巨大風車が日本を傷つけている

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 「地球温暖化を防止する」という名目で、大切な資源を浪費し、環境を破壊する「詐欺と暴力を合体させたビジネス」が世界中で横行しています。資本家たちによって仕掛けられたエコエコ詐欺ビジネスは、当分の間、世界中を席巻するでしょう。日本でも、こうしたエコエコ詐欺ビジネスの怪しさにうすうす気づき始める人たちが増えてはいますが、不況を乗り越えるための戦略の一つとして、政府、経済界、マスコミが積極的にPRを続けています。
白滝山の惨状
白滝山の惨状

 その中でも、巨大風力発電プラント建設は、日本の電力供給システムのバランスを壊して化石燃料資源を浪費させるだけでなく、自然環境を破壊し、付近の住民には低周波・超低周波による健康被害を与えるという、極めて悪質でやっかいな代物です。

 最初に理解すべきことは、風力発電は、発電量を人間がコントロールできない発電システムだということです。
 地熱発電や流水型小水力発電のように、一定の発電量を常時維持できるシステムなら、たとえ発電量が少なくても役に立ちます。その上に別の発電方式の電気を積み上げ、必要な量の電気を得ることができるからです。
 また、火力や貯水式水力のように、発電する時間帯や発電量をコントロールすることができる発電方式であれば、需要に応じて小まめに出力を調整できます。
 しかし、風力発電は、そのどちらでもありません。30分先の発電量予測さえきちんとたちません。30分後に定格出力(Max)の電気が得られるのか、風がやんで発電量ゼロなのか分からないのです。
 電気が余っている夜間であっても、風が吹いて発電したときは強制的に全量買い取りさせて、風がやんで発電しなくなればそれっきり。他でまかなってね、という代物……これでは発電施設として役に立ちません
 現実に、電気が最も不足する「サマーピーク」と呼ばれる真夏の午後1時から4時の時間帯には、ほとんどの風力発電所がまともに発電できていません。猛暑時には風が吹いていないからです。
 この根本的な欠陥を補うため、最近ではNAS電池という大型蓄電池を併設し、ウィンドタービンが発電した電気を一旦蓄電し、必要なときに取り出すという方法が採用されるようになりましたが、これはエネルギーロスが大きすぎて、かえって資源の無駄遣いになります。NAS電池は高温にした液体ナトリウムを使うため、もともと電池自体がエネルギー(電気)を必要とします。エネルギー収支の悪さを無視して補助金を注ぎ込むか、果てしなく電気料金を値上げしていくかしない限り、使い続けることはできません。これは太陽光発電も同じです。
 電力事業はいかに小さなエネルギー消費で大きなエネルギーを取り出すかという計算問題です。取り出せるエネルギーが注ぎ込むエネルギーより小さければ意味がありません。風力発電で1の電気を得るために直接燃やせば2の電気を得られる地下資源を使うのであれば、地下資源を直接使って2の電気を発電したほうがいいに決まっています。
 また、巨大風車の法定耐用年数は約17年ですが、実際には落雷や強風で簡単にブレード(羽根)がちぎれて飛散したり、中には、さしたる強風が吹いたわけでもないのにタワーが根元から倒壊するといったお粗末きわまりない事故が多発しています。メーカー保証(たいていは2年)が切れた後は修理も放棄されて、単なるオブジェとして建っている風車も増えています。それでも事業者は「風力発電は発電しなくてもよいのです。補助金をいただけるから建てるのです」と平気で言い放ち(三重県青山高原で風力発電を展開するシーテックの課長の言)、自治体も固定資産税の増収などを歓迎し、誘致する例が多いのです。
滝根小白井ウィンドファーム(福島県)の建設現場
↑滝根小白井ウィンドファーム(福島県田村市といわき市にまたがる)の建設現場。風車の土台工事の様子

