その6

選手待機エリアへ下りて預けておいた荷物を見つけると、今中大介が来ていた。去年は赤いZESTだったが、 今年はX-Lightに乗っていた。そして背負っているのは去年の参加賞バッグではないですか。

ロードを倒した横に座り込み、下山用の服装に着替える。レッグウォーマーを履こうとしたら脚が攣りそうになって大変だった。

ゴールした選手達でにぎわう選手待機エリア。永田君や山田さん達を探そうと思ったが、歩くのがきつかったのでじっと座っていた。 しばらくして彼らを発見できたので無事に落ち合うことができた。

去年と違って、五合目でも晴れ間を見る事ができた。富士山の頂上が目の前に見える。 標高が高いので気温が低いが、日が差すととても暖かかった。

記念に一枚。下山用に防寒フル装備。このときにはもう雲に包まれていた。

まーさんとも落ち合った。きつかったけど、楽しかったと言っていたので、安心した。 一度ヒルクライムレースを体験すれば、もうその楽しさにはまること間違いなし。

下山するために、レストハウスへと上る。太陽が雲に隠れ、寒くなってきた。 こうしてみるとけっこう急な坂だ。

お互いのロードについて語るアンカー乗りの2人。値段は違えど、愛車に対する愛着はどちらも負けていないだろう。

レストハウスの前を通ると、中で無料でお茶を配っているとの放送あり。せっかくなので、いただいていくことに。

中でお茶の行列に並ぶ。その際、頂上へ上らないともらえないという長寿の鈴を無料でいただいた。 冷えた体に暖かいお茶がおいしい。本当はここでおみやげとか買って欲しいのだろうけど、財布はもってきていない。ごめんなさい。

下山へと向かう。ゴール地点にはカメラマンが多数。 そういえば、レースの完走証には自分がゴールしたときの写真がセットだというから楽しみだ。

序盤は15km/hという超スローペースだったが、しばらくして急に速度が上がり、40km/h〜50km/hで快適に下って行くことができた。 去年は雨の下りということで20km/hというスローペースで凍えた。下りに1時間かかり、ブレーキは減りに減った。今年は晴れてよかった。

最後は目にゴミが入ってきつかったけど、爽快にスバルラインを下って会場に戻ってきた。
← 写真提供:青木君

レース後は吉田うどんが配られる。しかしうどん待ちのすごい行列。去年一人で何杯も食べた人がいたからか、 今年はゼッケンにうどん引換券がついていた。

吉田うどん。去年は具がなかったが、今年はキャベツなどの具が入っていた。揚げ玉と唐辛子は好みで入れる。おいしい。

昨日の営業トークに興味をもった永田君、CCDのブースにてCCDの粉を箱買い。 セットだとかなりお得だったそうだ。

レース後の会場。まだまだ人でにぎわっている。自転車のところに戻ると、まーさんや青木君達と落ち合った。 まーさんの会社の先輩、ヒダカさんもLOOK乗り。少し乗せてもらった。人のロードに乗るのは久しぶり。 みんなSPD-SLなので、乗り合うことができる。言語で言えば英語みたいな感じか。



↑ 写真提供:青木君


最後に少し雑談をして、記念撮影。そして青木君組みと別れた。さて車に戻るか…と駐車場へ向かう途中、急に雨が降ってきた。 なんか毎回こんな感じだ。レースが終わった直後に雨。やはり晴れ男が来ていて、彼が帰ったら雨が降るんだな…。

急いで車に乗り込む。駐車場を出るところから渋滞。会場を抜けるのにも一苦労だった。少しでも車が少ないコースを選んでR138に出た。 途中で離れてしまったので、ローソンで永田君を待つ。彼はここでコンタクトを外した際に片方なくしてしまったようで、ショックを受けていた。

マップルに載っていた紅富士の湯という温泉で汗を流した。みんな考える事は同じようで、レース参加者と思われる人がたくさんいた。

温泉から出ると相変わらずの渋滞だったが、地元の車について裏道を走っていくと、山中湖に出た。 昼飯はほうとう料理の老舗という店へ行ってみた。高いだけあって、すごいボリューム。そしておいしかった。おれは茸ほうとうを食べた。


帰りも三国峠、明神峠経由でR246へ。三国峠を上っていると、どこかの大学のサークルと思われるサイクリストの集団が下ってきた。 うちらの車を見て、後続に声を出して注意を呼びかけていた。ここを下ってくるということは、明神峠の激坂を上ってきたということか。 かなりやる気のあるグループだ。おれが大学時代所属していたサイクリングサークルは、今ではあまり走らないと聞いているが、 彼らを見習ってもらいたいものだ。

三国峠を越えると、急に土砂降りの雨。前が見えないほどの激しい雨だ。さっきのグループはこんなすさまじい条件の中、激坂を上ってきたのだろうか。 ますます感心してしまった。グループには女の子も含まれていたし、やる気のある学生サイクリストを見ると自分もやる気が出てくる。 今度ここを上るツーリングを企画しようと思った。

R246まで下ってくると、あえて足柄峠経由でR246を避けた。開催地が近いから、帰りも寄り道をする余裕がある。 とにかく睡眠不足が続いていたので、レースの疲れも合わせて、帰りはかなりウトウトしていた。 最後はR246で自宅まで送ってもらった。なぜか山田さんのロードにはまたもや葉っぱがついていた…。

レースリザルト:1時間22分10秒
ロードレーサー男子29歳以下クラス 85位 (85/452人中)
総合 359位 (359/2981人中)

計測ポイント スプリット ラップ
5km 18:32 18:32
10km 35:36 17:04
15km 53:03 17:27
19km 1:07:27 14:24
20km 1:10:57 3:30
ゴール 1:22:10 11:13

データ:PolarData(CLICK here!)
(レース計測区間の前後も含んだデータ)

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