ら行・り

作品･日本

リング　 ［ＨＯＲＲＯＲ］ １９９８．０１：日本映画（東宝） 監督：中田秀夫　　　　　原作：鈴木光司 「リング」 CAST-1：松嶋菜々子／真田広之／中谷美紀／竹内結子／佐藤仁美／沼田曜一 CAST-2：松重豊／村松克巳／大高力也／雅子／伴大介／柳ユーレイ／大島蓉子／他 鈴木光司の同名小説「リング」の映画化、原作は本当に怖い！映画の方は壊滅状態？全く怖くないホラー（？）映画、但し、日本ホラー映画の一つの潮流（貞子系）を作ったという点では評価の対象かも 【ＳＴＯＲＹ】 時間を気にする少女、恐怖、突然の死、同じ死に方の学生達。噂…「そのビデオを見たら１週間後に死ぬ」、実態を探る記者、浅川玲子。共通点。伊豆のロッジ。ラベルの無いビデオ…見てしまう。元夫の高山竜司に協力依頼、高山、そして息子までビデオを見てしまう。謎の追求、過去の女性超能力者の悲劇、迫る１週間後、ビデオの正体？映っている場所、ロッジ？井戸の在り処…貞子、それぞれの生と死… リングの原作は怖い。すっかりハマッテ、背中ゾクゾクさせながら、あっという間に読みきってしまった… ところで、この映画は「題名が同じで、内容も随分とパクッテいるようですが」いいんでしょうか？なんて、言ってみたりして…しかし、良い原作があり、製作会議があり、映画として成立させるための脚本があって、監督の考えもあって、制限時間も有るでしょう…ディテールの細かい原作を万人受け（この場合、分かりやすく恐怖を伝える）させる必要もあったでしょう。だけどネ、ここまで壊すか？１００％原作通りとは、思ってませんが、少し間違えてませんか？某紙のランキング上位に入っているのが信じられない…、全く恐怖感の伝わってこないＨＯＲＲＯＲ映画？？？以前、あーあっと思ったけどＴＶ版、高橋克典、原田芳郎の主演の番組の方が怖い… ※同時上映「らせん」 （コマ東宝：新宿） -1999format

らせん　 ［ＨＯＲＲＯＲ］ １９９８．０１：日本映画（東宝） 監督：飯田譲治　　　　　原作：鈴木光司 「らせん」 CAST-1：佐藤浩市／真田広之／中谷美紀／佐伯日菜子／鶴見辰吾 CAST-2：小木茂光／松重豊／伴大介／他 「リング」の続編（同時上映）、「映画・リング」よりは原作に忠実に展開して行くが、なんで肝心なところを変えちゃったのか疑問の作品、どっちもどっちなのだが世間的には「リング」がべたボメ、「らせん」はコキオロシ状態 【ＳＴＯＲＹ】 息子を海の事故で死なせてしまった男、髪の毛までは掴めたのに…医者、気力喪失、彼の元に友人であった高山の死体が運び込まれる。検死。胃の中から暗号。昔、流行った暗号遊び…「リング」？？リング事件に巻込まれていく。高山の教え子で彼女の舞、特殊能力を持つ。遺伝子情報。高山のメッセージ、手助けする医者、交換条件、浜辺に立つ人達… らせんの原作は、リングとは全く異なった内容の展開と恐怖の世界。貞子の本当の目的と巻込まれる舞…重要な鍵を握る、死して影響を与え続ける高山、謎の究明を行う医師・安藤の行動、この延長にある結末は…となるのですが、やはり、肝心要の部分が…何と言うか、困った。まだリングよりはましかな。それでも不満が多いのですが…某紙では「リング」をベタホメの「らせん」コキオロシ記事があったが…？ ※同時上映「リング」 （コマ東宝：新宿） -1999format