 電力供給系統を乱す、役に立たない代物に莫大な税金を注ぎ込むことは資源の無駄遣い以外のなにものでもありません。これだけでも困ったことですが、風力発電はさらに、重大な公害をもまき散らしています。
 すでに巨大風車が稼働している各地からは、悲惨な報告が次々に入ってきています。
 夜眠れず、やむなく車で風車から離れた場所まで移動して車中で寝ているという「風車難民」。苦労の末に手に入れた終の棲家を捨てて引っ越しせざるをえなくなった家族。毎日病院通いになり、希望がすっかり失われた生活。
 人間ばかりではなく、野生生物も逃げだしています。

↑オーストラリアのニュース映像。一旦目をつけられたら里山は破壊され、住民は住めなくなり、ゴーストヴィレッジ化するしかない。住民の心のつながりはズタズタにされ、憎悪や疑心暗鬼を死ぬまで抱えていくことになる。


敦賀新港に陸揚げされた、CEF社がGEから輸入した巨大風車の部品群
敦賀新港に陸揚げされた、CEF社がGEから輸入した巨大風車の部品群

 水俣病、薬害エイズ、薬害肝炎……過去の例を見ても、政府がようやく原因を認めたときには、多くの人命が失われた後でした。生き残っている人たちは、今なお毎日苦しい生活を強いられています。

 風車被害問題のやっかいなところは、風力発電は「国策」だということです。自治体の長が拒否姿勢を見せても、直接地元民に金を見せ、まとめ役の有力者を籠絡させる作戦も展開されます。嘘を重ね、札束でなびかせ、押しつける……原発が過疎地に建設されたときとまったく同じ図式です。
 さらにやっかいなのは、「環境派」と呼ばれる人たちや市民運動グループの中にも、未だに風力発電がクリーンなエネルギー供給手段であるという刷り込みが消えず、積極的な誘致・応援活動をしている例がたくさん見受けられることです。メディアも、風力発電は「推進すべきもの」として報道し続けています。さらには、日本を代表する多くの大企業が、「我が社は環境問題に取り組んでいます」というPRとして、風力発電に多額の援助をしています。こうした「風力発電の宗教化」が進むと、正しい判断力が奪われ、国民総ヒステリーのような現象が起きるのではないかと懸念します。
 このような状況の中、被害を直接受ける人たちは、なんの援護もないどころか、気の遠くなるような大きな力に押しつぶされ、孤立しながら、個人の生活権をかけて声をあげていくしかありません。

 National Wind Watch という、世界の風力発電問題を調査・リポートしているサイトには、様々な資料が紹介されています。ごく一部を紹介すれば、
 低周波・超低周波を浴び続けることによる細胞の癌化促進やDNAに異常をきたす危険性さえも指摘されていますが、これらの研究報告は近年出てきたばかりで、一般にはほとんど知られていません。政府や事業者、風車受け入れをしている自治体などは、異口同音に「風車と健康被害の因果関係は証明されていない」「低周波を測定しても健康に影響を与えるようなレベルではない」といった説明に終始し、現実に悲惨な被害が出ているにもかかわらず、風車病の存在そのものを認めようとしません。
 国からの補助金が出ない、あるいは国策に反するような研究をやる学者は少なく、研究発表も阻害されがちです。風車病のメカニズムについて完全な解明を待っていれば、時間だけが過ぎ、そのときは取り返しがつかない被害になっているでしょう。
 こうした情報を伝えるメディアはほとんどありません。すでに海外で深刻になっている巨大風車による健康被害問題は知らされないまま、日本に巨大風車がどんどん持ち込まれています。

