未勝利戦を勝った時には、これが最初で最後の勝利じゃないか、と思っていました。
その後500万クラスのレースで掲示板にのり、展開さえはまればこのクラスでも勝てるんじゃないか、と思いました。
そして、そう思った次のレースで、2勝目をあげてくれました。
九州産限定の地方の中央交流レース、ということで、メンバー的には中央の一般レースより手薄だったとはいえ、
一生懸命頑張って走ってきてくれたからこその2勝目です。小さいからだで本当によく頑張ってくれています。
勝ってくれたことはもちろん嬉しいです。でも、それ以上に一生懸命に走ってくれていることが何より嬉しいです。
あのヤンチャ小僧がこんなにも頑張ってくれる子に成長してくれるなんて、
牧場、武田厩舎とドリームに携わってくださっている皆さんのおかげだと、
いくら感謝してもしきれないくらいありがたく思っています。
スタートはちょっぴりだけ出遅れました。
中団後方からレースを進め、向正面でするすると上がっていき、
3角を曲がった直後には先頭にたっていました。
いつになく早めに動いたので最後まで持つのかと心配したけれど、
ゴール前の直線では追いすがるカシノゴードンとの競り合いを制し、1/2馬身差をつけてゴール。
競り合いに負けなかったドリームにたくましささえ感じてしまいました。
ここを勝ったことでクラスが500万から1000万にあがりました。
正直1000万クラスでやっていけるのかと、また新たな心配が生じてはいますが、
頑張っているドリームを信じて見守っていくしかないですね。
これで、次は荒尾の霧島賞に出走してくるのかな。
とにかく元気に走ってきてくれたらそれだけで嬉しいです。
今回の鞍上幸騎手はもう1頭のアサカホマレ産駒ホマレノヘイローにも今まで3回乗ってくれています。
ドリームとレノの違いを聞いてみたい気がします。
前走厩務員さんが替わっていたのは、やはりもう1頭の持ち馬タガノインディー君の東京出走が理由だったようです。
そのタガノインディー君はアサカホマレの父親サマースコールの全妹ウイークエンドストームの子供だったりします。
そして産まれたのはアサカホマレと同じ牧場なんですよね。
ドリームとインディー君に血のつながりがあるなんて不思議な縁を感じてしまいました。 |