ハワイの新聞　Honolulu advertiserの150年の歴史から、料理を取り上げたハワイの近代史のような本です。1856年から2006年までその時々に新聞に載せられた料理に関係する広告やレシピの数々が、紹介されています。
料理からハワイの近代史が見えるようでとても興味深い内容となっています。
1930年代にはすでに家電がある現代的なキッチン。私がハワイに行き始めた80年代後半から90年代は地元シェフが地元食材で新たなハワイ料理を作りだして活躍する時代でした。
Bordersで購入
出版社：Island Heritage(2007年)
$19.95(2008年)

"Selected as a Best of the Best of Hawaii Cookbooks"と書いてあったら買わずにいられないでしょう！
こちらはホノカアのThe Hamakua Timesに載せられていた1999年から2001年のレシピです。
トロピカルと書いてあるように、野生のグァバを使った料理やパパイヤとアヴォカド、バナナといった地元トロピカルな食材が並んでいます。中にはよくわからない食材も出ていて、味が全く想像つかないものもあります。
Basically booksで購入
出版社：The Hamakua Times 第2版（2004年)
$10(2008年)

ハワイのファーマーズマーケットの料理本という名前の本はHawaii Farm Bureau Federationの監修です。オアフとハワイ島のファーマーズマーケットを取材してそこで扱っている食材の解説と、それを使ったレシピが載せられています。
ハワイの各島の農業状況の解説と野菜や果物の時期の一覧表もあります。ファーマーズマーケットファン必見です。
コハラブックショップで購入。
出版社：WATERMARK PUBLISHING
$13.95(2007年)

バニラビーンズ農園でレストランやバニラ製品を直売しているハワイアンバニラで見かけて買ってしまいました。ハワイというわけではないのですが、バニラビーンズを使った料理が190ページもある本の中いっぱいに書かれています。もちろんバニラに関する解説や歴史など、詳しく書かれてるので、バニラのすべてが分かります。
ハワイアンバニラで購入。
出版社：Vanilla Queen Press
$16くらい(2007年)

ハワイのコーヒーに関して、ハワイ大学マノア校で出されているこの冊子は本というより研究論文です。
ハワイ島のみならず、ハワイの各島も対象とし、ハワイにおける気温、風、雨、土壌などの条件、コーヒーの種類、種から苗を作るやり方、定植のさせ方から樹齢と収穫量、剪定の仕方等々、コーヒーを育てるための一通りのことがびっしりと書かれています。しっかり読むとコーヒー農園の見方が変わるかもしれません。
コハラブックショップで購入。
Univirsity of Hawaii at Manoa
改訂版　$10(2007年)

1998年のタバスコの会社主催コミュニティ料理本Regional Winner　のシールにつられて買ってしまいました。オアフのMo'ili'iliのコミュニティセンター発行の料理本です。
中は申し訳程度のイラストと文章のみですが、いわゆる洋風のわかりやすい料理が並んでいます。昔ながらの味を大切にしながら現代風アレンジし、今風の味に作れるようなレシピが並んでいます。コハラブックショップで購入。
$14.95(2006年)

Sam Choy/Alan Wong/Roy Yamaguchiなど、ハワイ島のみならずハワイを代表する有名レストランのシェフのレシピがずらりと並んだ料理の本です。写真も多くてとてもきれいです。
巻末には基本のソースやスープの作り方、食材の説明も載っています。お持ち帰りサイズの大きさとお値段がうれしい1冊です。コハラブックショップで購入。
$13.95(2006年）

ハヴィのコハラブックショップで見つけたローカルな料理本です。Kalahikioというのはコハラの教会のようです。和風あり、中華風、韓国風、ハワイアンとハワイらしい多彩なラインナップですが、どれも作り方は簡単そうです。味は！？料理のレシピのほかにも後ろに家事のヒントがまとめられていて、食べ物などの賞味期限や掃除洗濯そんなヒントまで書いてあります。教会に集まるご婦人達の知恵袋なのでしょうね。
$6.5(2005年)

同じような大きさの写真になっていますが、はがきよりやや大きめ位のサイズです。本の作りは立派で、紙質もよく写真もあります。
麺の種類ごとに並んでいて、サイミンに使われる中華卵麺やロングライス、そばもあります。といっても麺は普通に売っているものを使って作るようですが。

