行・ 作品・日本







 ラーメン食いてぇ! 
[COMEDY]
2018.3:日本映画(ブロードメディア・スタジオ)
監督:熊谷祐紀
出演:中村ゆりか葵わかな石橋蓮司片桐仁
宅間孝行森尾由美水橋研二片岡礼子ふくまつみ/他
ラーメン食いてぇ!…てなタイトル観て、無視できないラーメン好きである(蕎麦が1番だけどね)
「タンポポ」以来の感動…。ラーメン映画の新たな傑作が誕生!!だそうな
みんなが何と言おうと&公開から2週間たったけど、行っちゃうよ!
午後からの上映なので、ラーメン食ってから観に行くことになっちゃうけどね!
夜は飲みに行きたいし!
ん!?その後にラーメンという手もあるか、まあ、明日考えよう!

【STORY】
群馬、人気ラーメン店だった“清蘭”、店主の紅烈土
ラーメン作りのパートナーだった愛する妻を亡くし、生きる希望を失っていた(自殺の準備)
(中央アジア、キルギス、パミール高原、1人彷徨い歩く男、今にも死にそう、清蘭のラーメンを食いてぇ…)
そんな彼の元に、孫娘・茉莉絵が自殺を図ったと連絡が入る、リストカット
食いしん坊の親友コジマの裏切り(ネットで悪口拡散・彼氏を寝取られた)
2人で食べ歩いていたのに…調理師学校を目指すコジマ、目標があって良いと羨む茉莉絵
病院、なんとか一命を取り留めた彼女
病室、清蘭のスープを飲ませる烈土、ビビビッ!心で何かを感じた茉莉絵
病室前の家族会議、誰が清蘭を継ぐか、辞めるか…
ポチ連れて、病室から出てきた茉莉絵「私にラーメンを教えて!」と懇願
世界一のラーメンを作ることを生きる目標、もう一度頑張る決意
必死のラーメン修行、パワー不足、朝夕とランニング、体重も増やせ!?
決定的な欠点…食の細い茉莉絵
(TVで料理評論家の赤星亘が中央アジアで交通事故で行方不明の報、おじいちゃんは赤星を知っているらしい)
(群馬まで2度取材、おばあちゃんの茹で技術に注目!)
おばあちゃんの美味しく食べたいという気持ち、一日200食のラーメン茹でのモチベーション
美味しいラーメン作りにはパートナーが必要
(異なる高校に転校、復学する茉莉絵)
町で偶然見つけたコジマ、逃走、世界一のラーメン作りに協力すれば…許す!と叫ぶ
過酷なラーメン修行の始まり
不器用な一身ととんでもない食いしん坊の組み合わせ
一方、中央アジアの赤星、遂に力尽き倒れる、それを救った遊牧民
年に数人しか通らない道、偶然その日に通りかかったからこそ救えたと…で、何故にここに?
遠い異国の地、赤星が荒野で絶叫する「清蘭のラーメン食いてぇ!!!」


これは…笑いあり、涙ありの、観終わったら「ラーメン食いてぇ!」の映画である
伊丹十三の「タンポポ」のラーメン・ウェスタンとは異なるが…それに続くラーメン店の再建映画にして青春映画
ん、ラーメン修行する外人映画があったな、まあそんなことはどうでもいいか…
知らなかったが、人気web漫画の映画化だそうだ
しかも作者の実家はラーメン屋さんだそうだ
まあ、そんなとは知らなかったわけだが、面白かった
いろいろある青春時代、ツライ事件を乗り越えて、夢の実現を目指すのだ
最初は笑ってたのが、途中から涙してしまった
石橋蓮司はいい味出してるし、説得力がある
もちろん中村ゆりかと葵わかなのコンビが良い
役柄はまあ漫画がだからね
そんなラーメン屋・清蘭のラーメンを食べるまでは死ねないと…
事故ったパミール高原(キルギス)から必死の帰還を目指す料理評論家・赤星役の片桐仁が良い
ただ良いとこでコジマの母親の食レポが棒読みだったのが残念っちゃー残念
だが清蘭で働いちゃうのは笑いであった
しかし参った!パンフが無いのだ!作られていない!
細かい情報が得られない
チラシが頼りである
ちなみに午後3時の回ゆえ、お昼を「蒙古タンメン中本」、夕飯を「桂花ラーメン」となりました
公開15日目の第1回(14:50)、86席の映画館で3割程度の入り(新宿武蔵野館 SCREEN3)
2011.09format



LIAR GAME The Final Stage/ライアーゲーム ザ・ファイナル・ステージ
LIAR GAME The Final Stage/REBORN 再生      は、別ページとなります!



