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●1・2限基礎演習。2年ゼミでは映像編集をやることになった。15時から、有志の教員が集まって学部の今後のあり方に関する勉強会を開催。有意義な会議であった。終了後、何人かの先生と飲み会。遅く帰ってまた仕事。眠い。眠すぎる(^^;。
●十文字→びんでぃ→大学。十文字には荷物を置きに行った。大学ではどんどん雑用をこなし、いろんな人と会った。家でも休みなく仕事。疲れた。
●疲れが取れず、一日中うだうだする。合間に少し本を読み、雑用をする。
●武蔵美で授業→帰りがけに十文字の学会事務局に寄る→帰宅→シャワーを浴びて着替えて出発→帝国ホテルで指導教授の還暦・学長就任・学会長就任・記念論文集出版・その他もろもろを祝うパーティー→パーティーの事務局で飲み会→遅く帰る。ぐったり。
●本務校に行き、FD研修会に出席してから非常勤を2ヶ所。移動で疲れた。蒸し暑かったのでかなり汗をかき、インド状態になった。最初の所(某来年から共学になる女子大)では、昨年の成績を示したうえで「まだ遅くない。受講を取りやめるのなら今のうちです」とか言って脅かしたら、びびった学生がゴソッと退室した。女の子は素直でいいなあ。反応がビビッドに返って来るからやりやすい。たぶんこの大学では1つの授業で4割も不合格が出るなんてことはめったにないのだろう。単位取得6割なら、某美大に比べればずっと良いのだが(^^;。
●田町の駅は改装中で、階段(とエスカレーター)が増えている上に改札口のレイアウトが変わっていたので驚いた。駅の階上にはアイリッシュパブができているし。慶應と反対側の出口付近が特に変わっているようだが、行ってみる余裕はなかった。
●慶應に到着して談話室に入ると、木村剛がいて慶應の教員とFP(ファイナンシャル・プランナー)の話をしていた。頭が切れる割に腰の低い人だと思った。ところで夜間スクーリングの授業は今年で3年目。受講生はほとんど社会人なのでやる気が凄い。これから教えようとしている内容をすでにある程度理解していてレベルの高い質問をしてくる者もいるので気が抜けない。今年度は人数もちょうど良く、快適に授業ができそうだ。しかしきょうの調子はいまいちだった(^^;。
●今度はプロバイダーのWebサーバーがいかれポンチになり、前日夜からホームページ領域にアクセスできなくなった。もういーかげんプロバイダーを替えようかと思い、いろいろ検索するが、信頼性が高くてしかも安いところはあまりないのだなあ。もっと探せばあると思うが。
●ずっと基礎演習や総合演習の資料を作成。夜はパーティーの準備。
●びんでぃ→大学。久しぶりに教授会。秋学期から「予定されていた会議時間を過ぎたら退室する運動」を推進することにした。教授会はあらかじめ15時〜17時とアナウンスされている。出席のオブリゲーションは17時までなので、17時になったら断固退室する。今年度限りで引退する老人はどうか知らないが、我々若手は忙しいのだ。時間内に会議が終わらないのは司会の責任である。大学ではサーバーがいかれポンチになっており、ネットに接続できず往生した。まあそのおかげで仕事がはかどったが。帰宅してからはパーティーの準備で名札の打ち出しや名簿の作成、メール出しなど。あっという間に午前1時を過ぎた。
●リカバリーCDの問題はWindows2000等の通常版を買ってくれば解決するのだが、これ以上金を使うわけにはいかないし、古いのでWin2Kをわざわざ入れるほどのマシンでもない。そこで、リカバリーをやり直し、しかる後に再びLinuxをインストールすることにした。手順としては、(1)リカバリーCDを使ってパーティションを切り直し(Cドライブを8GB、Dドライブを7GBとした)、WindowsMeをインストール (2)パーティション設定ツールを使い、DドライブをLinuxの形式でフォーマットする(この時点でWindowsからDドライブは見えなくなる) (3)この領域にRed Hat Linuxをインストール となる。この一連の作業に5時間くらいかかったか。その合間に、姉が実家に帰っていたので家族で外食したりした。ああ忙しい。夕方頃には作業終了。夜はいろいろ雑用。仕事ははかどった。これから秋学期が始まるというのにこんなに疲れていいのか。
