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Diary

(2003年01月)

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01月31日(金)

●大学に行ったら企業説明会をやっていた。いよいよ就職戦線も本格化。

●仕事からの逃避行動で、ネットで買い物しまくる。本4冊。CD4枚。DVD2枚。それから某通販も利用。

●『シベリア超特急』を見た。わははは。すげーぞこれ。これを「普通の映画」と思って見ると「何だコリャァ!!」と松田優作のように叫んでしまうことになるが、最初から「究極のバカ映画」と思って見ると楽しめる。みうらじゅんが大喜びするのもうなづける。何が面白いって、当の水野晴郎自身の演技が小学校の学芸会並み。彼が棒読みのようなセリフをひとことしゃべるたびに爆笑してしまった。一番最初に出てくるわけのわからない映像は本編とは何ら関係なく、最後の「2つのどんでん返し」の伏線になっているというのもわけがわからないし、その「どんでん返し」と称するのも凄い。なんかあまりに恥ずかしくて直視できなかったよ。これは学内で上映会やるといいかも。でもうちの学生は「普通の作品」として見て「面白かった」とか言い出しかねないから怖い(^^;。

01月30日(木)

●大学に行って引き続き雑用など。リテラシーの採点も終了。帰りの終バスでたまたま一緒になった井口武夫先生に食事をおごってもらった。感謝。

●マイケル・ムーア著(松田和也訳)『アホでマヌケなアメリカ白人』(柏書房)、死ぬほど面白い。タイトル(原題:Stupid White Men)と筆致はおちゃらけているが、内容自体はマジだ。ブッシュ(とその取り巻き連中)がいかに悪どい奴らかよくわかった。日本人は全員読め、とりあえず。

01月29日(水)

●残る採点は本務校のみとなった。リテラシー以外はすべて終了。教員の個人調書も終了。深夜までかかって、来年度のリテラシーと基礎演習の共通シラバスも終了。さあ原稿原稿。

●関東学院大学の「哲学研究会」のWebページに、私のWebページをリンクしていただいた。私はラグビーネタで関東学院にたびたび言及しているので、検索で偶然ヒットしたらしい。どこでどういう人に読まれているかわからないというのはなかなかスリリングで楽しい(^^;。本務校でも、こういった真面目に学問するサークルが自発的に出てくるといいのだけれど。

01月28日(火)

●大学で会議。あとは採点など。

●カラオケ用に、「ゴダイゴ・グレイト・ベスト2(英語バージョン)」のCDを買った(*^_^*)。ゴダイゴは基本的にすべての曲を英語で作り、一般ユーザー向けに後で日本語の歌詞をつける。彼らが一般に「お子様向け」と思われているのは、日本語の歌詞が幼稚だからだ。前に「ビューティフル・ネーム」が嫌いだと書いたが、これは歌詞があまりにも幼稚だったからだ。しかし元々の英語の歌詞(作詞:奈良橋陽子)を聴いてみると、メッセージ性があってそんなに悪くない。日本語の歌詞だと「すべての子供はいい名前を持っている」、ただそれだけなのだが、原詞だと「名前」は前面に出てこない。「背が高いとか低いとか、肌が黒いとか白いとか、そんなことは問題ではない。誰が悪くて誰が正しいということはないのだから」という内容で、「全ての子供は平等なんだよ」という主張が明確に打ち出されている。それも子供だましだと言ってしまえばそれまでだが、日本語の歌詞よりはよっぽど良いのだ。「ハピネス」にも同様のことが言える。「ガンダーラ」や「モンキー・マジック」あたりはもう完全に歌詞を見ないで英語で唄えるのだが、今回「ハピネス」も英語で唄えるように歌詞を覚えてみようかと思う(※カラオケには英語版はない)。

●税務署から確定申告の用紙が届いた(;_;)。いや、雑所得が少ないのでそんなに大変じゃないんですけど(^^;。

01月27日(月)

