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トップページ> 映画> レビュー> 2003年> 4月
April, 2003
キス★キス★バン★バン
Kiss Kiss [Bang Bang]
監督: スチュワート・サッグ
脚本: スチュワート・サッグ
音楽: ジョン・ダンクワース
出演: ステラン・スカルスゲールド
クリス・ペン
ポール・ベタニー
ピーター・ヴォーン
ジャクリーン・マッケンジー
マルティン・マカッチョン
公式サイト(日本語)
こんな映画をどんどん観たいぞ、こんちくしょー! ★★★★
これまた唐突に公開されましたので、行ってまいりました。

こういう映画、好きだわぁぁぁ。
クライム&ダイヤモンド』にもつながる、
低予算=「手作り」感いっぱいで、ちょっとハードボイルドなおとぎ話!

古本屋にある大きな棚の、一番上の方に積まれてる本を
はしごを使って、やっとの思いで手に取ってみたら
表紙がいい感じに茶色くなってて、紙のいい匂いがして
しかもお値段:10円!
読んでみたら、めっちゃおもろかったわん!

みたいな感じです。掘り出しもんです。マジで。

33歳の赤ん坊役、クリス・ペンが、とんでもなくハマっておりました。
オレの記憶では、この人、ほかの映画では
ギャングの役なんかでよく出てるイメージがあるんだけど、
ギャングやってる場合じゃないだろ!
アンタ、そんなすごい引き出し、持ってたんじゃんか!
もっと活用しなさいよ!と言いたくなるほど、
つぶらな目がキュートでした。

細かいこたぁ、言わねぇ。
みんな、黙って見てみようぜ!
笑えて、泣けて、オトコっぷりも、オンナっぷりも上がるんだから!
また観たいぞ、コノヤロー。
(興奮のあまり、少々キレ気味…。)
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きれいな涙 スピリット
Spirit : Stallion of the Cimarron
監督: ケリー・アズベリー&ローナ・クック
脚本: ジョン・フスコ
音楽: ハンス・ジマー
声の出演: マット・デイモン
ジェームズ・クロムウェル
ダニエル・スタディ
チョッパー・バーネット
メレディス・ウェルズ
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
きれいな涙はいらない。立ち上がろう! ★★★☆
アメリカ・西部開拓時代の「ウマ」のおはなしです。
アニメーションです。
ただし、ウマたちが英語をしゃべったりは、しません。
ウマたちは、そのまま「ウマ」語をしゃべっています。

もう、この時点であっぱれ!と誉めてやりたくなる映画ですよ。
「ウマ」語をオレたち流に翻訳してね♪と言わんばかりの
奥の深さがありました。
で、それを手助けしてくれる(というか、それ以上の存在)のが
われらがブライアン・アダムス御大のしゃがれた歌声なんですね。



おウマさんの気持ちを代弁する歌たちの数々。
この歌なしに、この映画はあり得ない。
まるでミュージカルでした。
シカゴ』なんかより、よっぽど好きです。
("なんか"呼ばわりしてしまって、ごめんあそばせ。)

映画全体から言うと、スケールが大きすぎた感が強いけど、
けっこう男気を感じさせる物語だし、
よろしかったんじゃないでしょうか。
子供にもぜひ見せたいなぁと思いました。

p.s.
・それにしても、この邦題はどうしようもなくズレてるよ…。
サラ・マクラクランとのデュエット曲、本編でも使ってほしかった!
・祝日の夜だってのに、観客4人(オレ含め)だったよ。
 マジ?大丈夫?
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ドリームキャッチャー
Dreamcatcher
監督: ローレンス・カスダン
原作: スティーヴン・キング
脚本: ウィリアム・ゴールドマン
ローレンス・カスダン
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演: モーガン・フリーマン
トーマス・ジェーン
ダミアン・ルイス
ジェイソン・リー
ドニー・ウォールバーグ
トム・サイズモア
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
摩訶不思議… ★★
あわわわわ…。

スティーブン・キング原作、ローレンス・カスダン監督の映画
ということ(だけ)で観に行ってしまいました。ヒマだったし。
オレの苦手分野な「怖い映画」だということは、
事前にわかってて行ったんだけど
やっぱり、あわわわわ…な状況でした。

え・げ・つ・な・ぁ〜

っていう決まり文句を言う、ダウンタウン松本の演じる
キャラクターがいたと思うんですけど
(「ごっつええ感じ」かな?)
手で目を覆い隠しながら、指と指の間から
オレもそんな気持ちで観てました。えげつなぁ〜。

こういうことを書くと「ネタバレ」なのかもしれないですが、
スタンド・バイ・ミー』と
『アトランティスのこころ』と
『エイリアン』と
『アウトブレイク』と
『シンプル・プラン』と
『インディペンス・デイ』が
ごちゃごちゃに混じったような、摩訶不思議な作品でした。

スティーブン・キングらしさは出てたけどね。
エグくてぶっ飛んだスティーブン・キング節は全開でした。
だから、それはそれでいいんだと思いますよ。
オレは苦手だけど。映画的にはやり過ぎかとも思うけど。

