暑い暑い荒尾競馬場でした。日陰にいるとそうでもないけれど、
太陽の下に出るとじりじりと焼け付くような日差しにクラクラ。
パドックに姿を見せたドリームは全身汗でびっしょりです。ポタポタと汗がしたたり落ちています。
目の周りが黒くなっていたので、「夏バテしているんじゃないかな」と第一印象で思ってしまいました。
前走「えびの特別」を勝った後、小倉に滞在して調整されていましたが、小倉も暑いものねぇ。
心なしかパドックを歩くドリームはいつもほどの元気がないように見えました。
中央馬6頭を含む九州産まれの12頭が出走した霧島賞。
ドリームと一緒に育ったキングプログレスも一緒に走ります。
小さい時から能力はプログレスの方が上だろう、と思っていたので、
ドリームがえびの特別で先着したターボフラッシュに大隈特別で負けたとはいえ、
先着するのはプログレスの方だと思っていました。
でも、人気はドリームが4番目でプログレスは5番目、スポーツ新聞の印もドリームの方がよかったんだよね。
いつも一生懸命頑張って走っているからこそ、そのように評価してもらえたのでしょう。
それはそれで「ちょっと過大評価かな」と思いながらも嬉しかったです。
スタートは出遅れなかったようです。
7、8番手の中団につけてレースを進めたドリーム、
3コーナーあたりから早くなった流れの中、前の集団に追いつこうとするのですが
からだが動かずもがいているように見えました。
直線に入ってもいつものような伸びがなく6着に惨敗してしまいました。
それでもね、一生懸命走っていたことだけは間違いないんです。
小さいからだで、暑い中よく頑張って走ってきたね、とほめてやりたいです。
ドリームばかりを見ていたので、誰が勝ったのかわからなかったんですが、
掲示板を見ると「8」の文字が一番上に・・・「8」ってプログレスじゃん。
ドリームがドリームらしい伸びを見せられず負けたことは残念だったけれど、
勝ったのがプログレスというのはそれはそれで嬉しかったんですよね。
喜んでいいのか、悪いのか、なんとも複雑な思いのレース後でした。
プログレスはこの後も小倉で走るようですが、ドリームはどうするのかなぁ。
去年の秋からずっと頑張ってきたものね。
競馬場で会えなくなるのは寂しいけれど、休ませてもらえたらいいね。 |