●某非常勤の試験。これで試験は全部終了。さっそく採点してみたが、あまり出来は良くない。ひょっとするとVチップにヤマを張っていた学生が多かったのかも知れないが、金曜日の非常勤と月曜日の非常勤で問題を同じにしなければならない法はどこにもない。また、金曜日の非常勤と比べ、月曜日の学生は文章表現能力に問題がある者が多いように感じた。あまり文章を書く訓練をしていないのではないかと思った。それから授業内容を中途半端にしか理解していない者(←重大な事実誤認を連発している)、授業にまったく出ていないので友達のノートだけを見て試験に臨んだと思われる者(←答案を見ればすぐわかる)が続出していた。小さな字でびっしり書いてある答案でも、よく見ると授業内容と関係ないことを延々と書いている者の割合が多かった。内容に自信がないのでたくさん書いているのだろうが、授業を聴いていない者がいくら書いてもムダなのである。解答用紙に感想文を書いても点数にはならない。今回は文章としてどれだけ良くできていても、「こいつは授業を聴いていない(=理解していない)」と判断した答案はすべてD評価とした。まあ当然と言えば当然だよね。真面目に勉強した学生が正当に評価されるようなシステムにしなければならないから。今回の試験に関して言えば、「授業に出ていた者」とそうでない者の差が面白いくらいハッキリ出たと思う。両極端過ぎ。それにしてもいっぱい落ちたなー(^^;。

●先日スキャナが壊れたので、仕方なく新しいやつ(CanoScan LiDE 30)を買った。・・・まあ某ヨ○バシカ○ラのセールで18%ポイント還元につられたということもあったが(^^;。最近、ようやくスキャナのドライバがMacOS X対応になったので喜ばしいことである。このドライバはPhotoshop 7.0でないと使えないのだが、Photoshopの最新バージョンくらいはちゃんと持っていたりする(^^;。スキャナ本体の使い勝手は前と同じだが、取り込みソフトは少し良くなったかな。

01月26日(日)

●久しぶりに大宮に行って買い物をしてきた。

●夜になってようやく原稿書きに集中した(遅いって)。

●高橋がなり『がなり説法』(インフォバーン)を読んだ。少し面白い。

01月25日(土)

●某非常勤の採点終了。Vチップに関する問題はみんな関心があったらしく、良くできていた。しかし授業に出ていない者の答案はすぐわかる。それらは全部大減点(^^;。設問に正しく答えていない解答も、容赦なく落とした。ふぅ。

●ラグビー社会人選手権、サントリー×東芝府中の決勝を観戦。準決勝に引き続きタフな試合になった。サントリーはラインアウトで苦労した。また、接点では明らかに東芝府中の方が強く、タックルや密集での絡みの巧みさもあって後半途中までサントリーは早い球出しや継続が思うようにできなかった。サントリーの勝因はフィットネス。後半30分以降に精度の高い攻撃を続けることができたことは、フィットネスの高さに裏打ちされたものだ。そして、控えの層が厚いこと。東芝府中は交代して出てきた選手が、バツベイ以外はレギュラーより少し見劣りがした。サントリーは控えにも力のある選手が揃っており、レギュラーと同様の動きができる。東芝府中は後半途中まで本当によく頑張ったと思うが、要所で不要な反則を犯したりミスしたりしたのが痛い。それはプレイの精度がわずかに劣っていたことを意味する。そして最後の最後になって疲れてしまった。ただし個々の力は強いので、日本選手権では十分に優勝を狙える実力はあると思う。もしNECと東芝府中が対戦したら凄い試合になるかも知れない。

●今年からトップリーグが始まるが、試合数が多くなると故障者が増えるので、選手層が厚いチームが有利となる。サントリーの優位は来シーズンも動かないだろう。大学では早稲田が頭一つ抜けるだろう。ところでラグビーワールドカップの開催中、トップリーグはお休みになるのだろうか(^^;。

●カラオケ大会に備え、古いアーティストの曲を引っ張り出して聴く。まずゴダイゴ(*^_^*)。このバンドは売れてから「お子様向け」になったが、『DEAD END』あたりでは暗いロックをやっていた(^^;。『西遊記』と『OUR DECADE』の2作は「自分たちがやりたいこと」と「商業的に成功すること」の狭間で苦心した跡が見られ、それらの微妙なバランスの上に成り立った名盤だと思う。その後、なまじ売れたため完全に「売れ線」に走ってしまったのは残念だった。「ビューティフル・ネーム」はヒットしたが大嫌いな曲だ。「銀河鉄道999」もリアル厨房の時は好きだったが、いま唄う気はしない。それから沢田研二。ナンシー関さんがかつて指摘していたように、昔の彼は歌謡曲が本来持つ「いかがわしさ」を体現していた。「TOKIO」(←グループ名ではなく曲名。作詞:糸井重里)とか最高。大瀧詠一はっぴいえんどもいいね。歌詞の世界観が好き。井上陽水の『氷の世界』、改めて聴くと凄い名盤だね。古い陽水はいいな、と。ああ、アニソンを唄っとるヒマがないぞ(笑)。

