店主の釣りバカ日誌2002 2001 2000 
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11月4日「釣りバカ集う釣りコンペ」の巻

 真冬並みの寒波到来の中、関金遊YOU村に有志(勇士)が集まり釣りコンペを行った。
 遊YOU村の管理棟に到着すると、既に岡山のY君と、姫路のK氏は到着している。遊漁証を購入の為、管理棟の中に入ると、管理人のおばちゃんが、叉火鉢ならぬ叉ストーブで「この天気なら、開店休業だわな」と言うような顔をしてヌクヌクとしている。我々も中に入れてもらい暖を分けてもらっていると、寒さにもめげず、メンバー達がぞくぞくと集まってきた。予期せぬ事態に、おばちゃんの顔が緩むが、その喜ぶ笑顔が「あんたらも好きだな、この寒空の下で」と言う風に見えたのは、気のせいだけではなかったかもしれない。
 横殴りに風花が舞う中、防寒着に身を包んだ勇士が思い思いの場所で釣りを始めたが、魚達の活性もすこぶる悪い。管理池の鱒と高をくくっていたのが災いし、思った釣果なし。それでも、地元のO氏とK氏は調子良く竿を曲げている。私は、寒さと貧果に負け、昼食のキムチ鍋の準備にかかる。午前の部を終了した時点で、やはり首位はO氏とK氏。聞くとエッグパターンやマラブーではなく、小さなビーズヘッドニンフが良いらしい。午後の対策をO氏から伝授を受け午後に備える。予想以上の寒さに、キムチ鍋が好評で、心から冷えた体も温まり、午後からの戦意も回復したようである。
 午後も、荒れ模様の天気は回復の兆しはなさそうであるが、第2ラウンドへと向かっていった。傾向と対策が功を奏したのか、釣果はアップしたものの、やはり、O氏とK氏が逃げ切りO氏の優勝、大物賞はT氏という結果であった。