■ 憧れの日月潭
6/8(日)
■ 日月潭へ
朝6時に起き、7時に部屋を出る。今日は初めてバスに乗り、この旅の大きな目的地の一つ、日月潭へと向かう。宿はとてもいいところだった。鍵と一緒に折り鶴を部屋に置き、門扉にロックをし、スーツケースを引いて歩きだす。セブンイレブンでタクシーを呼ぶ予定だったが、このまま歩けそうなので歩く。雨でなくてよかった。
高鐵台中駅に着き、バス停の教えられた番号に並ぶも、人気路線なのに誰も並んでいない。おかしいと思っていたら、別の番号のところに日月潭と書かれたバスが来たので、慌ててそちらに移動。かなりの人が並んでいたのでその便には乗れず、10分後に来た次のバスに乗る。こちらのほうがすいていて、前から二番目の席に座れた。バスの周遊カードも無事に使えて一安心。
定刻にバスが出発し、窓外の景色を楽しむ。山にヤシの木が自生しているのがおもしろい。日本と違い、植林ではなく原生林ばかりだから、珍しくて見ごたえがある。大きな川をいくつか渡り、しだいに山の中へと入っていく。路上で自転車競技をやっているらしく、自転車の選手が道を走っているので、バスの運転手は大変そうだ。2時間弱で日月潭に到着。
高鐵台中駅に着き、バス停の教えられた番号に並ぶも、人気路線なのに誰も並んでいない。おかしいと思っていたら、別の番号のところに日月潭と書かれたバスが来たので、慌ててそちらに移動。かなりの人が並んでいたのでその便には乗れず、10分後に来た次のバスに乗る。こちらのほうがすいていて、前から二番目の席に座れた。バスの周遊カードも無事に使えて一安心。
定刻にバスが出発し、窓外の景色を楽しむ。山にヤシの木が自生しているのがおもしろい。日本と違い、植林ではなく原生林ばかりだから、珍しくて見ごたえがある。大きな川をいくつか渡り、しだいに山の中へと入っていく。路上で自転車競技をやっているらしく、自転車の選手が道を走っているので、バスの運転手は大変そうだ。2時間弱で日月潭に到着。
■ 自転車で颯爽と
降りてすぐに、予約した『名人ホテル』を発見。フロントのおじさんが気持ちよく迎えてくれて、荷物を置かせてもらう。まずはあさっての阿里山までのバスがちゃんと予約できているかを確認するため、バスチケット売り場におもむく。事前に国際電話で予約はしたものの、本当に取れているかが不安だったのだ。チケット売り場では予約状況はわからないらしく、セブンイレブンの中にあるインフォメーションで確認。英語の達者な青年がてきぱきと確認してくれて、予約は大丈夫とのことで、安心する。念のため、阿里山鉄道の予約ができないか聞いてみたが、これは無理とのこと。
妻のあでりーは、お腹の足しにと台湾で初の牛乳を買って飲んでいた。素直な味で美味しかったらしい。次に、「KKDAY」※で予約した自転車&クルーズ周遊券チケットの使える店におもむく。宿の周辺にはいろんな店が並んでいて、活気があふれている。自転車屋に着くと、威勢よくマルチに仕事をこなす豪快なおばさんがいて、手続きをしてくれた。僕はマウンテンバイク、あでりーは婦人用を借りる。土日は2時間限定かと思っていたら、一日借りられるとのこと。パスポートを預けて、戻ってきたらクルーズの周遊券を渡してくれるらしい。
※KKDAY…台湾の様々なツアー、交通機関などの予約サイト。台湾ではklookと並んで有名だが、klookは香港の会社なので、安さやサイトの使いやすさの点でKKDAYを選び、いろんなチケットを予約&購入した。
すぐに自転車で、日月潭周辺にある自転車道を目指す。自転車も右側通行らしく、注意しながら運転する。天気予報だと雨続きだったのが、曇り時々晴れという感じで、走っていると気持ちがいい。途中、湖を見渡すポイントがいくつかあり、美しい景色に声が出る。そのたび自転車を停め、写真を撮ったり座って休んだり。日月潭と書かれた岩のある撮影ポイントで、二人の写真を撮ってもらった。そこから少し走ったあたりで、あでりーは先に戻ることにし、僕はもう少し先まで一人で走る。向山という場所が庭園のようになっていてきれいだった。そこから引き返し、元の場所まで走る。自転車屋の少し前であでりーが待っていた。
妻のあでりーは、お腹の足しにと台湾で初の牛乳を買って飲んでいた。素直な味で美味しかったらしい。次に、「KKDAY」※で予約した自転車&クルーズ周遊券チケットの使える店におもむく。宿の周辺にはいろんな店が並んでいて、活気があふれている。自転車屋に着くと、威勢よくマルチに仕事をこなす豪快なおばさんがいて、手続きをしてくれた。僕はマウンテンバイク、あでりーは婦人用を借りる。土日は2時間限定かと思っていたら、一日借りられるとのこと。パスポートを預けて、戻ってきたらクルーズの周遊券を渡してくれるらしい。
※KKDAY…台湾の様々なツアー、交通機関などの予約サイト。台湾ではklookと並んで有名だが、klookは香港の会社なので、安さやサイトの使いやすさの点でKKDAYを選び、いろんなチケットを予約&購入した。
すぐに自転車で、日月潭周辺にある自転車道を目指す。自転車も右側通行らしく、注意しながら運転する。天気予報だと雨続きだったのが、曇り時々晴れという感じで、走っていると気持ちがいい。途中、湖を見渡すポイントがいくつかあり、美しい景色に声が出る。そのたび自転車を停め、写真を撮ったり座って休んだり。日月潭と書かれた岩のある撮影ポイントで、二人の写真を撮ってもらった。そこから少し走ったあたりで、あでりーは先に戻ることにし、僕はもう少し先まで一人で走る。向山という場所が庭園のようになっていてきれいだった。そこから引き返し、元の場所まで走る。自転車屋の少し前であでりーが待っていた。