●あー、何だか後期の疲れがここにきてどっと出た。眠いー。

01月24日(金)

●家で雑用。某非常勤のシラバス作成。郵便局に行ったあと買い物。本を3冊注文。あとはうだうだ。

●スキャナ(CanoScan N656U)が壊れた。ガガガガガ。(-_-;。

ポッキーG、けっこう旨い。

01月23日(木)

●本務校の授業はすべて終了。あとは採点だけだ。

●びんでぃに行くようになってからレトルトカレーはほとんど買わなくなったのだが、通販生活で売っている中村屋のチキンインドカリーは必ず買う。スパイスが効いていて本当に旨い。言っておくが、セゾンダイレクトの快適生活大研究で売っている「中村屋のビーフカレー」は通販生活のやつとは別の商品なので間違えないように(こっちも悪くはないが)。あー、ウマー。

01月22日(水)

●ついにリテラシーが終了した。ちょっと名残惜しい。TA・SA連と一緒にびんでぃに行って打ち上げ。また閉店まで話す。帰って爆睡。寒む。

01月21日(火)

●ああ、試験期間が終われば春休みになる。もう少しの辛抱だ(何が)。

01月20日(月)

●某非常勤の最後の授業。学生による授業評価を実施。その結果などまったく気にしないが、それで20分も時間をとって、授業コードとか教員コードの記入を担当教員に指示させるだけでなく、回収した枚数まで教員に数えさせる。ちょっと教員に負担かけすぎじゃないか。事務局が勝手にやる分には構わないが、教員を使って、教員が不利になるかも知れないことをやらせるのは間違っている。きょう初めて来たような学生に評価される筋合いはないし。

●私は非常勤では出席を取らないのだが、学生から「私は毎回出席したのに、全然出席しなかった人と差が付かないのはおかしい」という意見があった。この意見は根本的に間違っている。大学での学習を損か得かでしか判断できないのかこの学生は。毎回出席した学生は、出席しなかった学生よりも知恵が付いたのだ。その時点ですでに大きな「人間力」の差が付いている。また、「差が付かない」と断定するのも間違っている。毎回出席した学生とそうでない学生では、試験の点数は20点以上の差が付く。少なくとも私の試験では、ほとんど出席しなかった学生は単位が取れない。取れてもCが最高だ。頭に来たので、来週の試験では毎回出席して真面目に勉強した学生だけがAを取れるよう、厳しめに採点することにした。

●大学に帰って少し雑用をしてから、九段下に出て某学会の編集委員会に出席。それが終了してから飲み。帰ったのは23時半。スケジュール的にかなりキツかった。ふう。仕事が進まない。

01月19日(日)

●ラグビー社会人大会の準決勝、サントリー×NECの試合は「事実上の決勝戦」だと思って見ていたが、予想通りの熱戦になった。今季、私が観戦した社会人の試合ではベストゲームだったのではないか。怒濤の攻撃を見せるサントリーに、素晴らしいディフェンスでゴールラインを割らせないNEC。NECはサントリーの決定的なトライチャンスをゴール間際で再三防いだ。この攻防は実に見応えがあった。サントリーの勝因は、攻撃がうまくいかないからといって攻め方を変えたりせず、愚直に自分たちのスタイルで攻め続けたことだろう。この試合でサントリーが形成したモール・ラックの数は何と171。試合の大半はサントリーが攻め続けていた。それで5本しか取られなかったのだからNECのディフェンス(鳥肌が立つような鬼気迫るタックル)は称賛に値する。

●引き続きうだうだ。夜にようやく仕事す。

01月18日(土)

●某非常勤の期末試験。つつがなく終了。この科目は通年科目で、年度開始時点における履修者数は175名であった。今日の試験の受験者は34名。単位が取れるのは30名程度だろう。単位取得率17%、か(^^;。例年より少し低いが、まあまあかな(をいをい)。

●先日、某さんに貸してもらった『はねるのトびら』のビデオを見た。爆笑した。最近ではマイキー以来のヒットだ。下品だけど(^^;。人気があるのも頷ける。ただDVDを買うほどのものでもないなあ(^^;。

