台湾
旅行記
6/9(月)
6/15(日)
■ 遂に迎えた最終日
6/15(日)
■ 台北動物園
朝7時に起き、荷物の整頓。快適に過ごしたこの宿とも、今朝でお別れだ。前日に宿のホストから伝えてもらったとおり、部屋の整頓を終えたら写真を送り、スーツケースは室内に置いておく。鍵をかけ、ドアについているロックボックスに入れて番号キーをセットする。

宿の室内
外に出ると、快晴。台北に来てようやくしっかり晴れた。今朝はまず台北動物園に行く。MRTを一度乗り換え、終点の動物園駅で降りる。途中からMRTは地上に上がり、遠くに台北101が見えた。

あでりーと訪れる初めての海外の動物園だ。中に入り、まずはいちばん奥のほうにある鳥のゾーンに向かう。かなり暑いので、日陰を選び、ゆっくりと歩く。あまり興味のないコアラやパンダのゾーンは豪快に飛ばしていく。カーブミラーにキリンやシマウマの柄がついていたりなど、工夫がうかがえる。アフリカゾーンでは、エランドや象が見えた。


園内の通路

エランド

アジアゾウ
鳥のエリアに入る。フラミンゴにつづき、通路上にペリカンが現れた。閉ざされたエリアでいろんな種類の鳥が放し飼いにされており、どんな鳥が出てくるかわからない。台湾固有の鳥がたくさんいて、まったく知らない鳥もいれば、カンムリバトなど知っている鳥もいる。見慣れたキジバトかと思えば頭の後ろの羽根が伸びていたりして、見ていて面白い。檻の向こうにいるだけでは感動は薄いが、これだと見つける喜びもプラスされる。たっぷり時間をかけて観察し、撮影をした。

ミノバト

キンバト

レンジャクバト

クロツラヘラサギ
そこからは一路、ペンギンを目指して進む。ペンギン舎はかなり人気のようで、子供連れの人たちで混雑していた。人混みをかきわけ、キングペンギンとケープペンギンを見た。それほどたくさんはいないようだった。その後、あでりーはペンギングッズを厳選して買っていた。園内で売られている商品は総じて質が高く、とくにぬいぐるみはいいものが多かった。


猛獣や砂漠の動物のゾーンを抜け、入り口方面に戻る。次の目的は、台湾特有の動物のゾーンだ。とくにセンザンコウは今回、いちばん楽しみにしていた動物の一つ。夜行性動物用の建物に入り、いるはずの場所を覗くがなかなか見当たらない。どうやら、土の中に穴を掘って隠れてしまうようだ。それでも、少し進んだ先で体を起こしている姿をすこしだけ見ることができた。台湾固有の動物たちは、どれも暑さのせいで隠れて寝てしまっているらしく、ほとんど姿が見えないままだった。炎天下を歩き、なんとか入口まで戻ってきた。厳選して見てきたはずが、9時半に入場してから3時間半ほどが経過していた。

オオホウカンチョウ(メス)

ベトナムキジ(メス)

ワタボウシタマリン

セイラン


■ 美術館と植物園
動物園をあとにし、調べてきた昼食の店に向かう。次に訪れる予定の美術館近くのMRT駅で降り、あでりーが調べてくれた店を目指して歩くも、見つからない。14時近くになっていたので、もう閉めてしまったのだろう。しかたなく、別の店を探そうと周辺を歩くが、開いている店がなかなか見つからない。たまたま一軒だけ開いていた店に入り、ちまきと冬瓜の麺、味付け豆腐をいただく。どれもがすばらしく、満足のいく味だった。

ちまき

冬瓜の麺
そこから美術館に向かう途中、あでりーが調べてくれた豆漿大王という店で、野菜まんと豆乳を買う。豆乳はそこそこおいしいが、野菜まんは工業的な味だった。やはり、下町にある個人経営の店に美味しいところが多いことがわかった。

陽三郎美術館では、荷物を各フロアのソファに置いて見られたので楽だった。佐伯祐三と印象派を足したような画風で、とくに風景画にいいものが多かった。涼みながらしっかり休みつつ、五階から一階まで降りる。受付のスタッフが日本語堪能だったので、画家の住居やアトリエに案内してくれた。



最後に訪れたのは、宿の近くにある植物園。もう閉まっているエリアもあったが、入ってすぐのところにある池の前のベンチに座り、ゆっくりと過ごした。遠くにバンの姿が見え、ツバメが飛び交っている姿を見ながら、あでりーと旅のおさらいをした。辛いこともあったが、望みがすべて叶い、とても素晴らしい旅になったことを確認しあった。


ベンチを離れ、出口に向かって歩きながら、周囲を見て歩く。あでりーは、珍しい植物や花を楽しみつつ、写真を撮っていた。

まだ元気があったので、植物園を出て龍山寺まで、MRTに乗らずに歩くことにした。「鳥街」という案内板のあるところに通りかかると、確かに家禽を販売する店が一帯にならんでいた。いろんな鳥を見ながら歩いていると、果物ジュースが欲しくなり、マンゴージュースを買う。マンゴーと氷をミキサーにかけて作っていて、けっこう時間がかかって出来上がった。僕はこれをじっくり飲みながら歩いた。
■ 最後の夜市
龍山寺の駅のトイレに入ってから、夜市に入る。最後の食事を考えたすえ、まずは初日に見つけて買わなかった焼き餃子の店へ向かう。エビと豚肉をミックスで購入し、立って食べる。僕はまだ食欲がそれほどなかったものの、美味しい焼き餃子なので、ぺろりとたいらげた。次は、カモを食べていないので、カモを売っている店に行き、皮、団子、手羽先を購入。あでりーは近くの店で500mlのビールを買ってきた。道路の段差に腰かけて食べる。こちらも、甘みと深みのある味。皮は鶏よりも噛み応えがあった。最後にもう一つ、葱油餅を購入。ネギ入りの薄い生地を揚げたものに、卵を落とし、選んだ3つのトッピング(チーズ、ソーセージ等)をはさんでくれる。キュウリもサービスで入っていた。公共スペースのテーブルに陣取り、食べると、ややB級グルメな感じだが、美味しかった。その後、あでりーはパパイヤ牛乳のジュースを買って飲み、僕はマンゴーのジュースを空港までもたせる予定で、大事に飲んでいた。



宿に戻り、スーツケースを物置から出す。他の荷物があって苦労したが、なんとか出して、駅に向かう。まずは板橋までMRTで行き、板橋で高鐵に乗り換え、桃園に到着。そこからまたMRT空港線で第一ターミナルに到着。早めに着いたので、お互いに日記を書きながら待つ。これまでの海外でいちばん短い旅だったが、実に濃い中身で、充実した日々だった。
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