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  2017年12月28日

  当院が入っている大仙台駐車場ビル、夏から始まった1階の改修工事、まだ続いております。当院の入口がどこだか分かりにくくなったり、当院までの廊下があっちこっちと変わったりと、患者さんにご迷惑をかけておりますが、なお今少し工事が続きます。
  このあとは、当院のスペースが広がって、今度は当院の院内工事が始まります。
  まだまだご不便をおかけいたしますが、最終的には患者さまの利便性がぐっと向上する予定です。
  みなさま、新年もよろしくお願いいたします。2018年が、どなたさまにも良い年でありますように。
 
     
     
  2017年11月25日

  10月22日、おおかたの予想通りに衆議院選挙で与党が大勝しました。安倍さん、グッ、ジョブです。
  さて、北朝鮮問題どうなるでしょう。2ヶ月間の北朝鮮のミサイル実験なし核実験なしは、噂ではそれをアメリカとの直接交渉の条件としたティラーソン路線に応じているのかもしれません。トランプ大統領の東アジア歴訪中の行動、脚本どおりに演じる大根役者そのままに、ぎこちなくて静かでした。
  皆さん、日本の夢とアメリカの夢は当然違いますよ。いかに安倍さんとトランプさんが仲良しでも、同床異夢です。
  単純に考えて、アメリカは北朝鮮が核保有のままでもパキスタン同様脅威とならない保証があればそれでOKでしょう。要するに、中国やロシアが保証人となってくれればそれでいいわけです。
  日本はどうでしょう。常軌を逸した反日民族が隣で核兵器を保有していることに耐えられますか?
  アメリカと北朝鮮が、表ではにらみあったまま裏で現状維持で妥協したときが、日本の正念場となりますね。
  ただのアメリカ製兵器の大口顧客となるだけではどうしようもない。単独攻撃を視野に入れて、法改正を含めた準備をして、そして独自外交でしょうね。安倍さん、もう4年はやめられないでしょう。

  
 
     
     
  2017年10月28日

  さて顔のタルミの治療、頬骨部ヒアルロン酸注入、希望者が徐々に増えて、好評をいただいております。
  ヒアルロン酸が登場し始めた2000年ごろの注入法は、シワそのものに注入しシワを浅くする方法でした。
  現在の骨のごく近くにヒアルロン酸を注入する方法は、これとは考え方がまったく異なる治療法です。
  頬のタルミを上方に吊り上げている支持組織の代表的なものとしてSMAS(スマス)があります。頬骨から頬骨弓(頬骨と耳の間の梁)に付着して下顎まで広がる丈夫な膜構造です。
  頬のタルミのヒアルロン酸治療は、少量の固いヒアルロン酸をこのSMASの下つまり骨の上に注入し、SMASを持ち上げることにより、頬の組織全体を吊り上げる方法です。
  吊り橋を想像してください。橋を吊り上げているワイヤが少したるんでいます。ワイヤを切って繋ぎ直し短くする方法が、手術によるフェイスリフトですね。効果は劇的ですが、大手術ですし、費用も高額ですし、また術直後からまたタルミだします。
  これに対してヒアルロン酸注入法は、吊り橋の両端のワイヤを支える滑車部分の位置をちょっとだけ持ち上げて、ワイヤを張らせる方法です。効果は顔がやや若やぐ程度ですが、短時間で済む注入治療で、費用も安価で、注入したヒアルロン酸が少しずつ水を吸って膨らむため長期に効果が持続します。
  頬のタルミを直すのと同じ考えで、下まぶたのタルミや、上まぶたの目じりのタルミの治療もヒアルロン酸治療で可能です。
  下まぶたでは、眼窩隔膜という膜を張らせるために目じりのやや下の頬骨部にヒアルロン酸を少量注入するのです。
  上まぶたの目じりのたるみは、眉尻の外側の骨のくぼみにヒアルロン酸を入れ、眉尻ごと目じりを持ち上げます。

  すでに頬骨部ヒアルロン酸注入でタルミ治療を終了した患者さまの中に、目じりのつり上げも希望して追加されている方が出てきています。
  ご興味のある方は、一度受診してみてください。

 
     
