山岳民族のユートピア
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![]() (雲南省・元陽で、朝の集市へ向かうハニ族親子) 中国の55少数民族の大半は雲南省と貴州省に点在し、 そのうち26民族が雲南省の少数民族自治区内に住んでいる。 雲南省の面積はほぼ日本の面積に匹敵し、南部山岳地帯で ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマーと国境を接している。 84%が高地山岳地帯ということで、冬は暖かく、夏涼しい という一年を通じてきわめて温暖な亜熱帯気候である。 雲南省南部のの少数民族は、景洪=シーサンパンナを中心に タイ族・イ族・プーラン族、西盟の周辺にはラフ族・ワ族、 棚田=梯田で有名な元陽を中心としたハニ族などが住んでおり それらの地域が今回の旅の探訪目的地でもある。 特に、雲南南部の山岳地帯には、300qを超える茶畑と 200qを超える大規模な梯田風景で特徴付けられる。 (2011・7/8〜22) 景洪地域 (7/10〜13) 西盟地域 (7/14〜16) 元陽地域 (7/17〜18) 建水地域 (7/19〜20) 昆明地域 (7/21〜22) 雲南省地図 ![]() 赤字ルート:2011年南部(景洪、西盟、元陽、建水地区) 黒字ルート:2006年北部(昆明、大理、麗江地区) |