ラテンな人が行く
「イタリア ローマ〜ミラノ旅行記」

Contents
98/1/17 (土) 東京→ローマ 旅立ちの朝は蒼く明けて
98/1/18 (日) ローマ 遥かなる大阪(?)に想いをはせて
98/1/19 (月) ローマ アカシアの雨に打たれて
98/1/20 (火) ローマ→ミラノ 線路は続くよどこまでも (取りあえずミラノまでは)
98/1/21 (水) ミラノ ラテンおじさんと共にミラノの夜は更けて
98/1/22 (木) ミラノ イタリア人は電動タイプの夢を見るか?
98/1/23 (金) ミラノ→ 1/24 (土) 東京 帰郷〜記憶とお土産を抱えながら

98/1/17 (土) 東京 (晴)→ローマ (晴)
 
旅立ちの朝は蒼く明けて
 東京、ミラノ、そしてローマ

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2日前の雪の残る凍てつくような朝、イタリアに向けて出発です。

今回はローマ、ミラノ1週間ツアーで、私にとっては初めての本格的イタリア旅行です。普段だったらあの手この手を使って安く行こうとするのですが、この時期のヨーロッパはオフシーズンのためどこのツアーも激安、いろいろ調べた結果マップツアーのローマ、ミラノ8日間ツアーにしました。ローマ、ミラノ各3泊、往復航空券、ローマ〜ミラノ間の鉄道で13.4万円でした。(最近できたYahoo! Travelで検索・問い合わせ・申し込みまで済ませました。)

成田で連れと待ち合わせてアリタリア航空にチェックイン。カウンタでいきなりガイドブック3冊ほど(うち1冊はAB-ROAD個人旅行のイタリア特集ページの製本版)とお買い物クーポン券の冊子、日本語/イタリア語辞書になったトランプをもらいました。ガイドブックと言っても中身は殆どお買い物ガイド、さすがイタリア、抜け目がありませんが、こちらは予定外の荷物にちょっと迷惑。

12時頃AZ789便に搭乗開始。まあまあ混んでいるといった感じの搭乗率。機内食にはゴルゴンゾーラソースがかかったステーキが出てきました。味は極々普通と言った感じですが、付け合わせのカネロニが妙に美味しかったです。何故か前菜と称して寿司が付いているあたりはアメリカ系航空会社の影響でしょうか? コーヒーは日米の航空会社に比べて味が2倍くらい濃い感じでしたが、私にはちょうどいいくらい。機内スクリーンでひたすらサッカーとファッションショーの映像が流れているあたりがイタリアです。

モスクワ、ドナウ川、アルプス上空を通り12時間程でミラノ・マルペンサ空港に到着。ここで1時間程待ち合わせてから更に1時間程のフライトで21時頃ローマ・フィウミチオ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ空港)に到着。ここまで家を出てから20時間程。さすがにちょっと疲れました。恒例のタクシーの客引き(「私は空港の職員だが今日は電車がストで止まっている。タクシーを紹介してやるからついてきなさい。」などと見え透いたことを言ってくる)を振り切って電車の駅へ。

イタリア国営鉄道(FS)の各停を20分ほど乗ったローマ・オスティエンセ駅で下車。ここから歩いて3分くらいのホテル・ピラミッドへ。このあたりはローマ城壁の南の外側でローマの中でもはっきり言って外れのほう。普通ガイドブックにも地図が載っていません。ホテルは2つ星の小さなホテルで、オートロックはなし、シャワーも洗面台に横に剥き出しで付いています。荷物を置いて付近を探索。最寄りのメトロのピラミデ駅(向かいに高さ30mくらいの謎のピラミッドがある)の場所を確認して、後は疲れたのでホテルへ戻り就寝。




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