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Diary

(2003年03月)

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03月31日(月)

●大学に行っていろいろ雑用。もう一年が終わってしまった。いろいろあったけど早かった。ああ。

●Simply Red『HOME』を聴いた。まあまあ。クレイジーケンバンド『PUNCH! PUNCH! PUNCH!』、『まっぴらロック』、『Tiger & Dragon』、どれもイイ。次のカラオケ大会までに唄えるようにしておこう。

●ネオコンって本当にバカだなー。あほらしくて書く気にもなれん。ラムズフェルドも作戦の失敗を他人のせいにするとは醜悪な奴だ。

03月30日(日)

●某所用のため久しぶりに恵比寿に行った。いろいろ話してみて、課題がはっきり見えてきた。心機一転して一から頑張ってみるか。

●このところ夜になると必ず爆睡してしまう(^^;。全然仕事が進まない。困ったものだ。

03月29日(土)

●DVD-RAMについていろいろ調べてみた。これまでDVD-RAMはいまいち地味でマイナーなフォーマットだったが、松下がDVDビデオレコーダーの新製品を投入し(ボブ・サップがCMに出てるやつ)、これがヒットすれば一気にブレイクする可能性がある。民生用のDVDビデオレコーダーで録画したMPEG-2ファイルをMac(+DVD-RAMドライブ)に取り込むためのソフトは今のところピクセラ社の「PixeVRF Browser」だけだ。これは今のところ同社のドライブに同梱されているだけだが、5月にバージョンアップ予定。単品で発売することになるのかどうかいまいち不明。

●ライター兼編集者の村松恒平氏が自身のメルマガで「アメリカは負ける」と断言していて面白い。理由として、「パウエルとラムズフェルドの対立(特に、政権中枢にラムズフェルドという利口ぶるバカを抱えていること)」、「ジャーナリズムがアメリカに厭戦気分をもたらす」、「アメリカ兵士たちの士気が必ずしも高くない」等を挙げている。同様のことはベトナム戦争でも実際に起こっている。ハルバースタムの『ベスト&ブライテスト』は、アメリカ中からとびきり優秀なエリートを集めたケネディ政権が、なぜかくも愚かなベトナム戦争にアメリカを駆り立ててしまったのかを、綿密な取材をもとに明らかにしている。イラク戦争に多少なりとも疑問を抱く者は、『ベスト&ブライテスト』を読むべきだ。アメリカがベトナム戦争から何一つ学んでいないことがわかるはずだ。

●ブッシュ政権はイラクの復興事業を早くも自国企業に発注した。油井の火事の鎮火を発注されたのは、チェイニーがCEOをやっていた企業だ。政権中枢の大半は石油企業と何らかの関連を持っている(そもそもブッシュ家はテキサスの石油成金だ)。ブッシュは次の大統領選で、これらの企業から大きな「見返り」が期待できる。村松氏も言っていたが、こんな露骨な権力の私物化は見たことがない。ワシントン・ポストもニューヨーク・タイムスも開戦直後の興奮状態にあって冷静な判断ができていないようだが、時間が経てばいくらアメリカ人でも「結局あいつらが大儲けするために戦争やってんじゃん」ということを悟るはずだ。

●湾岸戦争の時に日本が拠出した「復興費」の大半はアメリカの戦費に化けたという。メディアはイラク戦争を支持する人にこう聞いてみると良い。「あなたが払った税金のうち少なくとも800億円がアメリカの戦費として支払われますが、あなたは賛成ですか?」と。もちろん戦争が長引けば「もっとよこせ」と言ってくることは確実だ。

●遅い風呂に入った後、マンション管理組合の理事会でずっと座っていたため、すっかり湯冷めして風邪をひいてしまった。

●買い物がてら、市内を彷徨う。玉蔵院のしだれ桜は早咲きらしく、満開の一歩手前の状態だった。美しかったが、それを素直に愛でる気になれず、そのまま素通りした。立ち直るまでもう少し時間がかかりそう。

●クレイジーケンバンドの「シャリマール」という曲がある。「パキスタンから身体ひとつで/来日した中古車貿易商」の歌だ。びんでぃには「まんまモデルではないか」と思われる人が来ているのだが、横山剣と知り合いなのだろうか(^^;。

03月28日(金)

●情報表現学科のコンピュータ初級演習を急遽川越で開講することになり、対応に追われる。いろいろ言いたいことはあるがここでは書かない。

●ロジテックのDVD-RAM/Rドライブ「LDR-N106FU2」は、表向きWindows専用だが、Macに接続すると一応使えるようだ。ドライブそのものは松下製の「LF-D310」だ。MacOS X 10.2.4では、OSレベルでの書き込みに対応していない(Apple System Profilerで「対応していません」と表示される)が、Toast 5.2ではフツーに認識してディスク書き込みが可能だ。ただしこのドライブはCD-R/RWの書き込みに元々対応していない(^^;。だめじゃん、みたいな。DVD-RAM専用機として使うのが得策かと。ちなみにDVD-Videoは問題なく閲覧できる。

●アース・ウィンド&ファイアーの『LIVE IN RIO』を買った。1980年10月の、アースが円熟期に差しかかった時期のライヴ盤。ネットで購入したのでわからなかったのだが、買ってみたらこれは何とコピーコントロールCD(CCCD)であった。そういえばアースの日本盤はエイベックス(日本初のCCCDを出したけしからんメーカー)が出しているのであった。事前にCCCDであることがわかっていたら絶対買わなかった。しかも注意書きにはわりと大きく「Macintoshには対応していません」と書いてある(-"-;。思わずちゃぶ台をひっくり返したくなったが、CCCDが対応していないのはパソコン用圧縮ファイルの再生についてであり、オーディオ部分はMacで再生・リッピングが問題なくできることが多いということを聞いていたので、とりあえず入れてみた。そうしたら問題なく再生できた(^^;。ただし環境によるので、たまたま私の運が良かったということだろう。ちなみにドライブは松下製のSR-8583、OSは10.2.4、iTunesは3.0.1である。

●正直言って、きょうが一番つらかった。でも、つらいとか苦しいとかは時間が癒してくれる。とりあえず、しばらく休んでいたある活動を再開することにした。

03月27日(木)

●米軍はクラスター爆弾と劣化ウラン弾を使用した。劣化ウラン弾の影響はすでに科学者により調査されており、ミクロン単位の小さな破片が体に入っただけでガンを引き起こす。イラクではすでに劣化ウラン弾が原因であると思われるガンや白血病、奇形児が報告されている。湾岸戦争から10年以上経過しているのに、まだ苦しんでいる人がいるのだ。米軍はそれがわかっているのに、なぜ使うのか。「我々が使っている兵器は安全だ」などと、なぜしゃあしゃあと言えるのか。こうした兵器の使用は、「大量破壊兵器を除去する」という戦争の表向きの目的を無意味にするものだ。もう一度言う。世界で最も多くの大量破壊兵器を所有しているのはアメリカだ。そして残虐な兵器を平気で使う彼らには、生物・化学兵器の脅威を語る資格はない。

●米英軍の被害状況はまったく伝わってこない。これはおかしい。あれだけ激しい戦闘が続いているのに、「米軍に死者は出ていない」というのはジョークの域に達している。恐らく数百人単位の死者が出ているはずだ。奴らは意図的に自軍の被害状況を隠している。ベトナム戦争では、現場の正確な戦況が政権中枢に伝わらなかったため、政策判断を誤らせる結果となった。今回は恐らく、正確な情報は政権中枢だけに伝わっているが、それを公にしていない。奴らは世論が怖いのだ。

●相手と比べて圧倒的に戦力が劣る場合、ゲリラ戦で対抗するしかない。そしてゲリラ戦を完全に鎮圧することは難しい。ゲリラは民衆の中に入っていくからだ。米軍が焦って市民を無差別に攻撃すれば、国際世論の大きな非難を浴びることになる。それがイラク側の狙いだ。

