<お伽の国を思わせるパゴダの国>

ミャンマー



(バガンのシェサンドーパゴダから望むパゴダ群、エーヤワイディ川、
そしてその先の山に陽が沈む)


”ミャンマー”という国名から先ず連想される事は軍事政権の国
ノーベル平和賞を受賞したアウンサンスーチー女史が自宅に拘束され
国境付近では少数民族が未だに反政府活動を繰返している国
アジアの中で、ラオスと共に1990年代中頃になって初めて鎖国から目覚め
やっと我々外国人が自由に旅行者として入れるようになったばかりの国
しかしながら現実に訪れてみたミャンマーは軍事政権の臭いはなく
我々の昔の記憶の中にある仏教の国”ビルマ”のまま残っている
国全体に1000年前の”パゴダ”遺跡が点在し、えんじの袈裟を着た僧が
早暁の町並みの中を行列を組んで托鉢に歩む姿は正に”ビルマ”だ
人口4600万人の1/3に当る1500万人近くが少数民族で構成され
それぞれの民族は州単位に固まって住んでおり、特に山岳民族の
独立志向が高く、政府のコントロールが未だ行き届いているとは言えない
鎖国の解除後に外国人旅行者、特にヨーロッパ人が沢山入り始めたが
それでも観光地を除けば土の香りが溢れ、人々の屈託のない笑顔が
我々旅行者の忘れかけていたノスタルジーに対する刺激を与えてくれる
日本そしてアジアの”原風景”にめぐり会える旅の喜びを感じられる国

12/26〜1/5, 2004


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ヤンゴン:Yangon

バガン:Bagan

インレイ:Inle Lake


ミャンマーの人々




(インレイ湖のインダイ・パゴダでPaOo族の子供達に出会う)

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