     
  2017年10月7日

  安倍総理、総選挙に打って出ましたね。ベスト・タイミングです。
  民進党で改憲派の前原氏が、護憲派の枝野氏に勝利して党代表になった瞬間を狙いました。そして、細野豪志氏が民進党を離れ、小池百合子都知事と「希望の党」を旗揚げした直後です。
  どんな経過をたどろうが、民進党が改憲派、護憲派に分裂するのを読んでいましたね。これでグッと改憲の日が近づきました。今後、北朝鮮問題をにらみながら国会での改憲論議が進み、再び総選挙、国民投票、再々総選挙と矢継ぎ早に進んで行く予感がします。
  小池さんは上手に利用されて終わりでしょうね。
  防衛大臣として守屋次官の首を切り、都知事として豊洲市場に難癖つけたのが彼女の業績ですか。薬害エイズで大声を張り上げた菅直人、年金問題で大声をあげた長妻昭とたいして違いはありません。
  役人たたきがどんなに上手でも、トップとしての資質を持ち合わせているわけでないことを、民主党政権時代に国民は痛いほど学習しましたからね。
 
     
     
  2017年9月9日

  北朝鮮のICBMと水爆、短期間、長足の進歩に驚きますね。独自開発ですか?誰かが家庭教師に付いたのでしょうか?
  中東でISが滅びかけてますね。ロシアがシリアの後ろ盾になって中東情勢が落ち着き始めていたのが、「トンビあぶらげ」式にアメリカが割って入っています。北朝鮮は「長崎」の可能性ありですね。「江戸のカタキを長崎で」に見えるのです。
  よって、中国ロシアの飛車と角の効き筋を見ながらでなければ、北朝鮮という成金を取るわけにはいきません。しばらくにらみあいですね。

  さてさて、8月3日に私、頬骨部にヒアルロン酸注入をしてもらいました。自由が丘クリニックの佐藤英明先生に施術してもらいました。非常に効果ありで、両側頬のタルミが改善し鼻唇溝が浅くなりました。効果持続期間が今までのヒアルロン酸の倍の2年の、ジュベダームウルトラ ボリューマ も導入いたしました。
  乞うご期待です。ご希望の方は、受診してください。
 
     
     
  2017年7月29日

  さて24日、25日に国会閉会中審査における加計学園論争、どうも安倍政権圧勝、民進党完敗に終わったようです。蓮舫代表辞任は、マイッタですからね。
  国家戦略特区ワーキンググループの座長、八田達夫教授の言葉がすべてを語っています。
  「今回のことで公正な行政が捻じ曲げられたかという質問ですが、私は、今回のことで不公正な行政が正された、と考えます。」

  私は、24日の衆議院の論争はラジオで聞きました。
  安倍さんの支持率が低下しているとの報道がありますが、心配ないでしょう。ただもし安倍さんに何かあった時の、強烈な後継者を見つけました。小野寺五典です。
  とつとつとした冷静な言葉、明瞭な論理、静かに燃える愛国心、私は彼に期待するところ大です。今回の質疑の最後の彼の言葉に感動しました。彼の国士たる政治家への思い、矜持がギュッと込められた言葉でした。
  私なりに聞き取った彼の言葉を、文字として残しておきます。

  「この国が今までしっかりやってこれらたのは、優秀な官僚組織と、それをうまく使いこなした政治があったからなんです。
  ところが今回、文部科学次官を経験された前川さんがこういうことを言う、ということは松野大臣、大臣と次官の信頼関係が密であれば、こういう問題は生じなかったんです。
  稲田大臣の問題も、同じようにガバナンスの問題なんですよ。
  しっかり役所を管理する、ここに政治家の責任があります。」

  彼は、神輿の上でお飾りになる人間じゃないですね。
 
     
     
  2017年7月22日

  仙台は暑い梅雨ですね。
  梅雨の平均気温が仙台が例年よりプラス5度とNHKで報道していました。
  50年に一度の豪雨が、毎週のように報じられていますね。九州の豪雨災害には胸が痛みます。
  体感的に、これが地球温暖化ということなんでしょうね。

  私は、広口鍋で湯を沸かす状況から類推して、なんとか理解しています。
  広口鍋に水を入れてガスレンジで温めると、沸騰する前に対流が始まりますね。やがて鍋の底からあぶくが出始めて、そしてぐつぐつと沸騰し始めます。湯は元気に激しく対流しますね。このあと、蓋がないと鍋の上の空気も水蒸気と一緒に激しく上昇し始めます。
  中学生の理科の知識では、この段階で湯の温度は100度となりますが、実際はそうではありません。鍋中央部での上昇気流で、気圧が大気圧よりぐんと下がるため、鍋中央部での沸騰温度は97度かそれよりも下がります。100度で沸騰しているのは鍋の縁近くのみとなります。(これで鍋の蓋の意味がわかるし、レミパンやルクルーゼがすぐれた調理器具だということも理解できますね。)