●びんでぃ→大学。大学に行ってみると、学部のあり方プロジェクトの会議があるという。私は案内をもらっていなかった(-_-;。会議自体は実りのあるものであったが、3時間半もかかったので、かなり予定が狂った。いろいろな雑用をやるはずだったが全然できなかった。Lindowsを研究室の自作マシンにインストールしようとしたが、やはりできなかった(-"-;。FAQなどを読んで察するに、マザボのグラフィックチップセットが対応していないらしい。グラフィック関連はオンボードで、そのマザボは怪しい中国製(台湾製ではない)なので致し方ないかも知れぬ。安かろう悪かろうの典型だ(安物買いの銭失いとも言う)。研究室に置いてあった古いVAIOノートを家に持ち帰った。
●帰りがけにLANケーブルを買おうとして川越のコンプマートに寄ったら、何と閉店セールをやっていた。本当に撤退するらしい。しかし投げ売りした商品はほとんど売れてしまったらしく、10%引きのサプライ用品があるだけだった。どうせならこのへんも半額くらいにして欲しかった(^^;。LANケーブルと一緒に、唯一激安の「100円のマウスパッド」を2つも買った(^^;。
●古いVAIOノートの方は、大胆にもハードディスクをすべてフォーマットして、しかる後にLindowsをインストールしようとしたが、やっぱりダメだった。「パーティションテーブルが読めない」というエラーメッセージが出るのだが、どのようにパーティションを設定してもVAIOノートではダメなものはダメということががわかった。結局、私が持っている3台のWindowsマシンはすべて全滅。せっかく買ったLindowsを使うために、中古ノートパソコンを買おうかと一瞬考えたほどだ(本末転倒)。これから「Lindowsってどうよ?」と人に聞かれたら、「絶対やめとけ」と答えることにした。ストライクゾーンが狭すぎるのだ。
●Red Hat Linuxの方はインストールできるので、苦労してインストールして設定した。しかし、空きパーティションにVAIO付属のリカバリーCDを使ってWindowsを再インストールしようとしたところ、インストール前にハードディスクを全てフォーマットし直すというオプションしか残されていないのであった(-"-;。これが判明した時点で午前3時を回っていた。
●VAIOノートR505にLindows OSをインストールしようとしているのだが、ここまでの状況を整理しておこう。まずNorton SystemWorksがインストールされていると、MBRやハードディスクをNortonが常に監視しているため、Windows標準の「管理ツール」でパーティションを切り直す場合や、FDの起動ディスクを作成する際に傷害が出る。起動時にNortonが起動しないように設定しても、なぜかダメだった。よってNortonはアンインストールした。次にDドライブのパーティションを空にし、パーティション設定ソフトを使ってLinux用のパーティションを用意した上で、CD-ROM起動でLindowsのインストールディスクを立ち上げてインストールしようとしたが、最初の画面は出てくるもののインストーラが途中で無限ループにはまってしまい起動しない。それでパーティションの設定の仕方が悪いのかと思い、フォーマットの仕方を変えたりしたがやっぱりダメ。この時点ではLindowsのインストーラ(ソフト)が悪いのか、VAIOノートが特殊な制御をしている(ハード)のが悪いのかがわからない。他のLinuxならインストールできるのかと思い、Red Hat Linuxを買うことにした(二度手間)。
●台風が近づいていて冷たい雨が降っていた。秋葉原に行って速攻でRed Hat Linuxを購入。その足で、法政大学で開催されていた「第11回日韓国際シンポジウム」(日本マス・コミュニケーション学会、韓国言論学会共催)に少しだけ顔を出した。雨にもかかわらず盛会で良かった。法政大学のボアソナード・タワーは初めて行ってみたが、いやはや凄い施設だった。明治大学といい法政大学といい、都内の大学は高層ビルをどんどん建てているね。地方の弱小大学はとても太刀打ちできない。
●帰ってきてからRed Hat Linuxをインストールしてみた。インストールできた(-_-;。Red Hatのインストーラが強力なのか、Lindowsのインストーラが初心者を意識するあまり融通がきかなくなっているのかわからないが、これではっきりした。きょうのまとめ:「LindowsはVAIOノートR505にはインストールできない」。
