の9月に栗東に入厩してから初めての放牧です。
生まれ育った鹿児島を出てから、いろいろと戸惑うこともあっただろうけれど、
厩舎の人たちに見守られ、ここまで一生懸命頑張ってきました。
心配でたまらないながらも厳しい世界へ送り出した仔が、
そんな心配など忘れさせてくれるくらいたくましくなって戻ってきてくれました。
「本当によく頑張ってきたね」といっぱいいっぱいほめてあげたくて、会いに行ってきました。
8月4日に北海道に着いたドリームは、とても元気にしていました。
からだも少しふっくらしてきたそうです。
鹿児島で産まれた仔が北海道に放牧に出ることは、
協和牧場の仔を応援するようになってから初めてのことだったんですが、
暑い鹿児島じゃなく涼しい北海道でお休みさせてもらえてよかったです。
普段は大人しくいい子にしているようですが、女の子を見るとちょっとうるさくなるそうです。
9月3日に幼馴染のキングプログレスが隣の馬房にやってきました。
行ったときは放牧されている場所も隣同士だったし、
2頭で鹿児島のことや競馬場での出来事や先日の荒尾のことなど話しているのかなぁ、
と思うとほほえましい気持ちになりました。
いつまで放牧に出ているのかわかりませんが、
ゆっくり休んで心身ともリフレッシュしてくれることでしょう。
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