●4月のオリエンでは2000年記念館を使うので、大きなスクリーンにノートパソコンの画面を映示するテストをやった。学内ではオリエンの準備が着々と進んでいる。『履修ガイド』も出来上がって搬入も済んだ。自分の仕事も「新学期モード」に入っている。片付けないといけない雑用が山積している。ああ、もう少し遊びたかった。もうだめぽ。

●というわけで今の気分はクレイジーケンバンドの「まっぴらロック」だね(^^;。なんまいだ〜。なんまいだ〜。まっぴらまっぴら(以下略)

03月26日(水)

●教科書が完成し、自宅に届いた。率直に言って嬉しい。

●昼過ぎから某打ち合わせと某会合。書記をやったので疲れた。家に帰ってイスで大爆睡。おかげで風邪をひいたうえに眠れなくなった(-_-;。

03月25日(火)

●朝のTBSで露木茂アナがイラク戦争に触れて「無垢の人に犠牲が出ている」と発言した。それを言うなら「無辜(むこ)の民」じゃないの(^^;。

●ブッシュよ恥を知れ・・・とマイケル・ムーアが言っていた(笑)。ああいうことをああいう場所で言えるのはエラい。敬服に値する。

●夜は某カラオケ大会。4時間半も飲んで唄った。ああ〜。今回の発見その1:女性ヴォーカルの歌も1オクターブ下げれば何とか唄える(^^;。その2:クレイジーケンバンドの曲でカラオケ化されているのはMaxiシングルの曲が中心だ。したがって、唄いたければMaxiシングルを買わなければならない(^^;。その3:DAMの場合、どの曲がカラオケ化されているかということはここで検索できる(^^;。

03月24日(月)

●何かやたら誤射が多いぞ。遊軍機を撃ち落としたり、民間人のバスにミサイルを撃ち込んだり、やりたい放題だ。もっともトルコの領内にミサイルを撃ち込んだのは誤射じゃないな。これ以上トルコ軍がイラク領内に侵入したらやるぞ、という恫喝だ。ところで最初にサダムをミサイルで狙い撃ちにしたのは、やはり側近に内通者がいたそうだ。でもそんなことを報道したら内通者探しが始まるぞ。いや、ひょっとするともう内通者は始末されたかも知れん。そうだとしたら戦争は長引くかも知れぬ。いずれにしてもこの先制攻撃はどうやら失敗したらしい。何人かの幹部は死んだかも知れないが。

●米中央軍司令官は誤射について「予想を超える事態ではない。それが戦争だ」と発言した。その通りだ。戦争に誤射はつきものだ。だが、問題は民間人や自軍兵士の損害に国内世論がどれだけ耐えられるかどうかだ。これからもどんどん誤射してくれ。

●こういうご時世なので、仏像の見方を勉強している(何で)。

●クレイジーケンバンド『青山246深夜族の夜』を聴いた。まあまあ(^^;。

03月23日(日)

●クリケットワールドカップの決勝戦は、先攻のオーストラリアが2ウィケットしか取られず359点というとんでもないスコアをあげ、インドに125点の大差を付けて圧倒的な強さで優勝した。今回のワールドカップでオーストラリアは結局一度も負けなかった。おめでとう。パキスタンは残念だったけど、次回は頑張って欲しい。さて、あとは10月のラグビーのワールドカップが問題なのだが。

●ラマダン副大統領は健在だった。しかしイブラヒムとマジドは姿を見せないし、サダムの死亡説・重傷説も繰り返し出てくる。米英はバグダッドの市街戦に持ち込みたくないので、こうした情報を意図的に流すことによってイラク軍の戦意を喪失させるとともに政権内部の反乱で体制が崩壊することを期待している。しかしそれは他力本願というものだろう。もし政権が最後まで屈服しなかったらどうするのか。市街戦にもちこむのか。罪のない一般市民を大量殺戮することだけはやめて欲しい。

●一部では激しい戦闘が行われているようだが、米英軍の被害状況はまったく出てこない。地上戦をやって死傷者が出ないはずがあるまい。正直に発表すると国内の反戦運動が高まるので発表できないのだろう。今回、メディアは一見自由に取材できているようだが、実は肝心な情報はまったく得ることができないでいる。米英のメディア対策は巧妙になった。現在のところ、本当の戦況が一番よくわかるメディアはアルジャジーラだ。米英軍はバスラを制圧したと言っているが、アルジャジーラの特派員が実際にバスラに行ってみると「米軍の姿は見えなかった」そうだ。これは米英軍が実際にはバスラの市街に入り込んでいるわけではなく、バスラの周辺で戦闘が行われていることを意味する。またバスラの戦闘で民間人に多数の死傷者が出ている様子もアルジャジーラが生々しく伝えている。NHKは全然役に立たない特派員報告などやめて、アルジャジーラの映像を翻訳付きでどんどん放映するべきだ。アメリカの言うことなどひとつも信用できない。なお、アルジャジーラのWebは全部アラビア語だし文字化けするので読めないが、ここで「http://www.aljazeera.net/」と入力すると、アラビア語→英語変換をしてくれる。完全ではないが、大体読める。素晴らしい。みんな読め。CNNなんか見ても本当の情報はわからない。

●アメリカはフセイン政権崩壊後のイラクの今後は「国連にまかす」と言っている。こんな無責任な話があるか。さんざん国連を無視して勝手に戦争を始めておいて、「じゃあ後のことはよろしく」ということか。やはり彼らは石油さえ手に入れれば後はどうなってもいいのだ。ふざけるな(以下略)

●気を取り直してDVDの話。アラニス・モリセット(←このサイトにアクセスすると音楽が大音量で流れるので注意)のDVD『feast on scraps』を見た。良い。アラニス萌え〜(^^;。

●『ハレンチ学園』のDVD-Boxが発売された。その事実に衝撃を受けた・・・いや買わないけど(笑)。

●『ダイヤモンド・アイ』のDVD-Boxを買った。・・・いや、この作品大好きで(^^;。ブッシュに「外道照身 霊波光線」を浴びせたらきっと(以下略)

03月22日(土)

●イラクの大幹部3人が死んだという情報をCIAがわざとリークしたのは、イラク軍の戦意をそぐというのが一番の理由であろうが、イラク側がどういう反応を示すのか見るという意図もありそうだ。幹部に影武者はいないだろうから、生きていれば本人が映像で出てきて否定するだろう。しかしこの報道に対するイラク側の反応は今のところない。否定もしないということは、本当に死んだのかも知れない。そしてこの大幹部3人が1つの場所に集まっていたということは、そこにサダムもいた可能性が大なのだ。サダムが大怪我をして運ばれたという一部報道もあるが、もちろん真偽のほどは定かではない。ただこれだけの大物が一度に欠けたら指揮命令系統が働かず首都防衛どころの話ではなくなるだろうし、そもそもそういう情報がCIAに筒抜け状態になっていることも致命的だ。CIAが攻撃直前までのサダムの居場所を掴んでいたということは、政権内部に内通者がいるということだろう(それだけで致命的)。また、バグダッドにスパイが入り込んでいる可能性も高い。

●アメリカ側の報道はそのまま信用しない方がいいが、それを差し引いてもイラク軍はゲルショッカー並みにヘロヘロのように見える。しかしヘロヘロであればあるほど、「元々イラクの脅威など存在しなかった」ということを意味することになる。そう、本当にイラクは弱体化していた。大量破壊兵器も少しは残っているだろうがおおかた廃棄したし、アル・カイダとも関係はなかった。アメリカはそれを知っていて、石油を自分のものにするためあえて攻撃したのだ。