リング２　 ［ＨＯＲＲＯＲ］ １９９９．０１：日本映画（東宝） 監督：中田秀夫 CAST-1：中谷美紀／佐藤仁美／深田恭子 CAST-2：松嶋菜々子／真田広之／小日向文世／石丸謙二郎／柳ユーレイ／大高力也／沼田曜一 CAST-3：長曽我部蓉子／仁科貴／梶三和子／諏訪太朗／並樹史朗／芹沢礼多／谷津勲／他 原作無視の前作「リング」の続編（「らせん」は無かったことに？）、新展開していくのですが、一度壊れてしまったものは修復不可能だった…さらに今回も破綻している 【ＳＴＯＲＹ】 リングの映画版続編で、とりあえず「らせん」を無視して独自にＳＴＯＲＹ展開してます。前作の補足をしつつの新展開、あのビデオは今だ増殖している。噂を広めながらも。かつての恋人の死因を追いかける主人公の前に前作の主要人物が現れ、謎が解かれていく。しかし、貞子の怨念はビデオテープへの念写のレベルを超えていた。怨念の消去に努める医師と協力する主人公達。一つの怨念は消去できたとしても、新たなる怨念が… 「死国」を見に行きました。前作で懲りていたんですが、一緒にやってたもんで見てしまいました。前回の言訳的な映像を折込ながら、話は新展開していました。でも、原作無視の前回＋今回ＳＴＯＲＹで「なぜ、松島菜々子の役？語り手？破綻してません？」、まさか「深田恭子」でＰＡＲＴ３なんてやりませんよね… ※1999.07.15追記：某雑誌の片隅に「３」映画化決定（詳細不明）と…、もう、止めてくれ！ ※同時上映「死国」 （渋東シネタワー４：渋谷） -1999format

リング０〜バースデイ　 ［ＨＯＲＲＯＲ］ ２０００．０１：日本映画（東宝） 監督：鶴田法男　　　　　原作：鈴木光司 「バースデイ」　　　　　調音エンジニア助手：野村みき CAST-1：仲間由紀恵／田辺誠一／麻生久美子／田中好子／角替和枝／雅子／伴大介 CAST-2：奥貫薫／小柳友貴美／田中要次／高畑淳子／他 従姉妹から「リング０」の製作にかかわったとの会話…悩んだ末に、原作「リング０〜パースディ」は読まずに見てきました、内容は「貞子」がああなるまでの物語です 【ＳＴＯＲＹ】 リング・シリーズ本当の主人公「貞子」のストーリー。リングの起源… 裏切られまくりのシリーズです。前回の「２」の時、「３」があっても見ないつもりでしたが、先日、身内の結婚式で従姉妹から「リング０」の製作にかかわったとの会話…スタッフ・ロールを見にいくつもりで公開初日に行って来ました。毎年１月はこの２本立で辛い、修行僧のようだ。今回は裏切られようがないように原作を読まずに行きました。そこそこ面白いといったとこでしょうか なんか、スター・ウォーズ・シリーズのエピソード１的とでも言いましょうか…ホラー以前ですね。それから、めったに重箱の隅を突つくマネをしないＧＯでも気になってしょうがなかったのが「コーヒー」と「電柱」でしょうか。３０年前に「ブレンディ」は無いと思う…ＡＧＦは２７年前の創立です（調べてしまった）もしもあったらスイマセン＆３０年前の伊豆大島にコンクリートの電信柱があると思いますか？ホラーとはいえ最低限の時代考証はやっておきましょう…。見っけ物：麻生久美子。しかし、この程度の映画でパニックするな後ろの女… （新宿東宝ビレッジ１） 2000-2009format

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貞子３Ｄ　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　 　（２０１２．０５）

貞子３Ｄ ２　 　　　　　　　 　　　　　　　　　　（２０１３．０８ ）

貞子ｖｓ伽椰子　 　　　　　　　 　　　 　　　　（２０１６．０６ ）

ザ・リング/リバース　 　 　　　　　　　　　　（２０１８．０１：米 ）

貞子　 　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　（２０１９．０５ ）

貞子ＤＸ　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　（２０２２．１０ ）