Farr45 Wind Sailor 
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2008年9月に97年製のCorel45(Farr45)を購入しました。旧CARINO、その前はEscape、ニッチャレの難波さんが乗ったフネです。
購入の動機は少し大きめのショートハンドクルーザーが欲しかったから。IMS証書でクルーウェイト900kg(日本人13人)のフネがショートハンド用に改造できるかが不安でした。
CARINOの元スキッパーの中野さんに、このフネがクルーザーになるかなと聞いたら、「快適なクルーザーになると思いますよ。一つだけ問題があるとすれば喫水が2.9mあって、小さい港に入りにくいこと」との意見。で、このフネに決めました。
もっとも中野さんは大阪から新西までいつもは自転車で、たまには自分の足で走ってヨットに乗りに来て、厳冬期にJ/24を牛窓まで回航してレースに出る人。「快適」の次元が違うかもしれない。

前オーナーにはクルー2名(足立さん、石塚さん)も紹介してもらい、親切にしていただいた。値段は前オーナーに口止めされているのでひみつ。このフネのカーボンマストの価格程度かな。

08年10月からハーケンジブファーラーを足立さんと2人で取り付けた。このフネはフォアステイのロッドサイズが標準より一回り大きかったので、取り付けに苦労した。足立さんには海面から20mのIポイントまで、10回以上登ってもらう。

08年12月までに、ノースセールにダイニーマ製のファーラージブとメインセール(フルバテン2ポリーフ付き)を作ってもらった。世界一周でもできそうに丈夫だが、レース用のセールに比べるとかなり重い。

同じく12月までにメインセールのクイックカバーや、レイジージャック、メインセールをフレークするときにブームよりかなり上まで登らなければならないので、そのための折りたたみ式ステップをマストに取り付けた。相手がカーボンなので、それなりに気をつかった。

このフネのマストのグルーブはアウトグルーブだった。で、アウトグルーブの場合、メインセールのラフをボルトロープからスライダーに変えると強度的にヤバイとは聞いていましたが、この時点ではスライダーにしていた。

さらに、内山造船の内山さんにお願いして船底にエポキシプライマーを塗り、次に足立さんと3人で、インターのウルトラ何とかの船底塗料(黒)を塗った。これでこのフネも海上係留艇となる。もったいないやら、嬉しいやら。
08年12月までに倉庫の棚も単管を利用して作りました。新西の倉庫は20ftコンテナとほぼ同じ大きさ(W2.4m×D6m×H2.4m)で月1.2万円。電気完備。両側の棚の最上段を単管で連結して収納力UP。レーシングセール多数がフネに付いてきたものの、残念ながら大半は賞味期限切れ。

倉庫のすぐ南は新西宮ヨットハーバーのゴミ捨て場。流石、金持ちヨットハーバーだけあって良いものが捨ててある。今までに新品なら1個1万以上するフェンダー10個、木製の舵輪、救命浮環、工具箱、本皮ラグビーボール、本革製折りたたみ椅子などを拾って倉庫に入れた。

あだちぃ〜、ほどほどにしとけよ〜
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