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今月の一言

5年間連載してまいりましたがいよいよ最終回となりました。


懐かしい55人の先生と 
1期から55期までの 55人の卒業生
そして55人の高等部の現役生に
 毎回同じテーマで一言いただきました。

最終回のテーマは「クリスマス」です。

ご自身も卒業生でいらっしゃる渡辺先生
一番若い55期の代表幹事 北村さんと小西さん
そして来年には56期として同窓会にお迎えする 
現役高等部生の明石君が
クリスマスに寄せる思いを書いてくださいました。


今日は学院キャンパスでクリスマスツリーの点灯式が行われます。

高等部で経験したクリスマスの感動が
卒業後もながく良い思い出となりますように・・・・・。

                           (2007年11月30日)





#8テーマ:クリスマス

  渡辺 健 先生 (英語 H14.4〜 )

 クリスチャンとなって15年、高等部の教員となって7年がたつ今となっては、礼拝は1日の中でも楽しみかつ大切な時間となっているものの、高等部生であった当時は、貴重な睡眠時間となることが多かったと思います。そんな私にとってもクリスマス礼拝だけは何か特別なイメージがあり、ふだん部活動を中心に回っていた私の心になにか神聖な気持ちを宿してくれた気がします。当時のクリスマス礼拝のイメージを簡単に言うと、赤、暖かさ、神聖さ、という感じです。赤はきっと舞台にポインセチアがおかれていたのでしょう。暖かさは、アドベントキャンドルなど、明かりが普段より多かったことによるのでしょうか。またハンドベル部の演奏や聖歌隊の歌声に神聖な思いを抱いたのだと思います。いずれにしろ、当時はイエス・キリストが生まれてくるという意味よりもただ純粋にその礼拝がかもしだす雰囲気を味わっていたのだと思います。
 クリスチャンになってからは、12月は教会では一番忙しい時期なのであわただしく過ごすことが多いのですが、クリスマスそのものがもっと意味のあることとなり、ワクワク感とともに一人でも多くの人とクリスマスを祝いたいと思わされている今日この頃です。高等部の教員になってからは宗教委員という役割の中、クリスマス礼拝などでは企画側に回っています。第2部の祝会では現在、生徒有志の参加の年(クリスマスをテーマにバンドや演劇部など)と外部からのゲスト讃美を交互にしています。その中で印象深く思い出に残っているのは、ゴスペル界の先駆者的存在ラニー・ラッカー氏率いるゴスペルクワイヤの迫力ある讃美と、ABFが中心となって行った降誕劇です。特にABFの降誕劇は準備の大変さやハプニングがあった分、忘れられません。先生方も巻き込み、ミュージックベルで始まり、ヨセフ、マリヤ、イエスの他に預言者もあり、途中博士の衣装が脱げてしまうハプニングもありました。ピアノを担当してくれたのは絶対音感を持つオルガン部の女子で、難しい現代アレンジをした讃美曲をものの見事に弾いてくれたのには、感動しました。生徒たちの底力を垣間見る時でもありました。
 このように私にとってクリスマス礼拝は、様々な嬉しいことを経験させてくれる場となっています。これからも神様の祝福の中、素晴らしいクリスマス礼拝が持たれていくことと思います。ちなみに高等部の今年の祝会ではハープの佐々木冬彦氏をお招きしてクリスマスの音色を奏でていただくことになっています(同窓生や保護者の方に聞いていただけないのが残念)。
 最後になりましたが、今年も皆様のクリスマスが神様の祝福で満たされたものとなるようお祈りしております。

 ところで、この“今月の一言”という企画は今回が最後ということですが、先生方の思い出や、生徒たちの「ときには率直」で「ときには意外」な思いを知ることができたことは、とても有意義なことでした。今後も同窓会の企画の中で、高等部の伝統が刻まれていくことを期待しています。

 明石 悠 (3年HR307 )

 今年も暦の上では冬となり、寒い季節がやってきました。私の地元の商店街では「赤鼻のトナカイ」が11月に入ると流れ始め、もうすぐクリスマスだというムードが漂ってきつつあります。
 私は中等部生の頃から聖歌隊に入り、高等部でも聖歌隊に入部しました。この季節には聖歌隊が一年の中で最も沢山の行事を抱えています。私は中等部からクリスマスツリー点火祭・クリスマス礼拝には参加してきましたし、高等部に入ってからは病院での慰問コンサートや、オルガン部・ハンドベル部と合同でのクリスマスコンサートにも参加しています。
 病院でのコンサートは、お年寄の方々が楽しんで下さる様子がこちらに伝わってくることで、元気を与えようと思っている私たちの方が元気をわけて頂けますし、同時に本当に良い勉強になっています。クリスマスコンサートは、プロのオーケストラの方々が一緒に演奏してくださるという、高校生としては贅沢すぎるほどの行事で、舞台の上に立っていられる時ほど「クリスマスは素晴らしい!」と思える瞬間はありません。
 私はこの三年間、クリスマスをこんな形でエンジョイしていますが皆様はどのようにお過ごしでしょうか?もしお時間が許すのであれば、12月22日に青山学院大学青山キャンパス内のガウチャーメモリアルホールで行われるクリスマスコンサートにいらして下さい。聖歌隊の出番は大体5時頃から6時頃です。よろしくお願い致します!

    北村 隆裕 (55期HR306) 

 
季節は冬になりました。今年は例年以上に冷え込みが厳しく、コートが欠かせない日々が続いています。そして今年も残す所あとわずか。そんな1年の最後に待っているのがクリスマスです。クリスマスと言ってまず思い浮かぶのはカラフルなネオンでライトアップされた街。きらびやかな姿は普段からは想像出来ないもので驚かされます。そしてバックに流れるクリスマスソング。これを聞くと一気にクリスマス気分になります。さらに子供の頃のサンタクロースを待つワクワク感も忘れられません。
 そんななか、讃美歌の音色が心地よかったクリスマス礼拝や綺麗なクリスマスツリーなど高等部のクリスマス行事も印象深いものがあります。
 寒い寒いと言いながら心は温まる、クリスマスとはそんな日だと思います。

   小西 礼恵 (55期HR309)

 時が経つのも早いもので、私が高等部を去ってからいよいよ初めての冬がやってきました。思い起こせばキリスト教を重んじるこの青山学院高等部の中では冬になるといたるところでクリスマスを感じることが出来ました。毎日の礼拝では、ポインセチアが飾られろうそくの明かりの灯されたPS講堂で、クリスマスソングにもなっている讃美歌を唄い、点火祭の夜にはろうそくを手に持って電飾で綺麗に飾られた大きな木を見上げ・・・クリスマスの思い出は高等部での生活の中でも色濃く残っています。青山学院ならではのクリスマスの思い出を今年も作り上げられたら、と思います。


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