World Tour

 かつて、それもそれほど遠くない昔…、いや実は今だって、”旅芸人”と言う存在があります。旅の一座、門付け芸、サーカス、見世物小屋…。定住民の日常生活に、非日常や異文化を持ち込む、”異邦人”=”流れ者”  そう芸人とは常に流浪の民だったはずです。
 旅とは交流に他なりません。彼らは芸を見せるだけでなく、流浪することによって得た様々な体験や見聞を、公演する先々の住人と、語ったはずです。誇張も嘘も取り混ぜて…。旅芸人とは、まさに”文化”の運び手であり、同時に創造者でもあったわけです。
 ある時は歓迎され、またある時は忌み嫌われ…。どちらにしても、村社会と緊張関係を保ちながら、だからこそ重要な役割を担っていた、少なくとも本人達の意識とは無関係に極めて重い社会的存在であったことは間違いないでしょう。

 演劇や芸能の本質を考える上では勿論ですが、「膨大な情報の渦に飲み込まれ、画一化してしまう現代社会を生きる我々のあらゆる問題」に通じる”交流”や”コミュニケーション”を考える上でも重要な意味があると思います。

 全国どこへ行っても”東京ブランド志向”に牛耳られているかのような日本で、あるいはメディアを通してしか”人”や”モノ”に出会うことが難しくなってしまった日本では、直接的な人間関係の中で、人々の興味を喚起しさらにそれを持続させることはますます困難になってきました。

 演劇の本質を”観客との交流”と捉え、大道芸やチンドン、山村での奉納公演を行なってきたU-Stage には、”海外草の根公演”というのは、極めて必然的なものでした。

2001年  5月〜9月 「英国全4カ国草の根ツアー」

2002年 5月〜6月 「極東から極西へ 英・米 ツアー」

2003年 4月     「Matsuri in Hawaii」 近畿日本ツーリスト主催

2003年 10月〜12月 「ASEAN 4ヶ国7都市ツアー」 国際交流基金主催事業

2004年 8月     「オーストラリア・シドニー ツアー」 あのオペラハウスで!

2005年 2月〜3月 「Arizona N.Y. ツアー」

2005年11月  「台湾ツアー」

2006年 5月 オーストラリア 「Wonderbus Japan2006 & U-Stage」           

2007年 3/22〜4/1 ニューオリンズ・ツアー   

2007年 10月 ソウル公演