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北朝鮮特集

最近拉致問題初め核開発の問題など北朝鮮に対する関心が高まっているので
北朝鮮の特集を追加することにした。

北朝鮮政府に座礁船撤去費を請求のこと

北朝鮮対応について(その3)

法治国家日本

北朝鮮対応について(その2) 

金正日の極秘軍事機密

北朝鮮対応について 

小泉首相の北朝鮮訪問について

金正男氏と思われる人物を強制送還したことについて

北朝鮮への援助について

日本テレビの「サンデー」で放映されている北朝鮮に関する映像は衝撃的である。今まで知られていなかった北朝鮮の実態を知らせてくれた意義は大変大きい。
北朝鮮が著作権に関するベルヌ条約に加盟しても外務省は北朝鮮を認めていないから関係無いといっているが本当だろうか。無視できない思う。民間の学者からは第三国を通じて要求が出されれば対応せざるをえないといっているがそのとおりと思う。もし、北朝鮮が日本の著作権が侵害されても外務省は無視するつもりだろうか。その場合は、国民として文句をいって欲しい。
本当に関係無いなら拉致問題や核開発などをどのように考えるのか。また、人道支援といって食糧援助を行ったり、要人の訪問など、実態を優先せざるを得ないと考える。北朝鮮を無いものと考えたい外務省は、問題解決を避けることばかり考えている無用の役所と思える。
北朝鮮がアメリカと協議を行っているが、北朝鮮の交渉のやり方は日本政府が見習うべき点は多い。
(2003/4/29)

== 新聞記事から ==

<EU>北朝鮮の拉致問題全面解決を国連人権委に要求

 欧州連合(EU)は4月10日、ジュネーブで開催中の国連人権委員会に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の人権状況を非難する決議案を提出、日本人をはじめとする拉致問題の全面解決を要求した。国連人権委で北朝鮮の非難決議が取り上げられるのは初めて。
 外交筋によると、日本、米国も共同提案国として名を連ねる見通し。決議案は、国連人権高等弁務官が北朝鮮を訪問して人権改善を目的とした「技術的な協力関係」を樹立するよう求めるなど強く干渉する内容で、北朝鮮の反発は必至だ。
 決議案は、北朝鮮の人権侵害が「組織的かつ広範で深刻な状況」と明記。服役囚の拷問や強制労働が行われ、言論や結社、女性の基本的な自由が著しく侵害されていると批判している。
 外国人の拉致問題については「すべての未解決の問題を明確かつ透明な形で解決」するよう要請。国連人権高等弁務官に対しては北朝鮮を訪問後、人権の改善状況を来年の国連人権委で報告するよう求め、今後も監視を強める方針を強調している。
 EUは北朝鮮と人権状況をめぐる対話を続けているが、改善が見られないため、非難決議案の提出を決断。EU議長国のギリシャが中心となって当初案を策定し、日本や米国など「関心のある国」と約1週間にわたり文面の調整を進めてきた。(ジュネーブ共同)(毎日新聞)
[
2003年411]

何故、日本が先頭に立ってできなかったのか

 

<北朝鮮>非難決議採択なら核保有宣言も

 国連安全保障理事会が核問題をめぐり北朝鮮に対する非難決議を採択すれば、北朝鮮は核兵器保有を宣言する声明を出す可能性が強いとの考えを、ロシアが米国などに伝えていたことが12日、モスクワの外交筋の話で分かった。
 ロシアは、北朝鮮がこうした声明を出せば「米朝関係は最後の一線(レッド・ライン)を超え、軍事衝突にもつながりかねない」と、米国に決議採択の動きをしないよう強く求めたという。
 ロシアは懸念を持つ根拠を明確にしていないが、平壌などでの情報収集活動を基に判断した可能性が強い。また北朝鮮が実際に核兵器を持っているかどうかについてロシアは確認していない。
 ロシアは、こうした考えを国連の外交チャンネルを通じ米国に伝達。先にライス米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が訪ロし、ロシア外相、国防相らと会談した際にも「深刻な懸念」を伝えたという。
 核問題をめぐっては、圧倒的な米国の軍事力によるイラクのフセイン政権崩壊を受け、北朝鮮が米国に譲歩、核開発を凍結するとの見方もある。しかし、ロシア外務省と国防省は逆に、北朝鮮が核など大量破壊兵器の開発で米国に対する抑止力を持つことを決意したと判断した。(共同)(毎日新聞)
[
2003年412]

