店主の釣りバカ日誌 2003年 2002 2001 2000
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9月29〜30日「ラスト・チャンス」の巻
イワナ殺氏の話によると某堰堤プールで29センチをゲットし、それ以上の巨艦が悠然と泳ぎ去るのを見たとの事。早速現場の確認に行くと、確かに大物が悠然と泳いでいる。色や鰭の特徴から鱒族であるに違いない。しかし、足場が高いのに加え、流れが複雑に絡み、アプローチはやさしくはなさそうである。しかも、禁漁までカウントダウンの状況であるが、ライズする様子もなく、明日のイブニングに勝負をかけることにする。
5時で店をしまって、5時半に上流の駐車場で戦闘準備。ライズにはまだ時間が早いだろうと、そこのポイントで写真の24cmクラスを難なく1匹。
6時に本命のテトラのある大堰堤ポイントに。チャンスは6時半までの30分。その時、バホッ!(パシャ!の小型でもなく、バシャ!の中型でもなく)と下流の方でライズしたのは確かに本命の巨艦であったろう。早速アプローチしてみるが反応なく、フライを3回程交換して、しつこく流してみたものの、フライの横にライズするのみ。これで、今シーズンも終わりか・・・。
最後に思いつき、12番のパラダンを唾で濡らし、ウイングだけで流したとき、上流の方でガツンと来たのが25センチ位の奴。フローティングニンフを食べていたのであろう。こんなときドライシェイクでよく浮かせて見えるようにするのは逆効果と分かっていても、ライズを前にすると思考回路はパンク状態。
こいつが、フッキング場所が悪く、出血が多くて蘇生に10分以上かかってしまい、写真も撮らずリリース。あたりはもう真っ暗でタイムリミット、巨艦は沈んだまま2度と浮上しなかった。
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9月22日「本流差しヤマメを求めて」の3巻
春に良い思いをした千代川支流*川に久しぶりに入ってみた。葦が背丈よりも伸び、道からは川全面を覆っているように見えるが、川に下りるとクリーク状に流れを形成し、フライを流せるエリアを確保している。しかし、伸びた葦が遡行を拒み、フライを葦に取られるわ、転倒するわで、戦意喪失。電子ビクの水没は免れたもの退散し、一昨年大物が出た実績ポイントに移動。やっぱり今年もいました。30センチには及びませんが・・・
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9月17日「日本の鱒釣り師北陸を行く」の巻
鱒釣り師、料理長、鉄鍋氏、岩魚殺氏、により北陸釣行。その模様をフォトアルバム1 フォトアルバム2で紹介しています。スライドショーで釣行記風にご覧いただけます。(ネットスケープは、スライドショーに対応していません)
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9月11日「本流差しヤマメを求めて」の2巻
先日のリベンジのため、数キロ下流から入渓。下流域ではあるが、3日には更に下流で釣れているので、大物が潜んでいても不思議はない。8日から一変した曇天で、魚も反応が良く、次々と今年生まれの元気なアマゴが飛び出してくる。行程の中ほどで、今までにない手ごたえが・・・上流に走ったかと思えば、下流に走られ、葦の根に巻かれたらそれまでである。
心臓の鼓動が速まるのを感じたが、入渓前に大物に備えて7Xを6Xに交換してある事を思い出し、前後左右にプレッシャーをかける。数分の出来事が、とても長い時間に思えたが、ランディングネットに収まったのは、アマゴではなく、狙っていた本流ヤマメであった。(ネットの内寸30センチに僅か足りず)
後日、H氏が2K程上流で33センチを釣ったそうな。次は、35センチを求めて!
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9月8日「残暑お見舞い申し上げます」の巻
今日は、遅れた夏がやってきたような残暑である。先日の釣果を期待して、川に立ってはみるものの、一変魚の反応はすこぶる悪く、貧果と暑さで疲労困憊、がっくり肩を落とし帰路に着く釣りバカであった。
こんな日は、悪あがきせず、家でお気に入りのDVDでも見て、昼寝でも決め込んだ方が得策ってもんだ。(画像も音質も\2.800の価値あり。その後、これ以上コストパフォーマンスの高いDVDに出会ってない。そもそも世界のポピュラー音楽は、このあたりから進化を遂げていないが、技術革新は間違いなく進んでいる。子供にプレーステーション2を買ってやった価値あったと、勝手にこじつけている
^_^;)
リベンジ編にご期待ください。
9月1日「本流差しヤマメを求めて」の巻
冷夏の影響か、この小規模河川も今年はたっぷりとした流れを保っている。9月の声を聞くと、魚達も活気を取り戻し、大物と遭遇の最後のチャンスである。水位はやや高めで、梅雨のようにどんよりした天気に、釣れる気はあまりしない。しかし、入渓するなり高反応。しかも、型ぞろい。釣れない時期は大きく感じるものだが、長さに比べ、体高があるためかよく引く。思うように走られ慌てる場面も・・・一瞬30cmオーバーと思わせたのは丸々肥えた25センチクラスであったが、後半戦に期待が持てそうな感触を確認することができた。しかし、よく引いたー。久々の納得釣行であった。
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