●2限武蔵美の授業。連休と雨の影響なのか、いつもより人数は少なめ。調子はまあまあだが、反応はいまいちだった(^^;。帰りがけに十文字の学会事務局に寄り、少し雑用。雨が激しくなったらいけないので早めに帰る。家では戯れにメインのVAIOノート(新しい方。研究室に死蔵している古いやつとは別)にLindows OSをインストールしようとして、まずパーティション編集ソフトをダウンロードしてみた。そこからトラブル続出。翌日になっても試行錯誤継続中(;_;)。まだ結論は出ていないが、Lindows最悪かも。
●午後から十文字で学会事務局の仕事。まだまだやるべきことはいろいろあるが、本来業務以外の所で煩わしいことが多く、結局仕事はできず。銀行振込は大学から10分ほど歩いた所にあるコンビニでできることが判明。しかし疲れた。
●事務局の仕事の後、検査のため都内の病院に行った。用が済んだ後、お腹が空いたので駅付近の博多ラーメンの店に入った。まあまあ(^^;。総武線で秋葉原に出たのだが、東京駅で人身事故があった関係で山手線が止まっていた。京浜東北線は動いているのだが、いつもなら山手線に分散している乗客がすべて京浜東北線待ちになっており、しかもその京浜東北線が遅れているためにホームが押すな押すなの大混雑になっていた。このまま乗ったら骨折でもしかねない。別に急ぐ必要もないので、秋葉原で降りて時間をつぶすことにした。
●久々に電気街に行くと、いろいろ変わっていた。ああ、あんなところに松屋ができている(笑)。LAOXのMac館が移転している(移転したのはだいぶ前だが)。Mac館で初めてPowerMac G5を見てみた。素敵だ(^^;。美しい。秋葉館の3階にある航空グッズ専門店、濃ゆい(^^;。私は航空おたくではないので専門的なことはわからないが、マニア垂涎の品がいっぱいあった(と思う)。LAOXのComputer館では、Lindows OS Plusを買ってみた。いや私は軟弱なので。Book館では本を2冊購入。というわけで、電車が止まったおかげでいい買い物ができた。LAOXばかり回っているようだが、それはポイントカードを持っているからである(^^;。
●Lindows OSを購入したのは、研究室で眠っている古いVAIOノートにインストールして再利用してみようと思ったからだ。うまくいけば学会事務局に持っていってそこで使ってみよう。WebでFAQを読んでみたが、この製品は
Linux karnel 2.4.20 xFree86 4.2.1.1 KDE 3.0.1
で構成されているそうだ。それではRedHat Linuxなどのディストリビューションを買えば良いではないかと言われそうだな。Linuxのインストールと活用はWindowsに比べ面倒であるが、それをどれだけ一般ユーザー向けに易しくできたのかに興味があったのだ。「Click-N-Run」も試してみたかった。来週、実際にインストールして運用してみたい。
●フィットネスクラブに行くかどうかで迷ったが、仕事がたまっているので家にとどまった。しかし思うように仕事ははかどらず。特にパソコン関連のトラブルが頻発。私のノートパソコンではユーザーアカウントを増やすと挙動不審になる。原因不明。別のアカウントに切り替えてもネットワーク関連の設定を切り替えることができないことが判明したので、新しく設定したアカウントはすべて削除した。そこまでで夜になった(;_;)。その合間にいくつか仕事したけどね。疲れがたまっていたのか異常に眠く、早めに寝た。
●野中は「理念もなくポスト目当てで権力にすりよった」とか言って青木や村岡等を批判しているが、それなら自民党が社会党と連立した時は何か理念があったのか。自民党っていうのは元々権力のためなら社会党や(あれだけ批判していた)公明党とだって手を組んじゃう党だろ。最近も亀井が形勢不利と見るや「小泉が再選されれば協力する」と発言しているし、今度は江藤まで「入閣要請があれば断らない」とか言い出した。自民党は理念も政策も大きく異なる議員の集合体だが、彼らを結びつけているものはただ一つ、「権力」だ。権力がなくなれば自民党は自然に崩壊する。それを一番良く理解しているのが野中であったはずだ。あれだけ権力をフルに活用してえげつない多数派工作をしてきた人が、今になって自分だけ「悲劇のヒーロー」ぶるのはいかがなものか。自民党では、いくら高邁な理念があっても権力がない人には誰もついてこないんだよ。それがけしからんと言っても仕方ないんだよ、そういう党なんだから。結局、小泉の挑発に乗ってしまったのが命取りだったね。