●帰宅してすぐにマンション管理組合の理事会。きょうは早く終わって良かった。その後、爆睡したりしてだらだらしてしまった。「何もしたくない病」に冒されているらしい。

01月17日(金)

●某非常勤は試験。これをもって今年度終了。この非常勤は今年度限りでやめることになったので、仕事でこの大学に来るのは今回が最後ということになる。名残惜しいが仕方ない。来年度はまた別の非常勤で頑張る(^^;。また夜はうだうだしてしまった。少し反省。

●地元のスーパーに行くと、いろんな種類のチョコレートが山積みになって売られている。ちょっと早いんじゃないか(^^;。念のために言っておくが、私はチョコレート大好きなので(以下自粛)

01月16日(木)

●試験前になり、学生達はノートのコピーや試験情報の交換に余念がない。みなそれぞれ忙しく、そそくさと帰っていった。

●川越の郊外にある小江戸ブルワリーという店に以前行ったことがあるのだが、大学の近くには「西班牙市場」(すぺいんいちば)という店もある。Webを見る限り、凄い店のようである。川越恐るべし。姉妹店で「すぺいん亭」という店もあるのだが、西班牙市場の方が本家だそうだ(ただし、近いうちに「すぺいん亭」に店名を統一するらしい)。聞いてみると、事務局では既に何人かでこの店に行ったことがあるのだそうだ。目ざとい。先を越されたっつーか(^^;。

●来週は試験監督に採点、それに原稿執筆が加わって忙しくなりそうだ。

01月15日(水)

●リテラシーの授業の後、研究室でSA・TAと一緒に学生作品の採点会&鑑賞会を行った。9個もあったウルトラQスナックが、なぜかあっという間になくなった(笑)。帰りがけに「某さんの車のバッテリーがアガってしまった事件」発生(^^;。なかなか楽しかった。帰って食事して爆睡(;_;)。

01月14日(火)

●1限基礎演習。2限はまた流れた(;_;)。やる気がおこらないので、プラザでうだうだする。夕方から教授会。3時間くらいやっていた。議題が少ないのになぜあんなに時間がかかるのだろう。帰宅して食事したら眠くなってそのまま爆睡。ああ。

01月13日(月祝)

●胃の調子が悪い(^^;。朝、「はなまるマーケット」(TBS系)で「スパゲッティ選手権」をやっていて、それで紹介されていた「納豆豆乳スパゲッティ」が簡単そうだったので作ってみた。・・・失敗(-_-;。口直しに冷凍食品の「そばめし」を食した後、注文していた本場の讃岐うどんが届いたので、あまり空腹ではなかったがさっそく食してみた。ウマー。ゆでた麺にしょうゆをかけただけのものがこんなにウマイとは。正真正銘、本物のうどんを食べたような気がする。でも昨日に引き続き食べ過ぎた。胃薬を飲むが体調悪し。一日中、雑用でうだうだ。

01月12日(日)

●恩師のお宅でお年始。20人近く集まってワイワイやる。飲み過ぎ・食べ過ぎ(^^;。帰って泥のように寝る(^^;。

●全然関係ないけど、NHK「みんなのうた」でやっている「ワン・ニャン物語」、やめてくれんかなあ。聴いているこっちまで恥ずかしくなるわ。しかも唄がキンキンとケロンパだし(^^;。まあその前の「きょうも茶ッピーエンド」も相当凄いが。デューク・エイセス、もっと仕事を選べよ。ああ、「テトペッテンソン」、もう一度聴きたひ。

01月11日(土)

●非常勤が終わって速攻で帰ってずっとテレビの前にいた。早稲田、勝つには勝ったが、あまりほめられた内容ではなかったなぁ。この試合を見ることを皆に勧めた私としては何ともきまりが悪い。生で見た直後は「負けてもおかしくない試合」だと思った。夜、TVKの再放送を見て「そんなにひどい試合ではないな」と思い直した。それでも「会心の勝利」とは言えない。来年はもっと完璧に勝って欲しい。

