キス★キス★バン★バン |
Kiss Kiss [Bang Bang] |
|
 |
 |
監督: |
スチュワート・サッグ |
脚本: |
スチュワート・サッグ |
音楽: |
ジョン・ダンクワース |
出演: |
ステラン・スカルスゲールド
クリス・ペン
ポール・ベタニー
ピーター・ヴォーン
ジャクリーン・マッケンジー
マルティン・マカッチョン |
|
 |
 |
公式サイト(日本語) |
|
 |
こんな映画をどんどん観たいぞ、こんちくしょー! |
★★★★ |
これまた唐突に公開されましたので、行ってまいりました。
こういう映画、好きだわぁぁぁ。
『クライム&ダイヤモンド』にもつながる、
低予算=「手作り」感いっぱいで、ちょっとハードボイルドなおとぎ話!
古本屋にある大きな棚の、一番上の方に積まれてる本を
はしごを使って、やっとの思いで手に取ってみたら
表紙がいい感じに茶色くなってて、紙のいい匂いがして
しかもお値段:10円!
読んでみたら、めっちゃおもろかったわん!
みたいな感じです。掘り出しもんです。マジで。
33歳の赤ん坊役、クリス・ペンが、とんでもなくハマっておりました。
オレの記憶では、この人、ほかの映画では
ギャングの役なんかでよく出てるイメージがあるんだけど、
ギャングやってる場合じゃないだろ!
アンタ、そんなすごい引き出し、持ってたんじゃんか!
もっと活用しなさいよ!と言いたくなるほど、
つぶらな目がキュートでした。
細かいこたぁ、言わねぇ。
みんな、黙って見てみようぜ!
笑えて、泣けて、オトコっぷりも、オンナっぷりも上がるんだから!
また観たいぞ、コノヤロー。
(興奮のあまり、少々キレ気味…。) |
|
|
▲TOP |
きれいな涙 スピリット |
Spirit : Stallion of the Cimarron |
|
 |
 |
監督: |
ケリー・アズベリー&ローナ・クック |
脚本: |
ジョン・フスコ |
音楽: |
ハンス・ジマー |
声の出演: |
マット・デイモン
ジェームズ・クロムウェル
ダニエル・スタディ
チョッパー・バーネット
メレディス・ウェルズ |
|
 |
 |
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語) |
|
 |
きれいな涙はいらない。立ち上がろう! |
★★★☆ |
アメリカ・西部開拓時代の「ウマ」のおはなしです。
アニメーションです。
ただし、ウマたちが英語をしゃべったりは、しません。
ウマたちは、そのまま「ウマ」語をしゃべっています。
もう、この時点であっぱれ!と誉めてやりたくなる映画ですよ。
「ウマ」語をオレたち流に翻訳してね♪と言わんばかりの
奥の深さがありました。
で、それを手助けしてくれる(というか、それ以上の存在)のが
われらがブライアン・アダムス御大のしゃがれた歌声なんですね。

おウマさんの気持ちを代弁する歌たちの数々。
この歌なしに、この映画はあり得ない。
まるでミュージカルでした。
『シカゴ』なんかより、よっぽど好きです。
("なんか"呼ばわりしてしまって、ごめんあそばせ。)
映画全体から言うと、スケールが大きすぎた感が強いけど、
けっこう男気を感じさせる物語だし、
よろしかったんじゃないでしょうか。
子供にもぜひ見せたいなぁと思いました。
p.s.
・それにしても、この邦題はどうしようもなくズレてるよ…。
・サラ・マクラクランとのデュエット曲、本編でも使ってほしかった!
・祝日の夜だってのに、観客4人(オレ含め)だったよ。
マジ?大丈夫? |
|
|
▲TOP |
ドリームキャッチャー |
Dreamcatcher |
|
 |
 |
監督: |
ローレンス・カスダン |
原作: |
スティーヴン・キング |
脚本: |
ウィリアム・ゴールドマン
ローレンス・カスダン |
音楽: |
ジェームズ・ニュートン・ハワード |
出演: |
モーガン・フリーマン
トーマス・ジェーン
ダミアン・ルイス
ジェイソン・リー
ドニー・ウォールバーグ
トム・サイズモア |
|
 |
 |
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語) |
|
 |
摩訶不思議… |
★★ |
あわわわわ…。
スティーブン・キング原作、ローレンス・カスダン監督の映画
ということ(だけ)で観に行ってしまいました。ヒマだったし。
オレの苦手分野な「怖い映画」だということは、
事前にわかってて行ったんだけど
やっぱり、あわわわわ…な状況でした。
え・げ・つ・な・ぁ〜
っていう決まり文句を言う、ダウンタウン松本の演じる
キャラクターがいたと思うんですけど
(「ごっつええ感じ」かな?)
手で目を覆い隠しながら、指と指の間から
オレもそんな気持ちで観てました。えげつなぁ〜。
こういうことを書くと「ネタバレ」なのかもしれないですが、
『スタンド・バイ・ミー』と
『アトランティスのこころ』と
『エイリアン』と
『アウトブレイク』と
『シンプル・プラン』と
『インディペンス・デイ』が
ごちゃごちゃに混じったような、摩訶不思議な作品でした。
スティーブン・キングらしさは出てたけどね。
エグくてぶっ飛んだスティーブン・キング節は全開でした。
だから、それはそれでいいんだと思いますよ。
オレは苦手だけど。映画的にはやり過ぎかとも思うけど。
※『アニマトリックス』について
『マトリックス』のアニメ版とも言える短編作品の一編が
同時上映されましたが、なかなかよろしいです。
『リローデッド』を観る前に観ておくというのは
ウォーミングアップ的な意味合いで、とてもいいですね。
期待感が増しました!