●ところでトルコ軍がクルド人の独立の動きをを恐れて南下する構えを見せている。そりゃそうだろう。フセイン政権が瓦解すればクルド人の独立の動きが加速するに決まってる。アメリカはイラクを「民主化」するというが、フセイン政権崩壊後の青写真をちゃんと描いているのだろうか。クルド人が独立の動きを見せたとき、アメリカはそれを抑えるのだろうか。国境は変えないと言ってるんだから抑えるよね。それじゃやってることがサダムと同じではないか。ブッシュの最大の過ちは、サダムを殺すことと石油のことしか頭にないことだ。その後どうするかということはあまり考えてない。例えばイラクを「民主国家」にしたら、そこから石油をどんどん安く買うだろうから原油の値段は下がるね。そうしたら周辺の産油国は黙ってないよね。クルド人が独立の動きを強めたら、トルコやイランと軋轢を起こすよね。周辺の一般市民はますます反米運動を強めるね。イスラエルもますます好き勝手にやるよね。つまりアメリカがイラクを実効支配したら、中東の政情はますます不安定になる。ブッシュは絶対そこまで考えていない。だいたい「クルド人」って知らないんじゃないか。何てったって、ブッシュはブラジルの大統領に「ブラジルにも黒人はいるのか」と尋ね、ウェールズ出身の歌姫シャルロット・チャーチと会った時に「ところでウェールズって何州?」と聞いてしまった奴なのだ。まったく、バカに武器を持たせるとロクなことにならない。

●青白G3と一緒に購入した青白ディスプレイは、某ショップに買い取ってもらうため宅配便で送った。いまEIZO(NANAO)の液晶ディスプレイに、電磁波カットフィルターをかけて使用しているが、当然ながら少々画面が黄色い感じになっていやだ。液晶から電磁波はそれほど出ないから、フィルターなしで使ってもいいかな。いやー、液晶ディスプレイは品質が向上したなあ。

●昨日、DVD-Box2つと普通のDVD4枚が届いた。いつ見れば良いのだろう(^^;。そのうちの1枚、SAKURAの「SAKURA 12 CLIPS」を見た。良い。昔のSAKURAは良かった(^^;。

03月21日(金祝)

●米英軍は戦争の初期段階で石油基地を押さえることを目標にしているという。ほ〜ら、やっぱり石油が目的だったんだ。邪魔者のサダムを消して、イラクの(埋蔵量世界第2位の)石油を独り占めにする。それが奴らの真の狙いだ。日本が「戦後復興に協力する」と言っているのは、そのおこぼれにあずかりたいってことだろ。だとすれば話は早い。アメリカにくれてやるくらいなら、すべての油井に放火すべし。慌てるよ、あいつら。トルコの国内を地上軍が通れないので、北上しつつある米英軍は北部の油田地帯を押さえるため二手に分かれるはずだ。バグダッドと、北部の油田地帯だ。北部にいるクルド人勢力に石油を押さえられると困る。アメリカがクルド人を攻撃するわけにはいかないからだ。また、クルド人の勢力伸長を阻止するためにトルコ軍が南下する可能性がある。米英軍としてはその前に何としても北部に到達して油田を押さえないといけない。これも話は簡単だ。アメリカにくれてやるくらいなら、クルド人にやってしまえ。

●国連決議をイラクが遵守しないというのなら、国連を無視し続けているイスラエルをなぜ攻撃しない。大量破壊兵器がどうのこうのというのなら、まず自分が持っている核兵器を廃棄せよ。アメリカは湾岸戦争の時に劣化ウラン弾を用いている。これは被弾すると半永久的に放射線を発する。核兵器と同じなのだ。そしてそのおかげでイラクでは奇形の子供が生まれたりしている。ベトナムの枯れ葉剤と同じ構図だ。なぜわざわざそんな兵器を使用するのか。生物・化学兵器の脅威を語る資格がお前らにあるのか。

●イラク南部では兵士の投降が続出しているようだが、ある意味当然だ。イラク政府の中枢を占めるスンニ派は全体から見ると少数派で、南部はシーア派が多い。元々中央政府に対する忠誠心が薄いのだ。ニュース映像で「投降するイラク兵士」が出てきたが、あいつら私服じゃん(笑)。あんなのはヤラセか、元々まともな軍隊ではないかどちらかだ。アメリカはイラクがスカッドミサイルを使用したと主張しているが、スカッドが被弾して、あんな小さな穴ぼこで済むはずがない。ガセだ。ひょっとすると「イラク側が油井に放火した」というのもウソかも知れない。交戦によって火災が発生した可能性もあるのだ。戦争中のデマやプロパガンダに乗せられてはいけない。

●イラクは初戦でまともに戦う必要はない。制空権を握られている以上、戦っても勝ち目はない。それよりもバグダッドの周辺に戦力を集結させ、首都を死に物狂いで守れ。市街戦で双方に多くの死傷者を出せば、米英軍は窮地に追い込まれる。米英の指導部は、そうなるのが一番怖いのだ。もっとも、それはサダムが生きていればの話。ひょっとしたら死んでいるかも知れない。頑張れ、影武者。

NANAOのディスプレイを新しく買った。美しい。キリッとしている。でもこの「キリッ」度がいまいちのような気がする(^^;。恐らく入力がアナログなのと、グラボの能力が関係しているのだろう。PowerMac G4を買えばデジタルでグラボも良い。そ・・・そろそろ買い換え時期かと(^^;。すでにデジタル用ケーブルとメモリも買ってあるし(気が早すぎ)。

03月20日(木)

●Windows版のOperaを使ってみた。なかなか良い。でもMac版はダメ。使えない。

●準決勝第2試合、インド×ケニアはインドが大勝。決勝はオーストラリア×インドとなった。まあオーストラリアが勝つと思うが、勝負はやってみないとわからない。最後の大一番は23日。

●大学に行ったが、結局テレビをつけっ放しに(^^;。開戦記念ということで、雨宮処凛(かりん)『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)を読んだ。割と面白かったが、いまいち文章に深みがないのが残念。まあ今後に期待ということで。ところでこの本に、イラクの「原爆ドーム」とも言えるアメリヤシェルターの話が出てくる。これを読むと、湾岸戦争におけるアメリカの攻撃が、イラクの一般市民にいかに甚大な惨禍をもたらしたかがわかる。家族や親戚を失ったイラクの一般市民は、心から「アメリカは許せない」と思っている。この戦争に簡単に勝てると思ったら大間違いだ。

●そもそもイラン・イラク戦争の時にさんざんフセインを支援してイラクを軍事大国にしたのは他ならぬアメリカである。ところがそのフセインが邪魔になったから消そうとする。自分勝手もいいところだ。査察でさんざん兵器を破棄させておいて、その査察に「協力的でない」ことを理由に攻撃する。これを卑怯と言わずして何と言うのか。「テロを未然に防ぐ」「大量破壊兵器を廃棄する」という大義名分も根底から間違っている。フセイン政権はイスラム教スンニ派であるが、ビン・ラディン率いるアル・カイダはシーア派だ。両派は対立しており、ビン・ラディンから見ればフセインは「敵」だ。フセインとビン・ラディンが積極的に手を組むことは考えられない。ちなみにビン・ラディンもかつてはアメリカに支援されてソ連と戦っていた。利用するだけして、邪魔になれば切り捨てる。これがアメリカのやり方だ。また、イラクでの査察活動に携わった(実はスパイをしていたことを告白している)元国連査察官のスコット・リッターは「大量破壊兵器の90〜95%が廃棄された。仮に生物兵器が残っていても、有効期限が切れており使用できない」と主張している。しかしこの証言はアメリカや日本ではほとんど報道されなかった。テロや大量破壊兵器は国際社会を納得させるための方便に過ぎない。奴らは中東における覇権を確立したいだけなのだ。