●朝イチで引越業者が来るので早起きした。9時までに行けば良かったが、ラッシュがイヤだったので7時過ぎの高崎線に乗った。そんなに混んでいなかった。また上野から歩いた。今度は不忍池の中を突っ切って弁天堂の脇を通ってみた。近かった(^^;。弁天堂の脇では太極拳をやっている集団があって和んだ。不忍池は蓮が群生しており、ポコポコ穴があいた実がなっていた。そう、あの蓮画像(以下略)。こうして東大への近道を編み出したのだが、よく考えてみたら引っ越ししたらもう東大に行く機会はほとんどなくなるだろう。そう考えながらてくてく歩いた。
●9時過ぎに引越業者が来て、どんどん作業する。10時頃に搬出完了。電車を乗り継いで十文字に行く。昼過ぎに搬入が完了し、ずっと箱を開けて作業。かなり進んだ。19時頃に帰る。ぐったり。
●東大に行くのに上野から歩いてみた。意外に近い。不忍池の周囲を歩いていくのも素敵だ(^^;。
●学会事務局はいよいよ引越準備に入った。パソコン関連を箱に詰める。各種資料を箱に詰める。文房具を箱に詰める。それから、えーと、とにかく何でも箱に詰める。13時から19時過ぎまでずっと箱詰め作業。疲れた。夜は総務担当理事の先生と一杯。つい食べ過ぎた。また太ったかも(-_-;。
●ほぼ1日、FileMakerと格闘。パーティーも学会もFileMakerで出欠・入金管理をやってしまおうと。名札用ラベルの出力に成功。次に領収書の出力にも。運動しなかったので肩がガチガチになった。
●午前中、いらないモノを捨てて家の中を整理した。「ひょっとしてこれは後で使うのではないか?」などと思うと捨てられなくなるので、大胆に捨てた。ついでにいろいろ掃除。家の中がまた少しだけすっきりした。午後は27日のパーティーの出欠と会費入金をチェック。発送用の名簿は宛名職人で管理していたが、出欠等はチェックしづらいのでデータをコンバートすることにした。宛名職人文書→CSVファイル→Excel文書→FileMaker文書の順に変換。少し試行錯誤したが、FileMakerの使い方がわかってきた。FileMakerは慣れれば便利だ。夜は学会の名簿ファイルを作成。FileMakerで作業。ああ疲れた。
●武蔵美の非常勤がもう始まってしまった。今週から他の授業も始まっているので、学生の集まりは割と良かった。調子は久しぶりの授業にしては良い方だったと思う。問題はこの暑さだ。台風の影響でフェーン現象が発生し、猛烈な暑さとなった。いつも新小平と武蔵美の間は徒歩で移動する(30分位)ので、駅に着いた時は汗びっしょり。外出する人が少なかったのか、電車は割と空いていた。帰りがけにスポーツクラブに寄ってみたが、こちらも心なしか空いているようだった。プールで泳いだが、疲れていたので無理をせず早めに上がった。でもしっかりスチームサウナで汗は流した(^^;。家ではクーラーをつけてぐったり。
●夜は実家に帰った。帰ってみると母親が火星を見たいという。実家には姉が子供の頃に買ってもらった天体望遠鏡があるのでそれを組み立てて欲しいとのこと。私は子供時代、星に興味はなかったので天体望遠鏡をいぢったことはない。だがこれも親孝行と思い、苦労して組み立てた。そしてこれで火星を見るのは難儀な作業だった。天体望遠鏡は位置合わせが難しい。古いので、位置を合わせたと思ってもすぐずれてしまう。それでも何とか見ることはできたが、何だかぼうっとした画像だった。こんな画像でも両親は一応満足したようだった。これでさらに汗をかいた。疲れでやる気が減退した。
●ラグビー「トップリーグ」の開幕戦、サントリー×神戸製鋼を半分くらい見た。炎天下の試合なので「平均年齢が若い方が(フィットネスの面で)有利だな」と思っていたが、その通りになったようだ。後半になると神戸製鋼の八ッ橋や元木などがぽろぽろノックオンしていた。もうベテランだからな、さすがに疲れたのだろう。それにしても最近は海外ラグビーばかり見ていたので、日本のラグビーはどうしても見劣りがしてしまう。日本人はどうしても密集でぐちゃぐちゃになってしまう。ルール上は密集で寝ていてはいけないのだが。それからきょうは両チームともミスが多かった。日本でもトップクラスのチーム同士の対戦がこれだから、まだまだ世界は遠いなと思う。それにしてもきょうの小野澤はキレが良かった。キレキレだった。この調子でワールドカップも頑張って欲しいのだが。