北朝鮮はイラクが米国に負けたのは核兵器を持たなかったからだという考えをもっているらしい。
本当なら大変危険なことである。

 == 今までに出ている北朝鮮関係への記事 ==

l        北朝鮮対応について(その3)
最近、「金正日は韓人の恥」という落書きを良く見かける。世の中に金正日が悪という認識が定着してきたと思える。また、「万景峰」号や「朝鮮総連」が北朝鮮の工作機関と密接な関係を持っていることが明らかとなった。北朝鮮の自滅も近いのではないかと思える。ただ、北朝鮮の国民には気の毒であるが、今は下手に援助しない方がよいという気がする。単に金正日政権の延命に貢献するだけと思えるから。もし、本当に援助したいなら、食糧が国民の口に入るところまで全て管理できるならやっても良いと思うが。また、民社党は、最近まで北朝鮮に親しく北朝鮮を擁護をしてきたということは重大な誤りである。とても政権を担えるような党とは言い難い。早急に解党すべきと思う。それとも、北朝鮮援助党と名前を変えて活動を続けるならそれも有りと思うが。また、北朝鮮の核施設などに日本の部品が使われてると聞くが本来共産国へは輸出できないはずのものである。
(03/3/4)

l        法治国家日本
北朝鮮には日本のハイテク技術が大量に導入されているが、その理由が分かった。青山健煕という人が書いた「北朝鮮という悪魔」に次のような記述がある。
日本の法律ではココムに絡むものは輸出できないが、物(製品、部品、設計図、指導書)でなければ違法にならない。つまり、頭脳の輸出は違法にならないのである。法治国家の日本は、国益に害することが一目瞭然と分かっていても違法でなければ看過するしかないのである。・・違法でなければ、国損になっても済み、違法であれば国益になっても駄目になるのが戦後の日本である。・・明らかに軍事技術であっても民需といえば通る。・・日本の人材派遣会社の役員は『民需』であるという私の話しに「どこで使うかは買うほうで決めるのであって私たちは人材を派遣するだけです」といって笑うのであった。
戦後の日本は、違法でさえなければ、国益を損なっても利己主義のためどんなことでもやってしまう人が多い。北朝鮮であったならば、死刑に処せられることであっても戦後の日本人はしているのである。・・
(
以下多くの例が引用されている)
これは明らかにおかしい。この人材派遣会社は許せない。早急に対策が必要である。
(03/1/6)

l        北朝鮮対応について(その2)
北朝鮮は、日本に戻った拉致被害者5人を一時戻せといっているがそれをしないのは約束違反だといっているが、そもそも拉致そのものが大きな国際条約違反ではないか。北朝鮮には日本の違反を責められる状況に無いはずである。今回の事件の全ての責任は北朝鮮にあり、また拉致した人に死亡等あった場合も北朝鮮がその責任を負わなければいけないということは明白である。
北朝鮮は、核兵器開発のみならず生物兵器の保有も宣言したが、その背景には、核兵器や生物兵器で恐怖を与え、日本やアメリカに対して北朝鮮の言うことを聞かないと大変なことが起きるという恫喝の意味がある。また、北朝鮮は独裁国家であり、それらの兵器を使いかねないということも考慮しておく必要がある。そのためには、攻撃のありうることを想定して、対策を講じておかなければいけない。迎撃ミサイルの配備や、ワクチンの配備、医療体制の整備、それと同時にアメリカとの関係を大事にしておく。政府は国民に対して北朝鮮からの攻撃の可能性があることを公表することも必要と考える。平和ボケした日本に大きな不安を感じざるを得ない。
(02/11/16)

l        金正日の極秘軍事機密
林永宣という人の書いた同名の本が徳間文庫から出されていたが、その内容のすごいこと。平和ボケした日本人たち、社民党の人、外務省、いや全ての日本人の必読書ではないかと思った。その中から過激なタイトルをいくつか紹介すると、「核兵器はすでに開発した」、「日本は核ミサイルで焦土と化す」、「対日戦争の準備はできている」、「日本製品で作られる化学兵器」、「化学兵器は核より威力がある」、「ソウルはダムの水に沈む」、「金剛山ダムの目的はソウルの水攻め」など。また、北朝鮮の生活についても書かれているが楽園とはとんでもない話しで、金正日の独裁国家、賄賂が横行している。一般庶民の生活は悲惨で食糧はいつも不足がちである。
また、文章中には「われわれの手に核兵器を導入してこそ米国の奴らや日本の奴らはもちろん、中国やソ連の奴らもふざけた真似ができなくなる」「核査察を受けるといっても、核兵器と核物質を回収されたり廃棄させることはできない」「核の強制査察はすなわち戦争だ」「われわれが日本を打ちのめすのは簡単なことだ。日本の奴らもわれわれの核と科学平気を怖がっている」、「使用する研究設備と装備などは全部日本から輸入(密輸)したもので・・」、輸入には朝鮮総連が関わっていた、などのショッキングな言葉が並んでいる。
この本は1997年10月発行だが、1994年に原型が出されていたとのこと。日本(の政府とジャーナリズム)はいかに無知だったのか。とにかく本を読んでほしい。
(02/11/10)