興味のある方はDVDも出てますので、要チェック! |
|
|
▲TOP |
JAM FILMS |
|
 |
 |
『the messenger - 弔いは夜の果てで -』 |
監督: |
北村龍平 |
出演: |
北村一輝、魚谷佳苗 |
『けん玉』 |
監督: |
篠原哲雄 |
出演: |
山崎まさよし、篠原涼子 |
『Cold Sleep』 |
監督: |
飯田譲治 |
出演: |
大沢たかお、角田ともみ |
『Pandora - Hong Kong Leg -』 |
監督: |
望月六郎 |
出演: |
吉本多香美、磨赤児 |
『HIJIKI』 |
監督: |
堤幸彦 |
出演: |
佐々木蔵之介、秋山菜津子 |
『JUSTICE』 |
監督: |
行定勲 |
出演: |
妻夫木聡、綾瀬はるか |
『ARITA』 |
監督: |
岩井俊二 |
出演: |
広末涼子 |
|
 |
 |
公式サイト(日本語) |
|
 |
『JUSTICE』が特によかった! |
|
現在の日本映画を支えている監督たち、
と言っても差し支えないと思われる7人が短編作品を作り
それをまとめたのが、この『JAM
FILMS』。
なぜか、ここでは今ごろ上映されました。
せまい映画館も、若者たちでにぎわっておりました。
『the messenger - 弔いは夜の果てで -』 |
キレてるSFで ★★★ |
『Cold Sleep』 |
バカバカしくて ★★★☆ |
『Pandora - Hong Kong Leg -』 |
こういうエロさ好き ★★★★ |
『JUSTICE』 |
この中ではピカイチ ★★★★☆ |
|
はい、こんな感じです。
けっこう楽しめました。
短編でしか語れないものっていうのも、ありますよね。 |
|
|
▲TOP |
シカゴ |
Chicago |
|
 |
 |
監督: |
ロブ・マーシャル |
原作: |
ボブ・フォッシー
フレッド・エッブ |
脚本: |
ビル・コンドン |
音楽: |
ダニー・エルフマン |
出演: |
レネー・ゼルウィガー
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
リチャード・ギア
クイーン・ラティファ
ジョン・C・ライリー
ルーシー・リュー
タイ・ディグス |
|
 |
 |
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第75回アカデミー賞作品/助演女優賞など6部門受賞 |
|
 |
これが、最優秀作品賞、なの、かな? |
★★☆ |
ダメだぁぁぁ、わから〜ん…。
というのが、観終わったあと(観てる最中から)の心の叫びでした。
わからん、全然この良さがわからん。
っていうか、これは良いのか?というのもわからん…。
まずね、これ、ミュージカル映画じゃなくて
ミュージカルそのもののような気がしたんですよ。
しかもコテコテのミュージカル。
ダメだ、わからん…。
ミュージカルの良さがわからん。
『ムーラン・ルージュ』が、オレにとって
いかに特別な「ミュージカル映画」であったかというのが
逆によ〜くわかりました。
誤解のないように言っておきますが、
主役の3人の歌や踊り、素晴らしかったです!
吹き替えなしでここまでできるって、すごいよね。
そして、
それにもまして感動したのが、名脇役俳優ジョン・C・ライリー!
先日の日記では失礼なことを書いてしまいましたが
この人はマジですごいですね。
(非公認サイト、作っちゃおうか!?)
オレにとって、この映画は
「ジョン・C・ライリーがすごかった映画」として、
名を刻むこととなるでしょう。
でもなぁ、現実離れしてるんだか、
現実の話をしてるんだかわかんなくなるようなストーリー展開で
このままじゃ、世の中の女性が信用できなくなりそうだ…。
以上、何がなんだかわからないまま終わってしまった感想文でした。 |
|
|
▲TOP |
デアデビル |
Daredevil |
|
 |
 |
監督: |
マーク・スティーブン・ジョンソン |
原作: |
スタン・リー |
脚本: |
マーク・スティーブン・ジョンソン |
音楽: |
グレアム・レヴェル |
出演: |
ベン・アフレック
ジェニファー・ガーナー
マイケル・クラーク・ダンカン
コリン・ファレル
ジョー・パントリアーノ |
|
 |
 |
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語) |
|
 |
「オレは悪人じゃない」と言いながら人を殺すのは、
いいのか? |
★★★ |
またまた出ました、アメリカン・コミックからの映画化!
こんなマンガがあったことすら知りませんでしたが、
まぁ、ヒマだったので観てしまいました。
まぁ、こういう映画もアリなんでしょうね。
ティム・バートンの『バットマン・リターンズ』と
『スパイダーマン』を足して2で割ったというのが、
マジでピッタリだと思いました。
設定がダークだし、
エレクトラはキャットウーマン的だし、
デアデビルのアクションも、劇中で使われる音楽も
まるで『スパイダーマン』。
あ、それと『マトリックス』も混じってたわ!
(ただし、雨のシーンの映像はすごくよかった!
ジェニファー・ガーナーも、ごっついキレイで巨乳だった!)
それにしても。
「正義」だの「善悪」だのと、いちいちゴタクを並べ立てる
主人公を見てると、今のアメリカ大統領を思い出さずには
いられませんでした。
なんかね、両者の思考パターンが似てると思ったんですよ。
アメリカ人には、こういうのが受けるんだね、やっぱね。
まぁ、こういう映画もアリなんでしょう、アメリカ人にとっては。 |
|
|
▲TOP |
March,2003 | back number | May,2003  |