オープンシステム+新住協+SE構法

分離発注+高断熱・高気密+スケルトンインフィルに対応
『西淀川:SE構法の家』 Q値は0.977w/㎡K。C値は0.57c㎡/㎡です。
2014年6月4日(水)大安:お引き渡ししました。


『SE構法の家』 工事記録へ

□建設地:大阪府大阪市西淀川区姫島
□敷地面積:138.57㎡(41.92坪) □建築面積:66.40㎡
□基準法床面積:168.00㎡(50.82坪) □施工床面積:188.80㎡(57.11坪)
   外観です。
   LDKです。
テーブルも手作りです。
建具は岡山の『イマガワ』さん製。岡山の杉でできています。
   リビングをみます。
ホームエレベーターもあります。
SE構法特有の柱・壁の少ない開放的な空間です。
準耐火建築物ですが、燃え代設計をして柱・梁をあらわしとしました。
AV棚もあります。
   2Fの手洗いです。大型のSK(掃除用流し)を使いました。
ワインもスイカもまるまる冷やすことができます。
 
日射遮蔽ブラインド。
関西では
西面・東面には必須アイテムです。
可動式ですから、季節にあわせて使えます。
夏はヒカリをいれないように
冬は前回で太陽光をとりこみます。
   階段の手摺りを利用した本箱です。
文庫本・新書本・DVDなどがちょうど収まりますので、結構便利ですよ。
   和室です。床の間はすこし遊びました。
建具柄は施主様のお好みで。
   ロフトです。
窓もありますので、以外に使うことができます。
『マーベックス』さんの『エコエアーシステム』を採用しました。
ロフトの空気を1F床下まで送ります。
   猫ちゃん階段。
ロフトまで行くことができます。
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【設計・監理・CMRのコメント】
□SE構法3階建の住宅です。施工の請負をせずに建てているのは祥設計室だけのようです。(分離発注)
□解体からはじめ、測量も当方で行いました。道路は既明示がありましたので幸いでした。
□北側にこの共同住宅。南側にご自宅を建てました。
□不思議なことに北側にはガス管・水道管があり、排水枡がありません。南側にはガス管と配水枡があり、給水管がありません。
□地盤改良(湿式柱状改良)にベタ基礎。断熱は外内防蟻断熱材を40ミリ。
□屋根はガルバリウム鋼板+高性能グラスウール235ミリ。通気工法。
□外壁はジョリパット塗り+サイディング大判(1000×2000サイズ)+通気層+透湿防水シート+ネオマフォーム(厚)40ミリ+構造用合板(SE合板)+セルロースファイバー吹き込み120ミリ。
□床は当事務所の標準:吉野のひのき無垢板です。
□内部壁は、ジョリパットとクロス貼り。一部タイルもあります。
□天井はクロス貼り。
□ロフトもあります。
□建具は製作建具と一部施主様の支給品があります。イマガワの建具も使っています。
□燃え代設計をした、化粧梁・化粧柱と、SE構法特有の開放的な空間が魅力です。準耐火建築物です。
□たくさんの人の手をいれたくないとの大工さんの希望を施主様が認めてくださいましたので、工期はかかっております。
□換気は、マーベックスさんの澄家ECO(熱交換型計画換気扇です)+エコエアーシステムをいれました。
□日射遮蔽用のブラインドとかいろいろと細工をしています。
□Q値計算もしております。1度温度を上げるのに必要な熱量は164Wですので、外気温0度で室温を20度に保つには、単純にいえば、3.28KWの熱量が必要となります。(日射取得とか日較差もありますので、あとはどれだけ余裕をみるかだけですね。もう一つの目安。自然温度差は8.91度です。単純にいえば、外気温0度でもほっておいても8.91度の温度を保つことができるということです。外気温が10度下がるまでは、基本熱源不要ということです。
 
 メンテナンス記録へ
   
 2015/11/21 (土)  晴
   ガラスが割れたとの連絡をうけ、急いでエイコーアルミさんと現地確認にいきました。連休明け早々に交換して、メーカーさんに原因を調査してもらいます。
快適にくらしているとのお言葉をいただきました。
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