●午後から学会事務局の仕事。いよいよ引越業者に来てもらい、見積もりをしてもらった。あとはひたすら段ボールに資料を詰めていく。その合間に、事務局のiBookに保存してあったFileMakerのファイルをZipドライブ(USB)を使ってコピー。うまくいった(^^;。
●今月下旬に指導教授の還暦&その他もろもろを祝うパーティーがあるのだが、その準備会を開催。これからまた事務作業が多くなって大変だ。
●6時頃に暑くて目が覚めた。書斎でクーラーをつけて座ったまま二度寝した。午前中は散髪。午後はスポーツクラブに行く。外は猛烈に暑い。台風が去るまで涼しくならないなと。
●加茂真純『いきいき健康体操 真向法』(詳伝社)を買って読んでみた。やはりこういうのは自己流でやってはだめで、正しく学ばないとだめだなと実感。股関節を曲げるのであって背骨を曲げてはいけないということがよくわかった(背骨を曲げるとかえって腰をいためてしまう)。普段の姿勢も大事なのだなと。念のために言っておくが真向法は特定の宗教とは何の関係もない。椎間板ヘルニアやぎっくり腰が怖いという人はぜひ。
●松岡昇『日本人は英語のここが聞き取れない』(アルク)を買ってヒアリングのトレーニングをしてみた。けっこう難しい(-_-;。
●びんでぃ→大学。カリキュラム改定案の作成や秋学期リテラシーのクラス分け一部変更など。仕事ははかどった。
●爆笑問題『爆笑問題のハインリッヒの法則 世の中すべて300対29対1の法則で動いている』(詳伝社)をネット通販で買って読んでみたが、ハズレ(^^;。読む価値のない本なので内容は紹介しない。『チーズはどこへ消えた?』もそうだが、ネットだと中身を確認できないので時々ハズレを掴んだりする。しかし数を撃たなければ良本にはめぐり逢えないし、ネットでなければ出会えない本もまた多いのだ。ところでこの本、誰か150円で買わないか(^^;。
●「加藤の乱」の時、野中は幹事長の権力をフルに活用して加藤派の若手議員に「今度の選挙で公認しないぞ」と圧力をかけ、寝返らせた。一般に加藤は「勝算もないのにあんなバカなことをして」と思われているが、それは結果論であって、自分のお膝元の加藤派の議員が寝返らなければ十分勝てたのだ。加藤の失敗は自派閥の議員を信用しすぎたことであり、彼は野中に敗北したと同時に自派閥に敗北したのだ。現在「旧加藤派」に在籍している議員はよほど加藤への忠誠心が強いか、あるいは地盤が強いので自民党の公認をもらわなくても選挙に勝てるか、そのどちらかであろう。それはさておき、宏池会は古賀(野中の一番弟子)と堀内に乗っ取られた。しかし堀内は野心があって派閥の長になったわけではなく、「加藤には宏池会を任せておけない」という一心で周囲の擁立運動に乗ったのであり、悪く言うと「お飾り」だ(鈴木善幸が首相になった時と位置づけが似ている)。実質的には古賀がこの派を仕切っている(というか睨みをきかせている)。そして彼の背後には野中がいる。堀内は自分が総裁の器ではない(そして資金力もない)ことを十分承知しており、反小泉の統一候補としての立候補を拒否したのは極めて妥当な判断だと言える。それに「党の顔が堀内」で総選挙に勝てるはずがない。そのへん野中の見通しが甘かったのではないか(あるいは小泉の挑発で頭に血がのぼって冷静な判断ができなくなったのかも知れない)。ある意味、野中は「加藤の乱」を鎮圧する際、あまりに強引な手を使ったので、そのツケを今払わされたのかも知れない。堀内派の議員の一部の中は野中に脅されて仕方なくとどまっている者もいるだろう。次の総選挙で加藤が復帰すれば加藤派に戻る者も出てこよう(ただその場合は小泉政権が続くことが絶対条件になる)。野中が引退すれば「重しが取れる」ので、堀内派の若手議員は小泉に投票しやすくなる。さらに株価が回復して「景気が良くなりかけているかな?」感が高まると、亀井の主張が根本的に意味をなさなくなる。諸条件はあきらかに小泉に有利に推移していると言えるだろう。問題は1回で過半数を取れるかだ。
●『トリビアの泉』、番組を初めて観てみたよ。・・・い、1/1へぇボタン、買ってみようか(やめれ)。
