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その後何回かテストセーリングをするが、やはりアウトグルーブ+スライダーの組み合わせではグルーブが弱すぎて、メインセールのスライダーがグルーブから突き抜けてしまう問題が2度ほど起きた。 そこで、アウトグルーブを切除して、ハーケンのバットカー用のレールをマストに取り付けることになった。Pは18.8m、10cm間隔に打ち込むタッピングは約188本。カーボンは硬いので、ドリルの歯を何本準備するかが問題になった。 作業本番では内山さんがグラインダーでドリルの刃先を砥ぐワザを披露してくれた。要するに、ドリルの刃先を手で回転させながら砥いで、綺麗な円錐状にする。円錐面より刃先が凹むと、全く切れなくなる。 バットカーのレール取付けは内山さんと足立さんと私の3人で1日で終わった。マストの起倒は135°Eにお願いし、倉田さんが良い仕事をしてくれた。 ![]() |
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ノースセールでメインセールのラフをカーに変えてもらって、三船さんに乗ってもらいテストセーリング。 リーフテストもできて全てOKだった。 このフネのターゲットは風速12ktのときTWA39°でBS7.4kt、TWA153°でBS7.9ktということになっている。機走は平水で8kt弱。 Mumm30より1kt以上速い。 ジブのラフにはフオィルが縫い込んであり、ファーリングしてもジブのカーブが崩れにい。ジブのリーチにはバテンも入っている。バテンは金属製の巻尺のようなものらしい。 J/24、Mumm36、Farr40、Mumm30と、リーフをしないフネにばかり、30年近く乗ってきた。なので、ジブをファーリングしたり、メインをリーフすると、こんなにも楽に走れるのかと感激した。 |
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フネを陸上保管から海上係留に変更したので、新西宮ヨットハーバーから、船台を撤去するように言われた。船台は、新しく作れば高いが、撤去するとなるとデカイ。 旧友の筒井隆介が船台を引き取ってくれることになった。彼は英虞湾で挙寤艫{ートを主宰していた。船台をガス切断で解体するために鉄工所を呼ぼうかと聞いたら、彼はそんな必要はないと言って来た。 当日、彼は4トン車にベビーサンダー持参で新西にやって来た。足立さんと私も手伝ったけれど、45ft艇の船台をベビーサンダーで解体できるとは知らなんだ。彼は解体した船台をトラックに積んで、オーバーレングスで英虞湾に帰っていった。 |
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