●戦争が早期に終結するという見込みから株価は上がっている。しかし早期に終結するという確証はどこにもない。湾岸戦争の時はクウェートの解放が主たる目的だった。しかし今回はフセインを殺して政府を転覆させることが目的だ。そのためには最終的にバグダッドを制圧しなければならない。それが可能だろうか。軍事的に圧倒的な優位に立つ米英軍が敗北するなどということはあり得ない。しかし軍事的な勝利と政治的なそれとは別問題だ。フセインとしては軍事的に壊滅的な敗北を喫したとしても、体制が存続すれば「勝ち」だ。アメリカはベトナムでさえ制圧することはできなかった。仮にイラクを制圧したとしても、それを周辺のアラブ諸国が黙って見ているだろうか。また、さしたる犠牲を伴わずにフセイン政権を倒すことができるだろうか。フセインとしてはわずかに残された生物・化学兵器を使うというバカなことだけはやらない方が良い。それは本人が一番よく分かっているだろう。バグダッドの市街戦に突入して市民や米英軍に多数の死傷者が出るだけで、世界的な反戦の声を高めることができるだろう。

●それから、ないとは思うが、周辺のアラブ諸国の中で1つでもこの戦争に介入してくると恐ろしいことになる。例えばリビアが米英軍の背後から攻撃してきたら戦況は一変する。そんな可能性はほとんどないと思うが、そういう事態になっても仕方のない危険な行為を米英軍は強行しているのだということを忘れてはならない。

03月19日(水)

●朝から成績不良学生への面接指導。話を聞いてみるとそれぞれ事情があるのだなあと。内容は差し控える。

●某非常勤先から「学生アンケートの結果」が届いた。わざわざ調査会社まで使って詳細な分析結果を出している。ご苦労なことで。ざっと見てすぐに捨てた。学生の評価なんてまったくバラバラであり、そんなことをいちいち気にしていたら良い授業などできない。出来のいい学生は教員に対する評価が高いが、そうでない学生は低くなる。つまりどういう学生が履修するかで評価の結果が左右される。そんな調査が客観的であるはずがない。どの授業もすべて履修者が同じであれば公平に比較できるが、そうでないなら全学平均と比べてどうかといった調査結果は無意味である。一応参考程度に見て、すぐに捨てる。これ最強。

●人間関係ははっきりした方が良い。自分も好き嫌いは激しくて、品性下劣な人間は顔を見たくもないし、半径1m以内に近づいてきたら殴るかも知れない。だから私に対する態度も両極端でいい。すごく仲良くなるか、あるいは蛇蝎のごとく忌み嫌うか、そのどちらかで良い。中間の人には事務的かつドライに対応するだけである。しょせん教員なんて人に嫌われてナンボの職業だ。先月から今月にかけてたくさんの人に嫌われたが、私を嫌うというその態度はまったくもって正しい。大好きと大キライは紙一重で、嫌われたら仕方がない。究極的には、精神的にシンクロできる人が1人だけいればいいのだ。広い世の中には1人くらいいるだろ、そーいうやつは。

03月18日(火)

●大学に行って会議、それから成績不良学生への対応。本を読んで帰った。家ではせっせと映像キャプチャー(^^;。

●準決勝の1試合目はオーストラリアが勝った。あと1勝だ。

●ffmpegXでMPEG2→DivX変換するのは、長いムービーだと5〜6時間かかったりする。これは寝ている間に作業させるのが一番かと(^^;。

●Amazonマーケットプレイスに出品していたDVDがひとつ売れた。やりー(^^)v。

03月17日(月)

●MacOS X上で「MPEG→DivX」変換を実行する「ffmpegX」というソフトがあるのだが、このソフトを使うためには外部コンポーネントの組み込みが必要で、それらはWebから落としてきてbuildしなければならない。ffmpegに限らずこの手のソフトはLinux版からの移植が多く、操作を実行する時にTerminalが出てきて何やらメッセージがずらずら表示される。そしてエラーが出て止まる(笑)。ffmpegの場合、外部コンポーネントのインストールができなくて難渋した。OS X上のUNIXの操作に関する解説書を読んだりなんかして。Terminalやコマンドラインがわからないわけではないが、トラブった場合にどうしたら良いのかはお手上げだ。

●それでWebを調べたり試行錯誤したりしたが、半ば諦めて2ちゃんを読んでいたところ、解決策の書き込みを偶然ハケーン。ffmpegで苦しんでいた人、よーく聞いてください。作業時にTerminalの窓が出てくる英語版のソフトを使う際は、「システム環境設定」の言語環境で言語をEnglishにしてログインし直す。日本語の環境だとエラーが出るが、英語環境だと正しく動く。原因不明だが問題解決。素晴らしい。長年ネットワーカーをやっているが、2ちゃんの書き込みが実用的な役に立ったのは初めてだ(^^;。それにしてもこういう技術的なスレだと、スキルが高く知識が豊富な人とそうでない人との差が大きすぎて、有益な情報を選別するのが大変だ。

●それとは別に、ビデオをもうひとつMPEG化してオーサリングしてDVDに焼いた。その作業に5時間強。膨大な時間がかかる。きょうはMac2台(デスクトップとノート)とWindowsノート1台を同時に稼働させ、それぞれ別の作業をした。ほとんど廃人。

●もう古い話だが、東ハトが民事再生法の適用を申請。負債460億円。「バブル期以降に手がけたゴルフ場開発に失敗」だって。あまりによくあるパターン。2ちゃんの掲示板では会社がなくなるような書き方をしている厨房が多いが、要するに借金を帳消しにしてもらって会社の再建を目指すというだけで、直ちにキャラメルコーンがなくなるってわけじゃないからな。それにしてもこのWeb、どうにかならんか。民事再生法の話、全然書いてないし。ゴルフ場「オークビレッヂ」のページが涙を誘うぞ。Webには会社の体質がにじみ出る。こんなへこい会社だから(以下略)。ところでうちの大学のWebは(以下略)

●先週の週刊アスキーで、「浅野八郎のコンピュータ手相占い」というソフトが紹介されていた。面白そうだったので買ってみた。ちなみに、インプレスダイレクトでダウンロード販売しているやつを買うと安い(^^;。けっこう当たっているし、デジカメやスキャナで自分の手相を読み込める機能は好感が持てる。ところで私の手は結婚線が非常に細いという事実が判明(^^;。

●占いつながりで言うと、フォーチュンソフトという占いソフトメーカーがあり、この会社は何だかやたら気合いが入っている(^^;。この自信満々なところが面白い。

03月16日(日)

●DVDオーサリングで映像と音声がズレる問題について引き続き試行錯誤。まず映像の最初にチャプターマーカーがあるのがいけないのかと思ったが、最初のマーカーを外してもダメ。チャプターマーカーの数が多すぎるのがいけないのかとも思い、マーカーを減らしてもダメ。マーカーを全部外してもダメ。それぞれの試行でDVDイメージを作成するのに30分くらいかかる。膨大な時間を費やした結果、要するにチャプターマーカーは関係なく、CaptyDVD/VCDが長時間のMPEG2ムービーをDVD書き出しをする際に映像と音声がズレるということがわかった(;_;)。短い時間のムービーはズレないが、60分以上の長さになるとズレている。ということは、チャプターマーカーを使わず、最初から映像を分割すればズレないということになる。ただ、分割できる映像なら良いが、映画やスポーツ中継のように途中で切ることができない映像はどうすれば良いのか。ひとつの策は、長い映像はDivXに変換しちゃうということだ(^^;。でもそうすると汎用性が失われる。うーむ。

●そんなこんなでズレないDVDを焼くのに丸一日かかってしまった。青春の貴重な時間を浪費してしまった私(^^;。

●結局スリランカが順当に勝ち、4位に入った。これで準決勝はオーストラリア×スリランカ、インド×ケニアとなった。ケニアの躍進が凄い。サッカーで韓国が準決勝に進出したのと同様のインパクトがあるね。ただ順当に行けば決勝はオーストラリア×インドになるだろう。そしてオーストラリアが勝つだろう、きっと。

