帯の種類と仕立て方法
袋帯 | 芯入れ仕立て | (帯全体に好みの堅さの帯芯を入れて仕立てます) |
芯なし仕立て | (帯が堅くて重い時や、やわらかく締めたい時 芯を入れずに仕立てます) |
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太鼓、腹のみ 芯入仕立て |
(全体はやわらかく締めたいが、太鼓や腹のみ芯を 入れてはりをもたせたいとき) | |
タレ、手先の口は千鳥で くけています |
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京袋帯 | 京袋帯も同じです 芯の入れ方は袋帯と同じです |
袋帯と形は同じです。長さが九寸帯と同じか少し長め 「カクマ」では太鼓は九寸帯と同じように帯芯は二重 にしています。 |
名古屋帯 (九寸帯) |
手仕立て ミシン仕立て 開き仕立て |
(高級くけ仕立て)すべて手縫いです。 縫い代がミシンになります。帯芯は手縫いで縫いつけ ます。 (関東仕立て、額縁仕立てなど呼び方はさまざまです) 胴の部分を半幅にせず、全部開いて仕立てます。 |
開き仕立ては帯芯に 直接千鳥でかがる事 もあり お客様の要望で裏に 新モスを貼る事も あります |
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大松葉仕立て・松葉松葉仕立て | 胴の部分を手先から50cm(大松葉)か 胴の1周部分(松葉)を半幅に仕立てます |
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開き仕立てや大松葉 仕立てはカラー芯を 使う事もあります 最近(2022年)は カラー芯の色も 減って来ているので かだわる必要もないかも・・・ |
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袋名古屋帯 (八寸帯) |
手かがり ミシンかがり |
〇一般的には太鼓と手先50cm位をかがります 〇夏かがりは夏帯の太鼓部分をかがらずに 仕立てます(トンネル仕立てとも言います) |
全かがり (手・ミシン) |
〇太鼓のみ芯を入れたり胴の部分を半幅に 折って九寸名古屋帯のように仕立てる場合 もあります |
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綴幅帯 | 綴れかがり | 耳のたて糸を使い仕立てます。 |
半幅帯 | おもに浴衣に締められることが多いですが、 九寸帯や八寸帯から好みの帯幅、帯丈を決めて 作る事が出来ます。 帯幅も半幅のほか、六寸や三寸などの細帯もあり ます。 |
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角帯 | 博多献上、綴れ織り、紬織り他色々な種類の ものがあります。これらの帯は口をかがるだけ ですが、半幅帯と同様に好みの生地で仕立てる ことも出来ます。 |
以上ごく一般的に使われる帯を記載しました。