らせん                                  は、別ページとなります。



 ラビット・ホラー 3D 
[HORROR]
2011.09:日本映画(ファントム・フィルム)
監督:清水崇     ダビングエンジニア:野村みき
出演:満島ひかり澁谷武尊香川照之大森南朋緒川たまき/他
映画の夏枯れシーズンが、ようやく終了…
夏休み用に7月後半に大作が一気公開、戦いを避けて8月に目立った作品の公開なしのツマラナイ時期
見逃していた映画のDVD借りてきて、凌いでました…その期間1ヶ月強、長い長い潜伏期間であった…
そして9月、大量に映画公開…観に行くのが追いつきそうもない、まず何から観ようか?候補作を挙げてみた
当日のスケジュールに合致したのが「ラビット・ホラー3D」!
「呪怨」の清水崇監督!主演は満島ひかり!ホラー映画はケッコウ好き!
Panasonicが開発した世界初の「一体型ニ眼式3Dカメラ “AG-3DA1”」の映像は如何に!?
興味津々、観に行きました…
3D映画ですので2,100円+3Dメガネ代100円の計 2,200円!高い
メガネ方式の情報が無かったが、TOHOシネマズ系のメガネを持っていけば良かった…一緒だった↓↓↓
ネット予約ができない映画館ゆえ早目に映画館に辿り着く…公開初日にしては妙に人が少ない?嫌な予感…
で、映画に突入!

【STORY】
キリコにとって思いがけない惨劇だった
もう直ぐ10歳の誕生日を迎える弟・大悟が、学校で飼われていたウサギをたたき殺した…何故?
父親・公平(飛び出す絵本作家)とともに古めかしい一軒家に住むキリコと大悟は母親違い姉弟
10年以上前に先妻を病気でなくし、後妻は大悟を出産して他界…童話の世界に逃避
失語症で言葉を失ったキリコ、母親の愛を知らずに育った大悟は過敏なほど繊細な感性を持つ少年に…
弟の前ではシッカリ者の姉らしく振舞うキリコ(小学校の図書館勤務)
ある日、3Dホラー映画を観に行った姉弟、怖くて身をすくませたキリコ
その瞬間…スクリーンから飛び出してきたウサギのぬいぐるみ、思わず掴み取ってしまった大悟(持ち帰り)
その夜…
何かの気配に導かれ、階段上の納戸に足を向けた大悟、不思議な世界に迷い込む…時間が止まったような遊園地
そこに現れた巨大な白ウサギの着ぐるみ、恐ろしいヘルランドへ誘われていく…
からくも現実世界に戻ってきた大悟だが…謎のウサギの悪戯は続く、ヘルランドの入口と化した納戸
大悟を執拗に連れ去ろうとするウサギの正体は…大悟の今は亡き母親・響子?
キリコの脳裏に封印された過去が甦る…継母への反抗心を膨張させていた少女期の忌まわしい記憶
姉弟の現実世界にも侵食しはじめたウサギ
全ての原因は映画館で手にしたウサギだと考えた大悟、再び映画館へ
ぬいぐるみをスクリーンに送り返す筈が…再びの怪事件勃発
半狂乱に陥るキリコ…病院、拘束具!
沈痛な面持ちで娘を見やる父が告げたのは…キリコにとっての現実を覆す衝撃的な事実
新たな記憶が甦るキリコ
大悟の誕生日、意を決して遊園地へ
自分は何故口がきけなくなったか?ウサギの正体は?
あらゆる謎と恐怖の原点である遊園地近くの廃病院に足を踏み入れたキリコ
彼女自身も想像しえない残酷な真実と向き合うのだった…

