「キタさんの楽園」


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そば作り

麺類が好きで、特にそばが大好きです

ネットで色々なところから購入していましたが、10年程前にそれでは飽き足らず自分で作ってみようとチャレンジしました

いまでは、週末は必ずそば作りをしていました

お世辞もありますが、家族が店のそばよりおいしいねといつも言ってくれます

しかし、自分ではまだまだと思い、そば学校に入学して自分が納得できるそば作りをしたいと考えました。

そこで、7月から玄庵「江戸東京そばの会」のプロコースに入学して、一からそば作りを習いました。

「江戸東京そばの会」での蕎麦作りの勉強の様子を紹介します。

前半の画像は習うことで精いっぱいでとることが出来ませんでした

第1日目 7月1日(水)

講義

日本優秀そば品種について

  1. そばの品種と在来種そば
  2. 品種登録制度とは
  3. そばの栄養価
  4. 良質な蛋白質

実習

本返しの作り方

 醤油、本味醂、砂糖を材料にして作りました

そば打ち

500gを2回打ちました


第2日目 7月2日(木)

講義

そばについて

  1. そばの種類
  2. そばの国内生産
  3. 輸入そばの現状
  4. そばの植物としての特徴
  5. 鰹節について

実習

ざる汁の作り方

 鰹節と水で一番だし汁を作り、本返しを加えて作りました

 隠し味として煮切り味醂と煮切り酒を加えました

そばの茹で方

 めんの太さにより、茹で時間を調節します

 茹でたら2〜3回ほど水で粗熱をとり、次に氷水でしめます

そば打ち

500gを3回打ちました


第3日目 7月3日(金)

講義

製粉工程でのそば粉の品質の違い

  1. ロール挽き製粉
  2. 石臼挽き製粉
  3. 割抜挽き製粉
  4. 挽きぐるみについて
  5. 石臼の石材について

実習

かけ汁の作り方

 鰹節と水で一番だし汁を作り、本返しを加えて作りました

 隠し味として煮切り味醂と煮切り酒を加えました

かけそばの作り方

 丼を温めておき、ざると同じように茹で、切りざるに入れて水をよく切ります

 切りざるごと湯の中に数秒入れ、湯切りをして丼に入れます

そば打ち

500gを4回打ちました


第4日目 7月4日(土)

講義

そば屋の現状

  1. そば麺の工業化について
  2. 産地表示について
  3. 木鉢、麺棒、延台、まな板について
  4. 包丁、こま板、生船、粉箱について

実習

機械練りのそばの打ち方

 加水率は手打ちより少なめにします

おろしそば(ぶっかけ)の作り方

 せいろ(ざる)と同じように茹でます

 丼にそばを入れ、きざみ海苔、揚げ玉、鰹節、万能ねぎ、辛み大根下しをのせます

 汁はざる汁とかけ汁を同じ量(同割り)で作り、そばにかけます

そば打ち

500gを3回打ちました


第5日目 7月6日(月)

講義

箸・そば猪口の話

  1. 祝儀の箸、利休と箸
  2. 塗箸、南天、クヌギ、赤杉、竹、黒文字について
  3. そば屋の箸
  4. そば猪口の研究について

実習

そばサラダの作り方

 せいろ(ざる)と同じように茹でます

 丼にそばを入れ、千切りにした大根、人参、キュウリをのせます

 ネギの青い部分を揚げて彩りとします

 汁は同割りにドレッシング、ごま油、砂糖を加えて作り、そばにかけます

そば打ち

1kgを3回打ちました


第6日目 7月8日(水)

講義

変わりそば

  1. さらしなそば、変わりそば
  2. 茶そば、柚子切り、芥子切り、若草切り、紅花切り、胡麻切り、桜切り

実習

変わりそば(茶そば)の作り方

 さらしな粉を使い、水でなくお湯でこねてゆきます

 一度菊練りしたものに水で溶いた抹茶を入れ、もう一度こねます

 生地全体に抹茶が練りこまれたら後の作業は普通のそばと同じように仕上げていきます

 茹で時間は短めにします。冷たいざる汁で食べます

そば打ち

1kgを3回打ちました


第7日目 7月9日(木)

