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第7話 温もりの冷めるとき

■ストーリー
石倉の死。「生まれてきてよかった。あんたもそう思うだろ?」という石倉の言葉。そして、ハーモニカを直江に渡し、直江はそれをまた石倉に返す。
【ハーモニカ=命】 『あんたに托すよ』『大丈夫ですよ』言葉ではないけれど、そういったやりとり。
小橋は真実を告げるべきだと言うけれど、直江はそうしない。
【死を前にして悲しみを与えることには何の意味もない】
直江自身も倫子には真実を告げないと決めている。どうあがいてももうすぐ死は訪れる。『その後』にある悲しみを知ってるから、『その前』の悲しみは与えたくないと思う。石倉は自分の死を知っている。でも、奥さんのために何も言わない。直江と同じ。
石倉の死は、必然的に直江に自分の死を連想させる。そして石倉の奥さんには倫子を重ね合わせる。自分の死と倫子の悲しみ。直江がそのことを思う場所は石倉のいなくなった病室。夕日が差し込んでいる。この場面がオレンジ色なのは? 倫子に救いを求めているから?

石倉を抱きしめた倫子を直江は優しく抱きしめる。直江の言葉を受け止め、倫子は『死にゆく人』を抱きしめた。そのことに対する感謝、そして愛しさ。倫子の強さ、温かさに直江はすがったのだから。

■感想
いきなり朝っていう展開は想像していなかった。
6話のラストではバケツに入っていなかったタンポポがマンションでは入っている。。。ということは、「君は不思議な人だな」の後で倫子はタンポポをバケツに入れてから、二人でマンションに向かったってこと? バイクは川原のまま?
そういえば6話のラストでは倫子もカバン持ってなかったようだけど、二人で出勤するときはかけてた。
じゃあタンポポ取った後、カバンだけ取って直江のマンションに行ったのかな。バイクは置いて? 倫子だけカバンを取りに行って、あとでマンションに来なさいと言ったのか?(そんなこと言わないか)
とすると、倫子が行ってもいいですか? って聞いたのか(それはないよな)

第一、夕食はどうしたんだろう? 直江先生は食べないだろうけど、夕食食べてからマンションに行ったのか? もちろんタクシーだよな。それとも歩いていったのだろうか。
次の日は二人で歩いていたので、きっと病院に行く前にバイクを取りに行ったのではないかと思っているのだが。
このシーンだけでものすごくいろいろ想像しちゃう。製作者の意図にハマったってことか。

■ツボ
倫子の「おはよう」に対して直江先生が「ん」というのに脱帽。確かに彼がおはようというのは想像できない。照れたように「ん」というのがいかにも彼らしく、またその言い方といったらなんとも優しい。これが愛のチカラなのね。

レントゲン室のシーンに色気を感じるという人がいたけれど、私はあんまり感じなかったなぁ。かっこよかったとは思うんだけど、画面が暗すぎて。。。

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