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2019年12月

○日本小動物外科専門医によるセミナーにて
尿道閉塞、胃・腸管閉塞、胆管閉塞について講演がありました。
尿道閉塞の手術に関しては、新しい術式が発表されてとてもいい方法を教えて頂きました。
胃・腸管閉鎖の手術に関しては、ビルロートⅡ法という手術がいいとの事でした。この手技はとてもいい結果を残せています。
胆管閉塞の手術に関しては胆のう摘出する時の注意点などの講演がありました。
○獣医師会セミナーにて
てんかん治療についての講演がありました。
特に薬剤としては、レベチラセタムの色々な使用方法(他剤との併用など)の説明があり、又、てんかんの手術に関しても講演して頂きました。てんかんの手術に関しては、実際はかなり難しく実用的ではないそうです。

院長
2019年11月
○動物臨床学会にて
犬の緑内障についての講演がありました。
病気になる原因、治療などの話があり、治療に関しては当院で現在行っている治療と同じでしたが、色々あるサプリメントの」なかでアイアクトというサプリメントは予防の特に効果あるとの事でした。
当院にても販売しておりますが積極的に患主様におすすめしてあげようと思いました。

院長
2019年10月
○大学病院セミナーにて
脊髄の神経学的検査、画像診断についての講演がありました。
例えば、老犬に多い脳の前庭性疾患ですが脳の片方に病変がある場合は斜頚したり眼球振盪はあるが脳の両側に病変ある場合は頭を大きく左右に動かす症状は出来るが、眼球振盪の症状は出来ませなど。
MRI検査をしなくても、臨床症状から病気をある程度推定はできます。

院長
2019年9月
○大学病院セミナーにて
犬と猫の腫瘍に対する動注療法についての講演がありました。
動注療法とは、癌に対して癌の近くの血管までカテーテルを挿入し抗癌剤を投与する方法です。人間でも行われてますが全身に抗癌剤を投与するよりも局所にのみ抗癌剤を投与出来ますので投与後の副作用も軽減出来ます。
セミナーでは、鼻腺癌、口腔メラノーマ、甲状腺癌、肝臓癌などの症例報告がありました。

院長
2019年8月
○大学病院セミナーにて
猫の心筋症の講演がありました。
一般的に心臓病といえば心雑音が聞こえる事が多いですが、この病気の時は心雑音が聞こえない事もたまにあります。
診断の為の検査法や治療法についての話があり、中では心トロポニンIという血液検査は特に診断の為に必要で、又、薬もカルベジロールという薬が効果がよくあらわれるとの事でした。

院長
2019年7月
○大学病院セミナーにて
肝臓の検査(AST、ALT、ALPなど)や、肝臓、胆のうの講演がありました。その中で興味深かったのが高脂血症などの脂質代謝異常の予防にコエンザイムQ10がいいとの事でした。
又、胆囊粘液囊腫の手術をするタイミングが難しいとの事でした。
早めに手術をしてしまえば問題ないのですが無症状の為、手術による併発症の事を考えると手術をすすめる時期が難しいとの事です。
当院ではぎりぎりまで効果が出ている漢方薬で頑張っていますがなかなか手術をするタイミングは難しいです。

院長
2019.6月

○大学病院セミナーにて
心因性の皮膚炎や心因性胃腸炎の講義がありました。リラックスには高酸化物と運動にいいとの事。
また、ボケの予防にもいいとの事です。又、かゆみを一時的に止めるのであればジンケーンを試してみるのもいいそうです。又、海外の薬でフルオキセチンという薬はよく効くとの事です。当院にも用意してありますので症例があれば使用してあげたいと思っております。


院長
2019.5月

○大学病院セミナーにて
癌に対しての講演がありました。
癌治療には局所療法として、外科治療と放射線療法があり全身療法として化学療法と免疫療法があります。今回のセミナーにては、色々な癌に対しての効果のある治療法の講義がありました。
また、腫瘍髄伴症候群といって実際には腫瘍が発見されてなくても他の症状や疾患があった時に注意が必要な病気の講義もありました。
例えば、高Ca血症があった場合、リンパ腫、胸腺腫、肛門囊腺癌、多発性骨髄腫、上皮小体腺腫などの病気があるかもしれないので注意が必要という事です。


院長
2019.3月

○大学病院セミナーにて
整形外科疾患についての講義がありました。
2~3年ぐらい前までは整形外科疾患の診断は一般開業医では触診とレントゲン検査が主な検査法でしたが、最近は特殊なプロープを使えば超音波検査でも診断が可能になりました。中でも関節疾患は今まではなかなか診断が難しかったのが、超音波を使う事により簡単になりました。当院でもこの超音波検査装置はありますので今後の治療に役立てたいと思います。

院長
2019.2月

○大学病院セミナーにて
CT・MRIの講義がありました。動物では全身麻酔をしないと検査出来ない欠点がありますが、検査をする事によって、わからなかった病気が解明でき、治療の助けになる事は多々あります。
当院にてはこの設備はありませんが、大変勉強になりました。

院長
2019.1月

○埼玉県獣医師会セミナーにて
救急診察についてのセミナーがありました。
特にショック状態の時は、原因として循環血液量減少、心原性、血液分布異常、閉塞性の4つのタイプに分かれ、この鑑別を診断する事が特に大事です。

院長