講義

醤油、そばの変化について

  1.  醤油の歴史、主な原材料、作り方について
  2.  醤油の種類と産地について
  3.  そば粉を使うそば料理
  4.  丸ぬきを使うそば料理
  5.  そば切りを使うそば料理

実習

そばみその作り方

 丸ぬき、ちりめんじゃこを水分が飛ぶように乾煎りします

 甘味噌、砂糖、かけ汁、蜂蜜、みりんを混ぜて火にかけます

 トロトロになったら、乾煎りした材料を入れ火にかけかき混ぜます

 一味唐辛子を加えて完成です

そばクレープの作り方

 そば粉、つなぎ、塩、うずらの卵、水をボールに入れかき混ぜます

 フライパンに油を全体にぬり、上記の材料をフライパンの中央に流しこみ生地が全体に回るよう動かします

 ある程度固まったら、裏返しにして完成です

 完成したクレープを使い、そばみそをつけたり、野菜をのせたり、チーズをのせたりして色々なクレープを作りました

そば打ち

1kgを3回打ちました


第8日目 7月10日(金)

講義

玄そばから製粉まで

  1.  製粉の工程について
  2.  製粉工場の見学
  3.  メッシュについて
  4.  美味しいそばの条件

実習

田舎そばの作り方

 丸ぬきなどを石臼で挽きました

 手挽いた粉を使い田舎ぞはをつくりました

出汁巻き卵の作り方

 卵、出汁をボールに入れ、かき混ぜます

 フライパンに油を全体にぬり、上記の材料をフライパンの流しこみ生地が全体に回るよう動かします

 ある程度固まったら、奥から手前に向かって3回たたみます

 たたんだ卵を奥に移動させ、フライパンに油をぬり、もう一度材料ををフライパンの流しこみ生地が全体に回るよう動かします

 ある程度固まったら、奥から手前に向かって3回たたみます

 もう一度同じ作業を行い完成です

そば打ち

1kgを2回打ちました


第9日目 7月11日(土)

講義

夏のそば、天ぷら

  1.  天ぷらについて
  2.  海老の種類について
  3.  天ぷら粉、油、天汁について
  4.  揚げ方について

実習

天ぷらの作り方

 車海老、ナス、オクラ、カボチャ、さつまいも、まいたけを切り、下処理(粉をまふず、衣をつけるなど)をします

 海老、さつまいも、カボチャ、なす、オクラ、まいたけの順に入れます

 取り出すタイミングは箸でつまんで振動が伝わってきたらまいたけ、車海老、ナス、オクラ、カボチャ、さつまいもの順にあげます

そば打ち

500gを1回、1kgを3回打ちました


第10日目 7月13日(月)

講義

冬のそば

  1.  冬の種物
  2.  合鴨について
  3.  鴨料理について

実習

鴨南蛮の作り方

 ネギを5cm程度に切り、上下に焦げ目がつく程度に焼いて温めているかけ汁にいれます

 鴨の胸肉を0.5cmから1cmの厚さに切り両面を焼き、別の容器に取り出します

 そばを茹でて、器に移してからかけ汁をいれます。そばの上にネギ、鴨、三つ葉をのせて完成です

そば打ち

1kgを4回打ちました


第11日目 7月15日(水)

講義

進化する手打ちそば

  1.  手打ちそばのすたれ
  2.  手打ちそばの復興
  3.  究極のそば

実習

田舎風そばの作り方

 玄挽きのそば粉を使用しました

 加水率を多めにして打ちました

かき揚げの作り方

 ブラックタイガーと三つ葉のかき揚げは、下処理をした後かき揚げリングの中に材料を入れ、よくかき混ぜます

 はみ出た揚げ玉はすくい取りリングの中に入れます

 リングから外すときは、リングを上下にゆするか、箸でつついてとります

 揚がったら油をきってパットに入れます

 長ねぎと玉ねぎと桜エビのかき揚げは、下処理をした後はブラックタイガーと三つ葉のかき揚げと同じ様に揚げていきます

 つけ汁は同割りで温めます

そば打ち

1kgを1回、1.5kgを2回打ちました


第12日目 7月16日(木)

