その2

受付開始は13時からだが、13時ちょうどに行ってみるとすでにけっこう人がいた。さすが3500人も参加するだけある。 去年より1000人近く増えている。Mt.富士ヒルクライムは受付が13時〜20時と幅広い時間帯の受付体勢も評価できる。

受付の行列。まだ早い方なのであまり並ばずに済んだ。レースは早めに会場入りして早めに受付も済ませるのがいい。 今年の参加賞はバッグと魔法瓶を選べた。どっちも微妙な品だったが、バッグを選択。作り的には去年の物の方がよかったか? 受付を済ますと、会場にある出展(出店)ブースめぐりへ。

今大会限定販売の「Mt.Fuji Hill Climb 2005」のロゴが入ったパナレーサーのタイヤ。 こんな特別モデルを作ってしまうほど、大会の規模は大きい。あまり売れていなかったようだけど…。

タイヤと同じく記念商品の「フジサンノボッタ」Tシャツが同じブースで売られていた。 事前に告知されていたので存在は知っていたが、「こんなTシャツ売れるのか?」と疑問に思っていた。 でも、しばらくしてブースの前を通ったときにはしっかり売り切れていた。


POLARのブースの前に、ロードのステムにセットされた新型HRモニターサイコンがあった。 これはWebで見て気になっていたので、ブースの人に色々質問してみた。 データの取得が音波+ポラールのサーバーへアップなど煩わしく、S720iを使っている人がこれに移行するのはまずないようだ。 新しく買う人向けという感じらしい。色々とネットで得た知識を元に話をしたが、海外の会社なのでブースの人もユーザーと 同じようにネットで得られる程度の情報しか入ってきていないと言っていた。

会場のメインステージに近い一等地に陣取るのは、お馴染みインターマックスのブース。 相変わらず人で賑わっていた。そしてその中に今中大介の姿を発見。

サインをもらおうと本を持ってきていたのだが、それを車に忘れてきたので急遽取りに戻り、 そして再びブースにて今中氏に声をかけた。『今中大介のロードバイクテクニック』にサインをもらった。 そしてサインしてもらった本と共に、記念撮影。相変わらず人柄がよく、好感がもてる人だ。


印象的だったのが、持参していた細いマジックペンを出したところ、「もっと太いペンはない?」と聞いて、 ないと答えるとインターマックスのブースの人にも太いペンがないか確認していた事。サインは太いペンで書くという こだわりがあるようだ。確かに、太いペンの方がサインがビシッと決まるような気がする。 次回からは誰にサインをもらうにしても太目のペンを用意しておこうと思った。

キヤノンデールブースにあった、新作のシナプス。six13がレース系ロードなら、これはコンフォート系ロード。 シートステーの湾曲が振動を吸収して快適性を実現しているらしいけど、個人的にはなんか好かない。 やっぱりビシッとした直線的なチューブで構成されたシルエットが好きみたい。

SCOTTブースに展示してあった"CR1 LIMITED"。コンポはレコード、ホイールはボーラ、これでもかというくらい 高級パーツで組んでいて、税込の定価で約125万円。以前持ち上げたときはものすごく軽くて感動したが、なぜか今回は 「確かに軽いけど、こんなもんか?」という印象だった。

会場にはレースリポーターの飯島美和さんがひたすらアナウンスをしていた。そして各ブースに出向いてリポート。 その様子は会場に設けられたオーロラビジョンに映し出されていた。ファンライドのDVDにも編集されて一部使われるのかも。

InterMaxのブースにやってきたところで今中大介にインタビュー。この2人はいろんな自転車イベントに出向いているので、 「前にお会いしたのはいつでしたっけ?」「確か○○だから、2週間ぶりでしょうかね」などと談笑していた。

去年は通り雨のせいで人が少な目だった会場も、今年はよく晴れた。 レース当日の緊張感もいいが、前日のリラックスした雰囲気もいい。

ピナレロブースで参加者に限って試乗できたので、おれもドグマを試乗してみた。ハンドル位置が低くてかなり恐かった…。 カンパのエルゴレバーも慣れないし普通のシューズなのでまともなインプレはできないが、普段とは全く違うロードで走れて楽しかった。

周辺を軽く走って戻ってくると、同じドグマを今度は永田君が試乗。試乗後に「すごくダイレクトに反応する」というような感想。 今はフルカーボンフレームに乗っているから、快適だけどパワーが逃げているのだろうか。 ちなみにこのドグマ、フレームセットだけで56万円、コンポはレコード、ホイールはキシリSLで100万円コース。かなり気を遣った。

山田さんはピナレロの新作ロード、4:13を試乗していた。試乗後に「いいねぇ」と、いい印象だった様子。 フレームセットで30万円程度と、ドグマに比べたら手を出しやすい。次はフレームをこれに交換ですか?

前日のお楽しみの一つが、招待選手によるトークショー。去年かなりおもしろかったので、今年は早めに席をとって、いい席で見ることに。 早すぎて最前列に陣取れた。タキザワのカタログを眺めたりして時間つぶし。 明日行われるチャリティーオークションに出品された品をイイミワが紹介していた。

先ほどイイミワがブースを回っていたが、CCDのブースだけは忘れていたとのことで、CCDの2人がステージで商品の紹介トークを始めた。 今思うとあえてこういう展開にするつもりだったようだけど。かなりトークがうまくて、永田君はCCDに興味津々だったようだ。

トークショーが始まった。お馴染みのインターマックス代表、今中大介。スミタ・ラバネロ・パールイズミの飯島誠。 飯島選手は八王子からトレーニングがてら自走してきたという。さすがだ。今回一番の楽しみは前夜祭のビールだとか…。

司会進行役はファンライドの金城編集長。となりはイイミワこと飯島美和。金城編集長のジャージはアルカンシェルだった。

飯島選手の隣はキナンCCDの橋川健。大のチョコレート好き。その隣はミヤタスバルの栗村修監督。 当初は走る予定はなかったのだが、ついさっき急にゼッケンを渡されて走ることになったと言い、会場を沸かせる。

ミヤタスバルの西村選手。今日は京都からやってきたらしい。しゃべるとけっこう関西弁が入っていた。 ミヤタスバルの選手はあまり知らなかったのだが、この西村選手、けっこうイケメン。女性に人気ありそう…。

去年トップでゴールした愛三工業の別府匠。「今年は自分の記録を破りにきました」とカッコイイコメント。 弟はランスの所属する世界のトップチーム、ディスカバリーチャンネルに所属している。 右端は同じく愛三の西谷選手。スプリンターの彼は「明日はみなさんと一緒に楽しみたいと思っていますので…」と最初言っていたが…。

トークの後はチャリティーオークションの品などを紹介して、トークショーが終了。 速攻で人が散らばっていった。

会場に設置されたオーロラビジョン車。Mt.富士ヒルクライムを今中大介が試走したファンライドDVDが流れていた。 おれは見飽きたくらい何度も見ているので、特に見向きもしなかったけど。

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