学名 |
Narcissus |
別名 |
雪中花(せっちゅうか) |
英語名 |
Narcissus(ナルキッソス) |
和名(日本語名) |
スイセン(水仙) |
分類 |
ヒガンバナ科 |
原産地 |
地中海沿岸 |
特徴 |
地中海沿岸を原産地とする多年草です。
花の少ない1~2月に開花するため、信念を寿ぐ花として重用されています。
スイセンと言えばギリシャ神話のナルキッソスという美少年の話が有名です。
水面に映った自分の姿に恋するあまりに、彼は溺れ死に、やがて1本のスイセンになったというお話です。 日本には平安末期に中国から伝わりました。
中国では初春の画題となる花「雪中四友(せっちゅうしゆう)」の一つになっています。
水分の多い環境を好んでキリリと直立して育つ様から、水場の仙人「水仙」と命名され、植物の伝来とともに日本に伝わったのです。 |
成分 |
鱗茎には有毒性を含むアルカロイド類があります。
花には、オイゲノール、リナノールなどの精油成分を含みます。 |
注意! |
毒を含むのは鱗茎部分で誤って食べると、嘔吐や腹痛、昏睡状態から死に至ることもあるので十分注意が必要です。 |
毒性のあるハーブ |
毒のある植物は意外と私たちの身の回りにあるものですから、是非気を付けて見回してみてください。
切花として花屋さんにあったり、園芸植物として売られていたりします。
例えば、アサガオの種子、アセビ、オキナギク、キョウチクトウ(夾竹桃)、クリスマスローズ、シャクナゲ、スイセン(水仙)、スズラン、トリカブド、フクジュソウ、マンドレーク等々…
最近ではトリカブトが園芸店で山野草(日本のハーブ)と書かれて売られているそうです。気を付けましょうネ!
花壇などに植えて、ペットなどが口にすると大変なことになってしまいます。
お求めの際は、お店の方に十分お話を聞いて、お勉強してからにしましょう。
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