■ 遊覧船で悠々と
自転車屋に戻り、いったん自転車を店に置いてクルーズのチケットをもらう。教えてもらった通り、埠頭に赴き、乗り込む。室外と室内の席があったが、室内の席に座る。動き出すと、やはり気持ちがいい。すぐに玄光寺の埠頭に到着。ここは、「金盆阿婆の香菇茶葉蛋」というお店の煮卵が有名だ。降りた客の大半が買うようで、たくさん並んでいたが、すぐに購入できた。触ってみるとものすごく熱く、殻付きですぐに食べられそうにないので、持っていくことにする。


煮卵の店「金盆阿嬤香菰茶葉蛋」
次の船に乗り、伊達邵(イタサオ)という埠頭で降りる。日月潭ではここがメインの繁華街で、人が一杯だ。まずは昼食をということで、通りがかった店で、土𨿸肉飯(鶏肉そぼろご飯)と乾麺(焼きそば)を食べる。僕は食欲がないので少なめにした。相席になったご夫婦が僕らに話しかけてくれるのだが、言葉がまったくわからない。後ろの席にいた青年が見かねたのか、英語で僕らに翻訳してくれたのがありがたかった。
食後、ふたたび繁華街を歩いていると、高山高麗菜包の店に行列ができていたので、並んで購入する。かなりのボリュームで、僕は食べられそうにないのであでりーだけが食べたが、あまり美味しくなかったらしい。
食後、ふたたび繁華街を歩いていると、高山高麗菜包の店に行列ができていたので、並んで購入する。かなりのボリュームで、僕は食べられそうにないのであでりーだけが食べたが、あまり美味しくなかったらしい。

昼食の店

左:土𨿸肉飯 右:乾麺
ふたたび歩き出したあと、きびもちが美味しそうだったので、いくつか購入する。これで今日は戻ることにし、船に乗って最初の埠頭まで戻る。自転車ももう使わないかと思い、自転車屋で返却する旨を伝える。その間にあでりーは有機の紅茶を見つけ、買っていた。
おみやげ屋さんを物色したあと、道路沿いに並んでいたレトロなゲームに挑戦。僕はボールを並べるゲームで、やり方はわかったのだがうまく揃わず。あでりーのプレイしたゲームはそもそもやり方がわからず、すぐに終わってしまった。
おみやげ屋さんを物色したあと、道路沿いに並んでいたレトロなゲームに挑戦。僕はボールを並べるゲームで、やり方はわかったのだがうまく揃わず。あでりーのプレイしたゲームはそもそもやり方がわからず、すぐに終わってしまった。

ゲームに挑戦
いったん宿に戻り、チェックインをして部屋に入る。僕はまだ食欲が戻らず、精神的に下がり気味だったので、あでりーとその話をする。おとついと同様、深い話ができて、少し回復した。明日訪れる予定の九族文化村のチケットを購入するため、セブンイレブンに向かう。一件目ではibon(チケットを買う端末)がなく、二件目では現金払いしかできなかったため、ネットで購入することにした。宿に戻る途中で、あでりーが行きたいと思っていたお店「日月潭古早味野菜餐庁」で、野菜料理をテイクアウトした。
あでりーはテイクアウトした料理を先に一人で食べ、一つ一つに感激していた。僕はまずシャワーを浴び、その後に食べたが、確かにどれも美味しい。半天花(檳榔の花)炒めは、細い部分と太い部分があり、食感も味も素晴らしい。肉絲炒飯は定番の美味しさで、豚肉が美味しい。過貓炒めは、クワレシダというシダを炒めたもので、わらびと同様、噛むと粘液が出てきて、これも美味しい。日月潭クルーズの途中で買った煮卵もしっかり味がしみていて、人気なのがよくわかる。いろいろと食べてすごく元気が出てきた。その後、きびもちもあでりーが絶賛していたが、確かに美味しかった。
あでりーはテイクアウトした料理を先に一人で食べ、一つ一つに感激していた。僕はまずシャワーを浴び、その後に食べたが、確かにどれも美味しい。半天花(檳榔の花)炒めは、細い部分と太い部分があり、食感も味も素晴らしい。肉絲炒飯は定番の美味しさで、豚肉が美味しい。過貓炒めは、クワレシダというシダを炒めたもので、わらびと同様、噛むと粘液が出てきて、これも美味しい。日月潭クルーズの途中で買った煮卵もしっかり味がしみていて、人気なのがよくわかる。いろいろと食べてすごく元気が出てきた。その後、きびもちもあでりーが絶賛していたが、確かに美味しかった。

テイクアウトをした「日月潭古早味野菜餐庁」

手前:炒飯 奥:半天花炒め

過貓炒め