 日本における風力発電事業は、「エコイメージ」を前面に押し出し、不要なエネルギーを「風が吹いたときだけ」電力会社に高い値段で買い取らせるという、詐欺と押し売りを合体させた暴力経済行為です。税金を使ってエネルギーを無駄遣いするだけならまだしも(そういう詐欺的ビジネスや公共事業は他にもごまんとあります)、納税者の健康を奪い、命を縮める──被害者は自分の生活を奪われるために税金を納めなければならないという理不尽。
 最近では税金投入だけでは無理が出てきたため、グリーン電力証書などというとんでもない詐欺商売を通じて、日本を代表するような大企業を含めた企業やコープなどの団体から金を集め、巨大風車建設や運営を進めていますグリーン電力協賛企業には、「巨大風車ビジネスを後押しすることは、地雷を埋める寄付金を出しているのと変わらない」のだということに、早く気づいてほしいと心から願います。
 毎日、テレビをつければCO2を減らせ、温暖化防止だといったかけ声の嵐です。これだけ毎日同じことを言い続けられれば、まさかそれが嘘だとは思えなくなってくることは当然でしょう。
 風力発電=クリーンというイメージの刷り込みが非常に強いということは想像がつきますが、思考硬直にならず、ここで一旦立ち止まってみてほしいのです。昨今の新しい情報に触れ、「日本における風力発電の実態」をきちんと理解することから始めませんか。
 事実をひとつひとつ冷静に見直せば、風力発電は環境保全やエネルギー資源節約にとって、負の面が大きすぎる凶器であることが見えてきます。化石燃料の無駄遣いと自然破壊、健康被害押しつけによって官僚や一部企業が悪辣な金儲けをするのを応援するようなことは、もうやめてください。特に、イメージ戦略に子供を利用する手法は、人間として最も恥じるべき行為です。子供たち、そして野生動物や自然環境こそ、無理な風力発電事業に代表されるエコエコ詐欺最大の被害者なのですから。
 この状況を放置すると、日本は情報コントロールによるエネルギー浪費と自然破壊で壊滅的に国力を失います。

 すでに風力発電による健康被害などで人生をめちゃくちゃにされてしまっている人たちの貴重な報告や、似非エコビジネスの実態に関する論考、エッセイ、記録などをまとめてみました。
「風車病」とは何か、風力発電は使い物になるのか、日本各地で今何が起きているのか、行政はどう対応しているのか……マスメディアが伝えない様々な情報を、ぜひ一読してみてください。特に国民の健康と財産を守る立場にある行政機関のかたがたには、一度、先入観なしでここにある資料や報告を読んでいただきたく、お願い申し上げます。


建設補助金から固定買取制度に移行した最近の状況(武田恵世)

武田恵世氏による講演動画

ο2013年6月 和歌山で行われた武田恵世氏(『風力発電の不都合な真実』著者・歯科医)講演会の動画まとめこちら
2010.04.30全国集会のポスター

「風力発電を考える全国集会」開催

ο2010年4月30日 全国の風力発電建設現場での被害者や風力発電の実効性、安全性を考える人たちが一堂に会して問題を共有し合おうという集会が開かれました。
採択された「東京宣言2010 風の心」全文はこちら

経産省に要望書を提出しました

ο国連環境計画特使・加藤登紀子さんの呼びかけで、全国の被害者、風車建設予定地住民らが連名で、2009年10月7日、経産省に風力発電への補助金凍結と政策見直しの要望書を提出しました。 こちら

風車問題に取り組むグループ

ο安岡沖洋上風力発電建設に反対する会 こちら

ο由良町議会議員 由良守生 こちら

ο【相互リンク】「風力発電問題 南豆の和」 こちら

ο伊豆熱川(天目地区)風力発電連絡協議会のブログ こちら

οドンキホーテの会 こちら

ο千倉の風力発電問題を考える会こちら

ο風力発電・産廃 「お勝手口」こちら

ο東伊豆町風力発電 風車問題を考える住民の会こちら

ο段が峰の自然(段ヶ峰の風力発電を考える朝来市民の会) こちら

ο伊豆のやまなみ景観研究会 こちら

οNational Wind Watch(風力発電国際監視委員会) こちら

οEPAW(The European Platform Against Windfarms 大型風力発電施設に反対する全ヨーロッパ機構)……ヨーロッパ20カ国、376団体(09年12月現在)が参加している、ウィンドファーム(大型風力発電施設)事業の無意味さと破壊性を告発する組織 こちら

ο天城三筋山への巨大風車建設に反対し、工事を止める署名募集「amagimisujiyama.net」こちら

建設地・建設予定地からの生リポート

ο風力発電は原発の代替にならない~三重・青山高原の大型風車を見学~(全国自然保護連合)こちら

ο「風車を拒絶した島、風車に翻弄される島」(鶴田由紀、『自然と人間』2010年2月号)が、Nina Pierpont博士(医学博士、MD/PhD)のサイト「Wind Turbine Syndrome」にて紹介されました。こちら