●とりあえず、これ、爆笑した(^^;。出典はモナー板の「楽しい国語」スレだ。

03月15日(土)

●amazon.co.jpでは「Amazonマーケットプレイス」に中古の本・ビデオ・CD等を出品できる。家には不要の本やビデオが充満しているので(^^;、まだ商品価値のあるものは売りに出すことにした。それで出品しだしたらあれもこれもということになり、つい時間を忘れてしまった。夕方から買い物に行った後、夜にビデオをDVDに焼くための編集を開始。膨大な作業時間の合間に、本やWebで「MPEG2→DivX変換」についていろいろ調べる。

●MacOS XでDivXのコーデックを使えることは使えるのだが、DVDのリッピングにはまったく興味がない(ほとんど買っちゃってるし)ので、インストールしてもあまり意味がないような気がしてきた。DivXの動画はVLCを使えば閲覧できるしね。

CaptyDVD/VCDを初めて使ってみた。なかなかわかりやすいのだが、タイトルメニューが最初にあるDVD-Videoしか作れない(タイトルメニューを省略できない)のが少し不便。また、焼いてみると映像と音声がズレる。Webで調べてみたが、映像と音声のズレはDVDオーサリングでよく見られるトラブルらしい。しかし原因は様々だ。よく言われるのは映像をキャプチャーする段階でズレるというものだが、自分の場合キャプチーした段階ではズレていない。iDVDでは「チャプターマーカーの数が多くなるとズレる」という現象も報告されているが、Captyでもそうなのかはよくわからない。いずれにしてもオーサリングの段階か焼く段階でズレが生じているということになるが、もういーかげん遅くなったので寝ることにした。

●ところでナナオの古い17inchモニター「F557」、5,000円で売りたいと思いますが、誰か買っていただける人はいますか。送料は当方で持ちます。早い者勝ちということでよろしく。

03月14日(金)

●大学に行って専ら本を読んだ。

●ニュージーランドは順当に(?)インドに負けた。これでスリランカが俄然有利になった。最下位のジンバブエに勝つか引き分けるかで4位に滑り込める。油断は禁物であるが(^^;。

●ああ、このまま寝たら風邪をひいてしまう。この・・まま・・・寝

03月13日(木)

●大学に行った後、午後から某会合に出席。早めに帰る。

●注目のケニア×ジンバブエはケニアが圧勝。これで準決勝進出を決めた。Super6における順位は1位オーストラリア、2位インド、3位ケニアがほぼ確定。最下位ジンバブエもほぼ決定。残る4位争いはニュージーランドとスリランカになった。Super6における両者の最後の対戦相手は、ニュージーランドがインド、スリランカがジンバブエ。両者のポイント差が0.5なので、両方勝てばニュージーランドが4位となる。ただスリランカはまず勝てると思うが、ニュージーランドはちょっと微妙。実力的にはインドが上であるだけに苦しい。個人的にはスリランカが4位に滑り込むと見ているがどうか。準決勝は1位対4位、2位対3位の対戦になる。オーストラリアはニュージーランドかスリランカとの対戦になるが、スリランカの方がやりやすい相手かも知れない。その日の調子にもよるので一概に言えないが。

●マイクロソフトがDVD+RWアライアンスの正式会員になった。書き込み型DVDの規格には「DVDフォーラム陣営」のDVD-R/RW/RAMと「DVD+RWアライアンス陣営」のDVD+R/RWがある(この話は教科書にも書いたから買ってね(^^;)。個人的にはこれまでフォーラム陣営の方が有利だと見ていたが、事態は変わってきた。マイクロソフトがアライアンス側に付いたことで、Windowsの新バージョン「Longhorn」にDVD+RWへの書き込み機能が搭載されるのは確実と見られるからだ。一方、無線LAN規格の「IEEE802.11a」と「IEEE802.11g」では11aの方が優れていると言われるが、メルコが11g製品を従来の11b製品とほぼ同じ価格で大々的に売り出したため、ここに来て一気に11gが普及しつつある(ちなみにAirMac Extremeも11gの方だ)。こういった新規格をめぐる争いは厳しい。いい規格が生き残るとは限らないし、生き残ってもすぐにそれを上回る規格が出てくる。DVDにしたってBlu-Ray Diskが出てきたらどうなるかわからん。一寸先は闇だ。だから悔いのないように生きなければいけないなと(^^;。

03月12日(水)

●きょうは葛西臨海水族園に行こうかと思っていたのだが、調べてみたら何と水族園は水曜日が休園日だった。事前に調べておいて良かった(^^;。それで思案の末、上野の東京国立博物館に行くことにした。なぜか今まで行ったことはなかったのでいい機会だった。結論から先に言うと、日本人なら死ぬ前に一度は行っておくべき場所だ。重文・国宝の宝庫。一通り丹念に見て回ると丸一日かかる。インパクトは奈良国立博物館の方が凄いが、東京の方は展示物のバリエーション・収蔵量ともに他の追随を許さない。最初に入ったのは法隆寺宝物館。飛鳥・奈良時代の小さな仏像が50体も並んでいるさまは圧巻。古い仏像はインドの影響が強く感じられて非常に興味深い。やっぱりいろんな収蔵品の中でも仏像に一番惹かれる。仏像萌え〜(^^;。

●その法隆寺宝物館の1階にホテルオークラのレストランがある。ランチが2,000円。それから東洋館には上野精養軒が入っている。ランチが1,000円。迷わず上野精養軒で食事(^^;。精養軒ってもう少しグレード高いと思っていたんだけど、お世辞にも旨いとは言えないね。残念。次に行く時はホテルオークラの方に入ろう(^^;。食事した後、東洋館に入る。こちらはインド・ガンダーラ、エジプト、中国、朝鮮、西域の各種宝物を収蔵。ミイラもある(^^;。パキスタンのあたりって昔は仏教圏だったんだね。

●次に本館。一番でかい。このあたりになるとだんだん疲れてきた。日本の美術や書跡・工芸品が満載。ここでも一番萌えたのは仏像だったが(^^;。荷物や上着はコインロッカー(100円が返ってくるやつ)に入れて、身軽な格好で回るのがよろし。

●最後に平成館(だいぶ疲れてきた)。2階は今月25日から始まる西本願寺展の準備をやっていて入れず。1階の考古展示室だけ見た。ここも必見。歴史の教科書でおなじみの土器や銅鐸、埴輪がじっくり観察できる(^^;。国宝の埴輪(大魔神が変身する前の姿(笑))も萌える(^^;。

●欧米に旅行に行くと、博物館のたぐいは馬鹿でかいのが多くて驚かされる(まあ一番凄いのは北京の故宮博物院だけどね)。東京の国立博物館は広かったが、すべての建物を合わせても、広さ・収蔵量ともにドイツ・ニュルンベルクのゲルマン博物館に及ばない(ような気がする、ちゃんと調べてないけど)のはなぜだろう。ゲルマン博物館は明らかに、一日では全部を見きれない規模だ。ミュンヘンのアルテ・ピナコテーク(美術館)も凄かった。しかし日本のワビサビの世界には、欧米の博物館・美術館が束になっても太刀打ちできないだろう。学生でもしこのワビサビが好きだという者がいたら見学ツアーをやってもいいかな。隣の動物園の方がいいという人が多いと思うが(^^;。先生が仏像萌え〜なら私はパンダ萌え〜、みたいな(爆)。とりあえず写真をいくつか撮ったが、後日掲載ということにする。