映画観終わった!最低最悪!つまらない!恐くない!面白くもない!何がしたいのか分からない!
もしかして某遊園地とのタイアップ企画か?宣伝か?近いうちにそう言うお化け屋敷が出るに違いない!
そして期待していた3Dは不発!アレヤコレヤ画面から飛び出して来ることを期待してたが…
薄暗がりの中に 遠近感なぞ無かった!
ともかく客席も静かなもので…ガタッともキャッともならず…私は睡魔との戦いであった!
明るくなった客席は苦笑だったり、憮然といった感じだったり…
3D料金+メガネで2200円はフザケルナ!状態…しばらく怒りも止みそうになし
観に行こうとしている人!まだ間に合う…考え直せ!
どうしても満島ひかりが見たいって方もいるとは思いますが…映画自体の内容については忠告しましたからね!
あああ…ネガティブ・コメントは疲れる…

しかし、こんな映画であるがエンディングスクロールのスタッフ名に従姉妹の名前を発見…
大変だったネ…
ちなみに公開初日の第2回(15:35〜)、335席の映画館は50名の入り(シネマート新宿 SCREEN1)
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 ラブ&ピース 
[FANTASY]
2015.06:日本映画(アスミック・エース)
監督:園子温
出演:長谷川博己麻生久美子西田敏行
渋川清彦松田美由紀奥野瑛太長谷川大谷本幸優IZUMI
マキタスポーツ深水元基小倉一郎
手塚とおる真野恵里菜神楽坂恵菅原大吉浪岡一喜
田原総一朗水道橋博士津田大介宮台真司茂木健一郎
中川翔子犬山イヌコ大谷育江星野源横尾和則/他
チラシがなかなかおしゃれで気に入ったという…ジャケ買い状態
チラシに見る“愛の怪獣”とは?外すと痛そうだが?大丈夫だろうか…?

【STORY】
2015年、夏、東京!
楽器の部品会社で働くサラリーマンの鈴木良一
以前はロックミュージシャンを目指していたが挫折、それ以来はうだつのあがらない毎日
というか職場のオモチャ状態
同僚の寺島裕子に想いを寄せているが、小心者過ぎてまともに会話もできない
ある日、デパートの屋上、昼飯中、一匹のミドリガメと目が合う…運命!?
あきらめたロックミュージシャンへの道、裕子への想い
良一の人生を取り戻すために必要な最後の破片〈ピース〉、それが…そのミドリガメ
ピカドンと名付けられたミドリガメとの出会いが転機
良一の人生は怒涛の展開をみせる…日本中を巻き込んで!
それは…謎の老人と言葉を得たオモチャの住む不思議な地下世界にまで席巻していく
その半年後、来る東京オリンピックのために建設された「日本スタジアム
熱狂した観客に包まれた大人気ロックスターのライブ」
そのスターは、自信に満ち溢れ、きらびやかに変貌した良一
それを観客席から見守る裕子
良一、裕子、ピカドン、謎の老人、オモチャ達、愛を奪い返そうとする彼等の想い
愛を背負った巨大な怪獣「LOVE」を東京の街に出現させる!


ああ〜、やっぱりこんな感じか…
ファンタジーって言えばファンタジーだが、クダラないと言えばクダラない、園子温らしいと言えば園子温らしい
全てはクリスマスの奇跡なのだが
おちゃらけた人形劇、ワザとらしい老人、それは売れないだろうという曲とバンド、ありえない会社、他…様々
相変わらず強引な手腕を発揮した園子温監督、それなりに観せるのだが
途中途中、俺は“何を観ているんだろう”と思う次第
無茶なファンタジーである、しかしコメディとも言えない
1800円は高い、しかしこれでTOHOシネマズのポイントが6ポイント貯まったので次回はタダだと思い…
イラッと来る心を宥めるのであった…
ちなみに公開初日の第1回(10:20)、236席の映画館で40人程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN5)
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 LOVEDEATH/ラブデス 
[VIOLENCE]
2007.05:日本映画(デスペラード)
監督:北村龍平
CAST-1:武田真治NorA船越英一郎
CAST-2:大友康平金澤大朗増本庄一郎七海智哉松田ピロシ江原修
CAST-3:IZAM船木誠勝榊英雄川村カオリ大場一史松原慎太郎
CAST-4:泉谷しげる杉本彩吉岡美穂竹内力森本レオインリン・オブ・ジョイトイ
CAST-5:六平直政寺島進池内博之北見敏之
CAST-6:吉村由美大森南朋ニコラス・ペタス八木小織渡辺裕之森洋子チャック・ウィルソン三城晃子津田寛治川合千春
CAST-7:KANみさきゆうあいはら友子深浦加奈子小沢仁志/その他大勢の皆さん
映画用コピー 「愛のために、死んでみろ」
パンフ内より… 「愛のために戦え!愛のために死ね!体験せよ、エロスと笑いと銃弾のハリケーン 目撃せよ、史上最大の愛の大戦争 君は愛のために死ねるか?」…だ!
大ファンである北村龍平監督久しぶりの映画です!

