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日付け2018.11月

○韓医学セミナーにて

動物の韓国医学のセミナーがありました。セミナーにて講演してくださったのは韓国で鍼治療を行っている韓国人の先生でしたが、韓国でも優秀な先生は鍼治療を行う際には必ず証をみて、少なくとも気虚、血虚、陰虚、陽虚などの診断をし、鍼をさす場所もワンパターンではだめだとおっしゃっておりました。
又、鍼治療を行う際は、出来れば証にあった漢方薬を併用して投与した方が効果がとても上がるとおっしゃっておりました。私も色々な症例を毎日治療しておりますが、漢方薬を併用した方が治療効果が確かに上がっております。


院長
2018.10月

○大学病院セミナーにて

犬の心不全、猫の慢性腎臓病についてのセミナーがありました。
最近、心不全時によく使用されるピモベンダンをはじめとするジルチルアゼム、カルぺリチド、ブクラデシンナトリウムなどの心薬の使い分け方や、猫の慢性腎臓病においての静脈点滴の注意点、高血圧時のヘルベッサー、アムロジピン、シロスタゾール、プラゾシンの使い分け方の講議がありました。
当院では、講議にて紹介されている薬は全て常備してあったので安心致しました。


院長
2018.9月

○大学病院セミナーにて

◆肥満細胞腫について
肥満細胞腫とは、皮膚にもよく見られますが、内臓にも発症する悪性腫瘍です。 治療法としては、外科的手術がひとつ。内科治療であれば、プレドニゾロン・ビンブラスチン・ロムスチン・イマチニブ・トセラニブ などがあります。
当院ではすべて常備しています。また、皮膚の場合は放射線療法も有用です。


院長
2018.8月

○大学病院セミナーにて

◆エマージェンシーについて
いろいろな疾患エマージェンシーにおける麻酔薬の注意点や、おすすめ点滴液の講義がありました。 また、猫の麻酔時に注意を怠ると、眼が見えなくなる・性格が変わるなどの事があるとのことで、注意が必要です。
犬においては、術後高熱が起きた時に使用する新しい薬の紹介もありました。


院長
2018.7月

○大学病院セミナーにて

◆貧血について
貧血とは、一般的には殆どの場合、赤血球が出血などで失われた時に発生する認識ですが、赤血球が壊れた溶血という 状態や、赤血球をつくれない造血障害などもあります。
この中で溶血が起こると、貧血になる前にビリルビンが血液検査や尿検査で出たり、赤っぽい尿(血色素尿)をすることがあります。 気をつけましょう。

院長
2018.5月

○大学病院セミナーにて

◆奇病について
・特発性肺線維症:ウェスティーに多発。呼吸器症状が出て、治療困難。
・猫消化管好酸球性硬化性線維増殖症:慢性消化器症状がある猫ではこの病気を疑い、 手術が出来ればベストだが、内服薬治療でも反応があるとの事。



院長
2018.3月

○腹部超音波検査セミナー(大学病院セミナー)にて

肝臓:肝皮症候群といい、肝臓と皮膚に病変を伴い、特に表層性壊死性皮膚炎を伴うものは余命6ヶ月と言われています。

胆のう:胆のう破裂では、すべての症例で総胆管閉塞が確認されています。 破裂すると死亡してしまうことが多々あるので、破裂する前に定期的な検査をし、治療する事をおすすめします。


院長
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