●日本マス・コミュニケーション学会は、創立者(小野秀雄)が東大の教官だったこともあり、前身の日本新聞学会の時代から東大(新聞研究所→社会情報研究所)に事務局が置かれてきた。しかし時代が変わり、国費(=税金)を使って建てた施設を一介の任意団体が使用し続けることに対する風当たりが強くなってきた。そこで10年ほど前から東大が本学会に対して移転(要するに立ち退き)を要求するようになってきた。移転問題は十年来の懸案であった。学会員の中には、以前東大の教官であったにもかかわらずそうした事情を知らずに移転に反対する者もいるが、遅かれ早かれ移転は避けられない情勢であったのだ。このたびようやく移転の目処が立ち、社情研の事務局員(=文部科学省の職員)に備品を確認してもらったのだが、こちらが「今月中旬に引っ越しをするが、電話は転送電話にしたいので今月いっぱいまで使わせて欲しい」と申し入れると、何だかよく分からないがえらい剣幕で怒られた。この施設も電話代も税金でまかなわれているのであり、引っ越ししたにもかかわらず電話を使うというのは道理に合わないということらしい。転送電話の費用は学会で持つんだけどな。要するに東大側としては、こちらに一日も早く部屋をきれいにした上で出ていって欲しいということらしい。まあそういうことで引っ越しした後に電話を使うのはいけないらしいので、総務担当理事の先生と相談して、この部屋は今月いっぱいまでちゃんと使うことにした(^^;。移転が遅れたのは今期の理事会及び事務局の責任ではない。それに次の学会の総会で移転が正式に承認されない限り、表向きには移転できないのだ。ここで学会トリビア。日本新聞学会設立当初、学会事務局は小野秀雄会長の自宅に分室が置かれていた。へえーへえー。
●『トリビアの泉』はまだ番組を観たことはないが、本(『へぇの本 トリビアの泉』I、講談社)は買って読んでみた。すでに知っている話も結構あったぞ。ノッポさんが最終回でしゃべったなんて有名な話じゃないか。まあこの本で一番衝撃だったのはガチャピンのモデルかな(笑)。ところでフジテレビの番組であるにもかかわらず、扶桑社ではなく講談社から本が出ているのはなぜであろうか。
●無抵抗勢力(編)『バカ発言丸投げ丼 日本をダメにする政治家の一言』(インフォバーン)を読んだ。政治家の失言・妄言をまとめて面白おかしく解説した本。ワロタ。小泉もどうかと思うが、何かの間違いで亀井とか古賀とか麻生とかが総裁になったら日本はもうおしまいだということがよくわかったよ。
●野中は劣勢になったので危険な賭けに打って出た。本人にとっては乾坤一擲の大勝負だろう。でも最終的には小泉を利することになるだけだと思う、たぶん・・・。
●びんでぃ→大学。帰ってからメールを出しまくり。要するに1日中雑用。
●夜から自民党総裁選候補者の討論会をやっていたが、「日本の政治家ってヤな奴ばっかりだな」と視聴者が感じるだろうな、と思った(^^;。お前は以前こういう発言をしたとか、いや言ってないとか、片言隻語を捉えて攻撃することしかできないのか。某大学の学生と同レベルだ。こんな低レベルの言い争い(議論にさえなってない)しかできないから有権者にバカにされるんだよ。暗澹たる気分になったのでテレビを消した。
●スポーツクラブに行き、また汗びっしょり。ちょっと疲れたので帰宅してから爆睡。あまり仕事にならず。
●Koon, J. and Powell, A., You May Not Tie an Alligator to a Fire Hydrant: 101 Real Dumb Laws, The Free Press, 2002. を読んだ。アメリカの州法や市町村レベルの法律にあるバカバカしい条文を集めた本。ざっと読んでみたが、あまり爆笑できる条文はなかった。しかし「えーこんな法律もあるんだ。へえーへえー」(^^;と、某番組のネタになるのではないかと思えるようなものはいくつかあった。例えばArkansasの州法では州の名前の発音の仕方が詳しく定められている。最後の s は無音で「アーカンソー」と発音し、3音節のうち最初と最後にアクセントを置き、各音節の a は Italian sound で発音しなければならない(Italian soundって何?)・・・など。へえーへえー。ちなみにこの本の表題になっている法律はニューオリンズにあるという噂だったので著者が調べてみたものの見つからず、代わりに似た条文をミシガンの州法に見つけたそうだ。ただしミシガンの法律では特にアリゲーターに関する言及はなく、「動物を消火栓にくくりつけてはいけない」というものだった(それだけで十分バカバカしいが)。でも面白いのでそのまま表題にしたという。をいをい。その他にも驚くようなバカバカしい条文が満載だったが、長くなるのでいちいち紹介するのはやめておく。