【STORY】
■砂丘?倒れている男達、漸く立上った男…バッグを拾い&進む、彼に付いていく女 ■バーの一角に男、待ち人?現れた女…(過去の記憶)クラブで出逢った2人…瞬間に恋に落ちる、男の名は“サイ”深海魚の話…光を放ちエサ&相手を見つける、但し敵に見つかりやすい危険…そんな話ばかり?と女…“シーラ”、誘う!激しい恋、そして3日後に女は姿を消した (現在)あれから342日後、2人は再会、それが全ての始まリ、人生にはターニング・ポイントとなる日が存在(誕生日から算出)…運命の日「クリサリス・デイ」、過ごし方に失敗すると…その後の人生は最低、上手く切り抜ければ…バラ色の人生、同じ誕生日同士…一緒に過ごそうとシーラ


大ファンである北村龍平監督、久しぶりの作品「LOVEDEATH/ラブデス」、情報収集を怠っていたため、つい最近コノ映画のことを知るという…お恥ずかしい展開、ということで急ぎ情報収集、公開4日前に前売券を購入、公開初日のスケジュール調整、初回は見られないものの、第2回ならOK、渋谷の街をノロノロと歩く人々の中を全力で駆け抜けて映画館へ…
ヴァイオレンス系作品が多い北村監督、でも、あまりイロイロと縛られていなくて、その自由さゆえに(私が)楽しめる映画を連発、今回は「ヴァイオレンス風エロティック&コメディー映画」とでも言いましょうか…爆笑させていただきました
主演は「武田真治」「NorA」「船越英一郎!」、その他にも(順不同)…大友康平、寺島進、IZAM、泉谷しげる、六平直正、杉本彩、吉岡美穂、竹内力、北見敏之、船木誠勝、榊英雄、池内博之、KAN、森本レオ、インリン・オブ・ジョイトイ、渡辺裕之、チャック・ウィルソン、津田寛治、河合千春、深浦加奈子、小沢仁志…他にもたくさんの方々が出演(書ききれなくてスイマセン状態)、超豪華すぎるキャスト、しかも全員が、これでもかのノリとキレップリ!難しいこと考えずに見て楽しめました、コノ手の映画…嫌いな方はナンジャコレ!状態でお嫌いでしょうが…まあ、私は私ですから…
実は、初回終了後に舞台挨拶ありの情報…「ALIVE」の時と同様にダメモトで映画館へ、前売券を当日券に交換するのに窓口の方が少々手間どり…多少イライラも、映画館の方に「次の回を見るのですが舞台挨拶…見られますか」と問えば、チケット確認後、「どうぞ!」と、ご親切にも入口へ案内していただけた…、「完全入替制ですから、終わったら一度外に出てくださいね」と…笑顔、ありがとうございます!既に舞台挨拶は始まっちゃっていました、武田真治…カッコよい!が、北村監督と並ぶとチッチャイなど思いつつ…面白い話をたくさん聞くことができました、タイムオーバーで巻きが入ってましたが…勢いは止まらず、館内は爆笑のウズ!ラブデス2の企画の話(クロガネ&シーラの物語)もあったが…本当に実現するのか?止まらない武田真治とNorAのディープ・キス話、出演者のIZAMと吉岡美穂の「できちゃった婚」の話などなど、結果…次回の公開時間をずらして、予告CMカットの本編イキナリ上映で対応の展開でした
284席の映画館、初回は立見もあり300人以上だったと思われますが…私の見た第2回(10:45〜)は…16人でした(Q-AXシネマ1:渋谷)
2000-2009format