※『アニマトリックス』について
『マトリックス』のアニメ版とも言える短編作品の一編が
同時上映されましたが、なかなかよろしいです。
『リローデッド』を観る前に観ておくというのは
ウォーミングアップ的な意味合いで、とてもいいですね。
期待感が増しました!
興味のある方はDVDも出てますので、要チェック
▲TOP
JAM FILMS
『the messenger - 弔いは夜の果てで -』
監督: 北村龍平
出演: 北村一輝、魚谷佳苗

『けん玉』
監督: 篠原哲雄
出演: 山崎まさよし、篠原涼子

『Cold Sleep』
監督: 飯田譲治
出演: 大沢たかお、角田ともみ

『Pandora - Hong Kong Leg -』
監督: 望月六郎
出演: 吉本多香美、磨赤児

『HIJIKI』
監督: 堤幸彦
出演: 佐々木蔵之介、秋山菜津子

『JUSTICE』
監督: 行定勲
出演: 妻夫木聡、綾瀬はるか

『ARITA』
監督: 岩井俊二
出演: 広末涼子
公式サイト(日本語)
『JUSTICE』が特によかった!
現在の日本映画を支えている監督たち、
と言っても差し支えないと思われる7人が短編作品を作り
それをまとめたのが、この『JAM FILMS』。
なぜか、ここでは今ごろ上映されました。
せまい映画館も、若者たちでにぎわっておりました。

『the messenger - 弔いは夜の果てで -』
キレてるSFで ★★★

『けん玉』
ほんわかカップルに ★★★★

『Cold Sleep』
バカバカしくて ★★★☆

『Pandora - Hong Kong Leg -』
こういうエロさ好き ★★★★

『HIJIKI』
シュールなバカ ★★★☆

『JUSTICE』
この中ではピカイチ ★★★★☆

『ARITA』
メルヘンな岩井風味 ★★★

はい、こんな感じです。
けっこう楽しめました。
短編でしか語れないものっていうのも、ありますよね。
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シカゴ
Chicago
監督: ロブ・マーシャル
原作: ボブ・フォッシー
フレッド・エッブ
脚本: ビル・コンドン
音楽: ダニー・エルフマン
出演: レネー・ゼルウィガー
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
リチャード・ギア
クイーン・ラティファ
ジョン・C・ライリー
ルーシー・リュー
タイ・ディグス
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第75回アカデミー賞作品/助演女優賞など6部門受賞
これが、最優秀作品賞、なの、かな? ★★☆
ダメだぁぁぁ、わから〜ん…。

というのが、観終わったあと(観てる最中から)の心の叫びでした。
わからん、全然この良さがわからん。
っていうか、これは良いのか?というのもわからん…。

まずね、これ、ミュージカル映画じゃなくて
ミュージカルそのもののような気がしたんですよ。
しかもコテコテのミュージカル。
ダメだ、わからん…。
ミュージカルの良さがわからん。
ムーラン・ルージュ』が、オレにとって
いかに特別な「ミュージカル映画」であったかというのが
逆によ〜くわかりました。

誤解のないように言っておきますが、
主役の3人の歌や踊り、素晴らしかったです!
吹き替えなしでここまでできるって、すごいよね。
そして、
それにもまして感動したのが、名脇役俳優ジョン・C・ライリー!
先日の日記では失礼なことを書いてしまいましたが
この人はマジですごいですね。
(非公認サイト、作っちゃおうか!?)
オレにとって、この映画は
「ジョン・C・ライリーがすごかった映画」として、
名を刻むこととなるでしょう。

でもなぁ、現実離れしてるんだか、
現実の話をしてるんだかわかんなくなるようなストーリー展開で
このままじゃ、世の中の女性が信用できなくなりそうだ…。

以上、何がなんだかわからないまま終わってしまった感想文でした。
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デアデビル
Daredevil
監督: マーク・スティーブン・ジョンソン
原作: スタン・リー
脚本: マーク・スティーブン・ジョンソン
音楽: グレアム・レヴェル
出演: ベン・アフレック
ジェニファー・ガーナー
マイケル・クラーク・ダンカン
コリン・ファレル
ジョー・パントリアーノ
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
「オレは悪人じゃない」と言いながら人を殺すのは、
いいのか?
★★★
またまた出ました、アメリカン・コミックからの映画化!
こんなマンガがあったことすら知りませんでしたが、
まぁ、ヒマだったので観てしまいました。

まぁ、こういう映画もアリなんでしょうね。
ティム・バートンの『バットマン・リターンズ』と
スパイダーマン』を足して2で割ったというのが、
マジでピッタリだと思いました。
設定がダークだし、
エレクトラはキャットウーマン的だし、
デアデビルのアクションも、劇中で使われる音楽も
まるで『スパイダーマン』。
あ、それと『マトリックス』も混じってたわ!
(ただし、雨のシーンの映像はすごくよかった!
 ジェニファー・ガーナーも、ごっついキレイで巨乳だった!)

それにしても。
「正義」だの「善悪」だのと、いちいちゴタクを並べ立てる
主人公を見てると、今のアメリカ大統領を思い出さずには
いられませんでした。
なんかね、両者の思考パターンが似てると思ったんですよ。
アメリカ人には、こういうのが受けるんだね、やっぱね。

まぁ、こういう映画もアリなんでしょう、アメリカ人にとっては。
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