●せっかく上野まで来たので、秋葉原にも足をのばしてみた。行ってみたら駅が工事中で、降りるところが変わっている(^^;。LAOX・The Computer館のMac館が移転していることを初めて知った(^^;。疲れていたのでそれほど多くは回らず、本とソフトを買って帰る。このたびLAOXもポイントカードを始めたようで、私も早速作ったのだが、ポイント還元率は1%。だめじゃん、全然。ソフマップより率が悪い。そう考えるとヨドバシカメラの10%って凄いと思う。

●いまDivXについていろいろ調べている。DivXというと違法な動画のやりとりに使われるというイメージが強いが、DivX自体は単なるコーデック(画像圧縮・伸張技術)の1つであり、違法でも何でもない。DivXはMacOS Xでも使えるのだが、それをどう活用できるか思案中。

●戦争になれば株価はさらに下がると思う。不謹慎ではあるが買うと思う。問題は今持っている某社の株(含み損が凄くて売れない)をどうするかだ。ナンピン買いするか、それとも無視して新しいのを買うか。う〜む。それよりも注文していた本6冊が届いたうえに今日また買ったので、早く爆読しないと(^^;。

03月11日(火)

●だーかーらー、アザラシを捕獲するかしないかということが、いま日本が直面している危機と何の関係があるんだよ。もう見てらんない。アメリカ人が「イラク攻撃に反対するフランスはけしからん」とか言ってフレンチフライポテトの名前を変えたりチーズの不買運動をしたりフランスワインを捨てたりするのを見て「本当に**だなーあいつら」と思って見ていたけど、アザラシ1頭で大騒ぎしているこの国の人民の方が救いがたい。野生のアザラシが川に迷い込んできただけだろ。汚い川で生活していると弱るから、さっさと海に帰してやれよ。日本に居住して税金も払っている外国人に住民票を出さないのにアザラシに出すなんて頭がどうかしているよ。みんな狂ってる。横浜市や住民だけじゃない、こんなバカニュースを全国放送で報道する側も、それに一喜一憂する側も、みんな。いっそのこと北朝鮮にミサイルを撃ち込んでもらった方がみんなの目が覚めるんじゃないの。

●このように精神がすさんでいるので(笑)、きょうは音楽をたくさん聴きました(^^;。

●オーストラリア×ニュージーランドの試合、オーストラリアは先攻で208点という微妙な点数に終わり「きょうは負けるかも」と思わせたが、ニュージーランドをわずか30.1 overで全員アウトにし、またも100点近い大差で勝った。強すぎる。これで1位通過は確実となった。逆に4位争いはますます混沌としてきた。明日のケニア×ジンバブエが生き残りを賭けた重要な試合になるのかと。

●メールが来ないのより、出したメールが読まれない方がやきもきするなあ(^^;。

03月10日(月)

●大学に行っていろいろ雑用。研究費の報告書を提出。時間割の変更など。

●村松恒平『プロ編集者による文章上達秘伝スクール』(メタ・ブレーン)を読む。メルマガですでに読んでいるが、改めて読み返しても面白い。ライターを目指す者は全員読め。

●ファミリー劇場で再放送している『ウルトラファイト』、いよいよ佳境に入ってきた。ツッコミ所満載で笑える。傑作選をDVDに焼いてみんなに見せたい気分(^^;。

●スリランカはインドに大敗。準決勝進出が厳しくなった。だがまだわからない。ジンバブエはまず落ちるとして、ケニア、ニュージーランド、スリランカのうち1チームが落ちることになる。ジンバブエ×ケニアでジンバブエが勝ったりすると、ますます混沌としてきそうだ。

03月09日(日)

●引き続きいろいろ雑用。進むには進んだ。夜、激しく爆睡(^^;。

●やはりこのトシになっても常に英語の勉強は続けなければいけないなあと。

03月08日(土)

●特に何かをやったということはないが、いろいろ雑用した。買い物。書斎の蛍光灯を取り替え。明るくなった(^^;。少しだけ掃除。資料の整理。だいぶ部屋の中が整理された。本を6冊注文。非常勤のシラバス紹介Webページを更新。本家のWebも更新。作業しているとDreamweaverが突然落ちたりして、バットでマシンを破壊したくなるほどいらいらする。マシンに殺意さえ覚える(実際、マシンに正拳突きを喰らわせたこともある)。そろそろ買い換え時期か。メインのプロバイダーであるLINKCLUBも23時〜1時頃までWebサーバーが極端に重くなる。これもプロバイダーに乗り込んでサーバーをバットで破壊したい(をいをい)。

●このように精神がすさんでいるので、音楽等で癒されるとちょっと弱い。最近めっきり涙もろくなったのはなぜだろう。NHKで夜にやっていた松任谷由実のドキュメンタリーは実に琴線に触れた。荒井由美時代の楽曲はなぜか心にググッとくる。思わず全部見てしまった。その後、クレイジーケンバンドをかけて景気をつけながら作業。『グランツーリズモ』、何度も聴いているうちに良くなってきた(^^;。今の自分には音楽が必要だ。

●米英が戦争に走る理由として石油利権や軍需産業との結びつきはよく指摘されることだが、その裏には米英が戦争を通じて中東での影響力を伸張し、ひいては国際社会における仏独の弱体化を狙っていることが背景にあるとの説が急浮上している。エシュロンのことを思うとうなずける面もある。ただそうだとすると、あまり目論見通りには進んでいないようだが(^^;。まあそれよりも日本的には米朝戦争の方が怖い。戦争になれば、日本の米軍基地と主要都市にミサイルが飛んでくる。これは絵空事ではなく本当に飛んでくるのだ。「対岸の火事」だった朝鮮戦争の時とは違う(厳密に言うと朝鮮戦争はまだ終わっていないが)。北朝鮮が現在保有している核兵器は重すぎるため核弾頭に積めないらしい。だから実戦には使えない。今から軽い核兵器を作っても最低2年はかかるので、当面戦争にはならないという。しかし2005年以降には戦争が始まる可能性があるという説がある。それまでに何とかしないといけない。マスコミの皆さんも感情的に国民を煽るのはやめて、冷静にどうしたら危機を回避できるか考え、処方箋を提示してみてはどうかね。皆さんの**ではちょっと難しいかも知れないけど。

●スリランカはオーストラリアに負け、ポイント的に後がなくなった。次のインド戦に負ければもうだめぽ。今回のワールドカップを見て思うのは、「自信」って大切だということだね。「自分たちは弱い、だからもっと努力しないと」という意識は必要だ。ワールドカップのにはね。でもいったんワールドカップが始まったら、試合に負けても「調子が悪い」とか「弱い」というネガティヴな意識は決して抱いてはいけない。抱いたらその時点で負けだ。大学生がよく抱くような「まったく根拠のない自信」であっても持ち続けないといけない。それは別の言葉で言うと「自分を信じる」ということだ。今回、戦前の予想では「弱い」と思われていたジンバブエとケニアがSuper6に進出した。ジンバブエはニュージーランドに負けはしたが接戦を演じている。ケニアもインドに善戦した。彼らは予選を突破したことで大きな自信をつけたのだと思う。そしてこの経験は次のワールドカップにつながっていく。

●学生の就職活動においては、本命を受ける前に何度か挫折して、「自分にはここが足りない」ということを自覚しないといけないと思う。学生を見ていて一番悪いと思うことは、根拠のない自信だけを持って(あるいは「どうにかなる」と思って)いきなり本命を受けてしまうことだ。それで落とされたら落ち込むって。自信を持つことは大切だが、その自信には根拠がなければならない。だから就職活動を始める前に努力しなければならない。そして、いったん戦いが始まったら思い悩まないこと。不合格になっても落ち込まないことが大切だ。それは恋愛でも同じだ。1人でいるときは努力して自分を磨かなければならない。そしていったんアプローチを始めたら、「自分なんてこんなダメな奴だ」とか「こんなことを言ったら(したら)相手はどう思うだろう」とか過度に思い悩まない(もちろんそれで失敗することもあるが)。そして後ろを振り返らないことだ。わかっていてもそれがなかなかできないのがつらいところだけど(^^;。一番罪深いことは、「どうせ自分なんて」とか言って戦うことを自ら放棄してしまうことだ。バットを振らなければホームランは決して打てないのだ。