  話がだいぶ横道にそれましたが、何を言いたいかというと、地球温暖化というのは温度が1、2度ただ上がるだけなんていう変化ではないのです。地表の空気の対流が激しくなり、大洋からの水蒸気の発生も増して、激しい気象となるといことです。つまり、暑さのみならず寒さも厳しくなり、大雨大雪が増え、大風も吹くということなのです。

  日本は災害に慣れた国ですが、防災技術、防災対策にさらに磨きをかければ、やがてそれが地球全体に貢献できる技術、文化を創り出すこととなるでしょう。ものごと何でも前向きで行きましょう。

  
 
     
     
  2017年7月8日

  私はまもなく、また1歳ヨワイを重ねます。この1年、ちょっとだけまた成長しました。
  寄り添うことの大切さを覚えました。今頃かよ、と突っ込まれそうですが今頃ですヨ。
  男の頭をもって生まれてきましたし、たまたま医師になってしまいましたし、いまだに勉強は好きですし、考えに耽ることはすでに習い性(ショウ)となっています。
  どうしても話が理屈理屈になってしまいます。つまり、ツマンナインです。
  疲れ切った妻が求めるもの、友達に裏切られた子供にしてあげられること、は何なのか。理屈っぽい解説や解決法の伝授ではないでしょう。寄り添うことだと気付きました。
  飲まずにはいられない友人や、そして病気から逃れられない患者さんに対しても、基本は同じですね。

  数年前にNHK宗教の時間に、80代の尼僧が出て、「祈るとは」という話を聞きました。彼女は田舎のキリスト教会の牧師の娘で、普通の会社員になったのち、自分の生まれ故郷のお寺に僧がいなくなり、僧を募集していた。そこで急きょ、そこの尼僧になった、という話でした。
  なんと節操のない、と思いましたが、
  彼女いわく、子どものころ空襲で友達が亡くなった、私は体が小さかったので友達の遺体を運ぶこともできず、ただ隣で友達のために祈ることしかできなかった。ただただ祈った、何の宗教かどんな神様かなんて考えなかった。いまだに私には宗教がわからない、仏も神もわからない、ただ私にできることをしようと思った、そして今でも村人のために祈り続けている、という話でした。

  この話が、数年後の今、私の胸を打ちます。
  人間は頭が良すぎて、形而上に耽溺する悪い癖があります。数える程度の論拠をむりくりむりくり積み上げて、まるでトランプカードでピラミッドを作るように、危うくも高すぎる理論を積み上げます。小さな論拠一つがぐらついただけですべては無に帰す理論です。
  そんなものに深い意味はありません。

  仏教もキリスト教もなかったネアンデルタール人の埋葬された遺体は、花の花粉で被われています。お葬式にたくさんのお花を供えたのでしょう。
  「祈る」という行為は人類の歴史とともにあり、宗教よりも古いのです。
  「寄り添う」ことは、たぶん生命の歴史とともにあるのです。

  スタンド・バイ・ミー  また見たくなったな。 
 
     
     
  2017年5月13日

  好天続きの連休の後の久しぶりの雨ですね。東北の若葉には慈雨です。
  4月のお休み、京都を少し観光して、大阪の学会に参加してきました。雨で仙台より寒かったです。4月の前半は、国によって多少違いますが、ヨーロッパのイースター休暇に当たるので、ものすごい数の外国人観光客でした。特に金閣寺の池の周りと、伏見稲荷の赤い鳥居のトンネルは、記念写真を撮るのが難しいほどの人込みでした。
  きちっとした黒服に長いあごひげをたくわえたユダヤ教の聖職者の団体とか、イスラム教のかぶり物で頭を覆い振袖姿で歩く女性達とかに出会い、宗教とは何なのか観光とは何なのか平和とは何なのかを考えてしまいました。少なくとも京都には、他の宗教を排撃するような不寛容はありません。
  空母カールビンソン日本海に控えていますね。やがて空母ロナルドレーガンも加わることとなるでしょう。国際社会は、ぎりぎりまで寛容を示しているようです。はてさて、東アジアは、新たな均衡、新たな平和をいつごろ築くこととなるのでしょうか。
  数年内に国際秩序のガラガラポンがあるでしょう。この際に、日本は何が何でも日米同盟を手放してはだめですね。第二次大戦の敗因は、一にも二にも日英同盟を解消したことにありますからね。日本、おごるなかれ。
 
     
     