●注目の密集戦は、早稲田がうまく捌いたところもあるし、関東学院が圧倒したところもあった。スクラムはうまく組めなかった。全体的には押されていたが、スクラムトライは何とか取られずに済んだ。ラインアウトは完敗。きょうの試合が苦しくなった最大の原因はラインアウトだったように思う。また、細かいミスが多かった。このミスをことごとく突かれて苦しい展開となった。ディフェンスは概ね良かったが、要所要所でタックルが高く、三宅、山本、有賀、山村といった強力な選手に再三抜かれた。後半は完全に圧倒され、防戦一方になった感が強い。後半のスコアで負けたのは今シーズン初めてだったのではないかと思う。後半の相手ミスからあげたトライがなければ負けていただろう。

●早稲田が勝てた要因は、関東学院に再三のミスがあったこと、それからモールをそれほど押されなかったことだろう。結局はディフェンス力でわずかに上回ったということか。きょうのMVPは間違いなく羽生。彼がいなかったら負けていた。関東学院に4本取られたのは予想の範囲内だ。最悪で5本取られると思っていたので、ディフェンスはまずまずだった。むしろ攻撃が取れなさすぎた。攻撃面でミスが多かったが、これは逆に言えば関東学院のプレッシャーが強かったということだ。その意味で関東学院は予想以上に頑張ったと言える。ただHB団がちょっと足を引っ張ったね。

●J Sky Sportsの方で解説者がいみじくも指摘した「早稲田はこの戦力でよく優勝できたと思う」という言葉は本当かも知れない。個々の強さでは関東学院が明らかに上回っていた。しかし確固とした戦術を確立し、それを全員が完全に理解して一丸となって動けば、小さいサイズのチームでも関東学院を倒せるのだということを早稲田は証明した。来年も関東学院、早稲田の2強が大学ラグビー界を引っ張っていくことだろう。来年も応援するぞ(^^;。

01月10日(金)

●某非常勤はきょうが最後の授業。最後ともなると人が多くてうざい。そそくさと帰る。

●さて明日はいよいよ決戦だ。早稲田はついにPRの伊藤雄大が復帰。リザーブにフロントロー3人を全部入れてFW戦に備えている。恐らく明日は後半で3人とも替えてくるだろう。リザーブに岡本が入る余地がなく、SH後藤まで(今回は)外れてしまったことは、早稲田の層の厚さを物語っている。万が一SH田原が痛んでしまった場合が怖いが、その場合には羽生がSHに入るというウルトラCがあるだろう(※羽生はFLにコンバートされる前はSHだった)。山下主将が「ベストメンバーです」といって胸を張るのは本当だろう。明日は非常勤が終わったら走って家に帰って応援しる!(^^; 13年ぶりの「荒ぶる」を聞きたいものだ。

01月09日(木)

●マルチメディア論演習は久しぶりに全員が揃った。遅刻も多かったが(^^;。みんなでマターリして、その後なぜかみんなで本を読みふけった。読書会か、この演習は(^^;。夜はTA連とびんでぃでお食事会。びんでぃはいつになく混んでいたが、みんなで閉店の時間まで話した。世の中にはこういう形のシアワセもあるのかと思った(^^;。帰って核爆睡(^^;。

01月08日(水)

●粛々と授業。リテラシーはあと2回で終わりか(^^;。

01月07日(火)

●1・2限基礎演習。ちゃんと準備して入魂の説明をしたが、学生にはあまり伝わらず。2年ゼミは誰も来ず。午後は仕事する気をなくし、学内をうろうろする。

●啓光学園×東福岡の決勝は、点差は詰まっていたがあまり緊迫感がなかったというか。東福岡は前半、後半の立ち上がりにエンジンがかからずに先制点を許したのが後々まで響いた。特に後半に取られた2つめのトライが痛かった。どうしてディフェンスラインにあんな大穴が空いたのかよくわからない。エンジンがかかってからはよく抑えていたのに。ただ、真に勝負を分けたポイントは密集戦だった。啓光の密集での絡みは関東学院並みだった。ターンオーバーは10回くらいあったと思う。東福岡はスクラム・モールともに優位であったし、ラインアウトも完璧だった。密集戦だけ完敗したのだ。それに加えて後半は風下に立ったためキックが有効に使えず、「ゴール前まで攻め込んでモール攻撃」ができなかった。最後の最後のトライチャンスは本当に惜しかった。パスをしていればトライだったのに。解説の山口氏も平尾氏も「ああぁ〜〜!」とか言って悔やんでいたのは面白かった。とにかく東福岡にも勝つチャンスはあった。しかし試合運びの面で啓光の方が少し上だったということだろう。

