地球まるごと世界史
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次の三本柱があります

1.世界史には法則があります。

 詳しくは→T:各地域、同時代並行の世界史

2.当然と思われていることでも、いったんカッコに入れて考え直してみると、意外とすっきりします。

 詳しくは→U:世の中の仕組みについて

3.上にあげた1と2のことを参考にして、「生きづらさ」について分析してみました。

 詳しくは→V:「生きづらさ」について

T:各地域、同時代並行の世界史

法則1:アフリカ出身の人類の再会物語

●世界史とは、アフリカから世界中にひろがった人類が、それぞれ全く異なった生き方をしながら、再びつながりあう再会の歴史です。

法則2:文明は諸民族の十字路で生まれる

●異質の民族や文化が、戦争や交易などで接触しあう場所に、その時代の中心がうまれ、それは順に移動していきました。

法則3:世界史は統一と分裂のくり返し

●世界の歴史は統一(集中)と分裂(拡散)をくり返しながら、つながりが濃密になりました。

(ピークの時代とは、下の1から5のつ時代です。)

●この変動は、ユーラシア大陸規模・世界規模でおきたので、各地域の歴史を同時代並行で見ることができるのです。


【統一(集中)の時代】

  1:古代都市国家(前2000年頃)

  2:古代帝国(ローマ帝国・漢帝国)(前300年頃〜)

  3:大唐帝国とイスラム帝国(600年頃〜)

  4:モンゴル帝国(1200年頃〜)

  5:欧米の近代国家(1800年頃〜)

【分裂(拡散)の時代】1・22・33・44・5の間の時期


「T:各地域、同時代並行の世界史」の利用法

●(1)→(5)の順で読むことをお勧めします。

●「世界史納得のツボ(現代・近代・人類)」では、各時代のできごとの「意味」について考えています。

(1)人類の再会物語
現在の社会現象を取り上げながら、その歴史的背景や流れを考えました。まず、これを読み流してみることをお勧めします。
(2) 速習・世界史・ナビ
世界を40の地域に分け、それがどのようにつながりながら形成されたか、20の時代に区切って考えてみました。(1)より詳しくなっています。
(3)「世界史」納得のツボ(現代編)
現代の歴史は、1870年頃から始まります。日本の近現代史を世界史の流れのなかで考えました。
(4)「世界史」納得のツボ(近代編)
陸から海へと交通の手段が変わった理由にこそ、近代の歴史の本質が隠されています。
(5)「世界史」納得のツボ(人類編)
(1)と同じように人類史の大きな流れを、各時代ごとにテーマをしぼって分析しています
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U:世の中の仕組みについて

●できるだけ先入観を捨てて、現象だけで人や社会を分析してみました。

●常識・科学・法律・正義など、一般に正しいと信じられていることを、いったん「カッコ」に入れて、それらは物語でしかないと考えてみます。すると、少し自由に考えたり行動したりできるようになります。

●お金を中心とする経済の仕組みや、政治の問題について、上の方法を応用して考えてみました。


(1)世界は物語でできている
物語は人の願望でできています。それがなければ人は生きられません。そして、正義も科学も物語です。物語とは何でしょう。
(2)金ちゃんの征服物語
遊びは楽しいのに、仕事はなぜつまらないのか
働くことはなぜ苦しいのか
働いても生活できないことがなぜあるのか
利益はどこから生まれ、だれのものになるのか
これを考え抜いた男がいた
男の名はマルクスといった
かれは戦い、「資本論」を書き、世を去った
そこには何が書かれていたか
●「資本論」(文庫本で9冊)を本気で要約しました。
(3)ほっと・ネット物語
今の政治、本当は「人の力」でしか解決できない問題を、「お金の力」で解決しようとしています。
だから政治は問題解決能力を失い、説得力がありません。それでは、「人の力」とは?
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V:「生きづらさ」について

●いまの社会の問題が、人の「生きづらさ」として現れています。

●たとえば、現在、社会(A)と個人(B)の間には下のような関係があります。

AB
「組織(制度)」「一人一人の生活」
「社会的通念」「人の多様性」
「管理(強制)」「変化」

Aは「正常」で、それとは対立する(B)は「異常」とみされ、治療や矯正の対象となり、時には排除され、そして排除された者は孤立することになります。

●現代社会は、このことに気づきにくく、自分から自分を「異常」と見なして、自分を自分で追い込んでいく場合が多くなってきています。

●どうしてこのようなことがおきるか、それを分析してみました。

特に、思春期(中学・高校時代とその前後)は統合失調症など心を病みやすい時期です。「生きにくさ」について、思春期の問題を中心に考えてみました。


●(1)は(2)(3)(4)をまとめたものです。(2)→(3)→(4)→(1)の順で読むと、より理解が深まります。

(1)自己という病
2・3・4の内容を総合したものです。人間は生物であることを基本に考えを展開しました。
(2)孤立が心を蝕んでいる(リンク)
「心の病」の原因の一つは、「母子分離の失敗」に原因があるのではないか。そんな仮説の背景を考えてみました。
進路について迷っている。やりたいことが見つからない。人間関係が苦手。そんな人は是非読んでみてください。
(3)自立と依存
「生きづらい」と感じている人がなぜ多いのか。心の発生から考えます。
(4)世界とのつきあい方
「自己肯定感がもてない」感情の背景を近代社会の仕組みから考えます。
(5)女と男と家族と物語
性、恋愛、対人関係、家族、成績、才能、進路、将来の不安。人には言えない悩みを科学してみました。
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