ο福島県自然保護協会が県知事宛に「低周波による健康被害が起きないことの根拠が示されない限り、健康被害が予想される区域においては、建設計画を中断または中止するよう事業者に対して指導してください」という趣旨の要望書を提出しました。 こちら

οno-windfarm.netに寄せられた、各地の被害者の声 こちら
 南伊豆より  こちら
 東伊豆より  こちら

ο今、日本各地の風車建設現場では  こちら

ο南伊豆に今何が起こっているのか? ~ 渥美半島の風車被害から学ぶこと~ こちら

ο五島列島・福江島の博物誌「風力発電は島に何をもたらすのか」こちら

οその後の南伊豆。風車が建った後の惨状こちら

οこれだけは止めなければ─エコビジネスの裏に潜む悪魔─(阿武隈日記) こちら 

ο白滝山パトロール(ブログ) こちら 

「風車病」とは何か 低周波健康被害について

ο風車病とは? こちら

ο『風車病』(Wind Turbine Syndrome=WTS)の名付け親ともいわれる ニーナ・ピアポント博士(Dr. Nina Pierpont・USA)のサイト  こちら

風力発電ビジネスの正体について考える

οブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造  こちら

οそれでも風力に賛成ですか? (牧巌 名古屋工業大学名誉教授)  こちら

οブログ版「日本に巨大風車はいらない」 こちら

οNEDO海外レポート1021号より「風当たりの強まる風力発電、奇跡かペテンか」(風力発電推進の立場であるNEDOがまとめた海外リポートにさえ、こうした記事がある) こちら

ο「日本の風力発電がダーティな発電であるという意味」 こちら

ο「"エコウォーズ"に殺されるものたち」 こちら

ο【相互リンク】「環境問題を考える」こちら

οブログ 弁護士の法的独白「風力発電の電気購入について」 こちら

οマスコミに踊らされないための地球温暖化論入門 こちら 
(このサイトにある「お勧め図書」一覧も、非常に参考になります)

行政の現場ではどうなっているか

ο保坂展人のどこどこ日記「 風車がまわると目がまわる 『風車病』の被害を直視せよ」こちら

ο川田龍平参議院議員が2010年1月29日に提出した「風力発電施設の建設及び稼働に伴う諸問題に関する質問主意書」の内容 こちら
および、それへの政府答弁書こちら

ο2009年6月16日の参議院環境委員会で、岡崎トミ子議員が風力発電施設の低周波健康被害について、経産省、環境省に質問(参議院インターネット中継で録画が見られます)こちら

ο長野県知事の記者答弁「風力発電に関しては設置は不可能と思う」こちら

ο衆議院2009年3月30日提出「風車による健康被害と補助金交付認定に関する質問主意書」(保坂展人議員) こちら

ο保坂展人衆議院議員が提出した風力発電施設に関する質問主意書の内容 こちら
および、それへの政府の答弁書 こちら

ο松阪市議会議員  海住恒幸 Report(松阪・白猪山の風力発電の内容) こちら

ο福井県敦賀市市議会議員今大地はるみさんのブログ(風力発電事業関連の報告あり) こちら

ο伊豆の風・いなか議員の逆風満帆日記(東伊豆町) こちら

各種資料・報道記事

ο同様の内容を伝えるロシアトゥデイの報道 ↓ こちら


οYouTubeにアップされている「地球温暖化詐欺」関連の報道、番組リスト こちら

ο世界の風車被害動画集 こちらこちら

ο風車問題私的入門 こちら
 TOPページ 黙殺の音 低周波音 こちら

ο「国連環境計画特使・加藤登紀子さんの呼びかけで、全国の団体が経産省に風力発電への補助金凍結と政策見直しの要望書を提出」 こちら

ο朝日新聞の風力発電被害の記事 こちら

οブログ”黙殺の音” 低周波音 こちら

ο朝日新聞の記事「風車新設各地で反対 周辺住民へ説明不可欠」(編集委員・武田剛) こちら


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ダウンロード可能 配布パンフレット・資料など

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右クリックで保存してください2009年5月12日福島県自然保護協会が福島県知事に提出した「大型風力発電事業に伴う健康被害、自然破壊の対策についての要望書」(PDF 15.3KB)
右クリックで保存してください2009年5月12日福島県知事に提出。「大型風力発電事業に伴う健康被害、自然破壊の対策についての要望書」の補足資料1(PDF 17.4KB)
右クリックで保存してください2009年5月12日福島県知事に提出。「大型風車建設に関して、建設候補地周辺で暮らす住民より県知事へのお願い」(PDF 712KB)