●福澤諭吉『福翁自伝』(岩波文庫)を今頃になって読んでいる。面白い(←もっと早く読めよ)。

●夜は久々にイスで爆睡(^^;。何もできず。

01月06日(月)

●大学に行って雑事に追われた。

●山田ズーニー『伝わる・揺さぶる!文章を書く』(PHP新書)、実用的かつわかりやすくためになる好著。就職活動にも仕事にも使える。少なくとも編集者を目指す者は買って読むべし。

●メーリングリストで、ある先生が大量メール送信ワームに感染し、本当に大量かつ大容量のウィルスメールがメンバーにばらまかれた。夜中まで対応に追われた(;_;)。元はと言えば感染した学生が送ったメールが某先生に感染したのだ。けしからん。皆さんも十分お気を付けください。

01月05日(日)

●BSでやっていた「トランスワールドスポーツ」を何気なく見ていたら、次のようなナレーションがあった。

「クリケットのワールドカップ、ラグビーのワールドカップ。この2つが、2003年のビッグイベントです。」

・・・そそそうか。ラグビーワールドカップはもちろんであるが、クリケットのワールドカップがそんなに凄いイベントだということは知らなかった。ちょっと調べてみたが、クリケットの競技人口はサッカーに次いで世界第2位だという。クリケット恐るべし。競技時間が長い(最長で5日間)のでオリンピック競技にはなっていないが、クリケットに比べたら野球はマイナーなスポーツなのだ。しかも、今年のワールドカップでは何とパキスタンが優勝候補だという。元々イギリスが発祥のスポーツなので、イギリスの植民地だったインドなどで盛んなのは知っていたが、パキスタンが世界の強豪とは。パキスタン恐るべし。いつもびんでぃに来ているパキスタン人のおぢさん達に聞いてみよう。この際、印パ紛争はクリケットで決着つけたらどうか(^^;。

●さて高校ラグビー準決勝は、2試合とも実力が拮抗しており激戦となった。素晴らしいゲームだった。伏見工×東福岡はディフェンス勝負の感があった。スクラムは互角。バックスの決定力はやや伏見工の方が良かった。しかし東福岡のセンターは攻守ともに非常に良い動きをしていた。解説者も言っていたように、どうやらセンターライン(2番、8番、HB団、CTB、FB)が安定していた東福岡がわずかに勝った形となった。また、東福岡は反則が少なかった。これも勝負を分ける要因になったのではないかと思う。伏見工は前の試合で反則を連発した。東福岡はそれを見て、相手陣地でペナルティをもらったらPGを狙う戦略に出た。これは「勝ち」にこだわる戦い方としては正しい。これで伏見工は自陣で反則スレスレの絡みがやりにくくなった。

●大阪工大×啓光学園も凄い試合になった。事前の予想では大阪工大有利であった。実際、スクラム・モールは圧倒していた。しかし啓光のディフェンスも素晴らしかった。結局、要所でしっかり守った啓光が最後に上回った。ただし大阪工大もミスをしなければもう1本取れていたかも知れない。勝負は本当に時の運だ。どちらにも勝つチャンスはあった。ここまで来ると理屈ではないだろう。最後に大阪工大のミスから啓光にトライを献上したのは本当に痛かった。1点差のままだったら、啓光の反則からPGで逆転できただろう。逆に啓光としては、最後に反則覚悟の捨て身のディフェンスが可能になった。実際に反則を連発してしまったのはいただけないが。ロスタイムに啓光が反則を連発したために試合時間が4分もオーバーし、地上波民放では試合の途中で放送が終了してしまったようだ。だせ〜(^^;。やっぱりJ Sky Sportsで見ないとね(^^;。

●決勝は昨年と同じ啓光学園×東福岡というカードになった。大阪工大が出てくれば当然そちらの方が優位だったのだが、啓光はそれほどFWが強くないので、東福岡にチャンスがあるという声もある。しかし啓光の突き刺さるようなディフェンスが炸裂すれば、きょうのように優位に立てるかも知れない。少なくとも、昨年のように大差がつくことはないだろう。こちらの決勝も目が離せなくなった。

●来年度から非常勤でInDesignを教えることになったのだが、DTP入門レベルの解説書としては、管野雄一『InDesign 2.0でDTP入門』(SCC)が割と良い。これを教科書にしてみようかな。