03月07日(金)

●オーストラリア×スリランカは、いきなりオーストラリアが319点取り、100点近い大差をつけて爆勝した。この試合だけでオーストラリアは準決勝進出がほぼ決定した。オーストラリア強すぎる。今にして思えば、初戦でオーストラリアに大敗したパキスタンは調子が悪かったわけではなく、オーストラリアが良すぎたのだ。パキスタンはその試合のことはとりあえず忘れて気分転換して次の試合に臨めば良かったのだが、大敗したのは「自分たちの調子が悪い」からだと思いこもうとしたのではないか。そうすれば自分を納得させることはできるが、自信やモラール(士気)の面で悪影響を与える。パキスタンは大敗したショックを引きずったままで(=自分たちは「調子が悪い」という意識を抱いたままで)イングランド戦を迎えてしまったのが一番いけなかったと思う。

●学ぶことの意義を見いだしていない人に「学ぶことのメリット」を説明するのはどうも苦手だ。動機付けをいかにして与えるかというのは、ある意味自分にとって重要なテーマになっている。さて4月からの基礎演習はどうやって運営しようか(^^;。

03月06日(木)

●クリケットワールドカップの2次リーグ、「Super6」は総当たりのリーグ戦だと思っていたが、実はそうではない。グループA・Bから各3チームずつ出ているのだが、自グループのチームとはすでに対戦済みなので、他グループの3チームと試合をする。つまりグループAから進出してきたチームは、グループBの3チームと1試合ずつ対戦することになる。その代わり、あらかじめ各チームには予選リーグでの成績をもとに「持ち点」が与えられる。このポイント算出方法がややこしいのだが、自グループから進出してきた他の2チームとの対戦で勝っていれば4ポイント、自グループで予選落ちした4チームとの対戦で勝っていれば1ポイントが与えられる(引き分けやノーゲームの場合は0.5ポイント)。例えばグループAのオーストラリアは予選での6戦すべてに勝っているので、(4ポイント×2)+(1ポイント×4)=12ポイントが持ち点となる。各チームの持ち点は以下の通りになる。

  オーストラリア  12
  ケニア      10
  インド      8
  スリランカ    7.5
  ニュージーランド 4
  ジンバブエ    3.5

●オーストラリアを例にとると、この12点に、これから始まるグループBの3チーム(ケニア、スリランカ、ニュージーランド)との対戦で挙げたポイントが加算されることになる。う〜む。予選リーグでは2位のケニアが、上記のややこしいポイント計算方法のおかげでスリランカを逆転している。実力的には一番下だと思うのだが(^^;。ケニアもジンバブエと同じ理由でニュージーランドに不戦勝している。これが非常にモノを言ったなと思う。Super6の初戦は各グループの同順位のチームどうしが戦うので、最初にいきなりオーストラリア×スリランカという、現時点における優勝候補どうしの大一番がある。公式Webページでは「どちらが勝つか?」の投票が行われており、6割以上の投票者が「オーストラリアが勝つ」に票を投じている。さてどうなるか。

●昨日は遊んだので今日は大学に行って勉強した。今年度の研究費の報告書も作成した。ふぅ。

 

03月05日(水)

●先日びんでぃの店主と話していて、「どうせ明日をも知れぬ身、今のうちに楽しんでおかないと」という思いを強くした。このところ連続して葬儀に出席して人生のはかなさを想い、元気なうちにどんどん遊びたいという気持ちが強くなった。さすがに1人で旅に出るわけにはいかないが(自殺志願者と思われてしまう(^^;)、近場で行きたいと思っていた所に行ってみることにした。天気も良かったのでふらりと出かけた。一緒に行く人がいるかどうかということはこの際関係ない。1人でぷらぷらするのも気楽で楽し。びんでぃでマターリするだけが人生じゃないな、と。

●まず、カレッタ汐留内にあるアド・ミュージアム東京に行ってみた。本当は学生を連れて行くべき場所だが、私は人徳がないので、声かけてもみんな来ないだろうし(^^;。最初は電通本社の中にあるのかと思って、思いっきり迷った。カレッタ汐留の中にあるらしいということがわかったが、今度はどこから入るのかわからない(^^;。B2ではなくB1から入るということに気づくまでしばらくかかったよ(^^;。とりあえず先に昼食をとることにした。げんこつ屋(本店は渋谷にあるらしい)で「豪快ラーメン」(900円)を食す。塩味で背脂こってり系。うん、なかなか。十分合格点。ただあくまで好みの問題だが、ちょっとダシが効き過ぎかな。こってり具合はグーだったが、味そのものはもう少しあっさりでも良かったような気がする。

●アド・ミュージアム東京はなかなか良かった。やはり、いっぺん学生を連れて行った方がいいね。ところで大画面のタッチパネルで昔の広告を閲覧できるシステムがあるのだが、これがなかなか反応しない。最初は感度が悪いのかと思ってゆっくりタッチしていたのだが、そうするとマウス操作でいう「ドラッグ」と認識されて反応しないらしい。ほんの一瞬だけサッとタッチするといいということを会得するまでに時間がかかった(^^;。大画面ではなく普通のタッチパネルで昔のテレビCMを閲覧できるシステムもなかなかイイ。ただ無料ということもあり、展示量はそれほど多くない。

●それからゆりかもめに乗り、テレコムセンター駅前に新しくできた大江戸温泉物語に行った。お台場に温泉が出たので、それを利用して建設したオトナのための(特に中高年向きの)温泉テーマパークだ。さすがに、ここに学生を連れて行ったら「危ないおぢさん」視されるなあ(^^;。客層はやはり3分の2位が中高年だが、若者もけっこういた。オープンしたてで混雑するということだったが、私が行ったとき(13時頃)はそれほど混んでいなかった。入ってみると、新規オープンのサービスということで「銀河高原ビール」4缶をプレゼントしてもらった。ラッキー(^^)V。入館料は2,700円(入湯税込み)で、これを高いと見るかどうかが、楽しめるかどうかの分かれ道になるね。まず最初に入館料を払うが、その際バーコード付きのロッカーキーをもらう。中での買い物はすべてバーコードで行い、帰るときに精算するというシステムだ。なかなか合理的。受付で下駄箱のカギを預けるので、支払いをちょろまかして帰るということができないシステムになっている。館内は全員浴衣を着用する。最初に好みの浴衣を選び、浴衣を受け取ってから更衣室に進む。着替えて中に入ると「広小路」という江戸の街を模した広場があり、たくさんのお店が並んでいる。寿司とかうどんとか蕎麦とか。個室付きの料亭もある。寿司は立ち食いだったりする(江戸時代、庶民は寿司を屋台で立ち食いしていたらしい)。

●肝心の温泉だが、とりたてて特筆すべきことはない。ただ設備的には好感が持てる。もちろん露天風呂もある。しかし露天風呂はお湯がカルキ臭かった。最近、レジオネラ菌の集団感染事件があったので気を遣っているのだろう。風呂とは別に「足湯」という、足だけお湯につかる屋外の設備もある(浴衣のままなので男女一緒に入れる)。屋外に出る時に半纏(はんてん)を貸してくれるなど、気配りも良い。座ってぼうっとしていると、羽田空港に着陸する飛行機がひっきりなしに通過するのが見える。江戸情緒という点からみるとどうかと思うが、それもまた風流かと(^^;。中ではたまにちょんまげ姿の俳優さんがケンカの寸劇(?)をやっていたりする。奥の売店で黒ごま風味のソフトクリームを買って食した。駄菓子屋もあり、昔懐かしいあんず菓子とかモロッコヨーグル(なぜモロッコなのか不明)とかクッピーラムネがあって感激。ジャンボヨーグルやジャンボクッピーラムネなどを買った(^^;。全体的にイイ! と思うが、少し気になったのは、中では全員裸足でペタペタ歩くので、誰かの水虫がうつりはしないかということだ(^^;。