右クリックで保存してください2009年5月12日福島県知事に提出。「地図資料」(PDF 1.16MB)
右クリックで保存してください川内村住民用、配布資料1「これだけは知っておきたい風車病のこと」(PDF 1.23MB)
右クリックで保存してください滝根・小白井、檜山高原牧場風力発電事業の件(PDF 412KB)
右クリックで保存してください川内村住民用、配布資料2「郡山ビッグアイより高い風車が26基 生コン車3000台分のコンクリートが 大津辺・黒佛木の水源地に流し込まれる」(PDF 882KB)

右クリックで保存してくださいシンポジウム「銭函自然海岸の貴重さと保全の重要性」実施報告(2010年2月8日  銭函海岸の自然を守る会)
天城三筋山への巨大風車建設反対と工事の中止を求める陳情書(オンライン署名募集)
右クリックで保存してください三筋山風力発電計画は止まるか?(風車問題を考える住民の会 配布チラシ 2010年12月)

ストップ!風力発電 鶴田由紀・著

ストップ!風力発電 鶴田由紀・著

かつて北欧を旅行したときに見た洋上風車の風景に感動し、環境問題に目覚めて、帰国後、市民風車への献金をしようとした著者が、風力発電の恐ろしさ、馬鹿馬鹿しさに気づき、隠された真実を、今、淡々と報告する。「大変な問題なのに、ほとんどの人はまったく知らない」ことの恐ろしさを訴えるために。
全国の「風車ファン」必読の書。もちろん、風力発電懐疑派のかたにとっても最良のガイドブック。
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風力発電の不都合な真実

風力発電の不都合な真実 武田恵世・著

三重県で長年自然環境調査活動を続けてきた著者は、当初は広くPRされているように「風力発電は化石燃料を使わない、CO2を排出しない「環境に優しいエネルギー」だと信じていたが、目の前で展開される巨大風力発電施設建設のでたらめぶりに驚き、調査を開始。11年を経て、この事業が以下に欺瞞に満ちた詐欺的なビジネスであるかを知って戦慄する。
風力発電はCO2排出を増加させ、健康被害を引き起こし、補助金制作に頼り切る「使いものにならない」事業だった。原発震災に揺れている今こそ全国民が「正しいエネルギー政策」を考える第一歩として必読の書。
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電力化亡国論―核・原発事故・再生可能エネルギー買収制度
電力化亡国論―核・原発事故・再生可能エネルギー買収制度

電力化亡国論―核・原発事故・再生可能エネルギー買収制度 近藤邦明・著

槌田敦博士のエントロピー環境論を継承する筆者が資源物理学の視点から分かりやすく説く「再生可能エネルギー」という言葉の嘘。エネルギー問題はどれだけのエネルギーを投入してどれだけのエネルギーを取り出せるかという計算問題である、という単純明快な論をさまざまな角度から解説。
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自然エネルギーの罠

自然エネルギーの罠: 化石燃料や原子力の代わりになり得るエネルギーとはなにか 武田恵世・著

『風力発電の不都合な真実』に続き、さらに論点を広げ、「自然エネルギー信仰」が陥りやすい罠について多くの実例やデータ、論拠を、平易な対話形式で紹介。
//全国の電力会社にきいてみたら、「風力発電所やメガソーラーが発電している時間帯に火力発電所の発電量を下げた記録はない」という一致した答えだった。//
本当の反原発、脱原発を実現するために必読の書。
あっぷる出版刊、1800円+税
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日本に巨大風車はいらない 風力発電事業の詐欺と暴力
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  2015/08/12 updated