平成6年(1994年)12月24日、カナちゃん20歳の誕生日に、微笑(花園大3年)、斉藤(会社員)の二人のリーダーがはじめて訪問。学校卒業後、週一回だけデイ・サービスに通所していたかなちゃんとFVとの交流が始まりました。
かなちゃんは自分で歩いたり、走ったりは出来ないけれど、明るくはきはき話しをしてくれます。ワープロでお手紙を書いてくれることもあります。
いつも前向きで元気な女性、それがカナちゃんです。
かなちゃんの趣味は詩を書くこと。学校に通っていた頃から詩を書いてきました。
自分の書いた詩がいつか歌になったらいいな。テレビの中のアイドルのように、私もコンサートで歌ってみたい…年頃の女の子なら1度は想う夢を、カナちゃんも持っていました。
何人かの人が歌にしてあげようと言ってくれましたが、結局実現しないままに来ました。
FVとの出会いが、かなちゃんの夢を実現する扉を押し開く事になるとは…このときはまだだれも気づきませんでした。
かなちゃんはコンサートを開きました。
→1995年12月23日 かなちゃんクリスマスコンサート 明日は来るよ君のために