l        北朝鮮対応について
連日、拉致問題の関連の話題が、マスコミで取りあげられっているが、北朝鮮は「大騒ぎするとどんなことになるか知らないぞ」と恫喝してきている。引き揚げられた不審船は想像以上の強力な武装をしていたが、この不審船は北朝鮮のものと断定された。いずれにせよ、北朝鮮はアメリカの言うように「悪の枢軸」、「テロ支援国家」といえる。北朝鮮は未だに戦争状態と認識しているようである。北朝鮮の方針が変わったことが確認できないうちは、国交再開は無理である。外務省はまたまた国民の声を無視した国交再開を進めようというのか、テロ支援国家北朝鮮を支援しようというのか。
北朝鮮が態度を変えた背景には、米国のテロに対する断固とした態度、オサマビンラーディンとその支援グループへの武力攻撃の事実、イラクに対する武力攻撃をするという情報が考えられる。日本の平和ボケした人達よ、平和平和というだけでは平和は守れないということをしっかり認識してほしい。そして、攻撃することは明らかに不利だと悟らせないといけないと考える。それには、情報収集能力を格段に改善することと反撃能力を持つことである。恫喝に対して、うろたえることの無いよう備えることが必要と考える。もちろん、本当に攻撃されたときのことも十分考慮し、早急に防衛能力を高めておくことが大事であると考える。
また、これまで、拉致事件に対して真剣に対応してこなかった外務省、過去、よど号事件の犯人たち(赤軍派)の北朝鮮行きを容認した当時の人達の責任追及することを提案する。
(02/10/6)

l        小泉首相の北朝鮮訪問について
9月17日に小泉首相が北朝鮮を訪問し、金正日総書記と会談し、初めて拉致事件を認め遺憾の意が表されたことについて、新聞やTVでは、あまり小泉首相を評価していないようだが、今まで拉致事件については全く認めていなかった北朝鮮が認めた意義は大変大きい。これまで何人かの首相や党の大物が訪朝しているが、拉致については全く認めてもらえず、食料援助のみ約束して帰っていることからみれば大変大きな進歩である。拉致され中には死亡されている方もいるようだが、そのような方の家族から見るととても許せるものではないという気持ちは分かるし憤りを感じる。また、金正日総書記が言ったことが全て正しいかは疑わしいが、少なくとも拉致事件を認めたことは大きな進歩と考える。ここで改めて、これまでの外務省の態度について腹が立ってくる。これまで、疑うに十分な状況証拠があるにもかかわらず、拉致事件は北朝鮮が無いといっているのだから無いというのが外務省のスタンスだという言い方をしてきたことは何なのだ。単なるメッセンジャーではないか。そのようなものは必要が無い。真実がどこにあるか調べるのが役割ではないか。これから、友好的な関係を築くためには、今までの反日的教育を止めさせることである。これは、韓国や中国についてもいえる。
食糧援助とかODAでは解決しないと考える。
(02/9/28)

l        金正男氏と思われる人物を強制送還したことについて
北朝鮮の金正男氏と思われる人物が偽造パスポートを使って入国したということで調べているという報道があったと思ったら、あっという間に、この人物を強制送還したということだが、
なぜ、身元を確認しないのか、北朝鮮とは国交がないといいながら食糧援助はしたではないですか。また、過去日本に入国したことが有るか無いかという調査や情報収集は国交の有無に拘わらず行わないといけないのではないでしょうか。
北朝鮮の人であるということが確実なら日本人拉致問題の交渉進展に利用しても良いのではないでしょうか。北朝鮮は金正男氏であるはずがないといっているのだから、もっと良く調べたところでそれほど非難されたり、日朝国交に悪影響は無いと思います。日本は色々なことを日本の利益の為に最大限有効活用すべきであると思います。他の国を見習いなさい。自国の不利益と思えば、内政干渉など関係無しという態度で臨んでくるではありませんか。
(01/5/6)

l        北朝鮮への援助について
日本は人道的援助といって北朝鮮に多くの援助をしてきたが、全く無駄であったといえる。日本人拉致事件は全く進展しない。これほど非人道的なところへ何のための援助なのか。ある程度進展が見込めてからの援助とすればよかった。日本の援助は、独裁政権の延命に役立っただけということではないか。今後の反省材料とすべきであると思う。
(01/4/9)

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