●最後にもう一度風呂に入って帰ろうかと思ったが、更衣室に行ってみたら芋を洗うような混雑になっていた。再び「吉野家コピペ」状態になりそうだったので、風呂には入らずに退散した。平日でも14時半以降は混雑するようだ。お昼頃ササッと行って、ゆっくり風呂に入って、混雑する前に帰る。これ最強(^^;。ただ、この混雑はいつまで続くかわからない。ハウステンボスも最初は混雑していたわけだし(^^;。温泉としては中の中か中の下といったところだ。それにテーマパークとしての付加価値を付けているわけだが、どこまで中高年に受け入れられるかな。田舎のクアハウスよりちょっと高めだしね。かえって若者に受けそうな気もするがどうか。

●いくつか写真を撮ったので、別のページにまとめてみた。ヒマな人は見てください(^^;。

03月04日(火)

●大学院の先輩の先生のお父様が亡くなられた。お通夜に出席して仕事を手伝った。最近葬儀が多い。やはり季節の変わり目はよく人が死ぬのだなと。指導教授の先生らと飲んでから帰った。

●葬儀に行く前、出版社に寄って一部修正した原稿を渡してきた。これで全て終わり。肩の荷が下りた。

●出版社に行く前、確定申告用紙を郵送した。税務署は近くにあるので直接持って行ってもいいのだが、この時期の税務署は人がいっぱいで入れない。「吉野家コピペ」状態になるので行きたくないな、と。どうせ確認のハンコなんかいらないので郵送しちまえ、と。

●注目のパキスタン×ジンバブエだが、何と雨のためノーゲームとなった。その場合、両チームに勝ち点2が与えられる。その結果、勝ち点はジンバブエ14、イングランド12、パキスタン10となり、ジンバブエが2次リーグ進出を決めた。あ〜。合掌。今回のパキスタンは不完全燃焼で終わっちゃったね。調子が出ないのでみんなイライラして。練習でサッカーをやったら選手同士が取っ組み合いのケンカになっちゃったりして。「悲惨な1」状態(^^;。それよりも不憫なのはイングランド。結局ジンバブエで試合をやるのを拒否して不戦敗したのが最後にたたってしまった。パキスタンを破り、オーストラリアと接戦を演ずるなど、調子は良かった。パキスタン×ジンバブエでパキスタンが順当に勝っていたら、予選を突破できた。この件に関しては不運としか言いようがない。

●不運と言えば、グループBでは強豪の南アフリカが、やはり最終戦で雨にたたられて引き分けとなり、予選落ちした。南アフリカは世界ランキング2位。グループBの中では実力的に一番上だった。実際、7チームの中でNet Run Rateが一番高い。それがなぜ2敗してしまったのかよくわからないが、最終戦に勝っていれば1位だった。その最終戦が引き分けになったおかげで5位になってしまった。天国と地獄(^^;。その意味ではグループBの方が激戦だったと言える。

●今回は思わぬ番狂わせが続いた。グループBで、世界ランキング11位で前回のワールドカップ(99年)から今年まで国際試合で1勝もしていないケニアが何と4勝して2次リーグ進出を決めたことが一番のサプライズだ。グループAのジンバブエも世界ランキング9位。逆に2位の南アフリカ、4位のパキスタン、6位の南インド諸島が予選敗退している。まあサッカーで言えばフランスやアルゼンチンが予選落ちするようなもんだな。

●以上の結果、オーストラリア、インド、ジンバブエ、スリランカ、ニュージーランド、ケニアの6チームが2次リーグ進出を決めた。この6チームがリーグ戦を行い、上位4チームが決勝トーナメント(準決勝・決勝)に進む。順当に行けばオーストラリア、インド、スリランカ、ニュージーランドの4チームが準決勝に進むことになるだろう。まあオーストラリアが一番楽だね。昨年のスーパーチャレンジカップで破れているパキスタンが落ちてくれたし、苦戦したイングランドもいない。決勝はオーストラリア対スリランカかな。

03月03日(月)

●パキスタン×ジンバブエの試合が4日に行われる。前述の通り、パキスタンが予選を突破するにはジンバブエに大差で勝たなければならない。そのためにはコイントスで先攻を取る必要がある。後攻になってしまうと、勝つとしても相手の点数を上回った時点で試合終了になるので、Net Run Rateでジンバブエを逆転することが難しくなる(※後攻でも、相手より少ない球数で多くの点数を取ればNet Run Rateは上がるが、少ない球数で高得点をあげるのは実際上難しい)。先攻で300点以上取って、できれば相手を100点以内に抑える必要がある。それでもイングランドを逆転できるかどうかは微妙だが。逆に言うと、コイントスで負けて先攻を取られてしまったら、その時点でパキスタンは終わりだ。最初のコイントスが何より重要になる。きびち〜。まあ風前の灯火というか。3敗もしちゃった時点でもうほとんど終わってるよね。

●きょうは大学で確定申告書を作成した。納税額が去年より増えた(;_;)。

●最近のニュースを見て思うのは、私は新幹線の運転士には決してなれないということだな(笑)。

03月02日(日)

●『2ちゃんねるAA大辞典』を買おうとして、間違って『2典 〜2ちゃんねる辞典〜』を買ってしまった。しょうがないので『AA大辞典』の方も買った。両者ともWebで閲覧できるが、Webでは絶対にクリックしない項目でも、書籍ではざっと読むことができて意外な発見がある。『AA大辞典』の方は毒男とか最新のキャラが載っていないのが少々不満。まあ載ってても自分の生活に役立つわけでもなし(^^;。

●パキスタンはインドに僅差で負け3敗目。二次リーグ進出は絶望的となった。あ〜あ。応援していたんだけどな。優勝候補だったのに。今回のワールドカップでのパキスタンは、ボウラー(野球で言う投手)の調子がいまいちだったね。初戦でオーストラリアに当たってしまうなど、組み合わせも悪かった。まあ一番痛かったのは格下のイングランドに負けてしまったことだが。イングランドはオーストラリアに接戦の末負けたので、イングランド・パキスタン・ジンバブエの3チームが勝ち点で並び、3チーム間でNet Run Rateの勝負となる(パキスタンが次の試合でジンバブエに勝った場合の話だが)。

●私はこのNet Run Rateというのがよくわからなかったのだが、ワールドカップの公式Webページに書いてある説明を読んでやっと理解した。まずRun Rateというのは、「総得点/総over数」を表す。要するに1 over(6球)で平均何点入れられるかを示す数字である。1 day matchは1チームの攻撃が50 over(6×50=300球)で争われるが、50 overで300点入れれば、その試合のRun Rateは6.0となる。で、Net Run Rateというのは、自チームの通算Run Rateから、同グループの他チームの通算Run Rateを引いたポイントである。簡単に言うと、点を取ればとるほどNet Run Rateは高くなる。逆に負けがこむとNet Run Rateがマイナスになることもある。パキスタンは上記3チームの中でNet Run Rateは一番下。もうだめぽ。

03月01日(土)

●外に出ず、ずっと座って、朝から深夜までずっと作業。版下用の最終原稿を全部打ち出してみて、最終チェック。ずんずん読んだ。けっこう間違いが見つかった。ひとつずつ直す。索引も手直しした。参考文献は最後まで直しを入れた。さあ最後に専用の版下用紙を使って打ち出し。

だだだ、だだだだ脱肛 脱稿だ〜

●とりあえず、自分で自分をほめてあげたい。



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