真の王、蒼月の即位。その熱から未だ冷めやらぬ王都、ライジ・クジャ。 そんな中、夜明けを待たずにスマルは独り、ルゥーンに向けて静かに旅立つ。 ユウヒもまた、クジャという国と共に一歩を確実踏み出そうとしていた。