01月04日(土)

●遅く起きた。本が4冊届いたのでさっそく読む。それ以外はだらだらしてしまった。午前中にNHK総合でやっていた幸田露伴のドキュメンタリーは実に含蓄があって良かった。暖かかったので買い物に出かける。本屋にも寄ったがあまり収穫なし。夕方からやっと教科書の改訂作業に入る。だらだらしていると、あっという間に時間が過ぎていくが、原稿を書いていると時間の歩みを遅くすることができる。どんどん原稿を書けばもっと落ち着きが出ると思うのだが、集中力が長時間続かない。原稿を書くのは苦しいが楽しい。明日はもう少し頑張ろう。

●ネットで調べものをしていたら偶然「箱人」というサイトに行き当たった。何だこりゃ、と思ったが、こういうのもありかも、と思った(^^;。なぜかサントリーと手を組んでいる。ちなみに私は「のびのび組」だ(^^;。

●「ダイヤモンドアイ」のDVD-Boxが出るらしい。この作品大好きなんだけど、どうしよう(だからもうやめれ)。

●橘玲(たちばなあきら)『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方 知的人生設計入門』(幻冬社)、あまり実用的ではないが「読むべき本」だ。20歳以上の国民は全員読むべし。

01月03日(金)

●高校ラグビー準々決勝4試合を全部見た(^^;。Aシードの國學院久我山と佐賀工業が相次いで破れた。まあここまで来るとAシードとかBシードとかいうことは関係なく、勢いがあるチームが一戦一戦強くなっていき、チーム力の差を挽回していくのだなあ。久我山はリードされて焦ってしまったと思う。冷たい雨という悪コンディションがミスを呼び、焦りに拍車をかけた。高校生はやっぱり精神力が弱いね。30分ハーフなので先制されるとどうしても焦ってくることもあろう。それにしても伏見工業のディフェンスは素晴らしかった。2年前に優勝した時のチームに似ている。

●佐賀工業はまさかの大敗。こちらも先制されて焦り、焦りがミスを呼び、ミスがさらなる失点を呼び、ついにはディフェンスが雪崩のように崩壊してしまった。チームが落ち着いたのが後半の後半で、時すでに遅かった。Aシードのチームがこれほど崩れるのは見たことがない。ただ、冷静に考えてみると佐賀工業はディフェンス面に不安があった。前の試合で格下の秋田工業に31点も取られたのは明らかに取られすぎだったと思う。その課題が修正できていなかったということだろう。やはり全国大会レベルになるとディフェンスがいいチームが有利だということを再確認する結果となった。そう考えると早稲田は関東学院に勝てそうな気がする(^^;。それから小城監督の発言というのは前から気になっていたのだが、例えば「お前らがだらしないと俺の責任になるんだ」といった言い方は、あまりしない方がいいんじゃないかなあ。あまり人のことは言えないけど。指導者というのは技術的な指導だけでなく、「やる気」を出させて奮い立たせないといけない。それは自分としても気を付けなければいけないと思う。清宮監督の『「荒ぶる」復活』でも読んでみよう(^^;。

●さて準決勝は伏見工業×東福岡、大阪工大×啓光学園の組み合わせとなった。第1試合は両方ディフェンスがいいチームなので非常に興味深いが、事実上の決勝戦は第2試合だろう。実力的には大阪工大の方がわずかに上だが、勝負事はやってみないとわからない。高校生レベルだと特にそうだ。好ゲームを期待したい。

●梅津信幸『あなたはコンピュータを理解していますか?』(技術評論社)、割と面白い。

01月02日(木)

●法政戦における早稲田は攻撃面においては不完全燃焼だったと思うが、ディフェンス面では会心の勝利と言える。前半途中まで試合を見ていて、「これは完封できるのではないか」と思ったほどだ。それは無理としても2〜3本トライを取れば勝てると思った。それくらい早稲田のディフェンスは完璧に近かった。ワールドカップで優勝した時のオーストラリアのようだった。基本として密集に人数を使わず素早く横に広がってディフェンスラインを形成する。逆に相手が一瞬でもスキを見せるとどんどんボールに絡んでいく。密集での絡みの「いやらしさ」は法政と五分五分だ(その意味では「ずるさ」を身につけたと言って良い)。タックルも積極的に前に出ていてまずまずだった。早稲田の課題はセットプレイだ。最初のうちはマイボールのラインアウトを連続して取られたし、スクラムも押したり押されたりでピリッとしなかった。密集で法政に絡まれてたびたびターンオーバーを許したことも反省材料だろう。法政はよくディフェンスしていたし、攻撃も非常に良いアタックを見せていたが、要所でノックオンを重ねたのが痛かった。逆に言えばそれほど早稲田のプレッシャーが強かったということだろう。

