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トップページ> 映画> レビュー> 2003年> 3月
March, 2003
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
Catch Me If You Can
監督: スティーブン・スピルバーグ
原作: フランク・W・アバグネイル
スタン・レディング
脚本: ジェフ・ネイサンソン
音楽: ジョン・ウィリアムズ
出演: レオナルド・ディカプリオ
トム・ハンクス
クリストファー・ウォーケン
マーティン・シーン
ジェニファー・ガーナー
エイミー・アダムス
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第75回アカデミー賞助演男優/音楽スコア賞ノミネート
タイトルバックがクール=良い映画である確率大! ★★★★
ここをよくご覧の方々はおわかりかと思いますが、
わたくし、かなり重度のスピルバーグ・バカでして。
たいていのスピルバーグ監督作品は
"素晴らしく"見えてしまうらしいのです。
(それがたとえ『A.I.』であったとしても。)
ま、実際素晴らしいんですけれども、ね。

今回も、また素晴らしい!
奇抜さや新鮮味は(まったくといっていいほど)ありませんが、
それがどうしたっていうんだ!!
と言いたいぐらいに、ストーリーに芯があり、
映像と音楽には円熟味が感じられました。
※タイトルバックを観ただけで、すでにワクワクしちゃった♪
※こういう『オールウェイズ』タイプの優しい映画、好きです。

そして、レオナルド・ディカプリオ。
いろいろとバッシングされたり
賞レースからは見放されたりしてますけど、
演技はね、やっぱ素晴らしいですよ。
ギャング・オブ・ニューヨーク』もよかったっすけど、
こっちはマジでいい!
今回は久々にハマり役だったんじゃないでしょうか?
キチンと演技させてあげられれば、キチンとできる人なんですね。
(『ギルバート・グレイプ』を観ればわかるはず。)

観終わった後が爽快な映画って、ほんと、いいもんですねぇ…。
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
The Lord of the Rings : The Two Towers
監督: ピーター・ジャクソン
原作: J・R・R・トールキン
脚本: ピーター・ジャクソン
フラン・ウォルシュ
フィリッパ・ボウエン
音楽: ハワード・ショア
出演: イライジャ・ウッド
ヴィゴ・モーテンセン
ショーン・アスティン
イアン・マッケラン
アンディ・サーキス
リヴ・タイラー
オーランド・ブルーム
ビリー・ボイド
ドミニク・モナハン
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第75回アカデミー賞特殊視覚効果賞など受賞
今回は脇役たちが光ってた! ★★★☆
一作目の前作は、お話の始まりから
ひとつの物語が太くたくましく転がっていって
最後に何本かの枝を出したまま終わりましたよね?

今回は、前作を思い出させる設定もちょっとはあったけど、
基本的に「枝をどんどん伸ばしていこう!」みたいな方向性で
いくつもの場所で、いくつもの物語が
スケールアップした形で展開されていきますもんね?

あの戦争シーンはすごかったねぇ!
とにかくすごかった。
超巨大スケールのNHK大河ドラマかと思ったよ。
序盤戦の「ひたすら走る」シーンも
風景のスケールのデカさだけが目に付いちゃってさ。
「太陽にほえろ!」の刑事たちだって、あんなに走りません。

こんな見方をしてたということは、
一作目ほどのめり込んで観てなかったってことですね。
ま、『二つの塔』は
指輪(またはフロド)からはちょっと離れたところにあって
(ワザと離しておいて、最後にド〜ンと行こうっていう寸法でしょ?)
実は、ゴラムとミランダ・オットーと
ネバーエンディング・ストーリー』みたいな
木のオッサンがメインだったりして!?

次こそが勝負!
ここまで盛り上げたんだから、すっごいのを期待してるぞ♪
気合入れて待ってます。
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戦場のピアニスト
The Pianist
監督: ロマン・ポランスキー
原作: ウワディスワフ・シュピルマン
脚本: ロナルド・ハーウッド
音楽: ヴォイチェフ・キラール
出演: エイドリアン・ブロディ
トーマス・クレッチマン
フランク・フィンレイ
モーリーン・リップマン
エミリア・フォックス
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第75回アカデミー賞監督/主演男優/脚色賞受賞
「逃げるのは簡単だ。生き抜くのが難しい。」 ★★★★★
なにか小難しいことのひとつでも書きたいのですが、
絶望的なまでにオレの言葉、ボキャブラリーが不足していて
思うように書くことができません。
(ほんとは何も書かずに★だけつけて終わろうかと思ったぐらい。)

ただ言えることは、「ものすごい」ということ。
「ものすごい」という言葉も違うかなぁ。
「すさまじい」のほうがいいかな?
シンドラーのリスト』も凄まじかったけど、こっちもとにかく凄まじい。
両方ともに、違った種類の壮絶さがあります。
が、こっちのほうが我々により近い感じがします。
我々のすぐそばで起こってもおかしくない、
時代が違えばこんなことも実際に起こっていたんだ。
なんて考えるだけで、憂鬱になってしまいます…。

でも、生きるんだよね。死を目の前にしても、生きるんだよね。

もう、観てる間に、ふと我に返ると
全身に力が入って、背もたれに背中がぴったりくっついちゃってて
おまけに口が開いてた…。まばたきするのも一苦労って感じ。

これは、ぜひぜひ映画館で観たい映画です。
個人的には、この映画を
"お菓子食べながら部屋で観たい"とは思いません。
一度観るだけで十分です。
こんなに一生懸命観た映画なんだから、もうお腹いっぱい。

と言いつつ、また観てるかもしれないけど!

とにかく「すさまじい」という言葉しか思いつきませんでした。

p.s.
ちなみに、主人公を演じたエイドリアン・ブロディは
オレと同じ歳だそうです。
あの落ち着きぶりと、あの演技力、すばらし過ぎる。
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