■ブセナリゾート
沖縄県名護市字喜瀬1744-1
TEL:0980-52-3379
海中展望台＋グラス底ボートで大人2000円
宿泊者割引又はネットで探すと割引券があります

今日も青空！
入梅もそろそろなので5月のこの時期がぎりぎりなのだろう。いつもは梅雨入り後なので、海を楽しむことはなかったので、海を目指すことにした。
といっても、本格的にビーチの準備をしていないので、グラスボートを楽しむことに。
高速道路を通って名護を目指す。

おいしい沖縄2007その2

軽自動車が多い沖縄では高速道路でも軽トラックが堂々と走っているのに驚いた。北海道ではまず見かけることがなく、逆に北海道でよく見かける4WDの大型車はほとんど見かけない。
名護まではそれほどの距離ではないのだが、途中、伊芸のサービスエリアで休憩。景色がきれいな展望台があるところで、南国の植物も楽しめる。

展望台の横で月桃の花を見かける。本物を見たのは初めてだったので、自信がなかった。名前の表示を探すが、書いてあるものは木の方ばかりで、月桃の表示はない。詳しい友人に写メールを送付。ほどなく、確認のメールが帰ってきた。
連なった花の全長は30cmあまり。英語名でシェルジンジャーとの名前の通り、白い貝殻のような風貌を見せている。

グラスボートの目的地は名護の近くのブセナリゾート。近くのゴルフ場では大きな大会が開かれていてギャラリーの車で混雑している。たしか宮里兄たちが参加しているはずだ。

ブセナは沖縄サミットのときの会場となったリゾート地で、突き出た半島部にホテルとアクティビティなどの施設が並んでいる。入っている道が1本というところが次の日本でのサミットに選ばれた洞爺湖のホテルと共通している。

美しい白砂のビーチが広がり、晴天の下、より青く見える海とのコントラストは実に美しい。最初から晴れていると分かっていたらこういうリゾート地に宿泊予約したのに・・。

ハイビスカスの生垣を見ながらビーチ横の道をゆっくりと歩き、クジラ型のグラスボートの桟橋に向かう。南国の緑がかったブルーの海に突き出た桟橋を進むと海の上を進んでいるように感じる。桟橋近くの海にも魚が見える。

グラスボートは真ん中の船底がガラスになっていて海の底が見える。乗客はみんなずっと下の窓を覗き込んだままでいる。
桟橋から数分の場所に進んだだけで、まるで水族館のような風景が広がる。ポイントをつかんで停泊した船の下にはさんご礁があり、たくさんの魚が泳いでいる。船から餌をまくと、よりいっそう魚が集まり大人も子供も大歓声！
市場の魚屋に並んでいる高級魚も泳いでいるようで、市場の台の上、値札の付いた妙に青いイラブチャーを思い出した。
釣りをしたいなあ・・つれるだろうなぁ・・と夫。
沖合いの無人島というわけでもない、ホテルの前、陸からほんの少しのところだと思うとすばらしい景色だ。

グラスボートの後には、もう少し先の海中展望台。
こちらも少し沖合いに灯台を埋めたような建物が建っており、そこまで長い橋がつながっている。この橋からの景色がとてもすばらしい。さわやかな風がそよぎ、上からでも魚の影が見える。
展望台は思ったとおり、中のらせん状の階段を下り、海中5mほどのところに点々とついているのぞき窓から周りが覗き込める。小さなクマノミも発見できた。
中はそれほど広いわけではないので、空いていたのでゆっくりみることができたが、観光シーズンなら少々息苦しい感じになるかもしれない。

昼時になっていたので、リゾートホテルでのランチも考えたのだが、やはり沖縄そばだよねと、リゾート地を後にして名護市内に向かう。