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足を開いて持つと、普通の銀ペンとして使う事もできます。おまけ的な機能として考えていたものなのですが、なぜか家族からはこの点が好評でした。
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足の加工によっては難しい作業になりますが、適切な形に足を加工してあると、コンパスとして使うこともできます。仕
立て方で標準的な足の加工法として紹介した形でも、コンパスとして使うことができますが、専用に作る足と比べると不安定になります。普通のコンパスのよう
に針の足ではないので、厚みと適度な弾力のある革の上で使うという前提です。薄くて硬い面では正確な作業は難しいです。
革の上で使った場合、中心は多少凹みますが、針で差して穴が開くわけではないので、傷とは異なります。コンパスとしての利用は、端革などが余った時など
に、お花のモチーフの材料の原型として円を描くといった用途などに良いかもしれません。自由な大きさの円を、手軽に描くことができます。
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上側の足は標準型を薄めに作った形状ですが、この形は汎用性が高くて、いちおうコンパス的な使い方もできます。あく
までも厚みと弾力性のある革の上での話ですので、紙の上で使うには適しません。下側の足は、円錐状にコンパス用途向けに作ったものですが、やはり紙の上で
使うにはそれほどおすすめできる物ではありません。革の上で使う場合は、専用の形のほうが使いやすく安定します。
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