このほかに同じシリーズで餅の本もありました。ヒロのベーシカリーブックスで購入。$6.95(2005年)

ハワイ大学ヒロ校の農学部？で各学期ごとに出版している料理本です。1994年から現在まで15冊出ているようです。今回は最近の4冊を購入。
レシピはTSUNAMI GRILLなどのヒロの有名レストラン、KTAなどのお店、食品の地元製造会社、商工会議所などから提供されたものや、大学の学生、読者から提供されたものもで構成されています。

問い合わせは直接大学のアグリカルチャーの教授オフィスへ。
$12.00

University of Hawaii at Hilo College of Agriculture, Forestry and Natural Resource Management
JACK FUJII
(問い合わせは英語で)

本派本願寺ハワイ別院発行の料理の本は全部で6冊+自分のレシピブックで成り立っています。一番新しい6号は1995年12月版です。ハワイにあるいろいろな料理が詰まっているです。精進料理などの伝統的な日本料理をはじめ、仏教の四十九日など日本のしきたりなどの説明も載っています。
一方で、リリコイやマンゴーといった南国ものや、中華、韓国、アメリカンなど多種多様に付け加えられ解説されています。単なる料理本という以上の意味がある本です。

一般の書店では扱っていないようですが、ハワイの本願寺で購入可能です。
$8.50～$10.00

問合先：Honpa Hongwanji Hawaiian Betsuin
1727 Pali Highway, Honolulu, HI 96813
(日本語可)

ご存知サムチョイ氏の料理の本です。サムチョイ氏の本はたいそう立派なものがたくさん売っていますが、立派過ぎて日本までお持ち帰りには苦しいものです。が、この本は大丈夫。小さいながらサムチョイズの雰囲気は味わえます。全編きれいなカラーで写真も豊富です。

書店や空港の書店やおみやげ店でも購入できます。　$12.95

かわいい表紙のハワイ料理の本です。ハワイの伝統料理というより、ハワイ風の素材、トロピカルフルーツやアジア系の素材、調味料などを使った洋食が多いようです。作り方の解説が数行で終わっているものが多いです。比較的作るのが簡単そうですが、ほとんどがレシピのみとなっているので、出来上がりの感じがつかめないかもしれません。
普通の書店で購入できます。$7.99

タロとブレッドフルーツに特化した料理本です。どちらも日本では素材が手に入らない(入りにくい）ので、眺めるだけで終わってしまいます。普通の料理本にはそんなにレシピが載っていないものなので、貴重ですね。次回はブレッドフルーツにも手を出してみたいと思っています。ボーダースで見つけました。$16.99

ペーパーバックの料理本です。ハワイの宴会料理や、ルアウパーティーの開催についてなどレシピのほかにも興味を引きそうな記事もあります。写真はないのですが、所々に解説がイラストになっています。ハワイはポリネシアの南国の楽園という位置づけになっているようです。映画プリティブライドのハワイアンルアウを思い出しました。　$7.95

写真がきれいに配置されていて、見ているだけでも美しい、とてもきれいな本です。
伝統的なハワイ料理や、1930年代～50年代の写真と風俗も紹介されています。ポキ、リリコイ、ティーリーフなどの基本のハワイアン素材の説明、パイナップル、マカダミアナッツ、ココナッツなどの下ごしらえの仕方や、お魚の種類など、ハワイ料理素材や用語など料理全般が紹介されています。$19.95

表紙のきれいさに比べて、ペーパーバックより少しましな程度の紙、ほとんどイラストも写真も入っていない本です。
特徴は野菜、果物が名前順に並んでいるところ。素材の名前の後に下ごしらえの仕方などの解説が入り、いくつかレシピがついています。魚は名前の紹介だけ、肉類は載っていません。そっけない見かけによらず、使えそうな本です。$6.95

南国風の表紙に誘われる本です。
おつまみ、スープから肉料理、魚料理デザートまでまんべんなく載っています。典型的なハワイ料理というわけでもなく、「ハワイでみられるだろう」料理が並んでいます。「パーカーランチ照り焼きステーキ」など固有名詞のついたメニューもありますよ。$9.99