●J Sky Sportsでスヌーカーの試合(プレミアスヌーカーリーグ)を放映している。何となく見ているうちにスヌーカーのファンになってしまった。日本ではビリヤードと言えばナインボールしか思い浮かばない人が多いようだが、スヌーカーを見てからナインボールを見ると何だか幼稚な印象さえ受けてしまう。ちなみに両者は盤の大きさも球の大きさも違うので、まったく違う競技と思った方が良い。ラグビーといい、クリケットといい、スヌーカーといい、イギリス起源のスポーツに最近はまっているなあ(ラグビー観戦歴は15年以上だが)。別にイギリスが好きというわけではないのだが、最近自分の中で反米感情が高まっている(笑)のと関係があるのかも。
●学会の理事会があったので事務局として出席。終了後に飲む。最近飲む機会が多いので(体重に)気を付けたい。帰宅してからステッパーを踏む。汗びっしょり(^^;。
●午後から学会事務局の仕事。久しぶりに幹事・アルバイトが3人揃ったので飲みに行く。インド人の英語は何を言っているかさっぱりわからないという話で盛り上がった(^^;。そこから派生してきた話だが、イギリスも地方に行くと訛りがひどく、しかも隣の地方に行くと違う言葉を話しているようなところが結構あるという。イギリスで特に訛りがひどい都市がマンチェスターとリバプール(とあともうひとつ。忘れた)。サッカー選手で言うとベッカムがマンチェスター出身、オーウェンがリバプール出身で、この2人の英語は訛りがひどくて聞き取りにくいという。最近ベッカムが来日して記者会見した模様をたまたまテレビで見ていたが、ベッカムの発言がまったく聞き取れなかった。その時は自分の耳が悪いと思っていたが、後から思えばマンチェスター訛りに慣れていなかったせいだろう。アメリカに留学してコロンビア大学で修士を取った人もベッカムの言っていることがわからないと言っていたので少し安心した(米語と英語ではまた違うと思うが)。そういえばハリー・ポッターの原書(英国版)もところどころ難しい言い回しがあって読みづらかった(※アメリカでは絶対に使わない言い回しが出てくるので、オリジナルの英国版とは別に米国版が出版されている)。まだまだ修行が足りない。英語の勉強しよ。
●午後からスポーツクラブに行って汗を流す。きょうは風呂だけでなくサウナも使ってみた。ああ〜。
●スーパーでサンマの切り身が安かったので買ってみた。ワタは抜いてあるのだが、一応包丁で腹を開いて中を洗って塩をふり、オーブントースターで焼いた(その方が手軽に焼ける)。割とうまく焼けた。割と脂が乗って旨かった。アジなんかもオーブントースターで焼けるだろうか。戻りガツオも旬だというので刺身かタタキを買ってみよう。こうして魚・海藻・納豆中心の食事にするのもいいかも知れない。
●夜は引き続きいらない物を捨て、ファイルメーカーの勉強をし、雑誌の整理をした。また少しだけ片づいたが、当然ゴミは増える。生きていればゴミが出るのは当たり前だが・・・。人生とは捨てることと見つけたり。
●肩がこりすぎて頭がぼうっとする。調子悪い。
●今まで家の中をほったらかしにしていたのだが、ついに意を決してプチ模様替えを断行。家の中が少しだけ片づいた。ついでに今まで捨てられなかった不要なブツを少しずつ捨て始めた。人生においては執着心を断ち切ることは割と大切だ。不要なものは大胆に切っていかないと、どんどんたまっていってしまう。使わない資料、読まない本・雑誌などはどんどん捨てていくべきだ。もちろんそれを見極めていくためにはまず読まなければいけないが(^^;。
●日中は暑かったが、夕方から激しい雷雨になった。川越では大雨の際のお約束として、西武新宿線の狭山市〜本川越間が一時不通になった。本川越駅のすぐ手前は単線になっており、さらに線路が低地にあるため台風や豪雨の際は水たまりになってしまうのだ(^^;。JR線もいくつか運転を見合わせたらしい。きょうは外出しないで良かった(^^;。
●ゲオルグ・ジンメル著(北川東子編訳・鈴木直訳)『ジンメル・コレクション』(ちくま学芸文庫)を読み始めた。着眼点が鋭い。100年前の文章だが、今でも通用する。ジンメルってこういう(エッセイのような)文章を書く人だったのか。