●さあやっと次は関東学院戦となった。やっとここまで来たという思いだ。関東学院はここにきてベストメンバーが揃い、非常に強くなった印象を受ける。しかし帝京には悪いが、相手が弱かったのであまり課題が目立っていない。関東学院の課題はズバリ言うとディフェンスだ。大勢が決した後とは言え、攻撃力があまり強いとは言えない帝京にトライを4本も取られたのは問題だ。帝京でも4本取れるということは、早稲田は8本くらい取れるはずだ。また、どういうわけか今日の帝京はディフェンスが良くなかった。きょうの関東学院のトライのうち2〜3本はいつもの帝京だったら止められたはずだ。早稲田ならある程度は抑えられる。法政を基準にして考えると、法政にもう少しで負けそうになった関東学院と、法政に完勝した早稲田。客観的にみて早稲田の方が優位と言える。トライ数7本対5本、43-35くらいのスコアで早稲田が勝てるのではないか。

●しかし、関東学院は紛れもなく早稲田にとって最強の相手である。まずFWを見てみよう。FWは圧倒的に関東学院の方が優位だ。関東学院FWの平均体重は100kg。早稲田は88kg。平均で12kgも差がある。スクラムやモールでは押されまくるだろう。バックスも個々の素質は関東学院が上だ。特に怖いのがFBの有賀。法政の遠藤よりも怖い。実は、有賀は早稲田のスポーツ特別推薦を受験したのだが不合格になったため(仕方なく)関東学院に入ったという経緯がある。彼にとっての早稲田は若い頃の清原にとっての巨人と同じであろう。打倒早稲田に燃えてくるに違いない。有賀に活躍されるようだと苦しい。徹底マークが必要だ。有賀を不合格にしたことについては早稲田のOBなどから批判も出ていたが、特別推薦であっても試験は試験なので不合格者が出るのは仕方のないことかも知れない。有賀が入らなかったおかげで内藤兄弟の成長もあったので、禍福はあざなえる縄のごとしと言ったところか。

●早稲田の方が明らかに上なのはHB陣だ。田原−大田尾ラインでどれだけゲームメイクできるかがひとつのカギだろう。また、きょうの試合を見て、関東学院はドーンとぶち当たってくる相手には強いが、小さくてチョコマカ動く相手には意外に抜かれるという事実を発見した。「山猫ステップ」の山岡、仲山、豊山、安藤、腰の強い内藤(弟)などは皆、関東学院が苦手とするタイプであろう。早稲田のBKはサイズは小さいが、十分に太刀打ちできる。関東学院は全員サイズが大きいが、サイズが大きいということはそれだけ動きが緩慢になる(それでも関東学院は速いが)。大きいFWがどれだけフィットネスを切らさずに動き続けられるかも興味深いところだ。

●決勝はどちらが勝つにしても激戦になるだろう。ひょっとしたら歴史に残る名勝負になるかも知れない。ふだんラグビーを見ない者も、11日の決勝は見るべし。見るべし。

●富士山がきれいだったので写真を撮ってみた。

fuji.jpg

01月01日(水)

●午前中から高校ラグビー3回戦8試合をチャンネルを切り換えながら全部見た(^^;。見つつゆっくり新聞と年賀状を見る。私は友達があまりいないので、年賀状は出す数に比べもらう数が圧倒的に少ない(^^;。しかし出していない人からの賀状も届いたので、打ち出して早速出しに行った。さて高校ラグビー準々決勝の展望だが、Aシードのうち大阪工大高、佐賀工業の2校は比較的楽な組み合わせとなった。しかし國學院久我山は相手が伏見工業になってしまい、ちょっとキツいかも(^^;。まあ優勝するにはどんな相手でも勝たなければならないので、頑張ってもらうしかない。

●夜は実家に帰った。姉夫婦も来て談笑。食べ過ぎた。苦し〜い(^^;。

●山田和『インド不思議研究』(平凡社)、なかなか興味深い。



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