  2017年4月8日

  仙台は6日から突然暖かくなりました。暑がりの私は、この2日間タオルケットだけ掛けて寝ています。桜のつぼみも急に膨らみ始めています。来週には開花でしょう。
  トランプさん、米中会談狙い打ちでシリアのミサイル攻撃しましたね。前日のシリア空軍のサリン使用に対して、即反応と捉えられていますが、時間順がおかしくないですか?話がウマすぎるでしょう。
  私の解釈では、
  シリア空軍基地の空爆は準備完了だった → 頻回にサリンを使っているのをアメリカは知っていた → 米中会談の予定に合わせて、シリア軍のサリン使用を待ち構えていた → 証拠を掴んで世界中に大々的に報道 → 米中会談の最中にミサイル空爆実施 → 中国に北朝鮮問題処理のトランプの強い意志を伝える。
  という、囲碁で言う 「ウッ手返し」 を仕掛けたものだと思います。

  さて、本命北朝鮮をどう処理するか?
  シリアでロシアを無視して処理、朝鮮半島で中国を無視して処理、ありうるでしょうね。うまくいったら一気に国連安全保障委員会の無力化までいくかもしれません。

  さて、大阪の学会に出かけてきます。長期休診になりますが、悪しからず。

  
 
     
     
  2017年3月13日

  震災から6年が過ぎました。一言では語りつくせないいろいろなことがありましたね。
  当院で、震災の年から本格的に始まったIPL治療( 強い光線によるシミ治療 )が、着実な結果を出すことにより、現在なお治療希望者を増やし続けています。そろそろ客観評価をして、学会などで発表してゆきたいと考えています。
  このために今回、紫外線カメラ撮影装置を導入いたしました。そして4月からは応援医師を増やして、治療希望者のご要望になるだけ応えていきたいと考えております。
  もともと手術中心の当院で、このようにIPL治療が大きな比率を占めるようになり、患者さまに二つの流れができたわけですが、当院の構造がこれに適したものになっていません。そこで、できれば年内に医院を改築して、患者さまの治療の流れをスムーズにになるようにしたいと考えております。
  このため休診期間が生じることとなりますが、よりよいサービスを提供するためですので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
 
     
     
  2017年2月25日

  備えが最大の防御です。
  自然災害の場合は当然で、地震には免震構造、津波には高台に移転とか、防災グッズを備えるとか。
  これが国防になると、こちらの一手が次のあちらの一手に影響を与えるというゲーム理論の世界になりますので、自然災害への備えよりも倍々の効果が上がります。
  具体的には、自衛隊の装備を充実させ、それを十分に活用する法整備をし、友好国との同盟関係をことあるごとに確認することにより、中国などの軍事的野心を抑え込むことができます。戦争の可能性を低くするわけです。
  「そのような備えをするから戦争になる」みたいな、中国の侵攻を助けようとするシュプレヒコールに耳を貸してはいけません。

  話変わって、当院に昨年秋に入れたEープラス、いいいです。古くからの通院患者さんによると、シミ治療の際の痛みが半減したとのことです。シミが薄くなる効果自体は、E-マックスと全く同じです。
  来月にはこの効果を客観的に計測するための、紫外線カメラシステムを導入することとなりました。
  4月からは、シミ治療を担当し、そのデータを解析してもらう、もう一人の応援医師が勤務することも決まりました。嬉しい限りです。
  シミ治療を希望する患者さんが急増中ですが、サービスの質をより向上させながら対処するつもりです。今後もよろしくお願い申し上げます。

  
 
     
     
  2017年1月14日

  あけましておめでとうございます。
  いろいろと忙殺されていて、久しぶりの更新となります。
  世間もいろいろありましたね。
  アメリカ大統領選、トランプ勝利は私の直感どおりでした。その後のドル高、株高は予想以上ですね。今後はいったん調整し引き続き、といった流れでしょうか。公共投資関連、軍需産業の景気は数年間伸びまくるでしょうね。
  安倍プーチンの対ロシア交渉、期待ほどの大変化はないように見えますが、日露の経済を下支えすることとなるでしょう。ほぼゼロからの出発です。伸びるしかない。
  韓国の大統領弾劾や、慰安婦合意不履行問題、まさに末期的ですね。津波警報のようなものです。この余波を被るようでは、備えが無さすぎ。国政上は準備完了している模様。企業も個人も心構えを。

  安倍さんの地球儀外交、トランプさんとの付き合い方、距離感さえつかめればほぼ完成でしょう。レーガンがソビエトをつぶして冷戦を終わらせたように、戦わずして勝ち抜くには、この地球儀外交、プラス国防費倍増でしょうかね。
  憲法改正織り込み済みですが、セットで消費税10%も来ますね。

  皆様、今年もご健勝を。