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やまばと舎より*** 2001年10月13日、天候にも恵まれ、絶好の散歩日和。テレビ東京での寅さん全48作大放送の影響か、下見の時よりも帝釈天は大賑わい。矢切の渡しもけっこう並んでいました。 帝釈天境内で、線香の煙を浴びる人々の、「私は頭が良くなるように」などという会話を録音してくれたのはさんしょさん。 それを聴いて、「線香の煙は録音できないけど、人がいて初めてそこの場がわかる」「会話から地域性が見えてくる」と気づいてくださった方も。人もまた、風景の一部なのですね。 お参りする人がいてこその帝釈天、明日を願って引く人がいてこそのおみくじ、食べる人がいてこそのせんべいと天丼。私も改めて気づかされました。 掲示板でおなじみのモジさんも、「いつもは視覚に頼っていたけれど、音に注目することでいつもと違った感覚で街を歩けた」と、おっしゃってくださって、私も嬉しかったです。 |
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