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光熱費の節約術 



暖房費を節約をする


暖房の種類

ヒーターには石油を使うもの、ガスを使うもの、電気を使うものと大きく3つに分類できます。それぞれの燃料コストは、石油、ガス、電気で、1、2、5といった割合で石油が最も安いです。特にエアコンの暖房費は一番経費がかかります。
暖房費を少しでも節約したい方は、まず暖房器具選びからするといいでしょう。

暖房費を節約できる服装をする

当たり前のようですが、自分自身が暖かい格好をすることも重要です。カーデガンでプラス2.2℃、ひざかけの利用でプラス2.5℃、ソックス着用でプラス0.6℃になると言われています。

またガイドのおすすめはダウンベスト。ダウンジャケットは、その保温性の高さから「薄着でオシャレができる」と近年では多くの方が利用しています。

机に向かって動かずに作業する時などは部屋でダウンジャケットを着るのもおすすめなのですが、家事をするとなると少々動きづらいのが欠点。そこでおすすめしたいのがダウンベストです。

安価なものであれば3000円程度でも購入できますし、基本的にはその後のランニングコストはかからず何年も使えるものなので、暖房費の元はすぐにとれてしまいます。

暖房器具に頼る前に暖かい環境作り

暖房費の節約というとすぐに「エアコンの使い方を」など暖房器具に気をとられてしまうかもしれませんが、まずは暖かい環境を作ることが一番の暖房費の節約に繋がります。

雨戸やカーテンを閉めるだけで冷たい外気を遮断してくれ、また部屋の中の温まった空気を逃すことも防いでくれます。カーテンであれば遮熱カーテンのような厚手のものを床に届く長さで利用することがポイントです。
また最近では市販のもので窓に貼り付ける断熱シートもおすすめ。カーテンや断熱シートは商品により差はありますが、施工するのとしないのでは1〜2℃違ってきます。暖房はエアコンの設定温度を21℃〜20℃にして1日9時間使った場合、年間で約1170円節約できると言われているので、暖房費の節約効果は大きいものです

暖房器具の電気代
1時間あたり
エアコン(4000w)=91.2円

電気ストーブ(800w)=18.24円

コタツ(550w)=12.54円 

   (1000Wが約22.8円/時間で計算)

電気暖房ではこのようにコタツが一番節電効果が高いと言えます。

部屋の空気を循環させて暖房効果アップ

空気の性質上、暖かい空気は上に行きたがり、寒い空気は下に行きたがります。しかし、人間は、足元の温度に体感温度が影響されやすく、頭の方が暖かいと気分が悪くなります。つまり、空気の性質と人間の快適さを感じる性質は逆なのです。

そこで、空気を強制的に循環(攪拌)させることができれば、室内空気の温度差が解消され足元の温度が上がり、頭の方の温度が下がります。こうすることで、暖房効果・快適さが大幅にアップします。
特に、石油ストーブ(石油ファンヒーター)やエアコンなどの空気を暖めるタイプの暖房器具を主要な暖房として利用している場合には、空気循環はより重要性が上がります。

サーキュレーターで強制的に空気を循環させましょう
前述の通り空気を暖めるタイプの暖房器具の場合、暖められた空気は部屋の上の方にたまります。特にエアコンの場合は風を起こして空気を強制的に対流させているので、やや感じにくいですが、自然対流式の石油ストーブの場合はより顕著です。

こうした場合はサーキュレーター(扇風機)で強制的に空気を対流させてあげることで室内の空気温度を一定にすることができ、部屋をより快適にすることができます。

サーキュレーターと扇風機の違い
暖房についての空気循環の重要性は昔から指摘されていますし、サーキュレーターが有効という話もよく出ます。しかし、サーキュレーターと扇風機はどう違うのでしょうか?

まず、扇風機というものは基本的に涼感(すずしさ)をとるのを目的としています。そのため、空気の起こり方は広い範囲かつ短距離が基本です。例えば、前方3メートルに対して風が発生し、風の照射角度は45度といった具合です。

対するサーキュレーターの目的は涼感を目的ではなく空気の循環を目的とするものです。空気を循環させるためには、風の照射角度は重要でなく風の直進性が重要です。そのため、前方6メートルに対して風を起こすが風の照射角度は10度といった具合になっています。

設定温度をさげる

普通の快適な暖房設定温度は20℃と言われていますが、1℃設定温度を下げるだけでかなりの暖房費を節約できます(暖房器具により節約費はまちまち)

厚着をしたりして体感温度を上げれば家庭においては15℃くらいで十分温かい生活ができますので設定温度は低く設定しましょう。








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