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実験12‐手の中の現金
開いた手に硬貨をもってください。
(1)よく眺めて見てください。この手は硬貨を所有していますか…?
この硬貨が手を所有していないと、誰が言うことができるでしょうか…?
事実、それはどちらの場合でもなく、所有するという場合でなく、単に物と物がお互いに対して、触れているという場合であることに、気づいてください。
手と硬貨がどれほど二つの物で、お互いに空間の中に自分自身の小さな場所を占有し、相手を追い出しているかに、気づいてください。お互いがどれほど自分自身とその分離性を主張しているか、それらは決して混じったり、お互いを所有しあったり、お互いを乗っ取ったりする危険性がありません…
(2)では、自分の向う側にある手と硬貨をまだ眺めながら、自分の腕のこちら側で、何が両方を受け入れているかに気づいてください。
自分自身を、あの硬貨と手と腕で満たされている、ここにある空っぽさとして、見てください。
これらの三つに対立していない何もなさとして、自分自身を見てください。あなた自身は、それらに対して第四のものを加えていませんし、それら以外の何ものでもありません。今、事実として、自分自身が、それらであることを見てください
これが本当に所有するということです。