●コロナ・ブックス編集部編『日本の秘仏』(平凡社)、水野敬三郎監修『カラー版 日本仏像史』(美術出版社)をざっと読んだ。後者は特に素晴らしい。この内容で2500円(税別)というのは驚異的かも。仏教はインドで生まれ、インドでは13世紀頃に消滅したが東方の国々には伝播した。その終着点が日本と言ってもいい。インドに旅行に行って多くの宗教的遺物を見てきたが、ヒンドゥー教やジャイナ教は仏教と関係が深い。これらの文化が中国・朝鮮を経由して日本に伝わり、多種多様な仏像として結実した。日本で仏像を見ているだけではわかりづらいのだが、韓国・タイ・インド・インドネシアなどの寺院や遺跡を見てから日本の仏像を見ると、和風の様式の中にも国際性を感じてはっとさせられることがある。本を読んでいるうちにまた京都・奈良に行きたくなった。
●その他にも何冊かプライオリティーの低い本をざっと読んだ。まだ読んでいない本(やDVD)が溜まっているので、これらを整理するためには読まなければいけないという(^^;。もう使い終わった本(という言い方はヘンだが)もどんどん研究室に持っていかないとな(研究室も満杯になってきたが)。結局、家でも研究室でも不要な本は捨てないといけないという。
●学会事務局で使用しているファイルメーカーProを個人的に買ってあったのだが、このたびやっと使い方を勉強し始めた。ファイルメーカーを使うのがだんだん面白くなってきた(^^;。
●学会事務局の仕事。総務委員会があったので出席。そのあと飲み。これで4日連続、か。2次会まで行って遅く帰った。疲れた。
●びんでぃ→大学。びんでぃでいくつか写真を借りてきた(例えばザビエルのミイラの絵はがきとか(^^;)。大学でスキャナを使って取り込んだ。インド旅行記にまたページを追加するかも知れない(^^;。さらにいろいろ雑用す。帰りがけにまたびんでぃに寄って写真を返し、ついでにビールを飲んできた(^^;。これで3日連続で酒を飲んだ。体重が増えないよう気を付けよう。
●家では後期のスケジュール表を作成。一番早い非常勤は何と13日から始まってしまう。あまりうかうかしていられない。今月下旬は殺人的に忙しくなる。そろそろ準備しておく必要があろう。
●小泉は「反小泉派」を盛んに挑発している。もちろん勝算があってのことだろうが、万が一負けた時のことも考えての行動だろう。総裁選に負けた場合、彼は「総理と総裁は別だ」とか言って総理の座にとどまり、ころあいを見計らって解散・総選挙に打って出るだろう(勝っても解散すると思うが)。そしてその際、自民党内の支持者とともに離党して民主・自由連合と手を組んでしまう驚天動地のウルトラCも考えられる。これは一見常軌を逸した考えのようであるが、彼が初めて総裁になった時の総裁選では、もし負けたら本当に山崎派・旧加藤派とともに自民党を離れるつもりだったらしい。自民党を「ぶっ壊す」とまで言った人だ、そのくらいのことは(やろうと思えば)できるだろう。私にはわかる。いったん辞めるつもりで腹をくくった者はどんな過激な発言もできるし、最終的に組織を破壊することになっても平気だ。選挙はやってみなければわからないが、一部報道によると総選挙になれば自民党は苦戦することが予想されている。この上自民党が割れることになれば決定的な打撃になりかねない。反小泉勢力がいまいち及び腰なのはそのせいであろう。実際にやらないまでも「やるぞ」という構えを見せるだけで、北朝鮮の核兵器程度の脅しにはなるだろう。小泉にしてみれば「改革が進まないのは党内の対抗勢力のせいだ」と言えば離党の大義名分にもなるし、経済が好転しないことの言い訳にもなる。だから今後も反小泉派(というか派閥政治そのもの)を批判し、挑発しつづけるだろう。かくして橋本派はますます苦しい立場に追い込まれる。派閥による、数を背景にしたパワー・ポリティクスはそろそろ時代遅れではないかと思う。私は小泉を必ずしも支持しないが、静香ちゃんとか橋本派のわけのわからない候補なら、小泉の方がまだましだ。しかし面白いか面白くないかということで言えば、小泉が負けてくれた方が断然面白い(^^;。密かに「加藤の乱」以上の激震を期待しているのだがどうか。
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