講義

そば屋の酒と肴

  1.  蕎麦屋酒
  2.  蕎麦味噌、焼海苔、板わさ、鴨煮、天麩羅、焼き鳥
  3.  そばがき、ぬき、玉子焼き、せいろ

実習

鴨焼きの作り方

 鴨の切り身、しめじ、まいたけ、ねぎ、いんげんを使用しました

 フライパンにかも油を入れ、ねぎを入れ焼き目をつけ、しめじ、まいたけ、いんげんを入れ酒蒸しにします

 野菜に焼き色がついたら、フライパンの隅に移動させ、鴨肉を入れすぐに裏返したれを全体にまわしかけます

 あとは器に盛り付けて完成です

そば打ち

1kgを1回、1.5kgを3回打ちました


第13日目 7月17日(金)

講義

創作せいろそば

  1.  もりそばとせいろそばの違い
  2.  1枚のもりそばの量
  3.  こだわりのそば
  4.  創作せいろそば

実習

荒挽きそばの作り方

 24メッシュの荒挽き粉を使用しました

 加水率は普段より10%多くして打ちます。生地は軟らかめになるので力を弱めてやさしく延ばしていきます

鴨つくねの作り方

 鴨ミンチ、酒、塩、長ねぎ、しょうが、玉子、パン粉、片栗粉を使用しました

 鴨ミンチに塩、パン粉、酒、しょうが、玉子、長ねぎ、片栗粉を入れ、よくかき混ぜます

 丸めて湯の中に入れ茹でて取り出し、温めている同割汁の中に入れます

 長ネギを短冊切りにして炒めたものを加えます

 三つ葉と柚子を添えて完成です

そば打ち

500gを2回、1.5kgを1回打ちました

うどん打ち

1kgを1回を踏みました


第14日目 7月18日(土)

講義

うどん

  1.  小麦について
  2.  うどんの誕生
  3.  東西文化の違い
  4.  うどんの呼び名
  5.  日本の主なうどん

実習

うどんの作り方

 昨日踏み込んだうどんの生地を使用しました

 そばと同じ様に丸出し、四つ出しをして、それを三つ折りにして太目に切り込みます

うどん本返しの作り方

 うすくち醤油、みりん、砂糖を使用しました

 作り方はそばの本返しと同じです

うどん用ざる汁の作り方

 昆布、しいたけは前日から水に入れて戻しておきます

 火にかけ昆布は沸騰する前に取り出します

 後はそばのざる汁と同じように作ります

そば打ち

1kgを2回、1.5kgを1回打ちました

うどん打ち

昨日踏み込んだ1kgのうどんを1回延ばしました


第15日目 7月20日(月)

講義

日本全国郷のそば

  1.  津軽そば、岩手森の水車そば、南部盛岡そば(振舞いそば)
  2.  山形の板そば、会津の黒いそば、小地谷十日町のへぎそば
  3.  富倉そば(つなぎがオヤマボクチ)、信州そば
  4.  鬼無里そば、柏原そば、須賀川そば、更級のおしぼりそば、北安山地そば
  5.  木曽・開田そば、利賀そば、福井・福生のおろしそば、など

実習

そば米雑炊の作り方

 そば米(洗って下茹で)、鶏ささみ(片栗粉をまぶし)、しいたけ、えのき、たまねぎ、人参、三つ葉、油揚げ(油抜きして焦げ目がつくまで焼く)を使用しました

 水の中にたまねぎ、人参を入れ、たまねぎが透明になるまでアクをとりながら温めます

 そば米、しいたけ、えのき、鶏ささみを入れ塩こしょうで味付けし、油揚げを入れて炊きます

 炊き上がったら三つ葉、ほそねぎをちらして完成です

そば打ち

500gを1回、1kgを2回、1.5kgを1回打ちました


第16日目 7月21日(火)

講義

開店準備(1)

  1.  店づくりについて
  2.  厨房設備について
  3.  店の厨房施設の見学

実習

つけとろせいろの作り方

 大和芋をすり、すり鉢ですりおろします

 器にとろろを移し、その上に青海苔をふりかけます

 うずらの卵の中身、ネギを別の器にいれます

 せいろそばを茹でて配膳をして完成です。

そば打ち

1kgを2回、1.5kgを1回打ちました


第17日目 7月22日(水)

