◆製造工程◆
シングルモルトの場合、製造工程だけを見るといたって簡単である。
- [大麦収集]
- [浸麦→発芽=※モルト]
- [乾燥]
(ピートを一緒に焚きしめる事でスモーキーな風味が加わる)
- [粉砕]
- [糖化,発酵]
(粉砕した麦芽を温水に浸すと、デンプンが糖化し甘い麦汁ができます。
これをろ過し、酵母を加えて発酵させます。発酵させるとアルコール分6%~7%のウォッシュ(Wash・もろみ)に変わります。)
- [蒸留](初留と最留の2回)
”初留”でアルコール分約7%の『もろみ』は約20%のアルコール液を含んだ初留液となり、これを再留釜でもう一度蒸留します。
”再留”では、再留液のはじめに留出してくる部分(ヘッド・前留)と、終わりに留出してくる部分(テール・後留)をカットし、真ん中の一番良質の部分(ハート、中留)だけを取り出して、『ウィスキー原酒』とします。
※蒸留したての原酒はアルコール分60%~70%で、無色透明、風味は荒々しい液体です。この液体を 『ニュー・ポット』(NewPot)と呼んでいます。
- [加水]
(70度近くある為、加水して、60度程度にします。)
- [樽詰熟成]()
原酒を樽詰めし、一定期間、熟成させます。→カスクストレングスの完成
- [後熟]
風味向上と品質の安定をさせる為、同じ原酒の樽を混ぜ合わせます。
一定期間熟成した後、別の樽(シェリー樽やラム樽)に貯蔵し独特な味わいを付けます。
- [瓶詰め]
完成です。




















(C) 2008-2009 シングルモルトハウス All Rights Reserved.