講義

鴨うどんすき鍋

  1.  オリジナル鍋
  2.  江戸前について

実習

焼きみその作り方

 丸ぬき(2分から3分程度油で揚げる)、みそ、くるみ(みじん切り)、長ネギ(みじん切り)、削り節を使用します

 みそに丸ぬき、くるみ、長ネギ、削り節を入れてよくかき混ぜます

 ピンポン玉くらいの大きさの量をしゃもじに平らになるように塗りつけ、網目模様をつけます

 コンロで遠火で焦げ目がつく程度に焼いて完成です。

がんもの作り方

 昆布(千切り)、人参、ぎんなん、しいたけをみじん切りにして、材料が隠れる程度のざる汁で煮込みます

 煮込んだ材料を取り出して、とろろ、たまご、木綿豆腐(裏ごししたもの)を加えてよくかき混ぜます

 油で二度揚げして完成です。

鴨うどんすき鍋の作り方

 海老(串刺し)、鴨(5mm程度の厚さで切る)、しいたけ(かざり包丁を入れる)、人参(下茹で)、大根(下茹で)、

 長ネギ(斜め切り)、白菜などの野菜(ざく切り)、がんも、こんにゃく(ねじりを入れる)を使用します

 それぞれの鍋の材料を器に盛り付けます

 割り下はそばのかけ汁と同じ様に作ります

 後は鍋、コンロを用意して完成です

そば打ち

1kgを1回打ちました


第18日目 7月23日(木)

講義

開店準備(2)

  1.  店舗の立地
  2.  そば祭り開催
  3.  そば屋のそば祭り
  4.  ゆっくり愉しめる店

実習

そば寿司の作り方

 酢、砂糖、塩ですし酢を作ります

 そばを茹でてすし酢につけておきます

 干しシイタケ(水で戻しておく)の甘辛煮を作ります

 厚焼きたまごを作ります

 きゅうりを端をきり、縦に4分の1にします

 すのこにのりをのせ、その上にすし酢につけたそばをご飯のように均等にちらして

 さらにその上にきゅうり、シイタケ、厚焼きたまごをのせます

 すのこを下の方から巻いていき四角形の形になるように押さえこみます

 すのこを外して左右の端を切り落として、6等分にカットします

 器に盛って完成です

 出汁はざる汁を使って食べます。マヨネーズをつけてもよいです

そば打ち

1kgを2回、1.5kgを1回打ちました


第19日目 7月24日(金)

講義

そばマイスター検定受験

実習

そばがきの作り方

 そば粉に水を入れてよくかき混ぜます

 火をつけた鍋の中に入れて大きく力を入れ全体的にかき混ぜます

 固まってきたら火を止め、さらにかき混ぜながら一か所に集めます

 そばの茹で汁を入れた器に、お玉で半丸になるように形を整えてそばがきをいれます

そばがき用の鴨汁の作り方

 鴨(5mmの厚さ、酒に浸す)、長ねぎ(短冊切りにして焦げ目がつく程度に炒める)を使用します

 同割を温め、その中に長ネギを入れます

 鴨をフライパンで焼いて器の中に入れます

 汁が温まったら、鴨の入っている器に注ぎ込みます

 三つ葉、柚子を添えて完成です

 七味、粉山椒を添えます

そば打ち

1kgを2回(1回は十割)、1.5kgを1回打ちました

十割そば

第20日目 7月25日(土)

卒業作品の制作 健康ランチセット

卒業作品の前で記念写真

ユーグレナ入れそば

 かわりそばで抹茶の代わりにユーグレナを入れました

 ざる汁の中にもユーグレナを入れました

大根の親子サラダ

 大根を細切りにしてその横にカイワレ大根を添えました。彩りに人参を細切りにしたものを添えました

 食感を出すために丸ぬきを添えました

 ドレッシングは同割汁に青しそドレッシング、ユーグレナを入れて作りました

きゅうりの即席漬け

 きゅうりを斜め切りにして本返しに3時間程つけました

 ユーグレナも入れました

そば打ち

500gを1回、1kgを2回打ちました

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